沖縄のゆいレールは、24時間券が通常800円で販売されています。だいたい3~4回乗車すれば元がとれること、「1日券」ではなく「24時間券」であることから、2日間にかけて利用することができるため、多くの方が利用されているかと思います。
この24時間券、期間限定で600円で利用できることを最近知りました。知っていた人も多いかと思いますが、自分が行くのもあり、メモがてら記事にしておきます。
沖縄MaaSを利用して600円で利用可能
今回、沖縄MaaSの中で、「ゆいレール24時間乗り放題乗車券」が通常800円のところ600円で販売されていました。
基本的に那覇市内で動く場合、230円~300円区間を利用することになると思うので、3回乗車すすれば元がとれる計算になります。
なお、MaaSでは子供料金の設定はありません。子供の分は、現地で1日フリー乗車券(こども400円)を購入することになります。
ゆいレールの乗り放題は、「1日」ではなく「24時間」であることが大きな特徴です。例えば土曜日の13時から日曜の13時までの24時間などにすると、土曜日に那覇についてからホテルの移動、日曜日のホテルから首里やおもろまちまでの移動、そのあと中心部に戻ってくるまでの移動という形で3回は利用することが可能です。
これが購入時の最初の画面なのですが、購入時に使用開始時間を入力する必要があります。この時間から24時間利用が可能ということなので、飛行機の到着予定時間やご自身の予定などを勘案して、時間を決める必要があります。となると、直前に購入したい気持ちもありますが、数量限定販売であるため、旅行が決まったら早く申込をしたいな、という気持ちも…。
支払い方法はクレジットカード(VISA、マスター)のみ。私はなんかのキャンペーンでJAL PAYに600円チャージされていたのでJAL GLOBAL WALLET経由でぴったり支払うことができました。
購入したら、チケット利用を選択すると購入したチケットが表示されます。開始時刻になるとQRコードが表示される仕様になっています。
また、利用時に気を付ける必要があることが一つあります。
それは、ゆいレールの改札は交通系ICとQRコードを読み取る場所が同じであるため、モバイルSuicaなどを搭載している状態でQRコードをかざすと、モバイルSuica側が読み取ってしまうのです。そのため、別のスマホを用意するか、QRコードを印刷するか、または一時的にiPhoneであればモバイルSuicaのエクスプレスカード設定を解除しておく必要があります。
沖縄MaaSとは
今回利用するのは、沖縄MaaSというサービスです。
Maas(Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスです。公共交通機関のチケットや観光地の入場券などをまとめて検索できるサイトとして、最近徐々に認知度があがってきています。
沖縄Maasでも、沖縄県内のモノレール・バス・フェリーなどの交通手段や観光施設、商業施設などの様々なチケットをスマホひとつで購入することが可能です。
また、Maasならではの強みとして、交通機関と観光施設・商業施設の利用、割引をセットとした商品なんかも販売しています。今までは沖縄に限らず、周遊旅行ではフリーきっぷがあって、別途観光地の入場券を購入したりしていたかと思います。この際にフリーきっぷに入場券の割引が含まれていたりしましたが、MaaSではこれらをセット販売したりしています。
ゆいレール24時間チケットの割引は2月末までの期間限定となっていますが、今後も沖縄MaaSの普及を進めていくPRを兼ねてときどき出るかなと思います。
まとめ
通常800円のゆいレール24時間乗り放題乗車券が、沖縄MaaSから購入すると600円で購入が可能というのを紹介しました。
一つだけ気を付ける必要があるのは、ゆいレールは交通系ICとQRコードを読み取る場所が同じであるため、モバイルSuicaなどを搭載している状態でQRコードをかざすと、モバイルSuica側が読み取ってしまうという問題が発生します。
また今回紹介した沖縄MaaSは、MaaSの特性を生かし、交通と観光を組み合わせた様々な旅行商品をセット販売していたりします。お得なものもあるかと思いますので、ぜひ沖縄旅行の際にはサイトを覗いてみて、お得なものがないかをみてみるとよいかと思います。
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