日本への帰りの飛行機がワシントンからしか予約できなかった私たちは、 フライト前日の昼過ぎにワシントンD.C.に到着しましたので、半日だけ観光することにしました。
ワシントンはナショナルモールを中心に観光地が集積しているので、非常にまわりやすかったですね。
【前回の記事はこちら】
目次
ワシントンの中心・ホワイトハウスに訪問
今回滞在したホテルであるレジデンス・インからも歩ける距離にホワイトハウスがあるので早速訪れてみます。といっても、中に入れるわけもなく、門の外からちらっと見えるだけですけど。
裏から見えるのはここまでなんですけど、やはりテレビなどでみる景色そのものですね。ここをみるだけでも、ワシントンD.C.に来た感じがします。
ホワイトハウスの横には、このようなお土産屋があります。別に公式のお店ではないですよー。
この中で1番笑ったのがこれ。金髪逆さ立ちのトランプvs刈り上げ電話帳どころかツッパリヤンキーのロケットマンのリングwwさすが自由の国アメリカ、こんなのも許されちゃいますね(笑)
アメリカ航空宇宙博物館に向かう
ワシントンの中心部、ナショナルモールという公園の中にはスミソニアン博物館がたくさんあり、これらはスミソニアン学術協会の寄付や施設内のショップの売り上げで運営費が賄われていることから全部無料なのですよね。博物館が全て無料とは、非常にありがたいとともに知的好奇心をわきたててくれます。
ワシントン、ナショナルモールにあるスミソニアン博物館は、全部で15の美術館、博物館からなり、とてもじゃないけどすべて回れません。有名どころだと、国立自然史博物館には恐竜の化石がたくさん展示されていたりと、とても興味深い展示がいっぱいあります。
その中で、少なくともこの界隈では行っておかなくてはならないのがアメリカ航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)。こちらもとてつもない展示がたくさんあります。
アポロ11号と石の展示
入場してすぐ目につくのが、アポロ11号(モジュールですが)と、のちにアポロ17号が持って帰ってきた石の展示です。
母親は大阪の万博に若い頃いったらしく(年齢的に専門学校のときかな)、やはりその時はすごい並んでいたらしいのですが、今は簡単に近づくことができます(笑)
ライト兄弟の飛行機
世界初の飛行機、ライト兄弟が作った飛行機も展示されています。正確には「最初の継続的に操縦を行った、空気より重い機体での動力飛行」と定義されているみたいです。
全ての飛行機はここから始まったのかなと思うと感動をひとしおです。
民間輸送機の展示
初期の頃の旅客機の展示です。ダグラスDC-3などの名機などが展示されています。
その昔使われていたボーイング747のコックピットが展示されています。
コックピットの中に入ることも可能です。
戦闘機の展示も豊富
悲しい出来事ではありますが。20世紀には大きな戦争が2回ありました。これらで用いられた戦闘機に関する展示もあります。
こちらのフロアには日本の零戦も展示されています。零戦に関する展示は、広島県呉市でもみることができますのでおススメです。
宇宙に関する展示
航空宇宙博物館なので、宇宙に関しての展示も数多くあります。
ミサイルに関する展示がこちらになります。様々な国のミサイルが展示されています。
アメリカのアポロと旧ソ連のソユーズのドッキング計画を再現したものがこちらになります。
施設情報、アクセスなど
アメリカ航空宇宙博物館の概要は以下の通りです。
Smithsonian National Air and Space Museum
- 住所:600 Independence Ave SW, Washington, DC
- 開場時間:10:00~17:00
- 休館日:12月25日
- 入場料:無料!!
なお、ワシントン・ダレス国際空港に博物館の別館があり、こちらではエールフランスのコンコルドの展示などもあるようなので、興味のある方はいかれてみれはいかがでしょうか?
国会議事堂とリンカーン記念館を訪問
このスミソニアン博物館群のあるナショナルモールの両端にには、国会議事堂とリンカーン記念館があります。ここもワシントンD.C.のメジャーな観光地になりますね。
というか、このエリアを攻めればワシントンD.C.観光は攻めたも同然です。
アメリカ合衆国国会議事堂
国会議事堂は正面からみて左が上院、右が下院となっています。白亜のドーム型の建物も美しいですね。ちょっと天気悪いのが残念ですけど。
なお、地下にはビジターエリアがあるほか、内部の見学ツアーも実施されているようで、事前予約は国会議事堂の公式HP(英語サイト)から行うことができます。今回は半日しか観光の時間をとることができなかったのでビジターエリアにも行けませんでしたが、時間がある方はぜひどうぞ。
リンカーン記念館
リンカーン記念館がこちら。しかしなぜ欧米人は階段に座るのを好むのだろうか。
なお、リンカーンが「人民の、人民による、人民のための政治」の演説をしたのではここではなく(あれはケディスバーグです)ここでの有名な演説は、マーチンルーサーキングのI have a dreamですね。
鎮座するリンカーン。
なお、キング牧師の記念碑も近くにあります。今回は母親が疲れてしまったので足を伸ばすことができなかったのが残念です。
ちなみにリンカーン記念館の屋上に登ることもでき、屋上からはナショナルモールが一望できます。
ワシントン観光では1ドルバス「Circulator」が大活躍!
ワシントンD.C.の中心部の移動は、1ドルで乗り降りできるバスが大活躍します。
Circulatorと呼ばれるこのバス、2018年現在6つの路線からなっており、ワシントンの様々な場所へのアクセスが可能です。ダウンタウン方面にいくバスやナショナルスタジアムに向かうバスなどもあります。
その中で最も便利なのが、ワシントンのナショナルモールを一周してユニオンステーションに行くNarional Mall Serviceです。ナショナルモールは東西4キロあって、西の端にリンカーンメモリアル(9番のバス停)、東の端に国会議事堂(2番、15番のバス停)があるため、これらを歩いて回るのは大変ですし、かといってこの東西を結ぶ地下鉄はありません。
このバス、10分おきに運行されており、平日は午前7時から午後7時、土曜休日は午前9時から午後7時まで運転されています。これは非常に便利ですね。
地下鉄と違い、観光客目線で作られていることと、現金で乗ることが可能なバスなので非条に便利です。それも一回1ドルと超シンプル。ワシントンD.C.の地下鉄は切符の買い方など難易度が高いので、これは非常に助かります。
なお、ワシントンD.C.はUberも便利ですので、これと組み合わせて効率的に利用するといいと思います。
まとめ
ワシントンの半日観光では、ホワイトハウスと航空博物館を中心に楽しみました。
特に航空博物館はとても興味深い上に入場無料で、飛行機や宇宙に関するさまざまな展示がなされています。
実は今回訪れた航空博物館の別館がワシントン・ダレス国際空港横にもあるそうなので、今度は子供が多きくなったら一緒に併せて訪れたいものです。
これでニューヨーク、ワシントン旅行に関する記事を終わりにしたいと思います。次からは、8月末から訪れた子連れハワイ旅行に関する記事を書いていきたいと思います!
子供にも飛行機に関して英才教育を施しています(笑)
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