6歳から発行可能!海外での交通機関乗車用に子供のコンタクトレス決済対応のVISAプリぺを作成してみた

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2024年には、久々に子連れで海外旅行を考えている方も多いかなと思います。我が家も5年ぶりに妻や子を連れてシンガポールに行く予定です。

さて、以前私もブログを書きましたが、現代における海外旅行3種の神器にコンタクトレス決済が可能なカードと書きました。

そのため、子供用も必要かなと思ったので、今回タッチ決済が可能で6歳から作成できるVISAプリペイドカードを発行してみたので、その話を少しできればと思います。

海外での近距離公共交通機関はキャッシュレスが主流に!

日本だとまだまだクレジットカードの場合、ICチップ式カードを機械に刺して決済する必要がありますが、海外だとこれがスキミングのリスクを有するわけです。

そんななか、2023年に海外に行くと、どこもかしこもクレジットカードはコンタクトレス決済が主流、というか基本になっています。なので海外旅行にいくにあたっては、コンタクトレス決済できるクレジットカードは必須といえるでしょう。

そして、鉄道でもこの流れが進んでいます。特に地下鉄やMRTなどの短距離の市内の鉄道やバスに乗る際は、日本でSuicaをタッチするように、コンタクトレスカードのクレジットカードでタッチすることが可能になっています。

私が体験した限りでも、ロンドンの地下鉄だったり、シンガポールのMRTだったり、クアラルンプールのKLIA EXPRESS(空港と市内を結ぶ専用特急)なんかも対応しています。わざわざきっぷを買うために有人窓口や自動券売機に並んで購入しなくても、いきなり改札にいってクレジットカードをタッチすれば改札を通れるなんて便利すぎます。

日本でも南海電鉄や福岡市交通局などで導入が先行し、東急や京王といった関東の大手私鉄も導入することが決まっていますが、日本はなまじFeliCaが強いために導入は遅れています…。

ひと昔前は、乗車するにあたり現地のICカード、例えばシンガポールだったらEZ-LINKカードなんかを買っていましたが、今はこれらを購入する必要がなくなりました。これはすごい時代の変化だと思います。

ちなみに私は海外でのコンタクトレス決済はRevolutというデビットカードを使用しています。

デビットカードのメリットは海外決済時のレートの良さにつきます。一般にクレジットカードの場合、海外で決済する場合、VISAの場合であればVisaインターナショナルが指定するレートに2.2%(エポスなど一部カードは1.6%)の為替手数料が発生していますが、これが基本的にかからない、と理解してもらって大丈夫です。

唯一ネックなのがクレジットカードからのチャージの場合1.7%の手数料がかかるところなので、利用する際には銀行口座から入金することをお勧めします。

6歳以上のこどもが発行できるVISAプリペイドカードで公共交通機関を利用する

ということで、キャッシュレスで海外の地下鉄やバスを利用する際、大人はVISAのコンタクトレス決済可能なクレジットカードをピッとかざして改札を通過すれば全く問題ないですが、問題は子供です。

例えばシンガポールのMRTでは7歳、ロンドンの地下鉄では10歳から料金が必要となります(ついでに、子供料金は存在しない(大人と同額))

いくら大人は切符を買わなくてすむとしても、子供がいる場合、子供の切符だけを買いに列に並べば時間のロスになってしまいますし、小銭などを出さないといけないのが手間になります。現地のプリペイド型のICカードを購入するというのも一つの手ですが、手間になる上、プリペイド式なので余った場合、当面いかない都市の場合もったいないです。

かといって、一般にクレジットカードは18歳にならないと作成できないですし、デビットカードについても15歳以上が対象となっているものが多いです。先程紹介したRevolutは本場イギリスでは子供向けもあるそうなのですが、2024年現在、日本には入ってきていません。

なので、15歳以下で公共交通機関に料金のかかるこどもと一緒に海外の都市部に旅行する際は、何か対策を考えないといけません。というか我が家もシンガポール旅行時に7歳になる子供がおり、考えていました。

その中で私が見つけたのが、三井住友カードが発行しているVISAプリぺです。

プリペイド式カードなので審査は不要な上、満6歳以上(小学生以上)から保有することができるということで「お、これだ!」ということで早速発行してみました。VISAが利用できるところならどこでも利用することが可能です。

見た目は三井住友ナンバーレスのクレジットカードと瓜二つですが、左下に「Prepaid」と入っていますね。そして右上にコンタクトレス決済のマークも入っていますので、問題なく海外の改札でも利用できそうです。

実際に発行してみた

ということで早速発行してみました。基本的に親のメールアドレスと電話番号は必要ですが、プリペイドカードということで、子供の身分証のアップロードや銀行口座の登録等は不要です。ささっと個人情報を入力すれば、ネットで申し込みをしてから1週間程度で郵送されてきます。

ちなみに、身分証をアップロードしていないこともあり、本人限定郵便(特伝型)でカードは届きますので、顔写真つきの子供の身分証明書が必要なほか、こどもがいるときに受け取る必要があります。

マイナンバーカードかパスポートを保有していない場合、カードの受取ができないので注意が必要です。

カードを受け取ったら、封筒内にある資料のQRコードからVpassのマイページに登録をします。アドレス、電話番号はカード申し込み時に利用したものを使い、途中で登録するIDは、親のVpassのIDとはわけて登録しましょう。

登録が終わったらチャージをして利用開始することができます。チャージはマイページから行う方法、またはコンビニで行う方法があります。

マイページでのチャージ
  • VJA/SMBC発行のクレジットカード…手数料無料
  • VJA/SMBC発行以外のクレジットカード(VISAかMASTERに限る)…手数料204円
  • インターネットバンキング

PCやスマホからマイページにアクセスしてチャージする場合、クレジットカード又はインターネットバンキングでのチャージが可能です。

クレジットカードの場合、対応しているのはVISAかMASTERのみになります。また、VJA/SMBC発行以外のクレジットカードの場合、手数料が204円発生します。クレカチャージをぐるぐるさせて最終的に行きついたTOYOTA Walletなどでチャージをする場合、手数料と直接チャージしたときに獲得できるポイントを比較の上、どちらでチャージするかを検討したほうがよさそうです。

私は子供向けなので今回3,000円と少額ということもあり、ANA VISAワイドゴールドカードでチャージをしました。こちらは三井住友カードが発行するクレジットカードなので、手数料無料なのでありがたいです。

コンビニでのチャージ
  • セブン銀行ATMでのチャージ
  • ローソンでのチャージ(レジでチャージ)

コンビニの場合、セブンではATMにカードを入れて現金を入金するか、ローソンのレジで現金を渡してチャージしてもらうか、という形になります。

チャージが終わったら、あとはSuicaなどと同じように利用するだけです。出発前に国内で一度試したいのですが、子供がクレカ決済しようとしたらまだまだ驚かれそうなんですよね…。どこか馴染みの店でやらせてみてうまくいけば、後は海外の改札で使っていくという形になりそうです。

issy
子供にお使いを頼むときに、このカードを渡せばお釣り落としたりとか気にしなくていいので便利かなと思いましたが店員が驚いちゃいますよね(笑)

まとめ

海外の公共交通機関に乗車する際、最近はクレジットカードのコンタクトレス決済を利用することができる都市が増えてきています。

その際、大人はふつうにクレジットカードを使えばいいですが、カードを持てない子供向けとして、6歳から発行できるVISAプリぺというのがあります。プリペイドカードなのでチャージ式ですが、クレジットカードと同じように利用することができますし、もちろんコンタクトレスにも対応しています。

ぜひ、家族での都市部への海外旅行を予定されている方で、子供がクレジットカードを持てない歳の方がいれば、参考にしてもらえればと思います。

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