2019年12月に台湾にいってきたissy(@y_issy24)です。
台湾の首都、台北には桃園空港と松山空港の二つの空港がありますが、今回、帰国便は桃園空港発の便を利用しました。桃園空港まで遠いのが辛かったです…。
さて、桃園空港にはJALが成田・関空・中部から合計で1日5便も就航しており、JALのラウンジがある空港の一つですので、今回JALラウンジを利用してきました。
そこで今回は台北桃園空港JALラウンジの利用条件や場所の説明とともに、実際に入室したレポートとして、どんなラウンジなのか、サクララウンジ名物のカレーはあるのかなどについて書いていきたいと思います!
目次
海外にあるサクララウンジ・JALラウンジ
ANAは今年初めて海外にラウンジを設置しましたが、JALは古くから海外にも自社でラウンジを設置しています。
2019年現在、JALは以下の6つの空港にラウンジを設置しています。
- サンフランシスコ
- ホノルル
- バンコク
- マニラ
- フランクフルト【ファーストクラスラウンジもあり】
- 台北(桃園)【JALラウンジ】
このうち、台北(桃園)だけがサクララウンジの冠がつかず、JALラウンジとなっています。JALのホームページ上でも、自社ラウンジのマークの表示がないんですよね。なんでなんでしょうか?
私は過去に羽田、成田、関空、の国内3ラウンジのほか、ホノルル、フランクフルト、バンコクのサクララウンジを利用したことがありますので、4つ目のJALラウンジ利用となります。
JAL桃園空港ラウンジの利用条件
JAL桃園空港ラウンジの利用条件は以下の通りです。
- JALダイヤモンド・JGCプレミア・エメラルド・サファイヤ会員
- JALグローバル会員
- JALファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー搭乗者
- JALエコノミークラス搭乗者のうち、Flex Y運賃でチケットを購入した人
- ワンワールド各社ファーストクラス、ビジネスクラス利用者
- ワンワールドエメラルド、サファイヤ会員
基本的には国内外の一般的なサクララウンジと利用条件は同じです。他のサクララウンジと同様、プライオリティパスやダイナースカード、アクセスキーなどでの利用はできませんので、注意してください。
JAL桃園空港ラウンジの場所
台北、桃園空港のJALラウンジは、第二ターミナルの制限区域内、ゲートD6の向かいのあたりのエリアにあります。ここは、もともとトランスアジア航空のラウンジがありましたが、2016年に事実上の倒産となり。そこに居抜き物件?として入居した経緯があります。
まずチェックインをし、保安検査、出国検査を抜けていきます。JAL利用の場合、桃園空港第2ターミナルのチェックインカウンターが1番と、一番端でわかりにくいので注意が必要です。
台北桃園空港では、保安検査のビジネスクラスや上級会員向けの優先レーンがありませんので、時間に余裕をもって並びましょう。
ちなみに、台湾のお土産の定番であるパイナップルケーキのおいしいお店として有名な”Sunny Hills”の桃園空港店は、出国検査前のターミナル2階にあります。
空港でパイナップルケーキを買おうと思っていた人は、出国前に買い忘れのないようにしましょう。
さて、チェックインや買い物が終わりましたら、台湾に後ろ髪をひかれながらになりますが、出国審査場に向かいましょう。桃園空港の第二ターミナルは出国審査場が一つですので、出国したら左に進み、Dゲートのほうに向かいます。
左に曲がってA/Dゲートの方に進んでしばらく進むと、わざわざご丁寧にJALラウンジの案内がありますから、これに沿って進めば大丈夫です。
こちらがラウンジの入り口になります。日本にある国内線サクララウンジと入口が似ているので迷うことはありませんが、少しひっそりとしすぎているので、見落とさないようにしてください。ゲートD6のすぐ向かいあたりにあります。
JAL桃園空港ラウンジ内部のレポート
ラウンジに入室すると、ちょうど12月ということで、クリスマスツリーがお出迎えしてくれました。
受付のお姉さんはカタコトの日本語を話すことができます。お姉さんに搭乗券を提示して、ラウンジの中に入ってきます。
やはり台湾はそこそこ日本語が通じるのは楽ですね。とはいえ、カタコトの日本語って、逆に疲れたりするんですよねー。どのように会話したらいいか悩んでしまいますよね。英語にしたほうがいいのか、日本語のまましゃべったほうがいいのか…。
ラウンジは非常に縦長の配置で、こちらが一番奥の部屋になります。
雰囲気が、ザ・サクララウンジって感じですよね(笑)少なくとも、ANAラウンジには見えませんし、これみたら、ラウンジにそれなりに詳しい方であれば、「サクララウンジかな?」とわかってしまうような、そんな感じですよね。
窓側の座席は一人単位で仕切られており、ACアダプターの電源もあります。一人の区画あたり2つ口があるので、PCとスマホを同時に充電することも可能です。
なお、台湾は日本とプラグの形が同じですので、プラグ交換が不要です。
ちなみに、この席窓からは、方角的に駐機場や滑走路に向いていないので、残念ながら飛行機をみることはできません。高速道路&駐車場ビューになります。
こちらはラウンジの中央部、すぐ裏には、こよあと紹介する飲食物がおいてあるスペースです。長い椅子があります。中華系の方はここにゴロンとしていました…。
この時間は成田便・関空便は出発済で、最後の名古屋行きしかJAL便が残っておらず、さらにこの日の台北=名古屋便は座席の大半を修学旅行生が占めていたため、ラウンジ利用対象者がほとんどいなかったのものあり、それくらい空いていたということなんですけどね。
こちらも昭和感が漂っているエリアになります。やはり台北JALラウンジは時間が止まっているようです。私はこういうデザイン、嫌いじゃないんですけどね。おじさんなのかな?
そのほか、ラウンジ内には、ビジネス用のデスク席が4席設けられています。電源もしっかりあります。静かに作業したい場合はこちらの利用も検討しましょう。
JAL桃園空港ラウンジで提供されている飲食物を紹介
続いて、JAL桃園空港ラウンジで用意されている食事を紹介していきたいと思います。ラウンジといえば食事はが楽しみですよね。
JAL桃園空港ラウンジでは、すべてビュッフェ形式の食事となっており、オーダーサービス型の提供は一切ありませんが、食事はなかなか満足できるものでした。
JAL桃園空港ラウンジの食事(ビュッフェ形式)の紹介
ラウンジの楽しみといえば食事。特にエコノミークラスを利用する場合は、機内食よりもラウンジの食事の方がおいしいことも多々あるため、ちょっと見て行ってみましょう。
JAL桃園空港ラウンジはホットミールが比較的充実しており、まずはごはん系ということで、こちらは焼きそばと上海風炊き込みご飯になります。どちらも日本人に口にあう料理ですね。
続いておかず系はチキン、牛肉の炒め物、そして白菜と干しエビの煮物の3種類ありました。おかずも和が中心になっていますね。
そして台湾の食事といえば天津です。ラウンジにもちゃんと天津が用意されています。肉まんやシューマイ2種類など、合計で4種類が提供されています。どれもおいしかったですよ。
そしてJALのラウンジとして忘れてはいけないのがカレーです。日本ではおなじみのサクララウンジのカレーですが、ほかのサクララウンジと同様、JAL桃園空港ラウンジでも、ビーフカレーが提供されています。
実はサクララウンジのカレーはラウンジによって味が異なっており、桃園空港のカレーは他のサクララウンジのカレーよりもやや辛めになっています。少しピリッとした感じに仕上がってますね。あと、お肉のゴロゴロ感は成田や羽田のラウンジに比べあまりないかな、というのが感想ですかね。
デザートは、モンブランタルトやチョコレートバナナケーキ、イチゴのパンナコッタなど、5種類提供されていました。私もチョコレートバナナケーキとパンナコッタを食べましたが、どちらも非常においしかったですよ。
あと、実は写真にはなくて、私がラウンジを訪れたときにはすでに提供が終了してしまっていたんですが、JAL桃園空港ラウンジでは、おでんの提供もあるようです。ラウンジでおでん、というのはちょっと新鮮な話なので、食べることができなかったのは、ちょっと残念だな、と思っています。
JAL桃園空港ラウンジにあるドリンクの紹介
続いてラウンジ内で提供されているドリンクを紹介したいと思います。
ソフトドリンクやビールのグラスは、デザートと同じ冷蔵庫に入っています。ジュースは今回私は飲んでいませんが、ソフトドリンクがアップルジュースやウーロン茶など4種類のほか、左下にはコーラなどの炭酸飲料も入っています。
もちろん、これ以外にもホットコーヒーなどのコーヒーマシンはありますので、暖かい飲み物も用意されています。
小さいながらもバーカウンターにはジン(ビフィータ)やウイスキー(サントリー)、ウォッカに焼酎やワインがあります。ワインは赤白一本ずつのみあるのですが、スパークリングはありませんでした。これはちょっと残念ですね…。
そして、氷とお水は横にありますが、それ以外で割るのに使うジンジャエールやトニックウォーターは、先ほど紹介した、ソフトドリンクやグラスの冷蔵庫の中(左下)に入っています。
ビールサーバーは1台(2口)で銘柄はサッポロでした。営業終了間近で一台だけ稼働していたのですが、片方のサーバーを塞いでいる紙をよくみると、Wi-fiの案内で止めているのが費用節減といったところでしょうか(苦笑)
ラウンジのその他のサービス
続いて、ラウンジ内のサービスを見ていきたいと思います。
Wi-Fiの提供があり
まず、もはや最近は当たり前のサービスにはなりますが、ラウンジ内にWi-fiが完備されています。入口のほか、ところどころににWi-fiのSSIDとパスワードが書かれた札がありますので、それを使って接続することが可能です。
私は現地で調達したSIMを使っていたのでWi-fiにはつなげていませんが、口コミや他のブロガーさんの情報を勘案すると、十分な速度は確保できているようですね。
雑誌の提供
ラウンジには日本語の新聞や雑誌も豊富に用意されています。
スポーツ誌や一般誌のほか、ざっしも週刊誌やJALの機内誌まで用意されていますね。
月曜の新聞なので競馬ネタが多く、スポニチの紙面からは、万哲なんてマイラーならどこかで聞いたことのあるような見出しが踊っていたりしました(笑)
マッサージスペース
私がラウンジを訪れた時は2台とも使用中だったので写真を撮るわけにはいきませんでしたが、電動マッサージ機が2台設置されていました。
スーツケース置き場
入り口にはスーツケースを置くスペースもあります。機内持ち込み可能なスーツケースがちょうど入るサイズになっていますので、こちらにスーツケースを預けて、中には身軽な格好で入ることができるのも助かりますね。
ただし、くくりつけるチェーン的なものはありませんので、荷物を預ける際、貴重品の管理にはくれぐれもご注意いただければと思います。
シャワーはJAL桃園空港ラウンジ内にない
残念ながら、JAL桃園空港ラウンジにはシャワー設備がありません!
まぁ、日本に帰るのは昼便だけですのでシャワーのニーズはそこまで高くないのかもしれませんが、それでも夏であれば昼便でもシャワーを浴びたいとうこともあるかもしれません。
それでは別のラウンジで…と思うかもしれませんが、桃園空港にあるワンワールド系のラウンジだと、キャセイパシフィックのラウンジにもシャワーがないため、ワンワールド利用者はシャワーを使うことができません。これはちょっと残念ですね…。
プライオリティパスで入室可能なPlaza Premium Loungeにはシャワーがありますので、プライオリティパス保有者でシャワーを浴びたい人は、そちらのラウンジを利用するとよいでしょう。
まとめ
台北桃園空港にある、JAL桃園空港ラウンジの紹介でした。
一般的な海外でのラウンジ同様の設備はありますし、天津など、おいしい食事も用意されています。一方、お酒の種類は若干少なく、またラウンジ内にシャワーブースがないなど、不便な面もあります。
ラウンジを利用して特に不満はないのですが、次回絶対ここに来たい!というわけではありません。せっかくなので次回はキャセイパシフィック航空のラウンジに行ってみようかなぁと思います。
…
あ、唯一の不満といえば、桃園国際空港が台北中心部から遠すぎ問題ですかね!所要時間的には成田空港とそう変わらないはずですが、成田よりも遠く感じました…。台北駅で迷ったし…。
なので次回のレポートは松山空港のラウンジになるかな(笑)
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