ANAマイルTOKYUルートが2022年3月で封鎖。今後のANA陸マイラーの対応はどうする

※記事内のリンク先にプロモーションを含む場合があります。

10月1日、緊急事態宣言も解除され、下半期が始まり気合を入れなおしている方も多いと思います。私は変わらずテレワークでもともと仕事やる気ゼロですが。

そんな日に陸マイラーにはちょっとショッキングなニュースが。ANAマイルのTOKYUルートが、2022年3月をもって封鎖されることになりました。

そこで、今後のANA陸マイラーはどのような感じでやっていけばいいかも含め、軽くまとめておこうと思います。

ANA TOKYUルートが事実上封鎖に

9月27日、ドットマネーを運営するサイバーエージェントから、ドットマネーからTOKYUポイントへの交換について、制限をかけるという発表がありました。

いつもドットマネー by Amebaをご利用頂きありがとうございます。

ドットマネーからTOKYU POINTへの交換につきまして、
2022年4月1日(金)より対象カードを東急カード株式会社発行のTOKYU CARD ClubQ JMB (ゴールドカード含む)、東急株式会社発行のTOKYU POINT CARD(現金ポイントカード)へ変更になります。

また、これに伴い2022年3月31日(木)をもってJMB機能非付帯の各種TOKYU CARDおよびJAL・三菱UFJ銀行・ANA提携カードでの交換受付が終了いたします。

<詳細はこちら>
TOKYU CARD/TOKYU POINTお知らせ
(URL: https://www.topcard.co.jp/news/211001.html)

【2022年4月1日(金)よりTOKYU POINTへ交換の対象外となるカード券種】
・JMB機能非付帯の各種TOKYU CARD
・JALカード TOKYU POINT ClubQ
・スーパーICカード TOKYU POINT PASMO 「三菱UFJ-VISA」
・ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ポイントサイトを利用してANAマイルを貯める場合、2021年現在ですと、各種ポイントサイトのポイントをドットマネーに集約した後、ドットマネーからTOKYUポイントに等価で交換し、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」保有者限定のレートである、TOKYUポイントからANAマイルに75%で交換するというのが王道となっています。

これが、2022年3月以降、ドットマネーからTOKYUポイントへの移行が実質できなくなるということです。正確に言えば、TOKYUポイント自体への移行はできるのですが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOを使った75%のレートでの交換に対応する形では以降できないといえばいいでしょうか…。

この界隈、改悪というものは常にあって、一方でオトクなルートも新たに生まれて、ということが多いです。昔はソラチカカードを使って90%のレートで交換できていましたがそれが一部塞がれ81%になり、完全にふさがれた後は、このTOKYUルートが主流になっていました。

正直、ANA陸マイラーとしては残念ではありますが、これ以外の方向で2022年以降はマイルを貯めていくのかなぁと思います。

2022年3月までにTOKYUポイントに交換してしまえばよし

とりあえず、ANAマイルがたくさん欲しい人は2022年3月までにポイントサイトのポイントはどんどんドットマネーを経由してTOKYUポイントに交換してしまえばいいと思います。

TOKYUポイントに交換さえしてしまえば、その先ANAマイルに交換するタイミングは、TOKYUポイントの有効期限を気にしながら考えればいい話です。

今はコロナの影響でマイルもあまり使えてない人も多いかと思います。マイルの有効期限は3年なので、TOKYUポイントからすぐにANAマイルに交換するのは、マイルが余っている人からすると使いきれないリスクがありますので、しばらくTOKYUポイントにそのまま置いておき、使うときになったらANAマイルに交換すればいいでしょう。

ちなみにTOKYUポイントの有効期限は2年後の年末ですので、今年中に交換したポイントであれば2023年12月末、年明けに交換したポイントであれば2024年12月末が有効期限となります。

TOKYUポイントであれば、ANA TOKYUカードをもっている場合PASMOにチャージができますので、最悪ANAマイルに交換しなくても汎用性の高い電子マネーに等価で交換できるので、そう損をすることはないと思います。

ただしdポイントのレートアップを狙っている人は要注意

一つだけ注意すべき点とすれば、毎年11月以降に実施されている、各種ポイントをdポイントに交換する際のレートアップキャンペーンの実施でしょうか。

毎年、11月から1月の間は、各種ポイントをdポイントに交換すると、15~25%のボーナスポイントがもえらるというキャンペーンを実施しています。ボーナスでもらえるのは期間固定ポイントのためJALマイル等に交換することはできませんが、純粋にdポイント使用やd払いとしても使えますので、こちらのことも少し頭の片隅においておきながら、ポイントをどう交換するか、考えてもらえればと思います。

2022年以降のANAマイルはこうやって貯める!

2022年、TOKYUルートが封鎖された後は、今までのように75%のレートでポイントをANAマイルに交換することはできません。

ただ、70%であれば交換可能です。方法は2つ、通称「nimocaルート」と呼ばれるnimocaポイントを利用する方法と、通称「JQセゾンルート」と呼ばれる、JQポイント、永久不滅ポイントを利用した方法があります。

こちら、それぞれ癖のあるルートになりますので、どちらのルートでやるかは悩むところもありますがそれぞれを簡単に紹介しておきましょう。

推奨ルート①nimocaルート

まずはnimocaルートと呼ばれるものを簡単に説明します。

nimocaという西鉄のポイントを使ったルートで、nimocaポイントからANAマイルへの交換が、ANA VISA nimocaカードを持っていると10ポイントあたり7マイル、つまり70%のレートで交換することができるのでこれを利用する方法です。

特定のカードを持っている人限定でレートが上がるという、今のTOKYUルートに似たような仕組みです。

nimocaポイントは、ドットマネーからは交換できないものの、PeXやGポイントなど、ドットマネーに並ぶ有名なポイント交換サイトから交換することが可能です。

特にGポイントからnimocaポイントへは等価、手数料なし、翌日交換完了と素晴らしい条件で交換が可能です。またGポイントへは、ハピタス、モッピー、ライフメディア、ポイントインカム、ちょびリッチなど、有名どころのポイントサイトから交換することが可能です。つまり、今までのTOKYUルートと感覚は全く同じで、集約先がドットマネーからGポイントに変わるだけですね。

このnimocaメリットはルートが単純なことです。この後に紹介するJQセゾンルートに比べ、交換の手間も減りますし、ルート構築に必要なクレジットカードは、ANA VISA nimocaカードの1枚となります。今までのTOKYUカードの代わりに発行すればいいだけです。

一方、かなり重大なデメリットがあって、nimocaからANAマイルへの交換がインターネット上でできず、九州各地にあるnimoca交換機を使用しないといけないんです。つまり交換機が近くにある九州の人ならば圧倒的に便利なんですが、それ以外の方であれば、交換のためだけにわざわざ現地に行かなくてはいけないということになります。

交換機は九州各地にあるバスセンター等に設置されているほか、なぜか函館駅前のバスセンターや、函館の丸井今井にも設置されています。

issy
まあ、それがお出かけする理由(口実)になるんですけどね(笑)

なお、nimocaポイントからANAマイルへの交換上限は特にないので、普段からnimocaポイントを貯め、年に1度まとめて数十万ポイントをマイルに変えるってことも現時点では可能です。そのうち上限(改悪)入りそうですけど。

nimocaルートがおススメな人
  • 九州・函館にお住まいの人(交換のために遠征できる人)
  • クレジットカードの保有を少なくしたい人
  • なるべくルートは単純にしたい人

【Gポイントのアカウントを持ってない方はこちらからどうぞ】Gポイント

推奨ルート②JQセゾンルート

二つ目のルートは、JQセゾンルートと呼ばれるものです。

こちらはルートがちょっと複雑で、最終的には永久不滅ポイントからANAマイルへ、「みずほマイレージクラブカード/ANA」というカードを利用して70%のレートで交換するのですが、永久不滅ポイントを集めるのが意外と厄介なんです。

スタートはTポイントがいいでしょう。各種ポイントサイトからTポイントに集め、TポイントからJRキューポというJR九州のポイントに交換し、JRキューポから永久不滅ポイントに交換します。このJQポイントから永久不滅ポイントに交換する際に必要となるのが、ルートの名前にもなるJQセゾンカードになります。

このように、nimocaに比べると、インターネット上で完結するというメリットがあるのですが、やはりルートが複雑であることや、2枚のクレジットカードを新たに保有することが必須になることがデメリットになると思います。

JQセゾンルートがおススメな人
  • 東京などnimocaの交換が不便な場所に住んでいる人
  • クレジットカードの枚数が多少増えてあまり気にしない人
  • 複雑なルートでもオトクのためなら頑張れる人

まとめ

2022年3月末をもって、ドットマネーからTOKYUポイント(ANA優遇レート)への交換が終了することになり、これで交換率75%を有していたTOKYUルートが封鎖されることになりました。

とりあえずTOKYUポイントからANAマイルへの交換及び交換レートは続きますので、ANAマイルがたくさんほしい人は、今のうちにポイントサイトの案件をこなし、それをドットマネー経由でTOKYUポイントに送り込みましょう。TOKYUからANAへの交換は、交換してしまうとANAマイルの有効期限が3年しかありませんので、計画的にANAに交換していくといいと思います。

そして今後ANAマイルをポイントサイトで貯めるなら、nimocaカードを利用したnimocaルート、またはJQセゾンカードとみずほマイレージセゾンを利用したJQセゾンルートのどちらかを使うことで、70%のレートでポイントサイトのポイントを交換していくことになろうかと思います。

ちなみに私はまずはnimocaルートを使うことを予定しています。セゾンJQルートは、構築しておけばプリンスポイントにも流しやすいというメリットはありますが、やっぱり交換ルートが複雑かつ

年に1回くらいは九州か函館にはいくかと思いますので、その際にまとめてドカンと交換することになるのかなと思います。nimocaルートで交換上限が設定されたら、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください