2021年2月、三井住友カードのラインアップに新たに加わった「三井住友カードナンバーレス(NL)」。実物のカードに16桁のカード番号やセキュリティコードが印字されていない、新しいクレジットカードです。
このカードが新たにリリースされたのと一緒に、三井住友カードが様々なキャンペーンを実施しています。みていると、非常にオトクなんだろうなというのは分かるのですが、「オトクそうなのはわかったけどなんか面倒そうだな」と思った人もいるのではないでしょうか?はい、私がそうでした(笑)
そんな三井住友ナンバーレスをまだ発行していない方向けに、このカードの魅力とキャンペーンを改めて紹介できればと思います。私も最初食指が動かなかったのですが、少し遅れて2月中旬に発行しました。一緒にキャンペーンをクリアしていきましょう!
目次
三井住友ナンバーレスの概要
三井住友カードナンバーレスは、株式会社三井住友カードが2021年2月に新たに発行を始めたクレジットカードです。
ナンバーレスカードという名前だけあって、プラスチックのクレジットカードにカード番号や有効期限、名前やセキュリティコードも一切記載されていません。カードの裏面にサインをする場所もありません。
まさに「新しい時代のクレジットカード」なんですが、このカード、それ以外にもいくつか特徴がありますので、それらについて紹介していきたいと思います。
【クレジットカードの概要】
カード名 | 三井住友カードナンバーレス |
---|---|
国際ブランド | VISA/MASTER |
年会費 | 永年無料 |
電子マネー | VISAタッチ/Masterコンタクトレス(内蔵) iD/Quicpay/Pitapa/WAON(別カード) |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%(最大5%) |
年会費が永年無料
信販系、流通系などのクレジットカードであれば年会費無料のクレジットカードも多いでしょうが、三井住友カードの中で現在発行できて条件なしで年会費が永年無料なのは、本カードのみとなります。
カード会社プロパー系のクラシックなカードを年会費永年無料でもつことができるのはそう多くはないので、ゴールドカードとかはいらないけどしっかりしたクレジットカードを1枚持っておきたい、という方には三井住友カードナンバーレスはおススメできるカードの1枚となります。
VISAタッチ、Masterコンタクトレス決済対応
VISAブランドの場合はVISAの非接触型決済であるVISAタッチ、マスターブランドの場合はMasterコンタクトレス決済も搭載済です。今まで三井住友カードの多くにはiDが搭載されており、iDに対応している多くのお店では、タッチ決済で済ませることができていました。
これはこれで非常に便利ですが、あくまでiDはNTTドコモが中心として作ったサービスであり、国内基準であるため、外国では使うことができませんでした。
VISAタッチやMasterコンタクトレス決済はNFC Payという国際基準で作られているため、搭載カードであれば、海外でもタッチ決済が可能になります。今はまだ海外に行けませんですが、いつか行ける日がきたとき、今までカードを挿して支払を済ませていたのを、海外でもタッチ、コンタクトレス決済に対応しているお店であれば、ピッとやるだけで決済をすますことができます。
貯まるポイントはVポイント
三井住友カードなので、貯まるポイントは三井住友のVポイントになります。本カードでは、200円あたり1ポイントのVポイントが貯まるのは、還元率は0.5%となります。
貯まったポイントは他のポイントやマイルに変えることも可能ですし、この後紹介しますが、Vポイントをプリペイドカードにチャージして、1ポイント1円として、お店やインターネットで買い物をすることも可能です。
ポイント還元率は最大5%
通常、三井住友カードナンバーレスを利用して貯まるポイントは利用額の0.5%なので、楽天カードやYahoo!JAPANカード、その他1%還元を実現しているクレジットカードに比べるとお得度では若干見劣っているようにみえます。
ただ、コンビニ大手3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)とマクドナルドで利用する場合に限り、還元率は2.5~5%に跳ね上がります。コンビニをよく使う人にとっては神のようなクレジットカードです。
キャンペーンとしては、これら4店舗でカードを利用するとプラス2%、タッチ決済、コンタクトレス決済を利用するとプラス2.5%という形をとっています(ただし、ファミリーマートはタッチ決済、コンタクトレス決済が非対応)
そのため、ファミリーマートでは三井住友カードナンバーレスを利用すると2.5%還元、セブンイレブン、ローソン、マクドナルドでは、VISAタッチ決済またはMastercardコンタクトレス決済を利用した場合に限り5%還元となります。
ローソン、セブン、マックでの決済の場合、必ずタッチ決済、コンタクトレス決済にしてください。カードを挿してしまったりiDを使ってしまった場合は、還元率はファミリーマートと同じ2.5%となりますから注意してください。それでも十分オトクですけど。
VISAカードにのキャンペーンを紹介
今回、三井住友カードナンバーレス発行を記念してか、VISAカードの発行キャンペーンがいくつかあるので、紹介したいと思います。
カード利用で最大11,000ポイントプレゼント
まずはカード発行キャンペーンです。
三井住友カードナンバーレスを含む三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードを4月30日までに発行した場合、カードの利用に応じて、最大11,000円分のVポイントおよびギフトコードがプレゼントされます。
こちらのキャンペーンは2本立てで
- カード利用の20%のポイントをプレゼント(上限10,000ポイント)
- Vポイントアプリで利用できる1,000円分のギフトコードをプレゼント
となっています。
現在、三井住友のプロパー系カード(三井住友VISAカードやデビュープラス、ゴールド、プラチナ等をもっていたり、既に解約済でも2019年3月1日以降に発行したことがある場合は、キャンペーンの対象外です。
なお、ANAやヒルトンなど、三井住友カードが発行会社でも提携カードの場合は大丈夫です。
通常、三井住友カードナンバーレスを利用した場合は決済金額の0.5%のポイントが付与されますが、これとは別にカード入会月+2ヵ月後末までの間に限り、20%分のVポイントをプレゼントするというものです(上限10,000ポイント)。
簡単に言ってしまえば決済金額の20%がポイントキャッシュバックされるというものです。それも、適用されるお店とかは決まっておらず、スーパーだろうと、家電量販店だろうと、飲食店だろうとどこだろうと、決済金額の20%がキャッシュバックされるという太っ腹なキャンペーンです。
今回でいえば、3月にカードを入会すれば、5月末までの買いものについて20%のポイントが付与されます。上限が10,000ポイントですから、5万円までの買い物に対して20%のポイントが付与されるということですね。
また、これとは別に決済などに関係なく、Vポイントアプリで利用することができる1,000円のギフトコードをもらうことができます。
ポイントサイトを経由するとさらに1万円分のポイントがもらえる
今回紹介した三井住友カードナンバーレスですが、ポイントサイトを経由して発行をすると、ここまで紹介したVポイントのキャンペーンとは別に、1万円相当のポイントを獲得することができます。
私がおススメしているポイントサイト「モッピー」を経由して、三井住友カードナンバーレスを発行するだけで10,500ポイントを獲得することができます。
この「ポイントサイト」というのは、広告が集まっているサイトで、そのサイトを経由して様々なサービスを受けると、定められたポイントをもらうことができます。これは、ポイントサイトに広告を出した広告主がポイントサイトに支払った広告料の一部を、実際に広告を利用した人に還元しているという仕組みです。
モッピーのポイントの使い道
今回利用するモッピーで貯めたポイントは、様々な他社のポイントに交換することが可能です。ものによっては若干の手数料がかかりますが、多くのポイントに等価で交換することが可能です。今回でいえば、三井住友カードの発行で10,500ポイントもらえるので、10,500円相当のポイント等に交換することができます。
交換先はポイントサイトによって若干異なるのですが、モッピーの場合、Tポイントやdポイントなどの共通ポイントのほか、nanacoやWAONといった電子マネー、AmazonギフトコードやiTunes&Storeギフトコード、さらにはビットコインなど、様々なポイントに交換することが可能です。
その中でモッピーポイントのお得な交換先が、航空会社のマイルへの交換になります。通常、ポイントをマイルに交換する場合は2円相当のポイントで1マイルに交換されるんですが、モッピーを利用すると、ANAマイルには86.3%、JALマイルには80%のレートで交換することが可能です。
Vポイントは、AVIOSやシンガポール航空のマイルに変換できますが、現金化でIberiaのAVIOSマイルのバイマイルで@1.5円で対応した方が良いのでしょうか。
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010365.jsp
マイルさま
コメントありがとうございます。
単価1.5円あれば、イベリアaviosをのお買い上げの方が得ですね。
10,000Vポイント⇒12,000円⇒8,000 IBavios⇒8,000 BAavios
10,000Vポイント⇒5,000 BAavios
SQに関しては、SQでしかできない交換(一部のSuite等)とかもあると思うので、そこにどこまで価値を求めるかだと思います。