(最終更新2017年7月22日:JALの指定ラウンジになることにより修正)
シンガポール国際空港は、超巨大な空港なだけあってラウンジもたくさんあります。今回はその中のターミナル1に新しくできたdnataラウンジにいってきました。
このラウンジはプライオリティパス*1でも入れるラウンジですので、JGC修行*2時にも活用できると思いますし、2017年からはJALの指定ラウンジにもなりましたので、使う方も増えると思います。
〔お知らせ〕シンガポール・チャンギ国際空港のラウンジ変更について – JAL国際線
目次
dnataラウンジの入室資格
チャンギ空港のターミナル1にあるdnataラウンジは、自前のラウンジをもたない航空会社が共有して使用するためのラウンジです。そのほかプライオリティパスやダイナースの所有者が利用できます。
具体的には、航空会社のビジネスクラス利用者、またはステイタスホルダーが利用することができます。
<航空会社・ビジネスクラス搭乗券>
- Air Asia Red Carpet
- Air China
- Air France & KLM Royal Dutch
- Air Mauritius
- Bangkok Airways
- Cathay Pacific
- China Southern
- Delta Airlines
- Fiji Airways
- Finnair
- Xiamen Airlines
- Japan Airline
<その他>
- プライオリティパス
- ダイナースカード
dnataラウンジの概要
- 24時間営業
- 利用は上限3時間
- 全室禁煙
24時間営業なのは大きいですが、プライオリティパスやダイナースカードの場合、利用上限が3時間と書いてありますので、乗り継ぎで使う際は仮眠には向かないのかもしれません。
ちなみに、昔JGC修行した方なら、スカイビューラウンジを使った人もいるかと思いますが、そのスカイビューラウンジの後継ラウンジです。
dnataラウンジの場所
dnataラウンジは、シンガポール・チャンギ国際空港第1ターミナルの3階にあります。第1ターミナルで出国審査を終えると、非常に広い制限エリアにでます。ここを右に進みます。
他の航空会社ラウンジは左に進むのですが、dnataラウンジだけは右ですのでお間違いのないよう。
チャンギ空港は、日本語表記の案内も多く、ラウンジの場所も案内してくれます。フードコート同様、制限エリアに入ったらエスカレーターで3階に上がったところにあります。
dnataラウンジの中を紹介
このときは、午前9:55発のキャセイパシフィック香港行きに搭乗する予定で、8時頃にラウンジ前に到着しました。さっそくですが、キャセイのチェックインでもらったインビテーションカードを提示して、中に入ってみたいと思います。
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お食事エリア
訪れたときは朝食時間帯でしたので、パンケーキやオムレツなどの食事が提供されていました。ホットミールも比較的豊富でなかなかおいしかったです。そのほか、クロワッサンなどのパン、サラダやフルーツなどのコールドミール、フルーツなども置いてありました。
残念ながらビールサーバはありませんが、ビールはシンガポールのポピュラーなビールであるタイガーと、世界どこでもみかけるハイネケンの2種類がおいてありました。
私はこの時間からタイガーをいただいてしまいました。朝ビール最高ですね!
一般的なエスプレッソマシーンがおいてあります。味も極めて普通のコーヒーでした。
お酒の類です。朝なのもあって少ないのかもしれません。ワインが数本とリキュール類も備え付けてあります。
冷えたワインも何本かありました。銘柄は詳しくないのでどのくらいのものかはわかりません…。
ドリンクスペースを引いた画像です。切れていますが、右側にはソフトドリンクもおいてあります。
座席スペース
席は非常に余裕のある作りになっており、席数もそれなりにあります。
こちらはさらに奥のラウンジです。これ、朝の9時頃にとった写真ですが、非常にすいています。新しくできたラウンジということもあり、まだ認知度がないのかすいていますので、落ち着いて過ごすことができます。
ちなみに、フードがおいてある方にもカジュアルな感じにテーブルと椅子があります。
シャワーエリア
シャワーも何台かあります。今回私は使ってないので、空いている部屋を激写したものです(笑)手持ちのシャワーもついており使いやすそうですね。ただ、よくビジネスクラスにあるような石鹸のポンプ?みたいなのがついており、アメニティは脆弱そうなので、気になる人は愛用のシャンプーは持ち込んだほうがよいかもしれませんね。
チャンギ空港第1ターミナルのラウンジ
修行を終えて無事にJGCを持っている方、チャンギ空港の第1ターミナルでは以下のラウンジに入ることができます。
ラウンジの種類 | 営業時間 | 利用条件 |
---|---|---|
dnataラウンジ | 24時間 | OWサファイア、PP、JAL_PY以上 |
カンタス航空 | 2.30pm – 11.00pm | OWサファイア以上 |
ブリティッシュ航空 | 3.00pm – 11.00pm | OWサファイア以上 |
SATSラウンジ | 24時間 | OWサファイア以上、PP |
プラザプレミアム | 24時間 | PP |
※OW:ワンワールド PP:プライオリティパス PY:プレミアムエコノミー
全てのラウンジには行けていませんが、チャンギ空港の第1ターミナルにあるラウンジでは、カンタスラウンジが1番快適だと思います。ただし、カンタス(とブリティッシュ)のラウンジは午後から夜にかけての営業です。
JGCなどのステータスを持っている人がJALで日本に帰国する際、羽田行きの22時出発の便であれば問題ありませんが、深夜2時の羽田行きや、朝8時の成田行きの場合、これらのラウンジを使用することができません。その場合、JALの指定ラウンジであるdnataラウンジを使用することになるでしょう。
一番過ごしやすいといわれているプラザプレミアムラウンジは、プライオリティパスが必須になりますが、修行を終えてJGCをもっている人の場合、もう持っていない人もいると思います。その場合、dnataラウンジが候補に入ってくるのではないでしょうか。
まとめ
今回、ターミナル1のdnataラウンジを使いましたが、なかなか綺麗で過ごしやすいラウンジだな、と感じました。また、他のラウンジよりも若干ですが搭乗口よりも近いこともメリットの一つです。
入口のギラギラさと異なり、中は非常に落ち着いた空間になっているのでお勧めできます。JGC修行中の方、JGCは持っているけれどカンタスラウンジが閉まっている時間に利用する方、利用してみてはいかがでしょうか。
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