2017年にSFCを取得しようと思って、色々考えついた結果がエアチャイナを利用したエアチャイナ修行です。ついに始めてしまいましたエアチャイナ修行。その第1話として、北京到着までの話をしたいと思います。
修行僧の朝ははやい…
本日予定していたフライトは以下のとおりなんです。
8:30羽田発 11:20北京着
寝坊助の私にとっては早すぎる!という時間です。それでもって、最近は仕事が本当に忙しく、前日も22時までは余裕で仕事をしていました。家に帰ったのは23:15。フライト出発まで残り9時間です。
誰かが、「寝坊したくなければ寝なければいい」という名言を吐きましたが、本当に眠かったので寝ておきました。修行というのはなかなか過酷なものですから、「飛行機に乗るだけだから、そこでいくらでも寝れる」は間違いです。
なんとか当日は4時半に目が覚めて、羽田空港に向かいました。
羽田空港でチェックイン
羽田空港にやってまいりました。エアチャイナのチェックインカウンターはゲートKになります。向かって左側の方になりますね。
エコノミークラスのカウンターはごらんのように大混雑ですね。
一方、ビジネスクラスの列は前に2人並んでいるだけで、スムーズにチェックインすることができました。
羽田空港のファストトラックの罠
さて、チェックインをして意気揚々と出国しようと思いました。いつもJGCなので当たり前のようにファストトラックを利用しており、今回も「ビジネスクラスだから当然ファストトラックだろ」と思っていました。けっこう混んでいたんですよ、普通のレーン。
ところがです。調べてみると、羽田空港のファストレーンを使えるのは、ファーストクラスの搭乗者およびダイヤモンドクラスの上級会員のみなんです。日系2社のみ、プラチナ/SFC、サファイア/JGCのみで利用することができます。なので、SFC修行中で羽田空港を使う場合、ビジネスクラス修行であってもファストレーンを使うことができません。念のため保有しておいたユナイテッド航空のプレミアゴールドも役にたちませんでした。ダイヤ相当のステータスがないと無理です。
この混んでいる列に並ぶのかよ…と思ってしまいましたが、空港向かって左側のエリアが比較的すいています。
地図でみるとホテルの方ですね。ここは朝7時からオープンするレーンなんですが、JALやANAのチェックインカウンターとは離れています。私はこっちに流れて、すぐに出国することができました。
ANAラウンジで少し休む
まだ出発まで時間があります。朝食も食べてません。そこで、今回ビジネスクラスを利用するわけですからANAラウンジに向かいます。羽田空港にはANAラウンジが2つあり、搭乗口に近いラウンジであるサテライトラウンジを利用しました。
JALのサクララウンジに入る際はもう全く緊張しなくなりましたが、ANAラウンジに入るのは若干緊張します(笑)
とりあえず、朝ごはんということで簡単に食事をいただきます。本当に軽くいただきました。この後、一応ビジネスクラスに乗りますので、機内食もしっかり食べたいので。
そんなことをtwitterで呟いたら、飛行機に詳しい方から「ちゃんと食べておいた方がいい」とか、「むしろお腹を空かせておかないと機内食食べれない」」とかいうリプライが飛んできたんですよ。どんだけエアチャイナの機内食はまずいのか…。
ということで食事を追加。サテライトですが、ちゃんとヌードルバーもあります。以前かき揚げそばを食べた際は、正直立ち食い蕎麦レベルだったので今回はカレーそばを食べてみました。感想は、うーん。カレーはやっぱりJALにはかなわないなー、と思いました。
朝のサテライト側はガラガラで、スタッフさんの方が多いくらいですし、シャワーの受付の方にいたっては、歯ブラシだけもらおうとしたら、「誰も使っていないからすぐ使えるし、浴びていったらどうですか?」なんて言われました。その言葉夜に言ってほしい…。
浴びてアメニティもらってきたかったのはやまやまですが、時間もないので断念しました。歯を磨いてゲートに向かいます。
エアチャイナ搭乗
今回搭乗するエアバス321の機材はこんな感じです。(北京空港で撮影)
今回のフライトは9:30発で、搭乗券に印字される搭乗時間は8:50だったのででラウンジを出たのが8:50。「どうせエアチャイナだからのんびりいけば大丈夫だろう」と思って143番の搭乗ゲートに向かったんですよ。
ところがですね、8:55頃に143番ゲートに向かったら、ほとんど誰もいない、閑散としているのですよ。既にどんどん改札が進んでおり、私含め残り数人という状態でした。ビジネスクラスは私の後に一人しか入ってきませんでした。
エアバス320を利用する場合、座席はこんな感じのタイプになります。色々オンボロだなんだいわれましたが、JALの不快ラックススカイラックスと大して変わりはありません。安い金額の4時間程度のフライトであればなんの文句もありませんね。みなさん贅沢求めすぎ。
まず、ウェルカムドリンクのオレンジジュースが配られました。どうやらシャンパンは積んでいない様子。ざんねん…。そして機内食のメニューが配られ、中華か洋食のどちらにするかを聞かれます。そのあとも何か言っていましたが、英語がわからない私は適当に相槌を打ってYesと答えておきました。結局なんだったのかは分かりません(笑)
その後の話なんですが、私、寝てしまって機内食の時間まで起きていなかったんですよねー。気が付いたら離陸していて、飯の時間らしく起こされました。
機内食の公開
羽田8:30発北京行184便のビジネスクラスでは、朝食は中華と洋食から選択することができます。今回のメニューは以下のとおりでした。
中華
- フルーツ
- 季節のフルーツ
- 点心
- 鮭の桜花包み蒸し
- 華鳥賊焼売
- 香味貝柱焼売
- おかゆ
- 付け合わせ
- 胡瓜の漬物
- 伏見唐辛子の煮物
- 牛肉しぐれ煮
洋食
- フルーツ
- 季節のフルーツ
- シリアル&牛乳
- ブレッド
- ブレッド各種
- バター
- ストロベリージャム
- 主菜
- マッシュルームオムレツ
- ナゲットポテト、グリルベーコン添え
個人的な趣味ですが、私はこのメニューをみて一瞬で中華に決めました。なお、食事と一緒にハイネケンをお願いしました。
これが中華の機内食です。ビジネスクラスの料理って、コース料理のように一皿ずつくる場合もありますが、エアチャイナの場合、まとめて一度に提供されます。まぁ朝食なのでこれで十分なんですけれどね。
お味ですが、事前にさんざん「まずい」、「フルーツならおいしい」と脅されていたわけですが、なんのことのない、普通においしくいただけました。陸マイラー(特にブログなどで活躍されている方)の平均収入は世間一般よりかなり高いと言われていますので、みなさん舌が肥えているだけなんでしょう。
ただですねぇ、出てきたビールがこれなんですよ。どうみてもハイネケンではない…。氷入ってるし…。東南アジアじゃないんだから…。ここはちょっと残念でした。
食事のあとはひたすら寝ていました。はい。だって眠かったんですもん。
30分早着という珍しいフライト
その後も順調に飛行機はフライトを続けていきました。目が覚めてからも、ほとんど揺れていませんし、非常に快適でした。やるじゃんエアチャイナ。
直線距離で飛んだらもちろん「あの国」に入ってく必要があって、平壌にもフライトを飛ばしているエアチャイナならやるかなーと期待?していたんですが、避けて通りましたね。あそこを突っ切るS7航空ってすごい…。
そして、当初のスケジュールでは11:20着なのに10:50にランディング、55分にはスポット到着という、エアチャイナにしては珍しい?早着で到着しました。調べてみると、この路線は定時就航率が高いようです。無事に到着してよかったです。
若干ガスがかかっていますが、この季節だとPM2.5は少ないんですかね?
ちなみに、飛行機を降りる際ですが、ビジネスクラスに座っていてもエコノミークラスの人が押し寄せてきます。これはJALなんかも同様らしいのですが。なので、本気で割り込みにいかないと降りるのが最後になってしまいます。ここは中国、日本人独自の「気遣い」、「譲り合い」、「忖度」なんて言葉はありません。”Excuse me”と一言断ってガツガツいきましょう。郷に入れば郷に従え。
まとめ
初めて搭乗したエアチャイナ、意外と快適でした。何よりも定刻に運転されたのが素晴らしいです。実はなんだかんだ言っても、このCA184便は、定時運航率が9割を超えている便なんだそうです(エアチャイナ発表ですが…)
さてここからは難関の北京トランジットです。では次回!
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