どうも、完全自粛中でいまいちやる気がでないissy(@y_issy24)です。
さて、なかなか旅行に行けない今日この頃、やっぱりちょっと寂しい気持ちになってしまいます。そして週末もなかなか外出するわけにはないかない。何して過ごそうか。
私は、「世界遺産検定の勉強をしよう!」となりました。世界遺産の勉強をすれば、世界の様々な景色や建築物を写真でみながら、「あー、いつか行くぞー!」という気持ちにもなりますし、雑学を身に着けることも可能です。世界遺産の知識をもってから現地に行けば、また見方も変わってくると思いますし。
目次
世界遺産検定とは
世界遺産検定の公式サイトには、世界遺産検定について、以下のとおり説明されています。
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
2006年に始まって以来、20万人超が受検し10万人以上が認定されています。2014年からは文部科学省の後援事業となりました。検定は年に4回開催しており、小学生から90代まで幅広い年代の方々が挑戦しています。
もう15年目を迎える、趣味系の検定としては比較的長い歴史のある検定です。
旅行好きな人であれば、世界遺産の勉強を通じて、国際的な教養をみにつけることもできますし、日本史・世界史などの勉強にもなります。
やれ勉強やら試験やらというと苦痛に感じるかもしれませんが、なんせ学ぶのは旅行のことでもありますから、楽しんで勉強できそうですね。
世界遺産検定の級について
世界遺産検定の級は、「マイスター」を筆頭に、1級から4級までの、計5ランクとなっています。マイスターってなんやん?
各級における出題範囲は以下となります。
級 | 学習内容 | 出題対象となる 世界遺産 |
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マイスター |
世界遺産条約の理念や諸概念を理解し、世界遺産に関する諸事象について自分の意見をもつ
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世界遺産全件
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1級 |
世界遺産条約の理念や諸概念、関係機関について理解し、世界の全遺産の普遍的価値を学ぶ
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世界遺産全件
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2級 |
世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ
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日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件
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3級 |
世界遺産条約の理念を理解し、地理や歴史に登場する代表的な世界遺産の価値を学ぶ
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日本の全遺産+世界の代表的な遺産100件
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4級 |
世界遺産の見方を知り、日本を中心とする世界の有名な遺産を通して世界の広さを学ぶ
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日本の全遺産+世界の有名な遺産32件
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試験問題全体の難易度のほか、海外の遺産の出題範囲に差がつけられています。
2級までは受験要件がありません。誰でも申し込むことが可能です。1級受験には2級の、マイスター受験には1級の合格が必要です。
今回、私は3級保有なので受験が2級なのは必然ですが、もし勉強されるなら、海外旅行をいけない憂さ晴らしを兼ねることになりますので、より多くの海外の遺産を学ぶためにも、2級がベストかなと思います。
次回の受験日と申し込み期日
次回の世界遺産検定の受験日は、2020年7月5日(日)となっています。
当ブログ執筆時点で、受験日までおよそ3か月ありますので、ゆっくりと勉強する時間もあります。出題範囲がそれなりに広い2級以上だと、一定程度の勉強時間は必要ではありますが、まだ十分に時間があります。
しばらくの間、休日になかなかお出かけできない今こそ、勉強しつつ、世界の美しい景色などを写真でみることにより気紛れもできるという機会かもしれません。
世界遺産検定の申し込み方法について
世界遺産検定の申し込みは、原則としてインターネットによる方法となります。
上のリンク先から申し込むことが可能です。まずはマイページのアカウントを作るところから始める必要がありますが、この手のサイトにしては珍しく、申し込み方法が丁寧に記載されているので、簡単に作ることができると思います。
申し込み期日は、5月26日です!
世界遺産検定2級について
今回、私は世界遺産検定2級を受験しますので、ここからはその詳細について書いていきたいと思います。
世界遺産検定2級の受験料
世界遺産検定2級の受験料は、5,900円です。意外と高い!
以前私が受験した(結果は聞かないように!)旅客機・エアライン検定2級の受験料が6,000円だったんですが、同じくらいするんですよね。世界遺産検定ってもっと裾野が広いので、もう少し安くなりませんかね…。
世界遺産検定2級の出題範囲
世界遺産検定2級の出題範囲は以下のとおりです。
出題分野 | 割合 |
---|---|
基礎知識 | 20% |
日本の遺産 | 25% |
世界の自然遺産 | 10% |
世界の文化遺産 | 35% |
その他 | 10% |
みていただければわかるのですが、世界遺産検定2級の問題は、世界遺産に関する基礎知識と、日本の遺産についてで全体の半分近い配点となっています。
基礎知識とは、世界遺産が誕生するまでの流れ(ヌビア遺跡救済キャンペーンのやつです)や世界遺産の認定手順、関係機関や登録基準などについてです。純粋なお勉強にはなりますが、確実に得点を稼ぐことは可能です。
日本の世界遺産も、数はそう多くない中でこれだけ配点があれば、勉強の効率はいいですね。
一方、正直、世界の遺産についての試験範囲が約300の遺産と非常に広いので、とても全部まかないきれません。何がでるかわからない。
海外旅行をより楽しむための勉強という趣旨はともかくとして、テストのことを考えれば、やはり世界遺産の基礎知識(設立背景、10の基準等)と、日本の世界遺産を確実に学習しておくことが大事なんだと思います。
世界遺産検定の勉強方法について
この手の検定の勉強は、公式テキストを購入して勉強するのが一番手っ取り早いです。
正直、公式教材といわれると課金のように感じてしまう面もありますが、それはしょうがないです。
世界遺産検定事務局が販売しているテキストが、2,000円+税で買うことができます。
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ブログ執筆時現在、Amazonは定価での販売がありません(かなり高い)。ご注意ください。
本の中身についてブログで画像つきで紹介するのは差し控えますが、写真テキストには写真も使われていますので、眺めているだけではっきりいって気分転換になります。テキストの中身があんまり入ってこないというのはちょっとまずいのですが、まぁそんなもんですよね。
ただ、出題範囲で説明したとおり、概要と日本の遺産で配点45%ですから、まずはここをしっかり勉強すべきです。
むしろ、基礎知識と日本の遺産はゴリゴリ勉強し、世界の遺産で癒されるという勉強方法もありかなぁと思います。
また、直近の世界遺産に関する知識は大事です。今年の世界遺産委員会は、2020年6月29日〜7月9日に開催(新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い中止の可能性アリ)予定ですので出題には間に合いませんから、2019年の新規遺産などは、認定要件なども含めて要チェックです!
世界遺産検定は択一試験で、高校の日本史や世界史と同様、ある意味「記憶力勝負」な部分もありますので、「勉強法」というのは個人個人あると思います。学生時代に養った「自分なりの」勉強法で、得点源となる部分をまずはしっかり押さえることが大事なのかな、と思います。
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また、テキストのほか過去問も販売しています。大学受験で赤本を買った人も多いと思いますが、過去問を解くのは受験勉強の王道です。
過去問と同じ問題がでるわけではないので必須ではありませんが、時間に余力があれば傾向をつかみ、場慣れという意味でも、購入して解いてみるものいいのではないでしょうか。似たような問題がでることは、十分ありえますから。
私と世界遺産
私は今まで約60の世界遺産を訪問してきました。リスト化するのはめんどくさいのですが(笑)、主に国内とヨーロッパが中心となります。
国内は割と訪問済で、遺跡群の一部を含んでいいのであれば、未達は小笠原、知床、熊野古道、沖ノ島遺跡群、百舌鳥・古市古墳群の5つですね。この中ではやっぱり屋久島がぶっちぎりでよかったですよ!
私がおススメする・今後行きたい世界遺産は以前記事にしたことがあります。
海外で今まで訪れたところでは、ダントツでフィレンツェがよかったですね!もう町中が一つの美術館のような感じ。
フィレンツェに限らず、前回はいけなかったシエナなどの小都市も回ってみたいものです。
最後に訪れた世界遺産が2020年2月、ベトナムのホイアンです。ほんとギリギリのタイミングで行くことができました。いわれていたとおり、「なんか懐かしい街」といったところでしょうか。
これから、ブログで紹介したドブロブニクやウユニ、ハルシュタットをはじめとして、もっとたくさんの場所にいきたいですね!それらに行く際にも、やはり勉強してからいくと違うのかな、なんて思っています。
まとめ
次回の世界遺産検定が7月5日(日)で、それに向けて勉強を始めようかなというお話でした。
正直、試験の合格・不合格は別にして、旅行に行けない悲しみを世界遺産検定の勉強にぶつけるという面はあります(笑)ですが、きっと世界が平和になって、また旅行ができるようになったとき、世界遺産の知識をより多くもって観光することが、自分にとってはプラスになるかなと考えました。
ブログをご覧いただいた方も、よろしければぜひ一緒に勉強しませんか?
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また、コロナが落ち着いたら世界遺産にいきたいです!そのために、しっかりとマイルをため続けたいと思います。マイルのため方は、こちらからご覧ください。