2019年8月24日:運賃を更新
2020年にJGC修行を国内線中心での修行を考えている方、年末年始に国内旅行を予定している方に情報提供です。2019年10月末からのJALの割引運賃が、2019年8月25日から予約開始になります。
今回はその運賃の発売スケジュールや運賃の概要を紹介します。
また、半年に一回の一斉販売は今回が最後になり、9月10日からは330日前から航空券の発売が開始されますので、そのことにも少し触れたいと思います。
目次
JALの早期割引運賃「先得」とは
JALの国内線の早期購入割引運賃である「先得運賃」は、例年、10月末から3月末までを8月下旬、4月から10月末までの分を1月末から販売しています。
最大で正規料金から85%も割引されるという、超お得な運賃となっています。まぁ、飛行機に正規運賃で乗る人がどれだけいるかという問題はありますが…。
そして、一口に「先得」と言っても、購入期限に応じて大きくわけて4種類の運賃があります。
- ウルトラ先得(75日前まで購入可能)
- スーパー先得(55日前まで購入可能)
- 先得割引タイプB(45日前まで購入可能)
- 先得割引タイプA(28日前まで購入可能)
当然購入期限が早いほうが安いので、一番運賃が安いのは上に書いてあるウルトラ先得で、もっとも航空券が高いのが先得割引になります(先得割引にはAタイプとBタイプがあります)。
国内線に非常にお得な運賃で搭乗することができますから、JGC修行では積極的に使っていきたい運賃です。
JAL先得運賃は最大で85%割引と超お得!
さて、先ほど最大で85%と書きましたが、どれくらい割引されるのでしょうか。
2019年11月以降の運賃がようやく公表されましたので、その一部を紹介します。(PDFファイルで重いのでご注意ください)
- JAL(PDF:5MB)
- JAC(PDF:524KB)
- JTA,RAC(PDF:840KB)
こちらは2020年3月の運賃一覧ですが、、なんと東京から大阪のほか、広島、福岡や沖縄までの航空券が1万円を下回ったりする日や時間もあったりします。こういった便に乗ることができれば、非常にお得に旅行ができますね。
この時期は、札幌は少し高いんですよね…。
JGC修行の観点からみた先得系運賃(FOP単価など)
また、JALの上級会員であるJGC修行の観点でみると、FOP修行(距離修行)の場合、東京~沖縄の普通席で貯まるFOPが1,476ですから、仮に1万円で航空券を発券できれば、単価は6.8となります。
特に、1月は沖縄行きの航空券がかなり安いので、新規修行やダイヤモンド・プレミア防衛修行に非常に向いた時期ですね。
最近はやりの海外発券などを活用すればこれより低い単価をたたき出すことも可能でしょうが、単純な国内往復で6.8ともなれば、かなり優秀な単価となるでしょう。
回数修行を考えている方であれば、定番の福岡~宮崎や沖縄~宮古などは、最安4,900円からというのがここ最近の相場になります(金曜日は休日は、1,000~2,000円程度高かったりします)
2019年11月以降の先得運賃の発売スケジュール
今回、2019年10月27日から2020年3月28日分の航空券は、8月25日の日曜日から販売されます。なお、ステータスやカード保有状況によって発売開始時期は変わってきます。
- ステータスホルダー:8月25日(日)11:00
- JALカード保有者:8月25日(日)14:00~
- JALマイレージバンク会員:8月26日(月)11:00~
- 一般販売:8月27日(火)9:30~
既にJMBクリスタル以上のステータスを持っている方、あるいはJGCに入会している人であれば、8月25日(日)の11:00から予約をすることが可能です。
一方、今回、満を持してJGC修行をするぞ!という方であれば、JALカードを発行していれば同じく8月25日の14時から予約をすることが可能です。
この場合、先行販売から3時間ほど遅れての発売開始となりますので、お得なチケットは売れきれてしまっているかもしれません。
その場合、めげずに、場合によってはウルトラ先得にこだわらず、納得できる金額であればどんどん発券していきましょう。
発券しても、支払いの期限までは3日間ありますので、冷静になって考えることが可能です。もし「やっぱりやめた」となっても、3日以内に流せばキャンセル料がかかりません(というか、入金しなければ自動的にキャンセルになります)
先得運賃のキャンセルポリシー
先得系の運賃は、購入期限が予約日を含めて3日以内となっています。
つまり、チケットを予約したら3日以内に決済をしなさい!ということになります。そうしないと予約は自動的にキャンセルされます。
とはいえ、かなり先の予定はわからず、勢いで購入したものの購入後に都合がつかなくてフライトをキャンセルしたい場合もあると思います。
この場合、55日前までにキャンセルをすれば、払戻手数料430円を除いて返金はされます。ただ、一度入金はしていますので、手続が必要になりますね。
ただ、55日前をすぎあると、出発時刻までは一律で50%の取消手数料が発生します。なので、先の航空券を購入した場合、55日前近くになったらアラームを設定し、その時点で搭乗が可能かどうか、一度吟味することをおススメします。
クラスJは先得割引Aタイプのみ設定あり
今回発売する先得運賃ですが、JAL国内線のミドルクラスであるクラスJの設定があるのは、最も運賃が高い先得割引Aタイプのみとなります。
JALのクラスJシートは、普通席に1,000円を追加するだけのお手頃価格ですが、横幅もシートピッチも広く、非常に快適な座席になっています。
それが故に人気で、最近私もなかなか取れないんですが、正直これを1,000円プラスで利用できるなら、1時間以上のフライトはいつでも利用したいくらいです。
私も出張でクラスJが使えないときや、特典航空券を利用し、当日空港アップグレードできなかった場合などを除いて、基本的にクラスJを利用しています
また、JGC修行を国内線のFOPで行う予定の方も、付与されるFOPが10%増えるというメリットがあります。
ただし、運賃が最も安いウルトラ先得やスーパー先得では、2018年からクラスJの設定がなくなってしまいました。なので、ウルトラ先得などの運賃でチケットを割安で購入したもののクラスJを利用したい場合は、当日、空席があれば空港のカウンターで1,000円を払うことによってクラスJにアップグレードすることが可能です。l
9月10日からは330日先の国内線航空券の予約が可能に
今までは、このように年に2回、半年分の先得運賃の発売が行われていましたが、2019年9月10日からは、搭乗日の330日前の午前9:30から発売・発券開始というルールに変更されます(有償の航空券だけでなく、特典航空券も330日先の航空券の予約が可能となります)。
なので、今回が最後の一斉販売ということになります。
9月10日からは、330日先の航空券が購入できることとなりますので、具体的には2019年9月10日には、
- 2020年3月28日~8月5日までの有償航空券の予約開始
- 2019年11月10日~2020年8月5日の特典航空券の予約開始
この2つが同時にやってきます。
これは忙しくなりそうですね。特に、特典航空券の予約が9か月分一気に開始されることになります。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み(それも東京オリンピック開催中!)の特典予約が一斉に開始されますから、狙いを定めて航空券を確保していきましょう。
まとめ
JALの2019年冬ダイヤ(2019年10月末〜2020年3月末)の割引運賃である先得系運賃は、8月25日の日曜日から発売になります。
この期間にお得に旅行したい人や、2020年のJGC、あるいはダイヤモンド・プレミア修行を考えている人は乗り遅れないようにしましょう。
また、9月10日からはJALの国内線航空券が330日先まで予約可能となりますので、今回が最後の一斉販売となります。9月10日は9月10日で、来年の夏までの国内線航空券の発券ができるようになるため、ウォッチが必要ですね。当ブログでも直前にはまた周知したいと思います。