2019年にJGC修行を国内線中心での修行を考えている方や、気分も早くゴールデンウィーク・夏休みに国内旅行を予定している方に情報提供です。2019年3月末からのJALの割引運賃が、2019年1月末から予約開始になります。
なお、今回の発売から、JAL先得系運賃のキャンセル料規定についても変更があります。今日はその運賃の発売スケジュールや運賃の概要を紹介します。
目次
2019年4月からの旅割は1月29日から予約開始
JALの国内線の早期購入割引運賃である「先得運賃」は、例年、10月末から3月末までを8月下旬、4月から10月末までの分を1月末から販売しています。
一口に「先得」と言っても、大きくわけて4種類の運賃があります。
- ウルトラ先得(75日前まで購入可能)
- スーパー先得(55日前まで購入可能)
- 先得割引タイプB(45日前まで購入可能)
- 先得割引タイプA(28日前まで購入可能)
基本的に運賃のルールは同じなのですが、申し込み期間によってかわります。
一番安いのがウルトラ先得で、高いのが先得割引になります(先得割引にはAタイプとBタイプがあります)。非常にお得な運賃で搭乗することができますから、JGC修行では積極的に使っていきたい運賃です。
運賃自体は現時点では公表されていませんが、参考までに2019年3月の運賃がこちらにになります。なんと東京から札幌、福岡や沖縄までの航空券が日程や時間によっては1万円を下回ったりする日や時間もあったりします。こういった便に乗ることができれば、非常にお得に旅行ができますね。
JGC修行の観点からみた運賃の考察
ここでは、旅行ではなくJGC修行の観点で運賃をみていきたいと思います。
東京ー沖縄便(FOP修行)
FOP修行(距離修行)の場合、東京~沖縄の普通席で貯まるFOPが1,476です。
運賃なんですが、ウルトラ先得という前提ではありますが、6月までは1万円前半の価格帯の運賃も多くあります。ただし、金曜日は2万円台に上がる便が多いですね。
なので、6月の修行は金曜日をはずしましょう。意外と土曜日はあがりません。
こちらは7月下旬、夏休みに入ったあとの運賃です。東京発午前便、沖縄発午後便を中心に、ウルトラ先得でも2万円台になります。ちなみにお盆は3万円近くにも・・・。
その中でも、JL919便と921便、帰りの902便と904便は、この時期でも1万円以下となります。先得の広告にもなりますからね(笑)
10月になっても値段はあまり下がらず、1万円台後半から2万円ほどになります。夏と同様、919便、921便、902便および904便の値段は1万円以下となるんですけどね。
回数修行
回数修行の方であれば、定番の福岡~宮崎は、最安5,600円からというのがここ最近の相場になります(休日は1,000円程度高かったりもします)
このほか、那覇~宮古・石垣・久米島などの離島を結ぶ便も、ウルトラ先得では5,000円台から用意されています。
これらの路線は生活必需路線のため、あまり夏休みでも値段がわからないのが特徴です。さすがにお盆は少しはあがr
運賃に関しては、2019年1月23日に、一斉発売に向けて国土交通省に届け出た運賃を参照しています。途中で運賃の改定は何度も入りますので、ご承知おきください。
先得運賃の発売スケジュール
今回、2019年3月31日から2019年10月26日分の航空券は、1月29日の火曜日から販売されます。なお、ステータスやカード保有状況によって発売開始時期は変わってきます。
- FLY ONステータスホルダーおよびJGC会員:1/29 11:00~
- JALカード保有者:1/29 14:00~
- JALマイレージバンク会員:1/30 11:00~
- 一般販売:1/31 9:30~
既にJMBクリスタル以上のステータスを持っている方、あるいはJGCに入会している人であれば、29日(火)の11:00から予約をすることが可能です。
一方、今回修行するぞ!という方や、GWや夏休みに旅行するぞー!という方であれば、JALカードを発行していれば同じく1月29日の14時から予約をすることが可能です。
ステータスホルダーに比べ、3時間ほど遅れての発券となりますので、いい席は売れきれてしまっているかもしれませんが、めげずに、場合によってはウルトラ先得にこだわらず、納得できる金額であれば発券していきましょう。
当日はJALホームページへのアクセスがしずらい状態が夕方まで続きます。めげずに頑張りましょう。私は過去に特典航空券の検索をしていたら先得発売日であることを失念しており、非常に迷惑だった記憶があります(笑)
クラスJは先得割引Aタイプのみ設定あり
今回発売する先得運賃ですが、クラスJの設定があるのは、最も運賃が高い先得割引Aタイプのみとなります。これは2018年秋の販売からこのようなルールになりましたね。
JALのクラスJは、わずか1,000円を追加するだけで、横幅もシートピッチも広く、非常に快適な座席です。正直これを1,000円プラスで利用できるなら、1時間以上のフライトはいつでも利用したいくらいですね。
また、修行層の方たちであれば、付与されるFOPが10%増えるというメリットがあります。
ただし、運賃が最も安いウルトラ先得やスーパー先得では、2018年からクラスJの設定がなくなってしまいました。なので、これらの運賃で購入したいけどクラスJを利用したい場合は、当日、空港のカウンターで空席があれば1,000円を払うことによってクラスJにアップグレードすることが可能です。
当日アップグレードしたいけれど空席がない場合、空席待ちをすることが可能ですが、これは決して得策ではありません。これは、空席待ちは最終的に空席があった場合に、ステータス別かつ申込順に振り分けられます。
実は、当日の便変更などで空席状況が変動することはけっこうあるんですね。例えば空席なしの状態から1席クラスJにキャンセルがでた場合、それは一度「空席わずか」という形で世に出回ります。なので、空席待ちを狙う場合は、逐一アプリなどで空席状況を確認し、空席があったら速攻でカウンターに駆け込む方がアップグレードされやすくなります。
特に修行中でステータスを持っていない場合、空席待ちの場合はステータス持ちが優先されてしまいますが、この方法ならステータスに影響されずにアップグレードをすることが可能で¥す。
2019年夏ダイヤからJAL先得系運賃のキャンセルが大幅変更
今回、1月末販売の運賃から、JALの先得系運賃のキャンセルにかかるルールが大幅に変更になります。
今までは、JAL特典航空券は事前に予約しておいても、購入期限は「そのチケットをルール上購入できる日まで」だったため、1円も入金しなくても、とりあえず便を好きなだけ予約することが可能だったんですね。
たとえばこれは12月23日に3月28日のスーパー先得を予約したときの画面ですが、航空券の購入期限は、ウルトラ先得の購入期限である1月12日になっているんですね。
別にこの便に私がのるわけではありません。まぁ私の乗る便なんて誰も興味ないでしょうけど。
逆に言えばこの日までは1円も払わなくても予約をキープすることが可能ですし、なんなら「乗らない」と決めたなら、何もしなくてもこの日を過ぎれば予約は自動的にキャンセルされます。
新たなルールでは、先得系運賃の購入期限が、予約日を含めて3日以内に統一されました。
つまり、2019年3月31日以降の運賃については、チケットを予約したら3日以内に決済をしなさい!ということになります。そうしないと予約は自動的にキャンセルされます。
はっきり言ってしまえば、ANAと同じルールになったとかんがえてもらえれば結構です。
ただ、これもANAと同様のルールですが、購入したチケットは55日前までにキャンセルをすれば、払戻手数料430円を除いて返金はされます。ただ、一度入金はしていますので、手続が必要になります。
一方、55日前をすぎあると、出発時刻までは一律で50%の取消手数料が発生します。
こちらがANAの場合の手数料ですが、55日前までは無料なのはJALと一緒、その後階段形式のように徐々に取消手数料が上昇し、出発14日前を切ると60%となります。出発14日前を切った場合、JALのほうが手数料が安いんですね。
まとめ
2018年冬ダイヤ(2018年10月末〜2019年3月末)の先得系運賃は、8月26日の日曜日から発売になります。この期間にお得に旅行したい人や、2019年のJGC、あるいはダイヤモンド、プレミア修行を考えている人は乗り遅れないようにしましょう。
また、キャンセルポリシーが変更となり、無担保で75日前まで予約をキープできる仕組みがなくなり、購入後3日以内に決済をする必要がでてきましたので、特に修行組におかれてはご注意ください。