2019年のゴールデンウイークは10連休ということで、私、issyも2泊3日という短期間ではありますが香港に行ってきました。
香港にはたくさんのホテルがありますが、どこも高いんですよね。そこで、今回はもう振り切れて「世界一(階層が)高いホテル」として有名なリッツ・カールトン香港に宿泊しました。人生初のリッツです。これが最後かもしれないですし…。
地上400メートルにあるホテルですから、正直怖いっちゃ怖いんですが(笑)さすがリッツカールトンなだけあって部屋は豪華で快適。今回はその宿泊記をお伝えできればと思います。
目次
ザ・リッツカールトン香港の概要
ザ・リッツ・カールトン香港は、香港の九龍半島にある5つ星ホテルです。
「ザ・リッツ・カールトン」は、世界最大のホテルグループであるマリオットグループの傘下にある超高級ホテルになります。日本にも、東京、京都、大阪、沖縄の4か所にあり、どこも豪華なホテルとなっています(もちろん私はどこにも泊まったことはありません。)
マリオットグループのホテルには、特典で泊まれるポイントに差をつけるためリワードランクを設定していますが、このザ・リッツカールトン香港のランクは8と、最上級に設定されていることからも、このホテルの高級さがわかると思います。
香港は大きくわけて九龍半島と香港島に分けることができますが、ザ・リッツ・カールトン香港の場所は九龍半島側になります。
ネイザンロードなどがある尖沙咀からは少し離れていますが、香港島へは地下鉄で1駅、また香港ディズニーランドに向かう際も東湧線でディズニーラインとの乗り換え駅であるsunny bay駅にも一本で向かうことができます。
ホテルはICCという商業ビルの上層階、102階から118階になります。一般的に世界一高層階にあるホテルと言われています。
香港国際空港からはエアポートエクスプレス駅直結!
今回、香港に入国したのち、中心部に向かうために利用したのがエアポートエクスプレスです。
空港をでてすぐに乗れる(乗車券の購入すら不要!)ので便利ですね。エアポートエクスプレスの車内でインターネットでチケットを購入することだって可能です。
今回滞在するリッツカールトン香港は、このエアポートエクスプレス九龍駅に直結しているため、空港から電車に乗って20分で到着する九龍駅から、すぐにホテルにたどり着くことが可能です。
九龍駅についたら改札をでて、エレベーターでU3階まで登ります。このエレベーターがなかなか混みあいます(笑)
エレベーターで3階にあがると、ELEMENTSというショッピングモールに出ます。日本にもありそうなショッピングモールです。
ここからは、リッツカールトンの案内があちらこちらにありますので、その方向に進んでいけばホテルの方にたどり着きます。
地下鉄やエアポートエクスプレスは地下なのですが、ホテルのフロントは109階。3階から先はどんどんとエスカレーターを上っていくと、8階のところでリッツカールトンのロゴである、ライオンと王冠のマークがお出迎えしてくれました。
さらにもう一つエレベーターを上ります…。
9階がホテルの入り口になります。車でホテルに向かう場合は直接9階に車がつきますので、観光の際はタクシー、Uberを利用することも検討するといいと思います。
ここから、エレベーターを使って一気に103階までエレベーターで昇ります。
そう、フロントが103階にあるんですね。なのでエレベーターのボタンは9階と103階のみです。
こちらがエレベーターで到着した103階のフロントです。ここでチェックインを行いました。
今回チェックインを担当してくれたのは、現地の方でしたが、日本語が少し(と本人はおっしゃっていますがペラペラでした)しゃべれる方でした。
この方以外にも、リッツカールトン香港には日本人スタッフの方がいます。実際、チェックアウトの際に食べていない朝食料金?が加算していたときにクレームを出したら、「日本人スタッフを呼ぶ」と言われ、日本語にて対応していただきました。
おかげでスムーズに取消処理が進みました。やはりトラブル発生時は日本語で対応できるに越したことがないですね。
部屋のアップグレードはあったのか?
ホテル滞在ブログで多々みかけるお部屋のアップグレード。私はSPGアメックスというクレジットカードを所有しているので、マリオットのゴールド会員ではありますが、今回宿泊したリッツカールトン香港ではアップグレードがあったのでしょうか?
今回は最も安い「デラックスルーム」を予約しましたが、1部屋はシティービュー、1部屋はハーバービューへのアップグレードのみでした。
追加料金も何も払っていませんし、こんなもんでしょう。ゴールド会員ですし、中国のゴールデンウイークの前日からの宿泊ということもありますからね。
超絶アップグレード!なんてブログもありますが、当ブログはあくまで最安値予約でいきたいと思います。
部屋の様子を紹介
それではお部屋の紹介をしたいと思います。今回滞在したのは、106階にある10612号室と10606号室の2部屋です。
106階なんていうと、とてつもなく高い場所にあるように思いますが、そうここはリッツカールトン香港。106階でも実は最も低層階なんですね。感覚がおかしくなります。
では部屋に入っていきたいと思います。
部屋に入って電気をつけると、いきなりカーテンが自動で開き始めました。びっくりしました…。
これは、昔マリーナベイサンズに泊まって以来の光景ですね。あのときは何が起こったのかと思った。
こちらが部屋の全体です。さすが50平方メートルあるだけあって、とても広々とした配置になっています。
これならスーツケースも問題なく広げることができますね。
ベッドがこちら。枕の数は各ベッドに2つと、高級ホテルにしては控えめな数ですね。硬さは異なったので、自分に合う方を使うことができます。
もちろんお布団はフカフカで、バリバリの不眠症の私も睡眠薬なしで、夜中一度も目が覚めずに熟睡できました(疲れていたのもあるでしょうが)このベッドほしい。
ベッドの横にはくつろげるソファーがあります。オットマンつきなので足元も楽ちんです。
仕事もはかどりそうなかっこいいデスクがあります。私はPCを持ち込みましたが、このときはブログ書きませんでしたけど(笑)
ちなみに、コンセントの他にUSBで給電できるようになっているので、今回実は私、ケーブルだけもってきてアダプタを忘れるという失態を犯したのですが、無事に充電することができました!
大型のテレビもちゃんとあります。NHKもワールドワイドとBSプレミアムの視聴が可能でしたし、YouTubuを見ることもできました。
9歳の甥っ子はYouTubeばっかり見ていたようです。最近の子供ってそんな感じなんですね。
お水は4本、リッツカールトンのデザインが施されているペットボトルがおいてありました。これは自由に飲むことができます。
また、コーヒーメーカーも使うことが可能です。日本語の説明もありました。
冷蔵庫はミニバー形式でけっこうがっつり詰まっていますが、多少は隙間もありますので、自分がコンビニなどで買ってきた飲み物を冷やすことも可能です。
ミニバーには他にもワインとかおつまみとかがあります。高そうなので値段見てないですけど。
この日は平成31年4月30日、平成最後の日ということもあって、部屋には「平成」と「令和」の文字が書かれたウェルカムクッキーがおいてありました。日本人が宿泊するということで特別にしてくてたサービスなのでしょう。
こういった心遣いは、日本人スタッフも働いているならではのことではないでしょうか。
続いて水回りをみていきましょう。
シャワーブースは木目調。手持ちのシャワーとオーバーヘッドシャワーの切り替えが可能なシャワーになっています。
また106階と超高層になりますが、シャワーチェックすると、十分な圧力がありますので安心です。
アメニティはイギリスブランドのAspreyで統一されています。
シンクはダブルになっています。これは複数人で滞在する際は非常にありがたいですね。タオルもいっぱいあります。
アメニティやドライヤーは引き出しの中にあります。
海外ホテルでは珍しく、歯ブラシもついていました。
シャワーブースの別にバスタブがしっかりあります。これそこが高級ホテルの証ですよね。
シャワーを浴びたあと、のんびりとお風呂につかることが可能なのは日本人としてはとてもうれしいことです。
部屋のお風呂にもテレビがついています。私が滞在したのは平成31年4月30日。そう、改元の日です。
改元の瞬間は、お風呂に入りながらNHKワールドを見て迎えることになりました。
118階にある世界一高いプールも!
リッツ・カールトン香港の118階には、おそらく世界で最も高いところにある屋内プールがありますので、平成最後の思い出にちょっと行ってきました。
エレベーターで118階に上がるとプールとジムがあり、ここで男女分かれて更衣室があります。
更衣室の中には鍵付きロッカーやトイレ、シャワーブースもありますし、タオルを借りることができますので、水着だけ部屋からもってくればOKです。
プールは25メートルくらいのら長さがあり、そしてなぜかプールの中にモニターがあり、水中の映像や香港の景色や観光地の映像が流れます。なんというか斬新な…。
私も平成元年にプールを始めたいちスイマー(自称)として最後の水泳ということで少しだけ泳ぎましたが、やはり飲酒後のプールは冗談抜きで危険で、100メートル個人メドレーを泳いでいるうちに、「あれ、これヤバイな」というのが直感で分かったのでプールからは撤収です。
さてさてリッツカールトンのプールというのは、プールサイドにソファとかがあったり、もうなんか色々世界が違いますね…。私が知っているプールではない…。
酔っ払いはプールから撤収して、大人しくジャグジーに入ります。ジャグジーは屋内に2個あり、私を含め日本人が温まっていました。けっこう日本人泊まっているんですね。みんな金持ちー。
さらに、屋外にもジャグジーが設置されています。こちらはもはや118階の露天風呂のようなものですね?とっても気持ちよかったですよ。
香港で最も高いところにあるバー「Ozone」にドリンクチケットで入ってみた
今回、マリオットゴールドメンバーの利用特典として、118階にあるバー、OZONE(オゾン)の1杯無料ドリンク券をもらったので行ってみました。
今回は9歳の甥っ子がいますが、21時までは子供同伴での利用がOKとのこと。
おそらく、21時まではカジュアルな運用をしているのでしょう。そのため、少し早い時間ではありますが、19時半ころにバーに向かいました。
118階へは、各部屋から一度103階のロビーまでエレベーターで降りて、そこから専用のエレベーターで向かいます。
最初、宿泊者専用エレベーターで118階に行ってしまいましたが、こちらからはプールとジムにしか行けず、オゾンに向かうことができません。
入店後インサイドかアウトサイドかを聞かれ、せっかくなので夜景が見たいことからアウトサイドで席をお願いしました。アウトサイドからはこのように香港の夜景が非常にきれいにみえます。
19時半ころに入店して、なんとかアウトサイドに3席確保できた感じでしたね。
なお、あまりに高すぎる場所にあるがために、毎日20時から行われている「シンフォニー・オブ・ライツ」はやっているのかいないのか、よくわかりませんでした(笑)
さて、Ozoneのメニューの写真を撮り忘れましたが、ドリンクの値段はこんな感じでした。
- ソフトドリンク:100ドル
- ジントニック:185ドル
- ビール:165ドル
ソフトドリンクが1,500円、お酒が2,000円~3,000円くらいと、高級バーの一般的な価格ですね。
3人で450ドル、およそ6,700円分のオーダーをしましたが、今回は先ほども書いた通りマリオットゴールド会員のクーポン利用により無料です。ちなみにこの1杯のみでそそくさと引き揚げるという乞食っぷりでした。
ザ・リッツ・カールトン香港の宿泊価格は?
はい、ここが気になるところですよね?庶民の分際でリッツ・カールトン香港に宿泊したのですが、実際にいくらかかったのか。
今回、私たちは5人での旅行の予定でしたので2部屋予約しました。
うち1部屋はマリオットのポイントで、もう一部屋は支払いで泊まりましたので、それぞれの費用をお伝えできればと思います。
マリオットリワードでの宿泊
マリオットリワード(ポイント)で宿泊する場合、宿泊に必要なポイントは、ホテルのランクによって定められたカテゴリーによって変わってきます。
このリッツカールトン香港は、さすが高級ホテルなだけあって、カテゴリーが最上位の8になっています。したがって、現在は一泊あたり85,000ものポイントが必要になってくるんですね。
ちなみに、今回私は1泊60,000ポイントで宿泊できるときに予約したので、2泊合計12万ポイントを利用して宿泊しました。
通常の支払いでの宿泊
もう一部屋は、ポイントを使わずに通常通りマリオットの公式サイトから部屋を予約しました。
今回は1泊あたり、サービス料込で4,000ドルほどで宿泊しています。日本円にすると約6万円ですね。今回は二泊したので12万円。親と甥が二人で泊まった部屋なので、1人あたりで考えれば2泊で6万円です。
ちなみに、この料金は前日までキャンセル無料の予約であり、事前購入はこれよりももう少し安かったと記憶しています。
これを高いと考えるか安いと考えるかは微妙ですね。この時期はゴールデンウイークで、お隣中国も春の連休シーズンになります。それなりにホテルの価格は高騰する季節ですよね。
まとめ
2019年のゴールデンウィークに、マリオットグループ内でも最高級ランクに位置づけられるホテルの一つであるザ・リッツ・カールトン香港に2泊滞在してきたのでそのレポートでした。
「さすがにリッツ」(お値段も含めて)と言わしめるようなお部屋で、最安の部屋でしたがとても満足する滞在でした。
今回はゴールド会員でかつ最安の部屋を予約したため、ラウンジを利用することはできず、また朝食も非常に高額なためつけませんでしたが、次回来る機会があれば、ラウンジも体験してみたいなー、と思う一方、もう少し安いホテルにしようかなとも思う次第です(笑)