羽田空港発の早朝便を利用する際や、夜遅く羽田空港に到着する際は、羽田空港近くのホテルで寝るだけの宿泊をする方も多いかと思います。私も朝が苦手なもので、最近は羽田発が8時よりも早い場合、前泊をすることが多いです。
羽田空港やその近くの蒲田周辺にはたくさんのホテルがありますが、今回その中から、「HOTEL RELIEF Premium羽田」を利用しました。思っていた以上によいホテルで、軽食サービスが24時間提供されているため、朝食開始時間より前でも食事をしてから空港に向かえるなど、とても便利でしたので紹介したいと思います。
HOTEL RELIEF Premium羽田の概要
HOTEL RELIEF Premium羽田は、羽田空港にもほど近い蒲田エリアにあるビジネスホテルです。価格帯も非常に安く抑えられているので、羽田空港での前泊にも非常に便利です。
今は国際線はあまり乗ることがないと思いますが、国内線でも8時より前の便だとお住まいの場所によっては前泊を検討することになると思うので、その際の候補にもなりうるホテルですね。
アクセス
HOTEL RELIEF Premium羽田は、京急線の京急蒲田、または空港線に入った最初に駅である糀谷が最寄り駅になります。京急蒲田だと快特も停車しますので便利ですし、また糀谷は快特は停車しませんが、それでも10分に1本羽田空港行きはありますので、そう不便ではないです。
個人的には、京急蒲田よりも糀谷からの方が、道は迷わないですし段差も少ないのでおススメです。蒲田からだと、第一京浜を渡る必要があり、出口を間違えると遠まわりさせられたりするなど、若干厄介な部分があると思います。
深夜チェックイン・早朝チェックアウトの割安プランも充実
今回このホテルを利用した一つのきっかけが、楽天トラベルで21時チェックイン・9時チェックアウトの割安プランがあったことです。
今回利用したのがこちらのプラン。21時チェックイン、9時チェックアウトということで、羽田空港の前泊にはぴったりな時間設定になります。もちろん通常の宿泊プランよりも割安な価格が設定されています。
滞在時間は短いですが、軽食を夜食や朝食で食べることができるのも大きなポイントです。
また、この楽天トラベルのプランはポイント10倍プランということで、楽天のポイントを集めている人には非常に魅力的なプランです。
ホテルの滞在
それでは実際に私がHOTEL RELIEF Premium羽田を利用してきた際のレポートを簡単にしていきたいと思います。滞在したのは、2021年11月の某金曜日になります。
私は夜は京急蒲田からホテルに向かいました。夜でも産業通り、環状8号と交通量の多い大通りを進んでいくことも可能なので、そんなに暗い夜道ではないのが安心です(Google Mapなどでナビをすると裏道を通ります。こちらはちょっとくらいです)
ただ、京急蒲田から行くと高架橋を超えることにあるので、大きい荷物がある人は糀谷から行くのがいいかもしれません。
フロントのカウンターは1台しかなく、ホテルの規模の割には少ないと思いました。120室あるホテルですから、混んでいる時間帯はけっこう待つことになるかもしれません。
受付の方は外国人の方もいて、丁寧に対応していただけました。
部屋にあがる際に利用するエレベーターは、乗る際にキーをかざす必要がある仕様ですので、宿泊者以外はエレベーターに乗ることができないようになっています。
部屋の様子
今回宿泊したのはシングルルーム(14平方メートル)です。宿泊したのは310号室という部屋です。
HOTEL RELIEF Premium羽田は、部屋によって形がかなり違うようなのであくまで参考になりますが、部屋の様子を紹介できればと思います。
部屋全体はこんな感じにコンパクトになっています。広さは一般的なビジネスホテルのシングルルームとそう変わらない感じです。
小さいスーツケースなら開けるですが、大きいスーツケースは部屋の奥の方では開くのが大変な感じです。
ベッドは140センチのダブルベッドサイズ、マットレスの硬さは、柔らかくもなく硬くもなくという、ほどほどのものでした。
枕元にはライトのほか、ACアダプターとUSBの電源が一つずつあります。
備え付けのパジャマはセパレートタイプです。私ワンピースタイプが苦手なのでこれは助かりました。
ある程度机のスペースもありますので、PCでの作業も特に支障なくこなすことができます。Wi-Fiの速度も深夜ということもありましたが100Mbpsくらい出ていましたので、ストレスフリーにインターネットを利用することができます。
ちなみに化粧机と違うのは鏡がないことですね。
狭いビジネスホテルですので、ハンガーは部屋の壁にかけるスタイルになっています。またスリッパは使い捨てのものがないです。気になる方は持ち込みましょう。
冷蔵庫はスイッチで電源を入れるタイプなので、電源入れ忘れにはご注意ください。
バスルームは一般的なビジネスホテルの作りになっています。バスタブもあり、さすがに自宅などに比べると小さいですがホテルとしては十分な広さだと思います。
シャワーの水圧ですが、ミラブルというシャワーヘッドが使われているみたいで、水圧のある程度あるミストのような感じででてきました。なんというか初めての感覚でしたねー。
シャンプーやボディソープはオーランジュロゼというブランドです。調べてみたら国産で業務用にけっこうおろされているようですね。
天然保湿成分のある、少し甘い感じの匂いに仕上がっています。比較的万人うけするような香りです。
24時間食べられる軽食がある
HOTEL RELIEF Premium羽田の特徴の一つが、24時間いつでも食べることができる軽食(カレー・うどん)が用意されているということです。現在は朝食の提供がないため、軽食が朝食を兼ねることとなっています。
宿泊者であれば誰でも利用することができます。羽田空港に朝早く行く際も、さくっと朝食としてカレーやうどんを食べてから向かうことができます。
もちろん、ホテルの朝食のほうが種類は豊富ですが、多くのホテルでは朝食の提供は6:30とか7:00からだと思います。6時台、7時台前半のフライトの場合は朝食会場のオープンよりも先にチェックアウトしなきゃいけないことになると思いますが、ここなら軽く朝食がわりにカレーやうどんをバベルことができます。、このサービスは非常にありがたいです。
軽食の会場はホテルの1階、フロントのすぐ横にあります。席は20人くらい屋内に座れるほか、屋外にも少し席が用意されています。冬場は寒いでしょうが。
なお軽食の部屋への持ち込みは禁止されていますのでご注意ください。
カレーはビュッフェのようにお米とルーが作り置きになっています。セルフサービスなので、お椀は発泡スチロールの使い捨てのものになっています。
飛行機前のカレーといえばJALのラウンジですが、あれにはさすがにかなわないものの、まぁまぁおいしかったです。
うどんはどうやって提供しているのかと思っていたのですが、冷凍のうどんを自分で茹でて、つゆを注いで食べるというスタイルなんですね。お湯をあまり変えていないので、茹でるお湯の汚れは若干気になりました。気になる方であれば軽食はカレーの方がいいと思います。
くず天などを載せていただきました。味はまぁ一般的な冷凍うどんと同じような感じですね。正直私はカレーの方がおいしかったと思っています。
あとはソフトドリンクが一通りそろっています。ゴールドドリンクバーのマシン以外にも、ホットコーヒーなどが用意されています。
まとめ
HOTEL RELIEF Premium羽田は、蒲田にある宿泊に特化したホテルで、羽田空港への前泊にも非常に便利です。
チェックインが遅いプランを選べば値段的にも5,000円程度あれば宿泊できるホテルになりますし、24時間軽食やソフトドリンクが食べ放題、飲み放題なのもメリットだと思います。
羽田空港前泊の際のホテルの候補にいれてみてはいかがでしょうか?