最近、TwitterやInstagramSNSで、旅行系のインフルエンサーがおススメホテルを紹介することが増えています。コロナ前よりも多い感じがします。
まずは旅行界隈を盛り上げること、その尽力に感謝するとともに、大多数は非常によい宿をピックアップされていらっしゃるなと思っていることを表明します。私も参考にさせていただいています。
ただ、それらの中で、個人的に「ここはちょっとないなー」とか、「ここは人選ぶよなー」とか、まぁたまには「本当に泊まってリストアップしているのか」と思うようなところもあるわけです。
そこで、私は今回炎上必至でインフルエンサーおススメのホテルの中から、ちょっとうーんとなったホテルを4つほどあげて、その理由などについて書いていきたいと思います。
目次
部屋が狭すぎてくつろげなかった由縁新宿
最初に紹介するのは、Hafhの利用ランキングでも常に上位にいる由縁新宿。ここはコインだと450コイン~、有償で宿泊すると1万円くらいからでしょうか(時期にもよるでしょうが)
確かに入口からフロントにかけての雰囲気はいいですし、東京のど真ん中で箱根の温泉に入ることができます。なかなかお出かけできない人にとっては、非日常の空間を味わうことができるのは事実です。そういった方にはくつろいでもらいたいです。
ただですね、とにかくスタンダードな部屋が狭いんですよ。これ最安のセミダブルなんですが、ベッドの両横がすぐ壁なので寝てても圧迫感があります。あとベッドがメチャクチャ低いのも気になってしまったんですよね(和風にしようとしてる?)
ちなみに部屋は12平方メートルなので、アパホテルや東横イン等のビジネスホテルよりも若干広い程度です。実際には機能的に作られているビジネスホテルより狭く感じましたね。
部屋の中にはテーブルなどもあるのですが少し低めだったりして機能的ではないです。ビジネスホテルではないので由縁に機能を求めてはいけないのですが、狭い部屋には機能性もあった方がいいと思うんですよねー。
なので、由縁新宿に泊まる場合は広めの部屋(コンフォートツイン)以上にしたほうがいいです。が、そうすると今度コストの問題(1泊15,000円以上)がでてくると思います。ちょっと使い勝手のよくないホテルですね。
あと立地も少し不便。最寄駅は丸の内線の新宿御苑前ですが、駅から10分くらい歩きますし分かりにくい。となると都内慣れてない人は新宿からタクシーというのが現実的なアクセスになるかなと思います。このあたりも含めて、新宿に泊まるという選択肢でここを選ぶかどうかは微妙ですね。
温泉にどれだけの価値を見出せるかですべては決まると思います。
コロナがちょっと心配になったi+Land Nagasaki
長崎県の伊王島にあるi+Land Nagasakiも、最近人気のホテルのうちの一つです。一つの島をリゾート風にしたてたもので、施設の中に限らず外にカフェを作って色々遊べそうな感じになっているほか、温浴施設やレンタサイクルなどは宿泊者は無料で利用できますから、ファミリーで、カップルで楽しめるコンセプトの施設だと思います。
Hafhのコインだと一人宿泊であれば450コインからとかなりお得ですが、有償だと平日だと1万円台半ば、土日だと3万円くらいするホテルです。
お部屋はホームページの写真よりやはりチープな印象を受けました。私が実際に泊まった部屋がこちらなんですが、ちょっと土日だと1泊3万円を超える部屋の作りではないですよね。若干昭和感を感じずにいられません。部屋が広いのはいいのですが…。
お部屋だけでなく、今回私がここで取り上げる気になったのがコロナ対策。いや、リゾートとしては消毒液おいたり様々な対策をしてるんだと思うんですよ。ただ、客がそれを理解して使ってるのかというと???なところもあるかな、と思いました。
特にここは屋内のマスクを外す機会の多いレジャーが多いのです。
どうしても温浴施設がメインレジャーとなっているためコロナの相性は悪いので仕方がないのですが、気になったのがリラックスエリアです。ここはマンガ読み放題のため長時間滞在が想定されるんですが、個室ぽくなってるところでマスクしてなかったりとか消毒されてないなーとか気になってしまいました。このあたりだとくつろいでしまいますよね。
本当はゆっくり漫画を読みたかったのですがそそくさと撤収してしまいました。
あと、夜に1,000円で利用できるバーがセルフなのもあるのですが、私が訪れた時は割と無法地帯になっていました。アルコールがセルフ飲み放題提供って、一定の秩序が求められると思うのですが、(これはこの後紹介するホテルにも言えることです)ノーマスクで飲みながらダーツしてたりしたのが気になりました。
レジャーとしては楽しめるのですが、この施設はビジターが利用できるため、地元の若者なんかも流れてきます。彼らがまたワーワーやってるのが気になります。ビジターでも2,000円で時間無制限飲み放題・ダーツ投げ放題ですからね(というかダーツ台占拠されて夜は投げれなかったし…)。
その上、ちょっと換気があまりよろしくなさそうな感じなのでその点も不安だったりします。
このように、施設というよりはコンセプト的にコロナ対策が気になりました。施設はメッチャ頑張ってると思いますし、コロナを気にしない人は楽しめると思います。
ホテル内の治安が良好ではないホテル逸の彩(那覇)
3つ目に紹介するのが2020年に沖縄・那覇の牧志エリアにできたホテル逸の彩です。ここもSNS中心にコスパがよいなどとおススメされることが多いホテルです。
まずはお部屋から紹介です。部屋自体はかなり機能的に作られています。この部屋はダブルで16平方メートルですが狭さはあまり感じません。沖縄まで来てこれ以上狭い部屋はしんどいでしょうが、ギリギリのラインだと思います。
ただちょっと気になったのが、部屋の向きによってはモノレールとかから部屋が丸見えになるんですよね。モノレールビューなんて逆転の発想的に売っていますが。窓あけられないですよこれは…。
ホテル最大のウリが、朝10時から夜10時までの12時間、ビールや泡盛、ハイボールが飲み放題、アイス食べ放題であることです。ここが、このホテルがコスパ最強と言われるところです。
また夜9時からはドーミーインのようにラーメンが提供されたり、カクテルしてきます。私も朝から楽しませてもらったこともあります。
ただ、12時間にわたって酒が飲み放題ということで、すべての客にアルコールを無制限で提供すると一定層の飲み方は気になるところですし、さらに提供場所の近くにプールなど弾けやすい場所があとどうしても治安は崩壊しがちになります。
どうしても沖縄旅行となると開放的になる方が多く、他の地域よりもはっちゃけている人多いような気がします。お酒がおいてあるエリアの横はこんな感じでテーブルが置かれており、外からフードも持ち込めるのでもはや宴会に近い感じでやってる人もいます…。テーブル動かしてね…。
あと細かいところですが朝食のトレー返却口が全然片付けられてなくて不衛生とか、値段の割にそういうことろのサービスが届いてないなぁと思いました。人足りない?
あと、屋外に天然温泉があると書いてありますが実際はこんな感じです。プールの奥にこんな感じである程度です。温泉という感じではないですよね。
個人的には空いているときであればアリなホテルですし、完全にリピートなしというわけではありません。ただオフシーズン限定でしょうね。
最後に言わせていただければ、ホテル逸の彩の場合、公式サイト経由からだと素泊まり料金で朝食無料になります。どう考えてもOTA経由よりも公式サイトからのほうがお得なのですが、インフルエンサーの投稿には楽天アフィリエイトなどのリンクが貼られたりしています。
公式だろうとOTAだろうと同条件の場合であればOTA経由の予約でもいいと思いますし、アフィ貼るのも全然問題ないと思ってます。というか価格変動は時期にもよるのであまりそこは気にしません。
ですが、どう考えても公式のほうが特典豊富な場合、OTAアフィリエイト貼るのはどうなのよ?と思ってしまうんです。
逆に言えば、インフルエンサーの宿泊リンクだけでなく、公式サイト等もチェックしてどちらがお得になるのかというのは、しっかり見たほうがいいと思いますという教訓を与えてくれた事例でもあります。
番外 立地上「全世代〇」なんて言っちゃいけないホテルSANSUI(沖縄)
ここは宿泊していないので番外編になりますが、以前某インフルエンサー🦁が掲載していた沖縄8選に登場していたSANSUIについては言わせていただこうと思います。
住所みて???となったので確認しました。これ、最近沖縄いけてないのでグーグルマップだけ貼りますが、周りはソープランドやラブホテルだらけの場所です。いくら車で乗り付けるにしてもファミリーや女の子同士では行きにくいところですよね。(どういう場所か興味ある方は、googleストリートビューでご覧ください)
なので、とても【全世代〇】なんて言えないですよね。また、その立地上車移動が望ましいですが、客室に対してパーキングが全く足りてないので、駐車場取れない人は歩いて外を出歩くことになります(辻は今はキャッチいるんですかね…?)
ここに限らず立地や元の建物の使い方に言及せず、おススメするインフルエンサーがいるのも事実です。当たり前ですが「いわくつき」の場所や建物であればコストが低いため、相対的にコスパはお得になります。
なので、自分が行ったことのないエリアのホテルがいいなと思った場合、その立地は事前に確認したほうがいいと思いますよ。
まとめ
あと、インフルエンサー発信の旅行情報について、なんとなく気を付ける部分も結果として補足する記事になりました。立地など発信情報からみえにくいところに注意する、いい写真だけを鵜呑みにしない、お得に釣られすぎない、などがあると思います。
それから、ついついお得情報に魅せられてtweetのリンクから予約してしまうこともありますが、公式サイトの方が安い、特典があるというホテルもありますので、そこもみるといいと思います。
なお、本ブログにおいて特定のアカウントを非難するものではないことを改めて申し上げさせていただきます。