2018年7月にニューヨークに滞在した際、ホテルはタイムズスクエア中心部にあるニューヨーク・マリオット・マーキースに滞在しました。
今回はニューヨーク・マリオット・マーキースを選んだ理由と、実際のお部屋、朝食内容などを紹介したいと思います。
目次
滞在先をニューヨーク・マリオット・マーキースに決めた理由
今回、ニューヨークでの滞在ホテルを選定するにあたっての条件が以下の3つでした。
- ブロードウェイの近くであるタイムズスクエア中心
- ツインルームを確実に抑えられる(できればホテルのポイントも使いながら)
- できればマリオット系列
ミュージカルの予定を入れており、母は高齢ですので、なるべく終演後速やかにホテルに戻れるのがいいかなと思い、タイムズスクエア中心のホテルを基本線としました。
また、母親となのでツインルームを抑える必要があります。そのうえで、マンハッタン中心部はホテルの値段が高いので、できればポイントも使いながらお得に宿泊したいわけです。
ただ、ポイントを併用した宿泊になると、あまりツインルームが出てこなかったんですよね。もちろん、追加でエクストラベッドを入れてもらってもいいのですが、ただでさえニューヨークはホテルが狭いところが多いので、そこにエキストラベッドを入れてもらうと、スーツケース広げるスペースすら怪しくなってきてしまいます。
最後、可能であればマリオット系列というのは、マリオットゴールド会員の特権を使いたいからです。実は2018年8月からは、マリオットとSPGの統合によりステータスの見直しが行われ、現在わたくしはホテルの朝食利用などが付帯されているものの、8月からは朝食がつかないため、最後にちょっと使ってみたいなと思ったからです。
これらの条件がマッチしたのが、ニューヨーク・マリオット・マーキースでした。
ニューヨーク・マリオット・マーキースの概要
ニューヨーク・マリオット・マーキスは、マンハッタン中心部、タイムズスクエアエリアにある客室が2,000室を超えるという、超メガホテルです。
何よりも立地がすごい!ニューヨークのど真ん中、46丁目とブロードウェイの交差するところにあり、すごい賑やかな場所にあります。
ホテルを出るとこんな感じ。目の前がタイムズスクエアのシンボルの一つであるtktsと階段状のスペースという、とにかくど真ん中です。
ミュージカルの各劇場も徒歩数分圏内にあります。今回私が鑑賞した「アラジン」を上演する「ニューアムステルダム劇場」も、人込みをかきわけて徒歩5分くらいの距離感になります。
ちなみに今回事前に抑えたスタンダードなツインルーム、広さが35平方メートルありました。ニューヨークのホテルは総じて狭いときいていましたが、35平方メートルあれば、ゆとりある広さで快適に過ごせそうかなと思いました。
ホテルの中を紹介(エレベーターの説明と8階)
ホテルに入ると、ロビーが8階にありますのでまずはエレベーターで8向かいます。が、このエレベーターが初見殺しのシステムになっています。
各エレベーターの横には上やら下やらのボタンがないのですが、エレベーター付近にあるこの機械で、行先階を入力します。例えばロビー・フロントは8階なので、「8」を押すんですね。そうすると、ボタンの上にあるモニターにアルファベットが表示されるので、そのエレベーターに向かいます。
ぶれた写真しかなくて申し訳ないのですが、このようにエレベーターの機械ごとにアルファベットが降られていますので、表示されたエレベーターの前に行くと、順次ドアが開くのでそれに乗り込みます。
乗るとわかるんですが、エレベーターの中はボタンは開閉ボタンしかありません。機械に入力した階で自動的に止まるという仕組みです。慣れてしまえば非常に便利ですが、最初はわけわかりませんよね(笑)
ちなみにこのエレベーターがなかなか高速で揺れますので怖いです(笑)
8階に上がり、チェックインカウンターでチェックインを行います。私はマリオットゴールド会員なのでエリート会員レーンを利用することができました。
チェックイン時に言われたことは、
- 朝食は土日はやってないから代わりにポイントつけるよ
- ラウンジも土日は基本閉鎖だよ
- 部屋はタイムズスクエアビューにしておいたよ
ということでした。朝食が曜日によってやっていないなんて話はなんかの記事で読んでいましたが、土日でしたか。今回、木曜チェックイン、日曜チェックアウトの3泊ですので、朝食を食べることができるのは金曜の朝だけになりそうですね。
他にもいろいろ言われたかもしれませんが、聞き取れていません(笑)
フロントがある8階には、ショップがありまして、お土産や飲み物を購入することが可能です。特に、土日は朝食がついていないため、こちらでパンを買って部屋で食べたりしました。
8階には、朝食時にビュッフェスタイルのレストランがありました。
ミュージカルの街らしく、チケットデスクも8階にあります。こちらでブロードウェイのチケットなども買えるのではないかと思います。
滞在した部屋の内部を紹介します
今回アサインされた部屋は、36階の3619号室です。
さすが35平方メートルあると、ベッドが2台余裕をもってあります。20平方メートルそこそこだと、ちょっと手狭感がありますが、これくらい広いと快適ですね。
なおベッド1台あたりの枕は4つです。
テレビとデスクです。テレビはNHKワールドやNHK海外放送はなかったような…。
ちなみに、Wi-fiは通っているものの、かなり遅かったため、結局アメリカ放題で4G接続をしていました。
部屋の窓側には2人がけのソファーと、サイドに丸テーブルがあります。
ポットとインスタントコーヒーなどが備え付けられています。
ここで一つ重要な情報を。この部屋には冷蔵庫の備え付けがありません!トリップアドバイザーでも情報は仕入れていましたが、医療用でしか冷蔵庫を設置していないようです。なので、飲み物を冷やせないのはけっこう痛いですね…。
ツインルームはグレードが1つしかないのですが、ゴールド会員だからなんのかはわかりませんが、フロントで案内されたように、タイムズスクエアがみえる部屋にしてもらえました。
ただですね、タイムズスクエアに近いのは非常に便利なのですが、36階でも外の喧噪や救急車両の音がけっこう聞こえてきました。賑やかすぎます(笑)
洗面台はこんな感じです。いたって普通ですね(笑)シングルシンクで、タオルはいっぱいあります。
なかなかパワフルなドライヤーが備え付けられていました。
アメニティは、マリオットではおなじみ、タイのTHANNです。個人的にTHANNの香りが好きなのでうれしいですね。
シャワーがこちら。バスタブつきのシャワーなのですが、手持ちがないんですよね…。これはちょっと辛かったです。
あと、ハンドルの使い方がわからず苦戦しました(笑)時計と反対周りに回して温度を調整し、蛇口の上の栓を引き抜くとシャワーに変わります。
朝食ラウンジの紹介
朝食ラウンジが30階にありますので、こちらもご紹介いたします。朝食としての営業時間は、月曜から金曜の朝6:30~9:30となっています。
こちらが30階にあるラウンジです。今回は朝食で1回しか入ることはありませんでした。
中は非常に開放的でカジュアルなラウンジです。夜はバー営業もあるみたいですね。
さてさて、朝食のメニューをみていきましょう。ホットミールは、スプラングルエッグとソーセージがあるくらいです。
ヨーグルトなどが冷蔵庫に入っています。
フレークが比較的豊富にありました。
パンやベーグルなどがあります。けっこうパンおいしかったですよ。
フルーツが4種類ほど、それからジュースが備え付けられています。
コーヒーはディカフェもありました。
ご覧いただければお分かりかと思いますが、簡単なアメリカンブレックファーストのみになります。私も母も、あまり朝からがっつり食べるタイプではないので、これくらいでちょうどよいのですが、朝からがっつり食べたい人であれば少し物足りないのかなと思います。
まとめ:立地重視派に非常にお勧めなニューヨーク・マリオット・マーキース
ニューヨーク・マリオット・マーキースは、何よりも立地が素晴らしく、ニューヨークのどこに行くにしても非常に便利なタイムズスクエアにあるホテルです。また、スタンダードは部屋でも、ニューヨークの割りには広めに作られていると思います。
一方、手持ちシャワーがなかったり、冷蔵庫がなかったり、Wi-fiが弱かったりと、快適な滞在になれている日本人からすると若干使い勝手の悪い部分もありました。そのあたりをどう考えるかだと思います。立地重視派には、値段にもよりますがお勧めできると思います。
ホテルにチェックインした後、旅行記は初日の夜、ロックフェラーセンターに上ってきた話に進みます。
この立地で部屋の広さを確保できるのは貴重ですが、付帯サービスや設備面は残念でしたね。
ニューヨークでの選択肢に常に入れているホテルなので非常に参考になりました!
ルカさま
遅くなり申し訳ありません。
コメントありがとうございます。
そうなんです、立地、広さと価格という面では折り合いがとれるのですが、
マーキスの冠が付いている割には、ちょっと…というところがありました。
ただ、本当にミュージカルとかが目的で、狭いホテルが苦手であれば候補にいれていいホテルですので、そこをどう考えるかだと思います。