空港に行く際や空港から自宅へ帰る際、荷物が大きい、重いのでタクシーを利用したい、でもちょっとタクシー料金は高いよなぁ、なんて思ったりすることってありませんか?
そんなときはnearMe.Airportという相乗りタクシーサービスが便利です。羽田空港や成田空港のほか、福岡空港や那覇空港、新千歳空港など、国内主要空港と自宅やホテルの間をドアtoドアで結んでくれるサービスがあります。
タクシーだとかなりの料金になってしまいますが、nearMe.Airportは相乗りな分、タクシーよりもかなり割安に移動することが可能です。
私も実際にnearMe.Airoportを利用していますので、利用者の視点も含めてサービスを紹介したいと思います。
目次
nearMe(ニアミー)とは
nearMeとは、同じ目的地に向かったり、同じ目的地から出発する相乗りタクシーサービスです。AIなどを駆使して近いエリアを利用する人をマッチングして、効率的に人を運ぼうというサービスです。
現在、nearMeではnearMe.Airportという空港送迎に力を入れています。最初に成田空港と都内23区とのシャトルサービスを開始しましたが、現在は羽田空港、那覇空港、福岡空港など主要空港でサービスが展開されています。
海外旅行にいくと、空港から大型ワゴンでホテルまでの相乗りシャトルバスなんてのがありますが、それの日本版に近いものだと思ってもらえればと思います。
空港への行き帰りとなると、スーツケースをもっていたり荷物が多いので移動が大変ですが、日本はタクシー料金が高いため、なかなか1人だとタクシーの利用もためらってしまいます。
相乗りサービスであれば、ドアtoドアのメリットも生かしつつ、料金も公共交通機関を使うよりは高いものの、タクシーよりは安く利用ができます。なので、一人で空港に向かうけど荷物が大きくて大変だな、というときに適したサービスだと思います。
nearMe.Airportの空港送迎に対応している空港とエリア
2022年12月現在、nearMe.Airportの空港送迎サービスは12の空港で実施しており、エリアは以下のとおりとなっています。
- 羽田空港:東京23区、多摩東部・川崎市・千葉県北西部(一部)
- 成田空港:東京23区、多摩東部・千葉県北西部(一部)
- 那覇空港:那覇市、浦添市、宜野湾市、北谷町、西原町
- 福岡空港:福岡市
- 伊丹空港:京都府内、大阪府内、兵庫県内一部地域
- 関西国際空港:京都府内、大阪府内、兵庫県内一部地域
- 南紀白浜空港:白浜町中心部
- 中部空港:名古屋市内、豊田市内(一部)
- 新千歳空港:札幌市内・ニセコ
- 青森空港:青森市内・弘前市内
- 北九州空港:北九州市(一部)・苅田町
- 徳島空港:徳島市・鳴門市・その他周辺市町村
- 秋田空港:一部エリア
羽田空港、成田空港とも東京23区と一部の多摩地域(武蔵野、三鷹は両方、調布や西東京は羽田のみ)、千葉の北西部(浦安、船橋、市川)が対象エリアとなっています。
伊丹空港・関西国際空港は、サービス開始直後は京都府のみ対象で大阪府内発着ができなかったのですが、2022年3月から大阪市や堺市、西宮市などとの間でサービスが開始されました。
そのほかにも新千歳や福岡、那覇といった主要空港や、南紀白浜のような観光地エリアでもニアミーを利用することができます。
nearMe.Airportの空港送迎料金
nearMe.Airportを利用した場合の料金は以下のとおりです。
羽田空港の場合
- 1,980円/人:大田区、品川区、川崎市
- 2,480円/人:千代田区、台東区、
- 2,980円/人:中央区、港区、新宿区、文京区、墨田区、江東区、目黒区、世田谷区、渋谷区、江戸川区、浦安市
- 3,480円/人:荒川区、中野区、杉並区、豊島区
- 3,980円/人:葛飾区、足立区、北区、板橋区、練馬区、市川市
- 4,980円/人:武蔵野市、三鷹市、船橋市
基本は最初に紹介したとおり23区中心部からの料金は2,980円なのですが、羽田空港から遠方の区は別途料金が定めれられています。新宿、上野よりも南側の区であれば、羽田空港との間を一人片道2,980円で移動することができます。また、羽田空港に近い大田区と品川区は1,980円に値下げされました。
羽田空港と都内のリムジンバスは1,200円程度ですから、nearMeの料金としては、シャトルバスの倍、定額タクシーの半額という相場観になりますでしょうか。最近、羽田空港定額タクシーの値段も値上がりしたので、このあたりの値段は絶妙といえば絶妙です。
お住まいの場所にもよりますが、この金額でドアtoドアならば利用価値はあるといえるでしょう。ただし、相乗りなので空港までどれくらい時間がかかるか、というのは微妙で、少し余裕をもって手配する必要があるとは思います。
ただし、この後でも紹介しますが、初回はクーポン利用で1,000円引きとなりますので、羽田空港と自宅の間の送迎を、1,980円から利用することが可能です。
伊丹空港の場合
- 980円/人:豊中市、池田市、吹田市、箕面市、伊丹市 、宝塚市
- 1,980円/人:大阪市(西淀川区・淀川区・東淀川区・此花区、福島区・北区・都島区・旭区)、茨木市、西宮市
- 2,980円/人:大阪市(港区・西区・中央区・城東区・鶴見区・大正区・浪速区・天王寺区・東成区・西成区・阿倍野区・生野区・住之江区・住吉区・東住吉区・平野区)、高槻市、京都市、長岡京市
- 3,480円/人:京都市(北部郊外)、宇治市、城陽市、京田辺市、井出町
- 3,980円/人:堺市
伊丹空港はかなり細分化された料金設定になっているほか、羽田空港よりも割安になっています。空港近くの自治体であれば980円から設定されていますし、大阪市北部は1,980円、大阪市南部や京都市は2,980円などとなっています。
相対的に京都市の安さは魅力的だと思います。京都駅まではバスで1,200円、そこからタクシーで移動するとなると、定額2,980円で渋滞のメーターも気にせず移動することが可能です。
那覇空港の場合
- 那覇市:680円
- 浦添市:980円
- 宜野湾市、北谷町:1,680円
那覇空港と那覇市内の間を680円で利用することができます。目的地がゆいレールの駅近辺にあればゆいレールで行けばいいですが、駅から離れた場所の場合は利用価値があると思います。
例えば、ヒルトン系列のホテルであるダブルツリーbyヒルトン沖縄首里城。ここは駅からも遠く、坂もあるため交通アクセスはかなり不便で車がなければタクシー必須なところなのですが、ダブルツリーbyヒルトン沖縄首里城に直接680円で乗り付けることができるのはもうお得すぎます。
そのほかにも、リゾートホテルのある宜野湾や北谷に1,680円で乗り付けることが可能です。リムジンバスだと宜野湾が600円、北谷が800円なのでお得なのですが、いかんせん1日2~4本しかありませんので、時間が合わなければ路線バスになりますから、nearMeを使うのが便利そうです。
その他の空港の場合
その他の主な空港の料金も紹介しておきます。
空港 | 目的地・出発地 | 料金 |
---|---|---|
関西国際空港 | 京都市内 | 4,980円~5,480円 |
福岡空港 | 福岡市中央区・博多区 | 980円 |
南紀白浜空港 | 白浜町中心部、温泉エリア | 680円 |
中部国際空港 | 名古屋市内 | 3,980円~4,480円 |
おおむね、バスや電車などの2.5倍くらいの料金に設定されているかなと思います。ちょっと中部空港ー名古屋市内は高い気もしますが、こんなもんなんでしょうか。
nearMe.Airportを実際に利用してみた
今回、私も少し長めの国内旅行にいくのでスーツケースが大きくなったため、また振替で早い時間の便となり、自宅から行くのがしんどくなったため、都心で前泊をし、当日早朝に羽田空港までnearMe.Airportを使ってみました。
Step1:Webで申し込み
利用方法としては、Webで事前に搭乗便や送迎場所などを入力し、予約確定のメールが後ほど届くという形です。
予約の締め切りは、羽田発着は当日も対応、それ以外の空港発着は乗車日の前日15時までとなっています。
ただ、相乗りサービスであること、マッチングがうまくいくことが前提なので、必ずしもサービスを受けられるわけではない(特に直前はかなり厳しい)ことと、迎えにくる正確な時間は出発の前日まで決まらないことには、注意が必要です。
まずはWebで出発地、到着地(空港の場合、ターミナルを指定)、搭乗日、フライト便、そして乗車人数やスーツケースの数を入力していきます。
ちなみに、搭乗便を入力すると到着時間は出発1時間前が自動的に選択されます。この時間は手動で修正することが可能です。さすがに1時間前は早いと思い、6:30の時間指定を行いました。
すると、目安となる時間が表示されます。相乗りなので、今後の予約状況によって出発時間や到着時間が変わりますが、今回の私の場合、6:00から6:30までの間に羽田空港に到着できるよう手配してくれるということです。
時間に問題がないようであれば「予約へ進む」をタップしてください。するとこ最終確認画面で金額も表示されます。
今回は出発地が江東区ということで2,980円で利用できるエリアのため、クーポンを使うことにより1,980円で利用することが可能です。最後に「予約する」をタップすれば予約完了です。
ちなみに紹介コード【ve3m4n】を入力してもらうと、皆さまも1,000円引きのクーポンをもらうことが可能です。
Step2:申し込み後の流れ
申し込みが終わると、すぐにこのように「仮予約」のメールが届きます。もしメールが届いていないようであれば、メールボックスの「迷惑メール」などを確認し、そちらに届いていないかを確認してください。
仮予約のあと、車の手配ができれば24時間以内に予約確定のメールが届きます。このメールが届けば一安心です。
メールがいつ届くかというと、これはタイミングによって異なるのですが、都心で早めに予約すれば、仮予約メールとほぼ同時に手配完了のメールが届きます。これはもうAIによるマッチングなので、利用する人も車の台数も多い中心部の方が配車率は高いと思います。
逆に、23区内でも外れの方だと、マッチングできる場合でも時間がかかったりすることが多いと思います、ただ、最近は提携する車の台数が増えたのか、比較的すぐに予約確定のメールが届いているんじゃないかなと思います。去年の秋口は半日くらい予約確定のメールが来るまで時間がありましたが、最近2回配車して、どちらもすぐに手配できましたし。
ただ、この時点ではお迎え時間や空港到着時間も決まっていません。具体の連絡は、前日の18時までにメールで届くことになっています。
旅行の準備をしている前日の午後に、送迎時間や場所、迎えにくる車のナンバーが記載されたピックアップ情報のメールが届きます。
到着は、最初の案内では5:23-6:06の間なっていましたが、実際には5:39となりました。うん、ちょっと早いですね。頑張って起きたいと思います。
Step3:当日の乗車
この日は朝の飛行機が早い(7:05発)ため、「関東マリオット修行の聖地」こと、モクシー東京錦糸町から羽田空港に向かいました。
朝、チェックアウトしてロビーで時間をつぶしていると、丁寧なことに、シャトルが到着するとメールが届きました。この日雨だったので、車が到着するまでホテルのロビーで待っていたんですが、車を止めてもらう位置をちょっと間違えたため、ホテルのロビーから車が見えない状態だったんですよ。なのでこれは助かりました。
ピックアップの場所にいくとアルファードが一台止まっていました。ナンバーを確認し、確かにお願いした車両だったので運転手さんに名前を伝え、乗車します。この日は私のほか、一人がすでに乗車されていました。
私を乗せたシャトルはすぐに出発します。私が最後(というか2人)だったので、すぐに首都高速に乗って羽田空港に向かいます。運転手が少しこちらの方向が不慣れなのか、高速乗ったにも関わらずナビをガン見で地図を確認していたため若干怖かったですが、箱崎ジャンクションを抜けた後はさすがにわかったようで安心して休みました。
早朝といういこともあり、6時前に羽田空港に到着しました。錦糸町からわずか20分ほどでの到着です。車なので、2階の出発ターミナルに直接つけてくれるのもメリットです。電車だと地下から上がらないといけないので、この数分のロスが特に早朝便では命取りにもなります。
7:05発の福岡行に乗る予定だったので若干到着するのが早すぎたような気もしますが、まぁこれは当日クラスJにアップグレードして、サクララウンジでコーヒーを飲む時間があったと考えればいいでしょう。
このあたりの時間の微妙の調整が、まぁ難しいのはしょうがないでしょうね。サービスの利用にあたっては、ここを割り切れるかということになると思います。
羽田空港からの利用
羽田空港への行きがあまりにも快適だったので、帰りの羽田空港から自宅までもnearMe.を利用してみました。
羽田空港(国内線)発の場合、車が迎えにきてくれるのは、到着口である1階のターミナルバス乗り場の端にある0番のハイヤー乗り場になります。これは第一、第二ターミナル同様です。
空港に到着して、時間になったら0番の方に向かいましょう。時間より少し前に車はスタンバイしてると思いますし、迎えの車が到着したら到着メールも届きます。ささっと乗り込んでしまいましよう。
羽田から帰る際にフライトが遅延して予約していた時間に間に合わなかった場合は、キャンセル料は無料です。
このときは、帰りは自分一人だったので、まるでタクシーのように利用しました。一人利用の場合、他の方の家の近くなど寄り道せずに帰れるのが素晴らしいです。
こればっかりはマッチングの運で、最近は相乗り率がかなり高くなりました。私はギリギリ23区と多摩の境目で乗降するため、最近は他の方の家に回った後に私が下りることが多く、時間は以前よりはかかっています。
がっつり首都高速も利用し、実経路でタクシー乗ったら10,000円くらいすると思うので、これで2,980円とか快適すぎますね!
nearMe.Airportを利用した感想
結論としては、めっちゃ便利と思いました。もちろん、今回は相乗りの人数が2人と少なく、自分が最後に乗車したため、ストレスが少なかったことはあるかもしれません。
やっぱりドアtoドアってやはり便利だなと思いました。新宿駅や品川駅って、スーツケースを持ち上げて移動しないと超遠回りになってしまう導線でもあるため、大きな荷物をもって動くのは大変です。そんなとき、ホテルや自宅から、空港ターミナルまで車で乗りつけることができるのは魅力です。
時間が細かく指定できず、想定よりも空港に早くついてしまう、つまり早めの出発を余儀なくされるということもありますが、まぁこれは許容範囲内でしょう。眠いですが、あとで飛行機で寝ればいいだけですし。
あと、今回運転がちょっと荒かったのは気になりました。感覚的には個人タクシーにのっているような感じでしょうか。大手タクシーの運転に慣れていると荒いと感じると思います(笑)
初回1,000円割引クーポンを使えば1,980円で利用可能
今回、羽田空港と23区を2,980円から利用できるnearMe.Airportを紹介しましたが、初回のみ、1,980円で利用できるクーポンがあります。2,980円だと「うーん」という方でも、1,980円なら「ちょっと使ってみようかな」と思うのではないでしょうか。
下記のURLからnearMeに会員登録するか、会員登録時に紹介コードve3m4nを入力すれば、1,000円割引のクーポンをゲットすることが可能です。
なので、身軽なときは普通に電車で空港に行き、荷物が多いなとかそういうとき、ここぞというときに、ぜひこのクーポンを使って1,980円で快適に羽田空港に向かってもらえたらと思います。
本クーポンの有効期限は発行後120日間となっていますので、そこだけご注意ください。
まとめ
羽田空港と首都圏各地を直接結ぶシャトルであるニアミー(nearMe)を紹介しました。荷物が多い時に、空港にそこそこの値段でドアtoドアでいけるのは有難いですね。
料金が1人いくらという体系なので家族旅行には向きませんが(家族旅行ならタクシーの方がオトクだと思います)、1人旅になら非常に向く移動手段だと思いました。
後は、相乗りが許せるかどうかというところもあると思います。私はアメリカで導入されているUberの相乗りサービスなどを利用した経験もあるので、全く相乗りに抵抗がないのですが、ある人はあるかもしれません。
通常、羽田空港の送迎料金は2,980円~ですが、クーポンを使えば初回は1,980円~で利用できるので、とりあえず一度使ってみてはいかがでしょうか。圧倒的に1,980円ではオトクだと思います。また、那覇空港や福岡空港から利用する場合は、クーポンを使うと無料で利用できます。
2,980円で使うかどうかは、一度使ってからその価値があるかどうか、考えてみてもいいのではないでしょうか。
1,000円引きとなる紹介コード:ve3m4n
おまけ:タクシー配車アプリダウンロードで2,500円分のクーポン発行
空港配車のNearMeのほか、街中で配車をするなら今はタクシーアプリのGOが便利です。最近、流しのタクシーが減ってきているような気がしますが、アプリで呼べばすぐに迎えにきてくれます。支払いはもちろんネット上で完結するので降りるときの煩わしいやりとりも不要です。
また、流しやタクシー乗り場でタクシーに乗ったときも、事前にアプリで車内のQRコードを読み取れば、自動的にネット決済になるため、配車したときと同様、スムーズに下車することが可能です。この使い方だと迎車料金もかからないので超便利です!
まだ、タクシーアプリGOをインストールしていない方は、ぜひ下記からインストールしてみてください。
「GO」アプリをダウンロードして、SMS認証をしたあとにユーザー情報を入力していく画面になります。ここで名前からメールアドレスから登録していくことになりますが、このときに初回限定クーポンを登録することができます。
初回登録クーポンは、この画面の際にしかもらえないクーポンなので、必ずもらい忘れないようにしましょう!
この画面が重要です。画面の一番下に、「初回限定クーポンコード」という欄がありますので、ここでクーポンコード「mf-7jext2」を入力します。
すると、1,000円分のクーポンが1枚と500円分のクーポン2枚、あわせて2,000円分のタクシークーポンがもらえますので、ぜひ使ってみてください。クーポンの有効期限は、発行から30日となっています。
8月19日に予約しましたが、コロナ感染拡大のため旅行を取りやめます。
予約をキャンセルしてください。
お初です。いつも拝見させてもらっています。
今回は、クーポンを使わせてもらいました。
モッピーを踏むと600p獲得でき、マイルもたまるようなので、羽田➡川崎まで実質¥380とお安く使えそうです。
ありがとうございました。