ハワイ、ワイキキにはたくさんのホテルがあります。ホテル選びは楽しいですが、なかなか迷ってしまうのではないでしょうか。
今回、私は友人の結婚式に参列するためハワイを訪れましたが、ワイキキのマリオットワイキキリゾート&スパに3泊ほど滞在してきましたので、その様子を紹介したいと思います。
日本語対応カウンターもあるので便利である一方、シェラトンのように「日本人ばっかり」ということもなく、外国に来た感じがするので個人的にはけっこう気に入りましたが、ちょっと人を選ぶかもしれないなと思ったホテルですので、その部分も紹介できればと思います。
最後には、少しお得に泊まれるかもしれない?情報も書いておきました。
目次
マリオットワイキキの立地はメリットとデメリットがある
マリオットワイキキは、ワイキキ中心部の東側になります。
中心部からは少し離れており、例えばロイヤルハワイアンセンターまではゆっくり歩いて15分程度かかります。この距離は、私にとってはワイキキを散歩するにはほどよい距離感でした。あくまで大人としての目線ですが。
(画像はHISサイトから拝借しています)
ただ、こちらがやはりシェラトンワイキキやロイヤル・ハワイアン、ハイアットリージェンシーなど中心部にあるホテルに比べると、利便性が低いのは否めないと思います。子連れの場合などで中心部に向かう場合、やはり歩く距離は長くなってしまうかな、というところです。
一方、子連れ目線で見た場合、南東側は南東側のメリットもあります。
例えば、子連れハワイ旅行での定番となるホノルル動物園には歩いて行ける距離にあります。中心部のホテルからホノルル動物園って、歩くとちょっと微妙な距離なんですよね。
また、ホテルの目の前にあるクヒオビーチには防波堤があるので、他のビーチに比べて波が穏やか、ゆえに子供が遊びやすいというメリットもあったりします。
このように、このちょっと外れた立地は、大人にも子供にも、メリットとデメリットの両方があるということです。
マリオットワイキキの客層は欧米人多め
マリオットワイキキの客層ですが、私の滞在中ではありますが、欧米人多め、日本人少なめ、子連れ少なめという感じでしたね。やはり欧米人のバカンス客が多かった気がします。
後ほど紹介しますが、プールが子連れ向きではないので、あまり子供がいないのかもしれません。もちろんパックツアーのパンフレットにもまず間違いなく掲載されているホテルではあるのですが、中心部から遠いのもあるのか、あまり選ばれないのでしょうか。
あと、客層ということでついでですが、JALの定宿となっていますので、朝ロビーにいくとキレイなCAさんがたくさん見れます(笑)
マリオットワイキキの建物について
マリオットワイキキは、2つのタワーから構成されているホテルになります。
写真はマリオット公式サイトから借りたのですが、真ん中にある海側、カラカウア通り沿いのタワーがケアロヒラニタワー、左側にあるクヒオ通り側のタワーがパオアカラニタワーとなっています。どちらも馴染みにくい名前ですね(笑)
ハワイ語でケアロヒラニとは「天国の輝き」、パオアカラニとは「天国の香り」の意味なんだそうです。昔はカラカウアタワー、クヒオタワーという名前だったそうなんですが…
展望は、ケアロヒラニタワーのほうがもちろんよく、大半の部屋は少なからず海がみえる部屋になります。
ホテルへはチャーリーズタクシーを利用するのがおススメ!
私たちは空港からはチャーリーズの定額タクシーで向かいました。個人手配の場合、ホノルル空港からホテルまでは、チャーリーズタクシーの定額タクシーを使うと、チップ抜き29ドル(チップ込の目安35ドル)でワイキキのホテルまで向かうことが可能です。
一般的なタクシーですと40ドルを超えますので、やはり事前に定額制を予約することをおススメします。
日本語専用カウンターや上級会員専用カウンターも設置!
ホテルについたらフロントに向かいます。ちょっと見えにくいのですが、フロントの奥には、マリオットのエリート会員専用のチェックインカウンターもありますね。
ワイキキビーチマリオットには、日本語専用サービスもあります。私が滞在したときは、交代で男性と女性が1人ずついらっしゃいました。こちらでは、チェックインのほか、滞在中で分からなかったことに対応していただくなどお世話になりました。
なお、日本語カウンターの対応時間は7:30から19:00までですが、休憩等でいない時間もありますので注意が必要です。
さて、今回、ホテルの部屋は最も安いシティービューの部屋で予約していましたが、チェックインのときに確認するとマリオットゴールド会員のおかげもあってか、部屋は「ケアロヒラニタワーの海のみえる部屋をアサインしているんですが、まだ清掃が終わってないので1時すぎに戻ってきてほしい」とのことでした。
一番安い部屋で、さらにベストレート申請という、簡単に言うと「マリオット公式サイトよりも他のサイトのほうが安いからまけろよ!」といって値引きさせた(正式な手続きではあるんですが)のにも関わらず、アップグレードしてくれるありがたいものです。
部屋の紹介
チェックインできるまでの時間は、初ハワイの友人に一通り場所を案内しながら、職場などの義務的なお土産を一気に購入し、サムズキッチンでガーリックシュリンプを食べたりしていました。
指定された時間を過ぎましたのでホテルに戻ります。再び日本語カウンターに立ち寄り、部屋の鍵をもらいました。
今回の部屋は、ケアロヒラニタワーの1914号室になりました。それでは中をみていきましょう。
ベッドルーム
今回は倹約もあって友人とは同じ部屋にしましたのでツインを指定しました。男同士でダブルだったら大変なことになりますからね(笑)
スーツケースを広げるのに十分なスペースがあります。
ベッドは少し高いですが、とてもふかふかで気持ちよかったです。なお、ホテルの高級度を測る指標として勝手に導入している枕の数は4つでしたので、そこそこ高級なホテルと解しています(笑)
チェアーとソファーがあります。ハワイまできて仕事はやりたくはないですが、パソコンを置いての作業も可能です。ちなみにWi-Fiももちろん通じています。
今回、SIMカードを事前に調達していたものの、全くと言っていいほど使い物にならなかったので、Wi-fiはとても助かりました。
テレビもなかなか大きかったです。こちらのテレビでは、NETFLIXやYouTubeにも接続可能になっていました。その他、DVDなどもホテルでレンタルして視聴することが可能です。
ハワイでそんなことするかなぁ?と最初は思っていましたが、挙式参列で男同士でハワイに来ると意外と暇で、テレビはみましたね(笑)
冷蔵庫がありますが、中は空っぽなので自由に使うことができます。ミニバーになっていて動かすだけで課金なんてところもありますが、これであれば外で買ってきたものを冷やすことも可能です。これはありがたいですね。
コーヒー、湯沸かし器も備えてつけられています。ただし、お湯を沸かすのは一度にコーヒー1杯分しかできないので、何度かに分けてお湯を沸かしました。もう少し大きい湯沸かし器だと嬉しいですね…。
ラナイからの風景
続いて、ラナイにでてみましょう。今回、シティービューで予約したものの海の見える部屋にアサインしてもらったので楽しみです。
ラナイは椅子2つとテーブルが備え付けられています。部屋からの眺めはなかなかよかったですねー。正面にはダイヤモンドヘッドがみえる部屋でした。
また、このようにダイヤモンドヘッドだけでなく海もみることができます。最初は曇っていたのですが、3日目にようやく晴れてこのようなきれいな写真を撮ることができました…。
さすがに正面にハワイの海!という部屋ではありませんでしたが、最安値の部屋で予約したことを考えれば、なかなか展望面では恵まれた部屋に泊まることができました。
部屋の水回りを確認する
次は水回りをみていきます。
バスタブはありますが、やはり総じてハワイのホテルは狭いのでユニットバスになっています。シャワーが可動式なのは助かります。
意外と海外に行くと固定式が多く、特に子供と入る場合は難儀しそうですが、可動式ですので子連れでも安心ですね。
アメニティはマリオットではよくありますが、タイのブランドTHANNが備え付けられています。
トイレはウォシュレットではありません。ハワイのホテルは比較的ウォシュレット対応してきているようですが、マリオットはまだでしたね。私は「ハワイだからウォシュレット大丈夫だろ」と思っていたので少し残念でした。
ハワイでウォシュレットが完備されているホテルとしては、トランプインターナショナル、ハイアットリージェンシーワイキキ、プリンス・ワイキキなどが挙げられます。また、シェラトンやヒルトンなどは、高級な部屋から順次導入しているようですね。
ホテル内の施設について
続いて、ワイキキマリオットの施設について見ていきたいと思います。
3階にはプールとジムがある!
ワイキキマリオットには屋内プールはなく、屋外プールは各棟の3階にあります。こちらはパオアカラニタワー側のプールですが、小さいプールが一つあるのみです。
ケアロヒラニタワー側のプールは、プールサイドバーなどもあって少し大きいプールになっています。それでも、どちらかというと子供向けではありませんね。また、カラカウア通りを挟んでいるため、インフィニティプールのようにもならず、真ん中にポツンとある感じです。
ちなみに、ジャグジーがパオアカラニタワー側のプールの横にはあります。私はここでまったりとしていました(ケアロヒラニタワー側にはありません)。
タオルはプールサイドに用意されていますので、部屋からもっていく必要はありません。また、ビーチにいくときのタオルも、こちらで借りていくことになります。(部屋のタオルをもっていかないようにしましょう)
パオアカラニタワー3階にはジムも用意されています。ダンベルなど上半身を鍛えるものから、ランニングマシンまで一通り揃っています。友人は趣味が筋トレなのでせっせと励んでいたので、せっかくなので私も少し走ってみました(笑)
今回は使っていませんが、ケアロヒラニタワーの3階にはコインランドリーもありますので、長期滞在などの際は助かりますね。コイン式ですが、両替機も併設されています。
ABC STOREもホテル内に!
大規模なホテルならどこでもありますが、一階にはABCマートがあります。営業は24時までですので、夜中にお腹がすいても大丈夫ですし、メジャーなものであればお土産を購入することも可能です。
ただし品揃えはシェラトンやハイアットのような巨大なホテルに比べて、やはり劣るので注意が必要です。
ホテルでの朝食について
私はマリオットゴールド会員なので、滞在当時は滞在1泊につき1枚の朝食クーポンをもらうことができましたので訪れてみました。4泊滞在で4枚もらったので、友人と2回訪れました。
現在はマリオットで朝食無料が付与されるのはプラチナ会員以上となっています。
マリオットには朝食対応のレストランがいくつか入っていますが、クーポンに対応しているのは2階にある「クヒオビーチ」になります。こちらのレストランはビュッフェ形式です。
2日目に訪れた際は8時ころに訪れましたが混んでいて入るまでに15分ほど待ちました。なお、3日目は7時に訪れ、このときは特に待たずに入ることができました。やはり8時ころは混みますね…。
ベーコンなどのアメリカンブレックファーストが並んでいます。全部でホットミールは6種類くらいだったでしょうか。
ウインナーやスプラングルエッグなどもあります。
フルーツは3種類おいてありました。
クロワッサンなどのパンがあります。
パンその2
フルーツジュースやミルクなどがあります。このほか、コーヒーはテーブルでいれてもらえます。
朝食ビュッフェといえば卵料理。卵料理はオーダーして作ってくれます。
やはりここは時間によっては行列ができています。
中にいれる具材はこの中から選んで作ってもらいます。
ワッフルもあります。
レストラン全体の雰囲気はこんな感じです。特に南国仕様とかそんなんではありません、極めて普通です(笑)
正直、定価を払って食べる価値があるかと言われると、首をひねってしまいます。無料でなければ私だったらパンケーキを食べにいきたいですね…。
また、ここまで見ていただければわかるかもしれませんが、和食が全然なかったですね。やはり欧米人をメインターゲットとしたホテルだと思います。
ワイキキマリオットを、お得に滞在する3つの方法
今回、マリオットワイキキに滞在しましたが、私は3つの方法を使って、快適に、お得に滞在することができました。
具体的には、海の見える部屋にアップグレードされた部屋に4泊して合計で9万円台、さらに朝食2回つきで、JALマイルを5,000マイルほど獲得(予定)となりました。ホテルの高いワイキキで、4つ星クラスのホテルに泊まるにしてはかなりお得だったと思います。
その3つの方法をご紹介したいと思います。
SPGアメックスを持っていればゴールド会員に
私は実はマリオットホテルのゴールド会員になっています。ホテルのゴールド会員、つまり「お得意様」というわけなんです。
今回のホテル滞在で、ゴールド会員としては以下のメリットを受けることができました。
- レイトチェックアウト(14時
16時まで。断ってしまったけど) 朝食サービス(1泊あたり1枚のチケット)←現在はなくなってます- 部屋のアップグレード(海の見える部屋へ)
- マリオットリワードポイント25%プラス
このうち、3の「部屋のアップグレード」は運しだいな面もあって、その日の空室次第になってしまいますし、ゴールド会員でアップグレードされない場合もあれば、ステータスをもっていなくてもアップグレードされたりもします。なのでこれはあくまでおまけな部分もありますね。
実は、ハワイのマリオットではこれでも受けられるサービスは少ないほうで、都市型のマリオットでは、ホテル内のラウンジでお酒を嗜んだりすることも可能なのです。
さて、マリオットのゴールド会員なんていうと、どれだけマリオットに泊まっているのかと思われますが、私はせいぜい年に数泊程度の宿泊しかしていせん。そんな私がなぜマリオットのゴールド会員なのかというと、SPGアメックスと呼ばれるクレジットカードを保有しているからです。
SPGアメックスを保有しているだけで、SPGと、合併予定であるマリオットの上級会員になることが可能なのです。カードについては、以下の記事に詳しくまとめていますので、興味のある方は読んでみてください!
ベストレート申請が利用できればベスト
マリオットホテルでは、公式サイト経由が最も安いことをうたっており、「最低価格保証」という仕組みを取り入れています。
これは、エクスペディアや楽天トラベルといったサイト経由よりも、公式サイトの方が安いことを保証しており、もし旅行サイトの方が安いのを見つけた場合、マリオットに対し「公式サイトから予約したけれど、他のサイト経由の方が安いよ」ということを申告すると、他のサイトの金額からさらに25%値引きした額に変更してくれるサービスです。
今回はHISのホームページで公式サイトより安いのを見つけたので、このサイトを申告し、HISサイトよりもさらに値下げすることに成功しました。HISはリゾートフィー込み、マリオットは別途算出ということでちょっと計算上25%値引きにはならなかったのですが、その結果、4泊で1,200ドル以上だった部屋が、900ドルほどにまで値下げをすることが可能となりました!
【ベストレートについてはこちらの記事をご覧ください】
ポイントサイトを経由すれば4%程度のキャッシュバック
さらに、ホテルを予約する際にも一ひねりします。先ほど、マリオットの予約は公式サイト経由が一番お得という話をしました。公式サイトで申し込む際には、直接ポイントサイトにはいかず、「ポイントサイト」というのを通しています。ポイントサイトを通すと、サービスの利用に応じてポイントが貯まるんですね。
私は、モッピーというサイトを利用して、宿泊料金の4.6%分のポイントバックを受けています。今回私も5,000ポイント以上を獲得することになります。
還元ポイントは日々変動します。モッピーのマリオット案件の場合、3~4.6%の間のことが多いですね。
モッピーでたまったポイントは、1ポイント1円相当で現金化もできますし、等価でTポイントに交換することも可能ですし、JALマイルやANAマイルに交換することも可能なのです。
モッピーではマリオット以外にも、例えば楽天市場などで買い物をする際にモッピーを経由して申し込むだけで1%のポイントが還元されたり、クレジットカードを発行するだけで数千ポイントをもらうことが可能となります。
そんなモッピーに登録する際は、以下のリンクから登録すると、1,300円分のポイントをもらうことが可能です。この際、ぜひ以下のサイトからモッピーにご登録ください!
まとめ
2018年3月にワイキキビーチマリオットに宿泊してきたので、そのレポートでした。
これは個人的なイメージですが、家族(特に子連れ)で過ごすよりも友人やカップルで過ごすのに向いているかもしれません。
というのは、ハワイの良さを引き出しつつも、立地やプールが決して子供向きではない(メリットもありますが)ところや、日本人向けカウンターは設置されているけど、他の同様のサービスを行っているホテルに比べ日本人が少ないというところがあります。
あまり日本人が多すぎず、でも困ったときは日本語に頼りたい。そして外国に来た気分になり、のんびりしたい。そんな場合はおススメできるホテルだと個人的には思います。
ちなみに友人の結婚式といういことで、10年来の付き合いの友人と一緒にハワイに来ましたが、彼もホテルライフを満足してくれてよかったです。私より1日多く現地に残ったのですが、私が帰ってからは自転車をレンタルしてダイヤモンドヘッドの周りを1周するなど、とても楽しんでいました。というかうらやましい(笑)
なお、私の主観でレポートを書きましたので、他の人のレポートということで、ジャニオタ紫陸マイラーで有名なうるはさんのレポートを貼っておきます。女性目線な記事になっておりますので、こちらもご覧ください。
最後に蛇足にはなりますが、もしマリオットワイキキを予約するのであれば、モッピーを活用して4.6%のポイント還元を受けたり、ベストレート申請を行ったりして少しでもお得に泊まり、その分ハワイの滞在費に充てることをお勧めします。
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