どうも、2月の東南アジア旅行のホテルを検討中のissy(@y_issy24)です。
マリオットのホテル予約をマリオットのリワードプログラムでは、年に一度、3月にホテルのカテゴリーの変更を行います。
このカテゴリーの変更で影響を受けるのは、無料宿泊に必要なポイント数やSPGアメックスの継続による無料宿泊特典です。
2020年のSPG及びマリオットのカテゴリー変更が発表されましたので紹介します。
目次
2020年3月4日からマリオット系列ホテルのカテゴリーが変更
マリオットのリワード制度であるボンボイは3月4日予約分からカテゴリーの変更を行います。
マリオットグループは。合計で6,000以上のホテルありますが、世界中でみると、カテゴリーがアップしたところ1686、ダウンしたところが499ホテルとなっています。全体の約22パーセントで必要ポイントが上昇、7パーセントのホテルで下落となっています。
ホテルのカテゴリーは、宿泊費用に連動するわけではありませんが、ポイント宿泊やSPGアメックスの無料宿泊を利用する場合は非常に重要になります。
2018年8月からの各ランクごとに必要な無料宿泊ポイント数は以下のとおりとなります。
カテゴリー | スタンダード | オフピーク | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
3月5日までに予約すれば旧カテゴリーが適用されますので、カテゴリーアップするホテルにポイントで宿泊予定のある方は、それまでに予約しちゃいましょう。
一方、カテゴリーダウンが予定されているホテルにポイント宿泊予定のある方は、もう少し待った方がいいですね。
日本のホテルのカテゴリー変更
ここからは日本のホテルのカテゴリーを見ていきましょう。
2017年は旧SPGだけで16ホテル、2018年も旧SPG、旧マリオット合わせて7つのホテルでランクアップと派手な改定があったものの、2019年は2つとおとなしかったのですが、今年は10のホテルでカテゴリーが上昇し、8つホテルのランクが下がります。
- シェラトン東京ベイ:6→7
- コートヤード東京ステーション:5→6
- 軽井沢マリオット:5→6
- シェラトングランドホテル広島:5→6
- シェラトン北海道キロロリゾート:5→6
- シェラトン沖縄サンマリーナ:6→7
- キロロトリビュートフォリオホテル:5→6
- リッツ・カールトン沖縄:7→8
- ウェスティンホテル東京:6→7
- ウェスティンホテル京都:5→6
- フォーポイントバイシェラトン函館:4→3
- シェラトン神戸:5→4
- モクシー大阪本町:5→4
- シェラトングランデオーシャンリゾート:5→4
- ウェスティンホテル淡路島:5→4
- シェラトン都ホテル東京:6→5
全体的にみると、ホテルの宿泊価格に近い形でカテゴリーされたかな、と思います。
【悲報】舞浜シェラトンのカテゴリー上昇でSPGアメックス特典が使いにくく
何よりも今回衝撃だったのは、シェラトングランデ東京ベイ、通称舞浜シェラトンがカテゴリー6から7へ上昇したことです。
まぁ、宿泊費用的にはいつ上がってもおかしくはないと思っていましたし、ビクビクはしていましたが、ついにカテゴリー7まできたかぁ、という感じですね。
カテゴリー7に上昇することに伴い、スタンダードでの必要ポイントが60,000ポイントになりますから、SPGアメックスの更新による宿泊券は、オフピーク期間にしか使えなくなります。
我が家も、SPGアメックスの特典利用ホテルの有力地だったので、この改悪はかなり大きいですね。
舞浜シェラトンは、オフピークが土曜に来ることはなく、平日にたまにでてくる程度です。【最低価格】となっている40,000ポイントのところが50,000ポイントになるので、ちょっと使える日が少なくなりますねー。現実的に、土日休暇の会社員が、SPGアメックスの特典を舞浜シェラトンで消化するのは難しそうです。
そのほかのアップホテルの所感
沖縄旅行で人気の沖縄シェラトンも今回ランクアップされ、カテゴリーが7になります。これにより、SPGアメックスの特典で泊まることが、ローシーズン以外できなくなります。無料宿泊に必要ポイント数は60,000ポイントになります。
他のホテルはおおむね価格に応じたカテゴリーになってきたなとは思いますが、個人的な感想ですが広島のシェラトンが6って、ちょっと高すぎじゃない?と思ったりはしています…。
ダウンホテルの所感
ダウンのほうですが、2年前に謎の2階級特進を果たしたフォーポイント函館が1ランクダウンで日本唯一のカテゴリー3となりました。
そのほか、個人的にはシェラトン宮崎がカテゴリー4にダウンしたのは注目です。
なかなか評判がよさそうなホテルで、スタンダードでも25,000ポイントで泊まれるのは、個人的に狙いかなぁと思っています。行ってみたいですね。
世界のホテルのカテゴリー変更
今年はとても改定リストに目を通せる量ではなかったのですが、世界に目を向けると、気になったところは以下のホテルですかねぇ。
- ロイヤルオーキッドシェラトン 3→4
- セントレジスシンガポール、JWマリオットシンガポール:7→6
- リッツ・カールトンワイキキ:7→8
- W香港:8→7
- jwマリオットフーコック:5→6
世界をみると、とにかくアメリカが爆上げです。特に都市部や人気観光地のホテルが、軒並み上昇しています。ニューヨークでいえば、コートヤードが軒並みカテゴリー6です。コートヤードに5万ポイントは出せないでしょ…。ルネッサンスやセントレジスはカテゴリー7に上昇し、無料宿泊からもオフピークを除き外れていきました…。
ハワイはリッツ・カールトンワイキキがカテゴリー8に上がったことですね。これにより、オフピーク期間でも無料宿泊を使えなくなりました。
また、シェラトン、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダーなどほかのハワイのホテルも軒並みカテゴリー7を維持しています。
ただ、意外とワイキキはオフピークがあるんです。これは4月なんですが、50,000ポイントで泊まれる、すなわちSPGアメックスの特典で泊まれる時期も、選べば比較的あったりします。
あとはワイキキマリオットがカテゴリー6を維持しましたので、ハワイで無料宿泊券を使いたい!という人であれあ、こちらで使うという手もありますね。ちょっと中心部から離れてはいますが。
また、視点をアジアに向けてみると、バンコクではチャオプラヤ川流域のシェラトンがカテゴリー3から4に上昇した一方、W香港やシンガポールのセントレジスやJWマリオットはカテゴリーがダウンしています。
総じてアジア諸国ではカテゴリーがダウンしたホテルもそれなりに多そうです。
また、一部の方にはお得な使い方と言われていたフーコック島のマリオットは、2年連続のカテゴリー上昇で、3月からはカテゴリー6となります。
詳細はリストはこちらから
まとめ
2020年のマリオットグループのカテゴリー変更はなかなか厳しいものとなりました。
特にシェラトン東京ベイや沖縄シェラトンがカテゴリー7になり、SPGアメックスの更新特典が利用できなくなります。これは正直悲しいですし、私個人的なもので言えば、SPGアメックスの維持についても検討しなくてはなりません。
とはいえ、これはもう決定事項。カテゴリーが上がるホテルは、ぜひともカテゴリー上昇に見合うサービスレベルの向上を期待しましょう!
こんにちわ!
ハワイでは、モアナもロイヤルハワイアンも、シェラトンも、継続無料宿泊できないのですね!継続しないほうが良さそうですね。会費分で、好きなところに泊まることにします。
箱守久美子様
コメントありがとうございます。
はい、残念ながら3月以降の予約では、SPGアメックスの継続特典では、「オフピーク」以外の場合は無料宿泊できなくなってしまいます。
オフピークであればできますが、その時期はホテルが安いことも多いですからね…。
続けるかどうかの判断はなかなか難しいところですよね。私も最後の砦は舞浜シェラトンのつもりでいます…。