高松空港のカードラウンジ「ラウンジ讃岐」の概要、ラウンジ内を紹介

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うどん県こと香川県の玄関口、高松空港には、JALのサクララウンジやANAラウンジがないため、空港唯一のラウンジが、カードラウンジの「ラウンジ讃岐」になります。

今回、高松出張の帰りにラウンジに立ち寄りましたので、実際に利用したときの様子を紹介したいと思います。

高松空港にはJALやANAのラウンジはない!

高松空港には、JALのサクララウンジやANAラウンジの設置が2019年8月現在ありません。また、セントレアや宮崎空港のような、共有のラウンジもありません。

なので、高松空港にある唯一のラウンジは、これから紹介する、カードラウンジのラウンジ讃岐になります。

上級会員の皆様も、ラウンジ讃岐を必要に応じて利用しましょう。

ラウンジ讃岐の概要

 

ラウンジ名 ラウンジ讃岐(lounge-sanuki)
場所 高松空港2F(保安検査前)
営業時間 6:15~最終便出発時間の20分前まで
座席数 42席
利用料金 ・大人 1,080円(税込)

・3歳以上12歳未満 540円(税込)

・3歳未満無料(ドリンクサービスなし)

公式ホームページ http://takamatsu-airport.co.jp/p_sanuki.php

ラウンジ讃岐は、高松空港2階の保安検査の手前にあります。保安検査の前にあるので、あまり直前までラウンジでのんびりすることができないのが残念ですね。

そして、高松空港の保安検査は2レーンしかありません。ANAJALの出発時間が重なる時間を中心に、保安検査場は大変混み合いますので、余裕をもってラウンジから出るようにしましょう。

入室可能な条件

ラウンジ讃岐に入室するには、利用料金が1,000円+消費税がかかりますが、特定のクレジットカードを持っている場合は無料で入室することが可能です。

基本的に、ゴールドカード相当以上のカードを持っていれば入室することが可能です。

  • VJAグループ
  • MUFJグループ
  • UCカード(セゾンカードを含む)
  • JCB
  • ダイナース
  • アメックス
  • 楽天カード(ゴールドは年間2回の制限あり)
  • エムアイカード

などなど、多くのクレジットカードのゴールドカードが対象となっています。私のおススメクレジットカードのうちの1枚である、SPGアメックスも対象となっていますね。

ポイント
基本的にカード保有者のみが入室することが可能ですが、アメックスに限り、同行者1名も無料で入室することが可能です。

ところが、このリストをみて「あれ?」と思った人もいるかもしれません。実は、比較的ユーザの多い、以下の2枚のゴールドカードでは入室ができないんです。

  • イオンゴールドカード
  • エポスゴールドカード

まぁ、どちらも実質的に年会費無料のゴールドカードなので、カードラウンジと提携している空港が限られてしまい、地方空港まで手が回っていないということです。これらのカードをメインとしている方は、ラウンジ讃岐入室時は、ほかのカードを用意しましょう。

また、ラウンジ讃岐に入室するには、これから搭乗することを証明するため、搭乗券またはこれから搭乗することを証明するもの(アプリの画面とか)を提示することが必要となります。

なお、ANAJALの上級会員ステータスのみでは入室することができません。ゴールドカード以上のクレジットカードの提出があくまで必要ですので、ご注意ください。

実際にラウンジ讃岐を利用してみた

2019年8月に、高松出張を終えて、その帰りにラウンジを使ってみましたので、そのときの概要をお伝えできればと思います。

2階のエントランスから入室

ラウンジ讃岐は、空港の2階、手荷物検査のフロアと同じ階にあります。上の地図の右下にある、「」の位置になります。土産物屋さんのエリアとは逆の方になりますね。

ラウンジの入口に向かいます。なんとも「讃岐」という文字が渋いですね。時代は令和ですが、なんというか昭和のレトロ感を感じるというか。嫌いじゃないです。

入ると正面に受付があり、受付の超かわいいお姉さん(私が訪れたときは超可愛かった!)に搭乗券とSPGアメックスカードを提示した後、室内に入ります。

公式ホームページから引用

座席配置は、基本的にソファが窓側に向かって整然と並んでいます。このほかに、後ほど紹介しますがカウンター席もあるんですが、基本的にテーブルに向かい合って座る席はなかったです。

昔の写真をみると完全にお見合い席のような形になっていましたが、2019年8月現在は、完全に一人利用を想定したラウンジになっています。

座席数は42とかなり少ないです。冒頭に触れましたが、高松空港にはANAラウンジもサクララウンジもないので、これらのラウンジをふだん使う人も全員、ラウンジ讃岐を使うことになります。

そのため混雑していることが多そうですね。私が訪れたときも、かろうじて席があいている程度でした。これから高松空港がさらに発展したとすると、さばききれるでしょうか…。

窓側の席とカウンターの席には、ACアダプターとUSBコネクタの電源があります。私もこのときは昼間デザリングをしていたためスマートフォンの電池の残がかなり少なかったのですが、ここでなんとか給電できたため助かりました。

このほか、ラウンジ内は無料のWi-Fiが完備されています。

ドリンクはソフトドリンクのみ

ラウンジ内では、各種ソフトドリンク・コーヒー・スープを無料で飲むことが可能です。残念ながら、無料でのアルコールの提供はありません。

写真を撮り忘れたため、イメージです。

漫画喫茶などで紙コップがストンと出てくるタイプのドリンクバーとなっています。また、その横の冷蔵庫にはオレンジジュースなどが入っていました。

有料メニューでアルコール提供あり

ラウンジ讃岐では、航空会社のラウンジと違い、アルコール飲料は有料となっています。一部のラウンジである、1杯目無料というのもありません。完全に販売です。

香川が誇る?地ビールやエビス・スーパードライといった缶ビールや瓶ビールのほか、地酒におつまみなどが販売されています。

有料メニュー
  • 缶ビール:500円
  • 瓶ビール:550円
  • 日本酒飲み比べ:1,000円
  • 缶チューハイ:300円
  • おつまみ:300円

ラウンジで日本酒の飲み比べセットが販売されているのは珍しいですねー。ラウンジ讃岐に来られる方がいればぜひ試してみてはいかがでしょうか。

issy
ちなみに、地ビールは保安検査場を抜けたANAフェスタなどで購入可能なので、機内でも飲むことは可能なのですが、栓をあけた状態で提供されるので、意外と機内で落ち着いて飲めません(笑)時間があるならラウンジで1杯やってもいいと思います。

ラウンジ内にトイレはない

ラウンジ讃岐の中にトイレはありません。なので、トイレを利用する場合は一度ラウンジを出て、空港のトイレを利用することになります(ラウンジを出てほぼ正面にあるので、そこまで離れてはないです)

まとめ

高松空港のクレジットカードラウンジ「ラウンジ讃岐」のレポートでした。ラウンジとしては、ソフトドリンク、Wi-fi、電源など完備された平均的なカードラウンジだと思います。

ただちょっと狭くて、座席が42席しかないのが難点ですね。高松空港は民営化されて、これからLCCの誘致を積極的にしていき、2022年には現在の1.4倍もの利用を目標としています。そんな中、現行のラウンジでさばききれるのかは、ちょっと不安ですね。拡張にも期待したいところです。

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