【期間限定】2-3月にJR東日本1日乗り放題切符「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」が発売!注意点も解説。

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2024年の2-3月に、JR東日本の新幹線や特急が乗り放題となるきっぷが、1か月、平日限りという短い期間ではありますが期間限定で発売されます。

JR東日本エリアでは、最近は乗り放題きっぷでも特急や新幹線に乗る場合は特急料金を別に支払うタイプのものが主流になっていましたが、今回のきっぷは特急料金なども含まれた乗り放題切符で、非常に使い勝手がよいものとなっています。

1日乗り放題の切符なので、必要に応じて2枚、3枚購入して使ってもよいですし、いろいろ工夫の余地がありそうです。情報自体はだいぶ前にリリースされていましたが、実際の発売も始まりますので、改めてこのきっぷを紹介したいと思います

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」が期間限定で発売

どうしても鉄道の閑散期になる1~2月、特に平日の需要がかなり少ないこの時期に、新幹線・特急なども含めて1日乗り放題の「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」というきっぷが期間限定で発売されます。

このきっぷ、平日限定ということやイメージキャラクターなどもみればわかるとおり、学生などをターゲットにした切符になるのかなと思います。大学生はこの時期は時間がありますしね。

1日乗り放題の切符なので、もちろん日帰り旅にも利用できます。東京から仙台や新潟だったら新幹線で2時間弱なので十分日帰り旅行できます。また、1泊や2泊の旅行でも、行きの日と帰りの日の分、2枚使うなんて方法もありだと思います(後述しますが東京ー仙台片道で元がとれてしまいます)

利用可能期間

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の利用期間は、2月14日(水)から3月14日(木)までの1か月となっています。

最初からすでに何回か触れていますが、平日限定の切符ということで、土曜、日曜、祝日に利用することはできません。

出発14日前までにえきねっとで購入が必要

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の発売期間は、2024年1月14日(日)~2月29日(木)となっています。また、えきねっと限定販売のため、窓口で購入することができません。

一点注意しなくてはならないのが、購入可能なのは利用開始日の1ヶ月前から利用日14日前までとなります。14日前までにえきねっとで購入が必要となりますので、注意してください。

乗り放題エリア

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の乗り放題エリアについては、JR東日本全線のほか、JRから切り離された各地の第3セクター、JRが直接乗り入れる富士急や伊豆急行が対象となります。

基本的には「大人の休日倶楽部パス(東日本)」と同じように、北は津軽半島から、西は熱海(伊東・伊豆急下田)、松本、上越妙高(直江津)までとなります。

東京からの新幹線をみると東海道新幹線は対象外のほか、東北新幹線の最北は新青森まで、北陸新幹線は上越妙高までがフリーエリアとなります。北海道新幹線の新青森から新函館北斗まで、北陸新幹線の上越妙高から金沢まではフリーエリアの対象外です。

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富山、金沢旅行には使えないので注意してください。

きっぷの料金

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の料金ですが、1日乗り放題で大人10,000円ぽっきりとなります。

10,000円で新幹線も乗れるというのは非常に大きくて、例えば東京から仙台まで指定席片道で11,000円くらいしますので、それだけでも元が取れてしまうのです。

仙台程度であれば日帰りで往復も可能ですし、そこから先の北東北になると日帰りはしんどいですが、片道でも十分元が取れてしまいます。

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の注意点

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」はとってもお得なきっぷなのですが、実際に使用する際の注意点がいくつかありますので、それを紹介しておこうと思います。

えきねっと限定発売

今回の「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」はインターネットサイト「えきねっと」での限定発売となります。「みどりの窓口」など、有人の窓口での購入はできませんのでご注意ください。

したがって、購入にあたってはクレジットカードが必然的に必須ということにもなります。また、このきっぷに興味があるけどえきねっと会員ではない場合、会員にはWebで無料で簡単になれますので、申し込んでしまいましょう。

指定席2回まではなかなか厳しい

今回の「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」では、新幹線・特急の指定席に2回まで乗車できるという仕様になっています。なので、どこで指定席を使うかという戦略を考えていく必要があります。

ここで注意しなきゃいけないことは、JR東日本の新幹線・特急は全席指定が多いということです。

新幹線でいうと「はやぶさ」、「こまち」、「つばさ」、「かがやき」は全席指定ですし、これ以外にも中央線「あずさ」や常磐線「ひたち」など、関東の主要な特急のうちのいくつかは全席指定になっています。自由席がないので、これらの車両には指定席券がないと乗れません。

全席指定の列車で指定席が満席の場合は「立席特急券」という特急券を発券すると乗ることができますが、この立席特急券の発券は指定席の利用にカウントされますし、長時間の立ち乗りはつらいですよね…。

特に北東北方面を目指す場合「はやぶさ」「こまち」への乗車は必須かと思いますが、これが全席指定なので早く抑える必要があると思います。

補足
盛岡から先は全席指定の列車しか走っていないため、特例として、空いている席があれば指定席券なしで座ることが可能です。また、仙台ー盛岡の各駅に停車する「はやぶさ」も、同区間内であれば同じ扱いとなります。

きっぷの使い道の考察

この切符のポイントは、

  • 平日限定
  • 1日1万円で乗り放題
  • 指定席は1日2枚まで(自由席のない新幹線、特急も多い)

ということがあげられるので、日帰りで1枚使う方法と、宿泊旅行で往復合計2枚使う方法が考えられると思います。

日帰りだったら片道5,000円以上の区間であれば元がとれるので、東京起点の場合、仙台や新潟まで行かなくても、長野や軽井沢、福島などで元がとれます。仙台なんか行ったら往復で22,000円かかりますから半額以下になってしまいますね。東京=仙台は最短1時間33分なので十分日帰り旅行として現実的な距離感です。

また、逆にこれらの都市から東京に日帰り観光に行くにしても元が取れそうです。例えば、地方の高校3年生の卒業旅行と題して、日帰り東京観光なんかにも使えそうですね。

最初このきっぷを聞いたとき、出張族がガンガン使うのではないかなと思ったんですが、14日前まで限定で多少は歯止めがきくのかな、と思います。まあ半月前には出張決まったりする業種も多いと思うので、そういった方は活用しそうですね。

issy
個人的には、スキーに行くのに越後湯沢やガーラ湯沢への往復に使うのもアリかなと思ったりしました。

宿泊旅行であれば仙台より北との往復に適しているでしょう。盛岡、八戸、青森方面を目指し、そこから温泉街なんかに抜けていくのもよさそうですね。自分は時間があれば八戸においしい魚を食べに行きたいです。どこか有給とるか…。

まとめ

2月14日から3月14日にかけて利用できる「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の発売時期が近づいてきましたので、紹介させていただきました。

利用期間が1か月と短い上に平日限定の切符ですが、金額的にはかなりお得な金額ですので平日に動ける方であれば利用価値は高いと思います。1枚買って日帰り旅行をするにしても、2枚買ってそれぞれ片道で利用する方法と、2パターンの使い道が考えられます。

なお、東北新幹線「はやぶさ」「こまち」は全席指定ですが、このきっぷで売り切れるのが早いと思いますので、北東北方面へいかれる方は、発売当日に予約することをおすすめします。

ぜひ、この機会に東京の方は東北地方へ、東北の方は首都圏に旅行してみてはいかがでしょうか。

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