2023年になり、ようやく海外旅行も活発化してきました。私も2023年のGWに、久々にヨーロッパを訪問することができました。とても楽しかったです。
2020年の新型コロナ流行を機に海外旅行のハードルは長い間高かったのですが、この3年の間に、さまざまなサービスが生まれ、普及し、それが海外で非常に便利なものとなっています。
今回は、そんな新しい時代の海外旅行において、私たち旅行者にとって非常に便利になったものを紹介したいと思います。
ahamo(楽天モバイル)
まあ一番大きいのがこれでしょう。確かahamoって2020年にサービス開始だったと思うのですが、その当初から、海外利用時も多くの国でそのまま使えることをウリにしていました。早速ためそうと思ったらコロナになった記憶が…。
コロナ前の海外旅行の場合、ソフトバンクの「アメリカ放題」などごく一部のサービスを除き、日本の携帯電話会社のサービスを利用すると高額の利用料がかかるのが当たり前でした。そのため、一般的には海外SIMを現地で、あるいは国内のAmazonなどで購入し、刺し変えることが多かったと思います。
それが、ahamoならばそのままSIMを差し替える必要もなく、ローミングをONにすれば、そのまま使うことができまし、追加料金も一切かかりません。
月額15日以内という制限だけがあるので、月の半数以上を海外で過ごす方は注意が必要です。一般の旅行であれば気にする範囲ではありません。
2,980円で月額20GBまで使える回線が、そのまま海外でも手続きなしで同じように使えるというのは、ちょっと衝撃でした。
通話する場合は別途料金が発生しますが、一般に海外では電話よりも通信を利用することになると思いますし、通話はLINEやSkypeをうまく使えばいいだけなので、そこまで気にならないですね。
また、ahamoの回線を保有してない人は、楽天モバイルにも類似のサービスがあり、こちらは月当たり2GBまでという制約があるものの、追加料金が不要です。2GBなら数日の海外旅行であれば十分もつレベルな上、楽天モバイルの場合、有料で追加することも可能です。
楽天の国内での通信状況はお世辞にもよくないので、海外でも使えるかどうか心配される方もいらっしゃると思いますが、私がイギリスやクロアチア、フィンランドで利用した際は、まったく通信に問題はありませんでした。
メイン回線がahamo以外の方が、海外旅行用に月額2,980円かけて別途ahamoを持つのは負担があるかもしれませんが、楽天モバイルであれば月額料金も980円からと低めですし、楽天のSPU等を考えれば、もっておいて損はないかなと思います。eSIMですぐに開通できますしね。
また、楽天モバイルの場合、楽天LINKを使うことにより、海外で通話も無料になるというメリットがあります。これはahamoにもないメリットだと思います。
月額980円から維持できるということで、ahamo以外の回線をメイン回線でもっている方であれば、楽天をサブにするのもよいかと思います。
コンタクトレスのクレジットカード(プリペイド方式も)
日本だとまだまだクレジットカードの場合、ICチップ式カードを機械に刺して決済する必要がありますが、海外だとこれがスキミングのリスクを有するわけです。
そんななか、2023年に海外に行くと、イギリスも、クロアチアもコンタクトレス決済が主流、というか基本になっています。なので海外旅行にいくにあたっては、コンタクトレス決済できるクレジットカードは必須といえるでしょう。
出発前に、手元のクレジットカードを確認してみてください。
ちなみに体験談としてですが、ロンドンでは地下鉄やバスに乗る際、日本でSuicaをタッチするようにカードをタッチが可能になっています。乗車するにあたり現地のICカードを購入する必要がなくなりました。これはすごい時代の進化だと思います。
また、小さい売店なんかでも当たり前のようにコンタクトレス決済です。衝撃だったのは、クロアチアのザグレブでトラムに乗車する際のチケットも、キオスクでタッチ決済で購入することでした。お世辞にも欧州内で進んだ国ではないクロアチアにおいても、数十円の切符買うのにタッチ決済が基本になっています。
また、さらに盗難対策なども考えると、スマホで操作のできるタッチ決済の機能のあるプリペイド形式のカードだといいかもしれません。スマホで、使う直前だけアクティブにしておけば悪用のリスクも極限まで下げられると思います。
そんなときにはRevolutというカードがあります。このカードのすごいところは、海外レートが非常によいところです。ほぼほぼインターバンクレートとう、銀行間のレートで取引できます。
一般にクレジットカードの場合、海外で決済する場合、VISAの場合であればVisaインターナショナルが指定するレートに2.2%(エポスなど一部カードは1.6%)の為替手数料が発生していますが、これが基本的にかからない、と理解してもらって大丈夫です。
また、このカードでは海外ATMでキャッシングも可能です(クレカからの入金分は不可)。海外で現金を手に入れる場合、両替窓口ではドル・ユーロやバンコクの一部両替所のような場所を除いてレートが悪かったりしますし、キャッシングでも窓口ほどではないにしてもクレカのレート差がある上、利息が発生します(繰上返済すれば利息は微々たるものですが。手間もあります)
その点、Revolutならば、キャッシングにおいてもレートはインターバンクレートな上、引き出しの手数料も月額25,000円までは無料となっています(25,000円を超えると2%の手数料がかかります)
唯一ネックなのがクレジットカードからのチャージの場合1.7%の手数料がかかるところなので、利用する際には銀行口座から入金することをお勧めします。
携帯おしり洗浄器
まあ最後はオチみたいなもんなのですが、おうち時間が増えてウォシュレット慣れが進んでしまっている中、久々に海外にいってもウォシュレットの普及は一部の国を除いて進んでいませんので、携帯ウォシュレットを持っていきたいところです。
久々の海外で感じたのはトイレットペーパーの硬さでした。日本のようにソフトではないので、お尻を痛めます…。
私が購入したのはViaesというやつです。収納時の大きさが16cmで少し大きいのですが、その分タンクに入る水の量が多いのは便利です。安物だと水圧が弱いなんてこともあるみたいですが、この商品は水圧は全く問題ありませんでした。
実際につなげたのが上の写真です。このようにタンクを接続するだけです。また、近くに衛生的な水道水がない場合なんてのも海外旅行では起こりえることですが、この商品はミネラルウォーターのペットボトルをつなげることが可能です。これは地味に大きい機能だと思います。
値段も3,000円台とお手頃価格(TOTOのとかだと6,000円くらいする)なので、興味ある方はぜひ買ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
コロナ禍を経て、久しぶりに海外にいって、これがあってよかった!というものを紹介させていただきました。
通信回線は地図の確認やレストランの予約などにも必要ですし、コンタクトレス決済はもはや世界標準です。お尻の快適度は旅行の快適度に比例します。
皆さまからも、最近出たこういったアイテムがオススメだよ!というものがあったら、ぜひ教えてもらえたらと思います!!