
コロナ禍後、JAL国内線の運賃は基本的に上がり、その分タイムセールが頻繁に行われるようになりました。ビジネス利用の単価を上げつつ、セールで観光客を繋ぎ留めるということなのでしょう。そのため、国内線航空券はうまくセールを使って予約していきたいところです。
今回、3/4-5の2日間限定で、4~6月の航空券を実施することになりました。最安6,600円ということですが、いつどの路線がその値段なのか、詳細をみていきましょう。
JAL国内線タイムセールを実施!

今回のタイムセールは、3月4日0時から5日23:59までの丸2日間にわたって開催されます。搭乗期間は、3月30日(日)から6月30日(月)までの約3か月になっています。
今回、3か月にわたるセールになっていますが、4~5月(特に4月)は2月にもセールをやっていることから少し高めの設定になっています。一方、6月のセールは今回初めてなので、比較的安い感じになっています。
最安6,600円からでかなりお得

運賃の一例ですが、羽田=小松や伊丹などで6,600円~、羽田=札幌・福岡など北海道、九州路線が7,700円~、羽田=那覇などで8,800円~で設定されています。2月に実施した4~5月分のセールに比べると、伊丹や福岡は据え置きの一方、新千歳や沖縄は1,000円ほど高くなっていたりします。
なお、平日はこの価格なんですが、土日に関しては1,100~2,200円程度の値上げがなされる路線があります。例えば羽田からだと福岡などの九州(6月)は2,200円高い9,900円、沖縄(6月)は1,100円高い9,900円などとなっているところが多いです。ただし今回はすべての路線で値上げされているわけでなく、例えば羽田=新千歳は土日でも7,700円の設定があったりします。

セール期間における羽田発着便の料金は以下のとおりです。今回は4月、5月、6月で値段が異なるため、それぞれの最安値を出しておきます。ハイシーズンを控え、セールの値段もじわじわと上がってきていますね。九州の土日は1万円を超える日も多くなってきました。
<4月>
路線 | 平日 | 土休日 |
---|---|---|
羽田=札幌 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=旭川 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=女満別 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=帯広 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=釧路 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=函館 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=青森 | 9,900円 | 9,900円 |
羽田=三沢 | 9,900円 | 9,900円 |
羽田=秋田 | 9,900円 | 9,900円 |
羽田=山形 | 8,800円 | 9,570円 |
羽田=小松 | 8,800円 | 9,570円 |
羽田=伊丹・関空 | 8,800円 | 9,900円 |
羽田=南紀白浜 | 9,900円 | 11,550円 |
羽田=岡山 | 7,590円 | 8,580円 |
羽田=広島 | 8,250円 | 9,240円 |
羽田=山口宇部 | 8,580円 | 設定なし |
羽田=出雲 | 8,580円 | 9,570円 |
羽田=徳島 | 7,590円 | 9,570円 |
羽田=高松 | 8,250円 | 9,570円 |
羽田=松山 | 8,250円 | 9,570円 |
羽田=高知 | 7,590円 | 9,570円 |
羽田=北九州 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=福岡 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=長崎 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=熊本 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=大分 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=宮崎 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=鹿児島 | 9,900円 | 12,100円 |
羽田=奄美大島 | 設定なし | 設定なし |
羽田=那覇 | 8,800円 | 9,900円 |
羽田=石垣 | 11,000円 | 11,550円 |
羽田=宮古 | 11,550円 | 設定なし |
<5月>
路線 | 平日 | 土休日 |
---|---|---|
羽田=札幌 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=旭川 | 7,700円 | 7,700円~8,800円 |
羽田=女満別 | 7,700円 | 7,700円~8,800円 |
羽田=帯広 | 7,700円 | 7,700円~8,800円 |
羽田=釧路 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=函館 | 7,700円 | 7,700円~8,800円 |
羽田=青森 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=三沢 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=秋田 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=山形 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=小松 | 6,600円 | 8,030円 |
羽田=伊丹・関空 | 6,600円 | 8,690円 |
羽田=南紀白浜 | 8,360円 | 9,350円 |
羽田=岡山 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=広島 | 6,600円 | 8,250円 |
羽田=山口宇部 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=出雲 | 7,700円 | 8,800円~9,570円 |
羽田=徳島 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=高松 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=松山 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=高知 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=北九州 | 8,250円 | 10,450円 |
羽田=福岡 | 8,250円 | 10,450円 |
羽田=長崎 | 8,800円 | 11,000円 |
羽田=熊本 | 8,250円 | 10,450円 |
羽田=大分 | 8,250円 | 10,450円 |
羽田=宮崎 | 8,250円 | 10,450円 |
羽田=鹿児島 | 8,250円 | 10,450円 |
羽田=奄美大島 | 15,400円 | 設定なし |
羽田=那覇 | 8,800円 | 9,900円 |
羽田=石垣 | 11,000円 | 11,550円 |
羽田=宮古 | 11,550円 | 12,100円 |
<6月>
路線 | 平日 | 土休日 |
---|---|---|
羽田=札幌 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=旭川 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=女満別 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=帯広 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=釧路 | 7,700円 | 7,700円 |
羽田=函館 | 7,700円 | 6,600円 |
羽田=青森 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=三沢 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=秋田 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=山形 | 7,700円 | 8,580円 |
羽田=小松 | 6,600円 | 8,030円 |
羽田=伊丹・関空 | 6,600円 | 8,690円 |
羽田=南紀白浜 | 8,360円 | 9,350円 |
羽田=岡山 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=広島 | 6,600円 | 8,250円 |
羽田=山口宇部 | 8,580円 | 9,570円 |
羽田=出雲 | 7,700円 | 8,800円 |
羽田=徳島 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=高松 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=松山 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=高知 | 6,600円 | 8,580円 |
羽田=北九州 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=福岡 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=長崎 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=熊本 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=大分 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=宮崎 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=鹿児島 | 7,700円 | 9,900円 |
羽田=奄美大島 | 13,200円 | 設定なし |
羽田=那覇 | 8,800円 | 9,900円 |
羽田=石垣 | 10,450円 | 11,000円 |
羽田=宮古 | 11,000円 | 12,100円 |
羽田発着以外の対応路線や全体の対象便など詳細はこちらの表(PDF)をご確認ください。
なお、過去のセールでは土日対象外の路線がいくつかあったりしました。羽田からだと函館や出雲といった観光路線が土日対象外だったんですが、今回は比較的閑散期ということもあり、奄美大島以外はすべて対象となっています。
もちろん、現時点で高い運賃しか販売されていないような便は、PDFに記載のある便であってもおそらく売り切れ表示になるとは思いますが、現時点でスペシャルセイバーにも空席さえあればプロモーション運賃が発売される可能性はあるので、しっかり狙っていきたいところです。
対象運賃はプロモーション
対象運賃は「プロモーション」という、一番安いタイプの運賃タイプになっています。プロモーション運賃の詳細は以下のとおりです。
- インターネットでの購入のみ
- 変更:不可
- キャンセル料:55日前まで5%、出発54日前~出発前は50%
- マイル積算率:普通席50%
- 当日アップグレード:可能
- 小児(12歳未満)運賃:設定あり(25%引き)
キャンセル料は55日までは5%、それ以降になると一気に50%になります。けっこうキャンセル料厳しいですが、55日前までなら数百円であることを考えると、それまでに決めればいいやととりあえず買ってそこまでに決断という方法もあるかと思います。(その場合、キャンセル忘れに注意しましょう!)
あとはマイル積算率が50%というのはちょっと残念ですね。ダイヤモンド・プレミア維持の修行をされている方にとっては、少し気になるところです。FOPの計算は気を付けてください!

前日23:30にサイトにアクセスを

JALのセールは先着順なので早く買いたいところですが、2023年3月のセールの際にアクセス集中でまる1日サーバが落ちたことを教訓として、それ以降仮想待合室を使用しています。仮想待合室が設置されるのは前日の23:30となるため、このころにサイトに入るといいでしょう。
仮想待合室に入ってしまえば、他のアプリ開いたり、ブラウザで新しいウィンドウをたてて他のサイトをみていても大丈夫です。

仮想待合室にセール前に入ったら、0時以降サイトに接続できるのは抽選で決まるため、スマホやPCなど、デバイスは複数用意してそれぞれ入ったほうがよさそうですね。
なお、タイムセール実施期間中は、Webサイトの利用時間が30分に制限されており、30分が経過すると再度仮想待合室に並び直しとなり、操作中の作業もすべて無効となるので注意が必要です。
また、仮想待合室で待っている間は他のタブでサイト閲覧などもできますが、なお、ポップアップの表示から10分以内にアクセスしないと仮想待合室の最後尾に並び直しとなりますのでご注意ください。他のことに夢中になっていたりのほか、寝落ちにも注意…zzz
まとめ
3月4日から5日にかけて、JALの国内線タイムセールが実施されます。
6月分のセールは過去に実施していないので、それなりに空席が期待できます。また、土日もあまり値上げもなく、対象路線もほぼ全路線になっているので、これは6月にお出かけのある人は、深夜待ってまでしっかり参戦したほうがいいと思います。
一方、4~5月はすでに2月にセールをやったことから空席は限られると思いますし、値段もちょっと高いんですよね。なのでこの時期を狙っている人は本気で頑張るか、あとはあきらめるかでしょうか…。事前に「スペシャルセイバー」の空席があるかどうかは、必ず確認したおいたほうがいいでしょう。
また、すでに特典航空券を抑えている人でも、場合によってはセールに乗り換えたほうがいいかもしれません。
私個人的な話になると、6月は宮古島に行く予定があるのでこれは絶対に抑えたいと思っています。セール価格も高いですが、普通に買ったらもっと高いわけで、浮遊層の皆様と遊ぶお金をとっておく必要がある以上、ちょっと本気で取りに行きたいなと思います…。