JALの2025年度路線便数計画が決定!那覇=台北就航はビックリした

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JALの2025年度路線便数計画が1月21日に発表されました。毎年この時期に翌年度の計画がみえてくるので非常に楽しみにしています。

内容をみてみましたが、コロナ禍で削られていた便数が復便するなどのほか、新たに那覇=台北を日本トランスオーシャン航空が就航する等、ちょっとしたサプライズもありました。ANAは全く面白いものがなかったので、今回はJALの計画をみていきたいと思います。

シカゴ増便・北米地方都市はデイリー化へ

まず、北米方面で一つ大きいのが、成田=シカゴが5月末から就航されるというものです。

現在、JALは羽田=シカゴを1日1往復運航していますが、これに加えて、成田=シカゴも1日1往復運航されるようになります。ANAは現在も羽田・成田それぞれ1日1往復していますので、ANAと同じ体制になるということですね。

ダイヤとしては成田を夕方に出発します。これもANAと同様ですね。これに伴い、シカゴ発羽田行は、シカゴを真夜中に出発し、羽田に早朝到着するスケジュールに変更になります。これはちょっと辛いダイヤですね…。

2月12日15時から予約開始ということで、北米への特典航空券を狙っている人はサーチしてみてもいいかもしれません。もともとシカゴは、割とファースト、ビジネスクラスの特典航空券が取りやすいのでチャンスだと思います。

シカゴはあまり見どころはないのでは…?と思うかもしれません。確かにメジャーな観光スポットはあまりないかもしれませんが、様々なビルがあるのが美しいですし、野球やバスケなど、スポーツ鑑賞にもいい街だと思います。何より治安が他の欧米都市よりも体感的にはよいと感じますので、安心して観光できるのはよいかなと思います。

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私は今年もシカゴに行く予定です。

シカゴから乗り継いでカナダ方面にいってみてもいいかもしれません。

また、シカゴ以外にも現在週4運航の成田=サンディエゴ、週5運航の関空=ロサンゼルスが、順次1日1往復の就航になります。系列LCCのZipairも、この春から成田=ヒューストンを就航するなど、JALは北米路線にかなり積極的な感じを受けますね。日系の航空会社が海外でたくさんみれることはうれしいことです。

関空・中部からのホノルル便も夏からデイリー化

はい、私も早くハワイいきたいです…もう6年も行けてないなんて死んでしまう…。

そんなことはどうでもいいのですが、JALは羽田・成田だけではなく関空と中部からホノルル行を就航していますが、これが7月からデイリー運航になります。やっぱりデイリーじゃないと予定立てずらいこともありますので、これは中部圏や関西圏の方たちにとってはありがたいことなんではないでしょうか。

特に中部はハワイアン航空の就航が現在ないので、JALが唯一のハワイ直行便になっています。週4運航とデイリーでは大きな差があります。まだ円安でハワイへの観光需要が伸びきってはいないですが、コロナ禍前の体制に戻りつつあるのはうれしいところですね。中部は特にフライトが少ないので…。

ヘルシンキ・ベンガルール等は増便 メルボルン・ジャカルタは減便へ

西に視線を向けると、成田=ベンガルールが週5からデイリーに、羽田=ヘルシンキが週3から週5に増便します。

ベンガルールというちょっとマイナーなところもデイリーに戻すのは、それだけ需要がある程度あるんでしょうね。ANAがチェンナイ線をいまだに運休していますが、チェンナイとベンガルールは300kmしか離れていないので、このあたりの需要も取り込んでいるんでしょうか。また、先に紹介した北米路線の充実化とあわせて、北米=インドの充実化ということもありそうです。

一方で、成田=メルボルンやジャカルタ路線は週6から週3~4運航に減便されるようです。

JTAの那覇=台北が爆誕!

正直これが一番驚きました。思わずニュースみて声がでてしまいました。

那覇=台北路線にJTAが参入するということです。日系だとピーチが1日3往復就航していますし、外国だと台湾がフルサービスキャリア3社にタイガーエア、さらにはエアアジア等も就航していて、多い日は1日10往復以上の便があり正直過当競争じゃないか?と思うのですが、まだまだ需要はあるんですねー。

詳細は全然決まっていないようですが、運航はJTAが担うことになっています。JALグループが成田・羽田・関空・中部以外から定期の国際線を飛ばすのって本当に久しぶりです。これは面白いですし乗ってみたいですね。

機材は現行の国内線737を使うのか、その場合クラスJの扱いは?とか、はたまたJALお古の国際線用737をリースしてくるのか?機内食どうするのよ?とかいろいろ気になるところはありますが、続報が非常に楽しみな案件です。

まとめ

JALの2025年路線計画についてざっとみていきました。JALはほぼコロナ禍前の状態に国際線が戻っており、シカゴ増便など、さらに拡充を進めていっています。子会社のZipair含めて中長距離でもかなり積極的になっていますね。

同日、ANAも路線計画を出しましたが、正直路線拡充や復便が何もなくてびっくりしてしまいました。増便もないですし、未だにコロナ禍前の路線の復活もできてない様子です。だったらKL線にグレードル導入とかどういうことよ?という感想を持ってしまいました。あれはどこか増便するから機材繰り厳しくなって投入するのかと思っていました…。読みが甘くてすみません。

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