どうも、2019年6月末から家族でハワイ旅行にいっていたissy(@y_issy24)です。
さて、巷ではANAのエアバスA380がハワイに就航して盛り上がっていますが、今回、私たちはハワイアン航空を利用してハワイにいってきました。
JALとハワイアン航空は提携しており、ハワイアン航空のビジネスクラスもJALマイルで乗ることが可能です。そこで、今回はハワイアン航空ビジネスクラスのシートや機内食について書いてみたいと思います。
目次
ハワイアン航空ビジネスクラスはJALマイルで搭乗可能
ハワイアン航空は2018年10月からJALマイルで特典航空券の予約ができるようになりました。当初は各便7席開放されているなど非常にマイルでビジネスクラスが取りやすかったため、勢いで家族3人分の特典航空券が発券できたんですね。
そのハワイアン航空ですが、日本に就航している路線は、2019年9月現在で以下の5路線となります。
- 成田=ホノルル
- 羽田=ホノルル
- 羽田=コナ
- 関西=ホノルル
- 新千歳=ホノルル
- 福岡=ホノルル
成田、羽田、関西、新千歳および福岡の5つの空港からホノルル行きが毎日1便と、羽田からハワイ島のコナ行きが週3便運航されています。
これら6路線の、往復に必要マイル数は以下のとおりです。
路線 | エコノミークラス | ビジネスクラス |
---|---|---|
新千歳ーホノルル | 45,000 | 80,000 |
東京(成田・羽田)ーホノルル | 45,000 | 80,000 |
東京(羽田)ーコナ | 45,000 | 80,000 |
大阪ーホノルル | 47,000 | 85,000 |
福岡ーホノルル | 45,000 | 85,000 |
JALマイルを使ってハワイアン航空の特典航空券を発券する場合、距離に応じて必要マイルが変わるため、同じ日本発でも、ハワイにより近い新千歳や東京と、より遠い大阪や福岡では必要マイル数が異なります。
ハワイアン航空ビジネスクラスのシートを紹介
ハワイアン航空のビジネスクラスってどんな感じなのでしょうか?ANAやJALのビジネスクラスとどう違うのか、まずは18席しかないハワイアン航空ビジネスクラスのシートを紹介したいと思います。
シート配置は2-2-2でフルフラット対応
こちらがハワイアン航空ビジネスクラスのシートです。レザータイプのシートがかっこいいと思います。
袋の中には、枕、マットレス、ブランケットなどが入っていますが、ブランケットのデザインが南国っぽくてよいですよね。
ANAのビジネスクラスのような個室感はあまりありません。ただ、あとでも触れますが、リゾート路線なので、ご家族やカップルで搭乗することが多いと思われますから、ほどよい開放感がある方がよいのではないでしょうか。
枕はゴムバンドがついていて固定できたり、マットレスに切り込みが入っているので、シートベルトをこのように通すことができるなど、機能的になっています。なので、離陸前からマットレスと枕のセットが可能です。
シートはフルフラットになるので、寝る際は完全にシートを倒すことが可能です。マットレスが薄い割にしっかりしているので気持ちよく眠ることができます。
座席の下には、ミネラルウォーターのペットボトルのほか、USB端子があるので、スマホの充電も手元で可能となっています。
その上にあるダイヤルが、リクライニングシートのレバーになります。
座席は2-2-2となっており、今現在流行りの1-2-1で全席通路アクセスにはなっていません。窓側の場合は、通路にでるのに人の前を通らななくてはなりません。
ですが、ハワイのようなリゾート路線では、こちらの方がありがたいのではないでしょうか。
機内エンターテイメントはiPad
ハワイアン航空ビジネスクラスの機内エンターテイメントは、配布されるiPadの中に入っています。このように、横からでるモニターのように取り付けることも可能ですし、手元でみることも可能です。
日本語対応はしていますが、入っている映画はそれほど多くはありませんでした。私はアナと雪の女王を最初ちょっとだけいて、カーズだけみましたね。
ちなみにアナと雪の女王(吹き替え版)もちゃんと再生することができました。もちろんピエール瀧の声が消されていることもありません。
配られたアメニティを紹介
続いて、ビジネスクラスで配られたアメニティを紹介したいと思います。
行きのフライトで配られたアメニティーが上、帰りが下になります。ケースは布で、デザインはハワイっぽさがありますね。
ポーチの中身は行きも帰りも同じで、入っていたものは
- アイマスク
- 靴下
- 耳栓
- クシ
- 歯ブラシセット
- ティッシュ
- リップ
- ハンドクリーム、
- そしてまさかのボールペン
おい、ここにボールペンいれるのかよ!と思いましたね(笑)というのも、機内にボールペン持ち込むのを忘れて、税関申告書を記入するのに、通路の反対側にいる妻にわざわざ借りたんですよ。ここに入ってるならそのまま使えばええやん!
ということで、機内にボールペンを持ち込み忘れてもアメニティセットの中に入っていますからご安心下さい。
往路フライト
それでは、ここからはフライトの順番に合わせた搭乗機を綴っていきたいと思います。
行きは成田空港21:00発のホノルル行きということで、成田空港に到着したのは18:30過ぎだったでしょうか。ここから、事前に空港に送っておいたスーツケースの回収や両替をすませ、チェックインを行います。
利用ラウンジはJALのサクララウンジ
ビジネスクラスに搭乗する場合は、搭乗までの時間、ラウンジで過ごすことが可能です。
ハワイアン航空ビジネスクラスを利用する場合に利用できるラウンジは、JALのサクララウンジになります。今回は成田空港の利用でしたが、羽田空港や関西国際空港でも同様です。
サクララウンジでは、最初はシャワーを浴びようと思ったのですが、カウンターに寄って待ち時間を聞いたところ、まさかの21人待ちということで、あまり時間がないことから浴びるのは断念します。
シャワーを断念した私たちはダイニングエリアに向かい、せっかくだからJAL特製ビーフカレーを食べることにします。
やはり、サクララウンジでカレーとビールをセットで食べる、これぞ出国の儀という感じですよね。
【成田空港サクララウンジについては、こちらの記事をご覧ください】
何気に成田空港のサクララウンジにきたのは2016年9月以来なので2年9ヶ月ぶり。私自身のANAマイラー化と、羽田空港の国際化が私を成田空港のサクララウンジから遠ざけてしまっています。(遠い目
JALの上級会員の場合、カンタス航空のラウンジなどを使用することができますが、ハワイアン航空に搭乗する際はサクララウンジ以外のワンワールドラウンジを使用することはできません。
搭乗開始は早いので注意を
ハワイアン航空の搭乗開始は早く、21:00出発の便でありましたが20:10に搭乗開始、20:35にはドアクローズの予定とカウンターで言われていましたので、ラウンジであまりのんびりする時間もありません。そそくさとゲートに移動します。
今回の搭乗口はサテライト側の83番搭乗口。本館のサクララウンジからはけっこう距離があるので、子供と歩きながらとことこと向かいます。
私たちが搭乗したときは、もうすでにビジネスクラスの優先搭乗が終了したどころか、エコノミークラスの搭乗もほぼ終わっていたタイミングでした。
機内に入ると、ウエルカムドリンクをいただきます。ハワイのカクテルであるマイタイなんかもありますが、ここではやはりスパークリングワインをいただきました。
搭乗が早いので出発も早め。安全ビデオの放映も早めに始まりますが、さすがハワイアン航空。安全ビデオのロケももちろんハワイで、ハワイへの気持ちを高めてくれます。こういうビデオ作ったらもっとちゃんとみてもらえるのにと思う。
往路の機内食を紹介
水平飛行になるとすぐに1回目の機内食の提供が始まります。
ただですねー、この機内食は正直微妙だったんですよねー。
このときのメニューがこちらです。
カルアポーク、キャベツの蒸し煮、ロミトマト、ご飯
季節のフレッシュフルーツ
お肉がちょっと口に合わなくて、ご飯も肉汁でちょっと甘くなっていて、どう表現していいのかわからず…という感じでした。
正直、時間も少し遅めの時間になりますし、サクララウンジでしっかりとカレーを食べてから搭乗してもいいのかな、とも思いました。個人的な意見にはなりますが、圧倒的にカレーの方がおいしいです。
ここからはしばらくしっかりと眠ります。先ほどもあげたとおり、シートはフルフラットで倒れますし、
お酒を飲んでいたこともあり、すんなり眠りにつくことができました。
しっかり眠りについた後、朝食をいただきます。朝食はオムレツ、クロワッサンにフルーツと簡素なものです。オレンジジュースとともにいただきますが、夜ご飯よりはおいしかったですね。
朝食を食べたらあとはあっという間に着陸。7時間ほどのフライトでしたが、夕食が微妙なことを除けばとても快適なフライトでしたね。
復路フライト(HA457便)
ハワイ旅行を楽しんだ後、後ろ髪をひかれながらUberで空港に戻ってきました。
ホノルル空港では、ビジネスクラスの利用者など専用の保安検査レーンであるGOLD LANEというのがあるのですが、私が訪れたときは運用が行われていなかったため、保安検査を通過するのに30分くらいかかりました…つかれましたね…。
プルメリアラウンジを利用することが可能
ハワイアン航空のビジネスクラスを利用する場合は、ハワイアン航空のラウンジであるプルメリアラウンジを利用することが可能です。
ただし、プルメリアラウンジは、国内線ターミナルに存在するため、日本に帰る搭乗口からはかなり離れたところにあるんですね。
そして、ラウンジの中は軽食とお酒はあるものの、そこまで豪華なラウンジというわけではないので、時間があればプルメリアラウンジを使えばいいと思いますが、無理にラウンジに行く必要はなかったかなぁ、と思っています…。
そして搭乗
今回、行きは成田空港から搭乗しましたが、帰りは羽田空港に向かいます。羽田空港行きのほうが出発時間がおそいため、ホノルルでの滞在時間が少し長くなるというメリットがあります。
搭乗開始はやはり日系よりも早め。ふだん、子供を連れて乗る場合は一番最初の優先搭乗を使わず、敢えて最後の方に乗ることも多いのですが、今回は優先搭乗を使わせていただきました。
やはり優先搭乗すると、ビジネスクラスの場合機内でゆっくりとできますね。ここでも一杯いただきます。
機内食の紹介
フライトを帰りの飛行機の機内食も紹介しておこうと思います。
ハワイ発の1回目の機内食は、ハワイアン料理と和食から選ぶことができます。ふだん、機内ではほとんど和食をチョイスしない私ではありますが、今回の和食はとてもおいしそうだったのでチョイスしました。
帰りのフライトも、提供はひとつのお盆にすべての食事が乗ってくkる形式です。
メニューはなくしてしまいましたが、写真をみる限り、メインが鶏肉、左上にはローストビーフがありますね。このメインのお肉がとてもおいしかったんですよ。
やはり機内食はハワイアンの場合、ハワイ出発の方がおいしいですね、当たり前ですが。
マウイ島のビールであるPAU HANAというビールをいただきました。ご当地ビールも国際線フライトでの楽しみです。
フライトの合間には、ジントニックと一緒にポテトチップスをくれました。
私は体系はスリムなほうですが、こう見えてポテトチップス大好きで、晩酌によく食べたりするのでお酒と一緒に出てくるととてもうれしいです(笑)
ホノルルからの帰りのフライトは、時差ボケ対策としては寝てはいけないのでなかなか時間が過ぎませんが、ようやく日本が近づいてきましたね。帰りは少し揺れたりもしましたが、無事に羽田空港には定時で着陸しました。
まとめ
JALマイルを使って搭乗したハワイアン航空ビジネスクラスの機内を紹介いたしました。
ビジネスクラスのシートは最近流行りのスタッガードのような仕切りのあるものではありませんが、ハワイは観光路線ですし、ご家族やカップルなどで搭乗することを考えれば、むしろオープンな方がいいんだと思います。
食事についてはちょっと日本発については期待しすぎていくと残念に思うかもしれません。とはいえ、日本発は夜、現地時間ですと深夜になりますので、ちょっと勿体ないと思うかもしれませんが、食事は場合によってはパスし、フルフラットのベッドでゆっくり休んだほうが、翌日からのハワイを満喫できるかもしれませんね。ハワイ発の機内食はふつうにおいしかったですよ!
ハワイアン航空のビジネスクラスはJALのマイルを貯めて乗ることが可能です。JALマイルは、フライトやクレジットカード決済のほか、ポイントサイトなども使うとより早くたまりますので、ぜひ参考記事もご覧になって、マイルをためてみてはいかがでしょうか。