羽田空港近くにある羽田神社まで航空安全祈願に行ってきた!

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2022年、まだまだ世の中はコロナで人混みを避けて少しのんびりお出かけをしたいと思い、前から存在は知っていた「羽田神社」にいってみました。

もともと、空港とは関係なく昔から羽田エリアの氏神様として信仰されていた神社ですが、今は航空安全のご利益なんかもあるそうですね。屋外の散歩として行ってきましたので紹介したいと思います。

羽田神社とは

羽田神社は、東京都大田区羽田にある、もともとは空港とは関係なく昔から羽田エリアの氏神様として信仰されていた神社です。

その歴史は長く、その由来は、約800年前の鎌倉時代、羽田浦の水軍で領主だった行方与次郎(なめかたよじろう)が牛頭天王(ごずてんのう)を祀った事からとされます。

文久元年(1861年)には江戸で天然痘が蔓延し、将軍・徳川家定が病気平癒祈願に参詣し治癒した故事により、病気平癒を祈願する神社になりました。

そんなどちらかというと病気平癒を祈願する神社だった羽田神社ですが、地域の氏神であり、このエリアに羽田空港ができ、羽田空港もこの氏子地域に含まれていたため、昔から羽田神社では航空安全祈祷をする人の参拝が多く、航空安全祈祷に特化した神社になった理由の1つだと考えられています。

実際に行ってきた!

そんな羽田神社には早く訪れて航空祈願をしなきゃいけないなと思っていましたが、最近はフライトが早朝か夕方以降であることが多く、寄ってから飛行機に乗る機会がなかったんですよね。

そこで、先日品川での用事の後ちょっと時間があいたので、足を延ばして羽田神社に行ってきました。

最寄駅は京急空港線の大鳥居駅になります。羽田空港利用時の前泊・後泊向けのホテルも多いエリアなので、そういった目的では降りたことがある方もいると思いますが、普通はなかなか降りない駅ですよね…。京急の快特だと止まらない駅なのでそこだけ注意してください。

ここから産業道路を8分ほど、川崎方面に向かって歩いて行きます。

川崎方面に歩き、大師橋の手前に差し掛かると神社の鳥居がみえてきます。大通り沿いなので迷うことはありません。

思ったより小さい神社というのが率直な感想でした。人も土曜の午後でしたが数人いたくらいですね。それでは鳥居をくぐって中に入っていきます。

手水舎でまずはお清めをしましょう。

最初に紹介したとおり、羽田神社は800年前の鎌倉時代に羽田浦の水軍で領主であった行方与次郎が「牛頭天王」を祀ったのがその起こりです。そのため、手水舎には牛頭天王にあやかり牛が用いられています。

ちなみにこのコロナのご時世で、人感センサーか何かで、手を近づけると自動的に水が流れてきます。柄杓はありません。

ちょっと本殿でお参りする前に散歩しましたが、神輿がしまってありました。例大祭などでは担がれるもので、担ぎ手だけで3,000人が参加し、航空業界の関係者も参加するのだとか。コロナが終わったら見に行ってみたいですね。

そしてこちらが本殿。私も私自身の旅行安全祈願と、世界の空の安全を祈ってまいりました。これでもう自分もみんなも大丈夫。安全に旅行ができると思います(そんな単純な問題ではないw)

神社に来られたら願い事を絵馬に書く方も多いと思いますが、絵馬もこのように飛行機かデザインされたものになっています。これは記念にもなると思います。

ちなみに少しだけ納め所を眺めましたが、航空会社の名前が報道にでるような幹部や社員が空の安全祈願をされていたり、パイロットやCAの志望者がなれますように!という絵馬が多いですね。若者の夢がかないますように!とおじさんになってしまった筆者は思ったものでした。

飛行機のお守りも

羽田神社にお参りにきたら絶対買っておきたいのは旅行安全のお守りです。社務所に寄りましょう。

こちらの旅行安全守は普通のお守りのほか、飛行機の形になっているものがあります。また、航空機のお守りの需要に応えるべく?赤と青のお守りがあります。

私は赤が好きなので、日の丸いりの赤のお守りを購入しました。

あと写真を撮ることができなかったのですが、羽田神社の御朱印帳にも航空機がデザインされていたりします。私は御朱印集めは趣味にしていないので購入していませんが、御朱印集めされている飛行機好きの方ならマストバイだと思います。

過去のものも含めてこんなのが販売されています。興味ある方はぜひご覧いただき、神社でお納めいただければと思います。

羽田第1ターミナルにも神社がある

ここまで、羽田エリアの氏神である羽田神社を紹介してきましたが、羽田空港内にも実は別の神社があるんです。

それがこちら。JALやスカイマーク等が離発着する第1ターミナルの中の1階に「羽田航空神社」というのがあります。すごく小さくて、知る人ぞ知る的なものです。

ビルの奥のエリアにカーペットが敷かれ、祭壇や賽銭箱が設置されています。空港の建物の中に神社があるなんて、私も最近まで知りませんでした。

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お供えものは誰がおいているのだろう…?

こちら、もともと東京・新橋にある航空会館というビルの屋上に、空の安全を祈願して建立された「新橋航空神社」の御分霊として建立されたものです。

羽田航空神社の場所があるのは、第1ターミナル、到着階である1階です。どうしても1階ってあまりうろつかないので、知らない人が多いのかもしれません。

あるのは北ウイングと南ウイングの間にあるマーケットプレイスのところになります。中央のエアポートラウンジがある横に写真のような看板があり、ターミナル歯科に入る入り口と同じところなので看板は一緒です。ここを道なりに進んでいくと、先ほどの写真の場所にでます。

ぜひ、羽田空港第1ターミナル利用時で時間のあるときにお参りしてみてください。

まとめ

羽田空港周辺で空と旅行の安全祈願ということであれば、羽田神社がおススメです。安全祈願をしえた上で、お守りなんかを購入してもいいと思います。私も旅のお供にしています。

空港利用の前後で時間が余ったときや、都内で半日時間があまった場合に訪れてもいいと思います。

また、羽田神社は若干不便なところにあるのでさくっと安全祈願を済ませたい人は、羽田空港の第1ターミナルにも別の航空神社がありますので、空港に少し早めについた際など、お参りしてみてはいかがでしょうか。

それでは今日も安全な空の旅を楽しみましょう!!

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