本記事では、北海道の函館市にあるホテル、「フォーポイントバイシェラトン函館」の朝食についてまとめていきたいと思います。
フォーポイントバイシェラトン函館の朝食は、2021年11月現在、ビュッフェ形式の朝食とマリオットプラチナ会員向けの無料コンチネンタル朝食の2種類があります。それぞれ実際に食べてきましたので、紹介したいと思います。
フォーポイントバイシェラトンの朝食は2種類
フォーポイントバイシェラトン函館では、2021年11月現在は以下の2つの朝食スタイルを提供しています。
- 和洋食ビュッフェ形式
- コンチネンタル(マリオット上級会員用無料朝食)
2020年に私がフォーポイントバイシェラトン函館に泊まったときはビュッフェがなくて洋食プレートと和食御膳がありどちらかを選択する形になっていましたが、現在はビュッフェ形式の営業となっています。
フォーポイントバイシェラトン函館はマリオット系列のホテルであるため、マリオットのプラチナ以上の会員であればウェルカムギフトで朝食が選べますが、この無料で食べられる朝食はコンチネンタルのみです。
ビュッフェを希望する場合、通常のビュッフェ朝食は500円の追加料金を支払えばよくなりました。(部屋付けでもレストラン払いでもOK)。
これはすごい改善で、以前はプラチナ会員がビュッフェを食べるには1,600円を支払わなければならなかったのですが、これが500円に値下がりしていて個人的にはすごいびっくりしました。
マリオットプラチナ特典の朝食(コンチネンタル)
まずはプラチナ会員以上に付与される朝食無料特典で提供されるコンチネンタルの紹介をしたいと思います。
2021年11月現在、プラチナ会員以上向けのコンチネンタルブレックファストは、2階にあるレストラン「和食処 喜来里」で提供しています。
ちなみに2021年11月に訪問した際は私一人でした。そりゃ大多数の人は500円払ってビュッフェに切り替えますしね…。
チェックイン時にこのような朝食券が渡されますので、朝食券を提示すると席に案内されます。ネット上では通常の朝食が付与されないことに対する批判などもありましたが、具体的にどんなものか、実際に食べてきました。
こちらがプラチナ会員以上向けのプレート。トーストにミニサラダ、卵焼き、ポテト、ベーコン、ヨーグルト、クラムチャウダーがついています。このほかにコーヒーやジュースはセルフサービスで利用可能です。
これは1年以上経過しても内容は変わりませんね。おそらく毎日同じメニューが提供されているものと思われます。
ちなみに、お願いするとトーストをクロワッサンに変えてもらうことが可能です。これは特に紙とかにも書いてなく、教えてもらった情報です。
食事の質やボリュームは、当たり前ですが有料の2つのメニューには大きく劣るものの、急いで食事したい人や、朝あまり食べられない人にはこれで十分だと思います。
その昔は、このコンチネンタルと有料の朝食を同じ会場で提供しており、プラチナの無料朝食を食べている人は回りにそうはいなくて、周りの大多数の人は普通に洋食か和食(圧倒的に和食が多い)を食べていますので、混んでいる時は精神的に「こいつ何食べてるんだ?」と思われていてキツかったのですが、現在は別のレストラン会場となりましたので、その精神的負担は減りました。
朝食ビュッフェを紹介
続いて、有償の朝食ビュッフェを紹介したいと思います。
朝食ビュッフェは2階のレストラン、「メインダイニング フォーポイント」です。朝食の時間は朝7時から10時まで。8時ころにいくと日によっては混みあって行列ができていたりしますので、時間をずらしたほうがいいと思います。
朝食会場は明るい雰囲気になっています。斜めに机を置いており、コロナの感染対策で少し席が間引かれている感じですね。
メニューですが、2020年にフォーポイント函館に訪れた際に食べた洋食プレートと和食御膳のメニューを基本的に踏襲しています。今までは和食と洋食のどちらかしか食べることができませんでしたが、現在は1食でどちらも食べられることが、ビュッフェになったメリットでしょうか。
それでは、メニューをみていきたと思います。
小鉢が豊富にあります。いかの塩辛やいくらなどの海産物のほか、切り干し大根やひじき、とろろなどヘルシーな小鉢も豊富です。
以前は野菜はちょっと少なかったのですが、今回訪問したら野菜の種類はかなり増えていました。昔はカップサラダが中心となっていましたが、今は一通りの野菜やサラダが置かれています。
これならがっつり野菜を食べることもできそうです。
まあここ来たら魚食べましょう魚。ということで、みぞれ煮やいかめしもあります。私駅弁のいかめし好きなんですよねー。といことで、しっかり食べさせていただきました。
その左には肉じゃがもありました。お魚苦手は和食好きの方向けでしょうかね。北海道、じゃがいもおいしいですしね。
焼き魚は2種類ありまして、この日はさばと鮭でした。というかいつもこの2種類のような気もします。
なかなか都会の朝食ビュッフェでは出てこないお刺身も、函館ならではのメニューとしてあります。この日はいか刺し、サーモン、そして真ゾイの3種類のお刺身が並んでいました。
ソイは北海道以外でなかなか食べることのできないですからねー。
また、海鮮丼の元になる具材が詰まった海鮮ばくだんもあります。
まあこうやってセットになっているのは、自分で海鮮丼が自由に作れるビュッフェスタイルのバイキングには負けますが…。
ホットミールは塩唐揚げやフライエッグ、ベーコンなどがありました。ホットミールはやや少なめですね。まぁお刺身とか海鮮物がおいしいところなので、そう多くなくてもよいのかなと思います。
卵料理は王道のオムレツを焼いてもらうことができます。私はこちらも王道のトマトソースにしましたが、このほかにデミグラスソースやウニクリームソースからも選ぶことが可能です。
つみれ汁の具は日替わりで、この日のつみれ汁の具は鳥賊でした。過去にはイカとかもあったり、その日によっていろんなお肉やお魚を使っているようです。つみれ汁はとってもおいしいので絶対飲んでほしいです。
パンの種類はフレンチトーストとクロワッサン、そして写真にありませんが食パンがあるのみと少なめです。
まぁここまでのメニューをみてもらえればわかると思いますが、圧倒的に白米がすすむビュッフェですので、そこはあまり気にしなくてよいかなと思います。パン派の方は残念ですけど。
フルーツはキウイやグレープフルーツなど4種類、そしてヨーグルトやフルーツカクテルなどがありました。っていろんなお肉やお魚を使っているようです。
コーヒーやジュースなどのドリンクはセルフサービスで自由に飲むことが可能です。コーヒーは1人1杯に限り、部屋に持って行ってもよいことになっています。レストランは混雑していることも多いため、食後に次の人に席を譲って、部屋でコーヒーをゆっくり飲むのもいいですね。
ドリンクには、北海道限定の乳酸菌飲料である「ソフトカツゲン」もあります。北海道でしか販売していないものですので、もしよかったら飲んでみてはどうでしょうか。
また、フォーポイントバイシェラトン函館の朝食ビュッフェでは、朝からスパークリングワインが提供されています。ワーケーションの場合は飲むことは難しいでしょうが、観光で訪れた際は、朝から泡を楽しむことも可能です。
私、朝あまり食べることができないのでとったのはこんな感じになります。量少ないと言われますが、十分満足できました。たぶん食べる人はもっと食べているんだと思います。
マリオットのプラチナ会員以上であれば、これが500円で食べられるのですから、もう基本的には朝食はビュッフェに切り替えるべきでしょう。
まとめ
フォーポイントバイシェラトン函館で提供される朝食2種類を食べてきましたので、簡単にレポートさせてもらいました。
コンチネンタルに関しては、シティホテルの朝食としては物足りないかもしれませんが、無料の朝食として考えれば十分だと思います。一般的なビジネスホテルで無料で提供される朝食よりはおいしいと思います。
またビュッフェもなかなかのおススメ。函館のホテルの朝食は、どこもクオリティやコストパフォーマンスが素晴らしいですね。ラビスタ函館ベイやセンチュリーマリーナの朝食の評判がよく、ささすがにあれらにはかなわないですが、フォーポイントバイシェラトン函館の朝食も、なかなかのものだと思います。
以前はプラチナ会員の場合1,600円を支払う必要がありましたが、2021年11月現在では、プレートとの差額500円を払うだけでビュッフェを選択できるようになりました。500円しか差がなければ、まぁビュッフェにしますよね…。
ただ、有名な函館朝市もすぐ横にありますので、海鮮を楽しみたい場合は、ホテルでの朝食にこだわらず、そちらに行かれてもいいと思います。フォーポイントは周辺のホテル(センチュリーマリーナやラビスタ等)に比べるとこれでも朝食は劣りますので、いっそ外で食べてもいいかもしれません。