どうも、エポスゴールドカードを長期保有しているissy(@y_issy24)です。
マルイなどのお買い物で活躍するエポスカードをお持ちの方は多いと思いますが、ゴールドカードのエポスカードがあることをご存知でしょうか。
エポスカードのゴールドカードである「エポスゴールドカード」は、一定の条件を満たせば年会費無料のクレジットカードになります。その上、年会費無料でありながら空港ラウンジなどを利用することも可能です。
そこで、一時期メインカードとして使っていた私が、エポスゴールドカードのメリットやデメリット、そしてどうすれば年会費を無料にできるかなどについて、解説していきたいと思います。
目次
私がエポスゴールドカードと出会うまで
私がはじめてエポスカードと出会ったのは今から7年前の2010年。確か当時の彼女と浴衣を買いに行った際に作ったんだと思います。
甘酸っぱい思い出はさておき、エポスカード発行のきっかけは、店頭で勧められ、入会ボーナスの2000ポイントにつられてです。今振り返れば、ポイントサイトも使わないなんて情弱だなあと思いますが(笑)
そのあとは、年会費無料のクレジットカードとしては条件のよい海外保険のお守りとして海外旅行に持って行ったり、当時のメインカードであるJAL OPクレジット(国際ブランドJCB)が使えない場合のみ使ったり、「マルコとマルオの7日間」の際に、マルイでの買い物で使ったりとサブカードに甘んじていました。
そんなサブカードとしてしか使っていなかったのに、2016年1月、ゴールドカードへのインビテーションが来たのです。インビテーションの条件は公表されていませんが、一説には年間50万の決済なんて言われたりしています。私の場合、2015年にそんなに使っていなかったのですが、なぜかおよびがかかりました。思い当たることは、ヨーロッパ滞在時、1日だけロンドンを訪れた際にポンドを確保するためキャッシングを利用したことでしょうか?
なお、通常エポスゴールドカードは年会費が5,000円かかりますが、インビテーションさえあれば、年会費は永年無料です。「年会費無料のゴールドカード」という非常にお得なカードになりますので、インビテーションを断る理由もありません。さっそく切り替えました。
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エポスゴールドカードのスペック
エポスカードの基本スペックをまずはみておきたいと思います。
- カード名称:エポスゴールドカード
- 年会費:5,000円+税(条件次第で無料)
- 国際ブランド:VISA
- 貯まるポイント:エポスポイント
- 還元率:原則0.5%
- 電子マネー付帯:なし
- 海外旅行保険:あり(超優秀)
クレジットカードの利用でもっとも気になるのは還元率ですが、エポスゴールドカードをショッピングで利用して貯まるポイントは0.5%還元(マルイでの決済は1%還元)であることには変わらないので、正直なところ、ポイントやマイル目当てとしては向きません。
ただし、年間100万円以上決済する人であれば、後述するボーナスポイントもありますので、還元率は最大で1.5%まで上げることが可能です。
貯まったポイントは、1ポイント1円でマルイ・modiでの買い物に利用できるほか、各種ポイントや商品券に交換することが可能です。
- Amazonギフトコード(1ポイント→1円)
- VJAギフトカード(1,000ポイント→1,000円)
- スターバックスカード(1,000ポイント→1,000円)
- モンテローザ食事券(800ポイント→1,000円)
- ANAマイル(1,000ポイント→600マイル※ゴールドカードのレート)
- JALマイル(1,000ポイント→500マイル)
一方、海外旅行保険については、ゴールドカードになるとさらに補償内容は厚くなります。年会費無料のクレジットカードではナンバーワンかそれに準ずるものです。
このほか、エポスカードの特典であるカラオケやロイヤルホストの割引などはもちろんあります。
そのため、エポスゴールドカードの評価を私なりに端的に表すと、
- 還元率が低く、年間100万円以上決済しないとショッピングにはあまり向かない
- 海外旅行保険として1枚持っておきたい
- カラオケ割引用として財布には入れたい
という感じでしょうか。あれ、普通のエポスカードと同じ評価になりました(笑)
とはいえ、インビテーションさえくれば無料で保有できるゴールドカードですので、インビテーションが来たら積極的に申し込んでよいカードだと思います。また、ゴールドカードならではのメリットももちろんありますので、そのあたりについて書いていきたいと思います。
エポスゴールドカードのメリット
それでは、エポスゴールドカードならではのメリットについて、順番に書いていきたいと思います。
一定額以上を利用した場合のボーナスポイントがある「ボーナスポイント」
これは、ゴールドカードを取得した月を基準月として、1年間で50万円以上利用すると2,500ポイント、100万円以上利用すると10,000ポイントのプレゼントがあります。
例えば1年間でエポスゴールドカードを100万円利用した場合、すでにショッピング5,000ポイント(100万円×0.5%)を獲得していることになりますから、ボーナスの10,000ポイントと合わせると15,000ポイントの獲得になります。
この場合、ポイントの還元率は1.5%に上昇します。マイルへの交換を考えなければ、1.5%の還元率というのは決して悪くはない数字ですね。
ただし、200万円決済してもボーナスポイントが二倍になるわけではありませんので、高額になればなるほどボーナスポイント込みの還元率は低下していきます。
よく利用するショップでポイント3倍になる「選べるポイントアップショップ」
エポスゴールドカードのポイント還元率は0.5%(マルイは1%)と平凡なものですが、「選べるポイントアップショップ」という制度があります。
これは、自分がよく利用するショップを3つまで選ぶことができ、これらのお店でエポスゴールドカードを利用すると、獲得ポイントを3倍にすることができます。
選べるショップは一度登録すると、半年間は変更することができませんが、半年後には変更が可能となります。半年ごとにショップの見直しができるのはありがたいところです。
この「選べるポイントアップショップ」に登録した店舗では、200円あたり3ポイントのエポスポイントが付与され、還元率は1.5%になります。さらに、2017年からは、従来1%還元だったマルイとモディの選択できるようになりました。この場合は200円あたり4ポイントの付与となり、還元率は2%となります。
かなり広範囲の分野のお店で使用することができます。ちなみに私は、エポスカードをメインで利用していたときは、東京都交通局(定期)、ANA、JALの3か所にしていました。
今はメインカードエポスゴールドカードから他のカードに変えましたので、マルイ・モディくらしでしか使わなそうです。そのため、これら2か所に設定し、一つはブランクの状態にしています。海外旅行の際は間違いなく持っていくカードなので、成田空港でも登録しておこうかなぁと思っています。
ただ、これらの店舗で利用したとしても、マイルへの交換を考える場合は100ポイントあたり60マイルの計算になりますから、還元率は0.9%(丸井・modiでは1.2%)にしかなりません。ポイント3倍とはいえ、マイルを貯めたい場合であれば決して還元率には期待しないことです。
ゴールドカード限定でポイント10%還元のセールを実施(年2回)
ゴールドカード限定のイベントとしては、年に二回程度「ゴールド・プラチナカード限定 エポスポイント10倍」というキャンペーンがあります。
マルイでは年に4回「マルコとマルオの7日間」という全商品10%オフのセールを行っています。ゴールドカード以上を保有の場合、これとは別に2回、10パーセントオフの代わりにポイント10倍キャンペーンを実施しています。
これとは別に、年に2回、ゴールデンウィークと10月ころに、マルイの買い物をゴールドカードで決済すればポイント10倍をさらにプレゼントするというものです。
もともと付与されるポイントを含めると11倍になるので、100円あたり11ポイントとなり、ANAマイルに交換する場合は100円あたり6.6マイルになります。
その他、エポスカードのサイトで申し込めるキャンペーンでも、「ゴールド・プラチナカードホルダー限定」のキャンペーンがあったりしますので、こまめにチェックをするとよいと思います。
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海外旅行保険がさらにパワーアップ
エポスゴールドカードには、エポスカードと同様に海外旅行傷害保険が自動付帯されています。自動付帯ですから、海外旅行にエポスゴールドカードを持っていけば、旅費の決済に利用していなくても保険で賄うことが可能です。補償期間は1回の旅行あたり最長90日間です。
もともと年会費無料のカードとして非常に補償のレベルが高いエポスカードですが、ゴールドカードになるとさらにパワーアップしています。
保険の種類 | エポスゴールドカード | エポスカード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1000万円 | 500万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 270万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 |
注目すべきは傷害治療、疾病治療の保険金額が、300万円までの補償と、普通のエポスカードよりも高くなっていることです。海外旅行保険で最も気にするのが現地で病気やケガをしたときの医療費ではないでしょうか。
ちなみに障害・疾病の保険額300万円というのがどれくらいすごいかというと、例えば私の現在のメインカードであるSPGアメックスカードは、年会費3万円のカードですが補償額は自動付帯200万、利用付帯300万円です。
年会費3万円かつ、旅行に強いと言われるAMEXのカードであってもこの程度です。そう考えると、年会費無料でも保有できるエポスゴールドカードの補償は素晴らしいですね。
また、こんなことを書きたくはないですが、万が一、海外旅行中に保険のお世話にならざるを得ない事象が発生した場合は、緊急医療アシスタンスサービスというところに電話をすれば、24時間相談に乗ってもらえます。ここは三井住友海上火災保険から委託を受けた会社がオペレーションをしており、普通の海外旅行保険に加入した場合と同様のサービスを受けることが可能です。
エポスカードの保険は「キャッシュレス対応」もしていますので、緊急医療アシスタンスサービスでキャッシュレス対応可能な病院を紹介してもらえれば、お金を建て替える必要すらなくエポスカードを出せばいいだけになります。
国内空港のラウンジが利用可能(一部空港は対象外なので注意)
エポスゴールドカード保有者は、国内・国際空港のラウンジを利用することが可能です。
カードラウンジですので、航空会社のラウンジとちがい質素なつくりのところが多く、ドリンクもソフトドリンクが置いてある程度ではありますが、それでもなにもないよりは全然よく、出発前にのんびりとコーヒーをのみながらくつろぐことが可能です。
エポスゴールドカードで利用できるラウンジがある空港は以下のとおりです。
- 羽田空港(国内線手荷物検査後あり・国際線出国後あり)
- 成田空港
- 新千歳空港
- 函館空港
- 仙台空港
- 小松空港
- 中部国際空港
- 伊丹空港
- 関西国際空港(国際線出国後あり)
- 神戸空港(手荷物検査後あり)
- 広島空港
- 松山空港
- 福岡空港(国際線出国後あり)
- 北九州空港(手荷物検査後あり)
- 長崎空港
- 熊本空港
- 大分空港(手荷物検査後あり)
- 鹿児島空港
- 那覇空港
- ホノルル空港
- 仁川空港
国内空港は全国19か所ほど利用することが可能です。主要空港はおおむねカバーされていますが、三井住友やUFJ、アメリカンエキスプレスなどが発行するゴールドカードに比べると、一部の地方空港がカバーできていなかったりします(秋田空港、高松空港、松山空港など)
同伴者まで無料にはなりません。同伴者は別途1,000円程度の料金がかかってしまいますので、注意しましょう。
その他のゴールドカードならではのメリット
エポスゴールドカードのその他のメリットをいくつか紹介します
- ポイントは永久不滅になります
- ANAマイルへの交換レートは0.5倍から0.6倍に上昇します
- 空港から自宅までスーツケースを500円で配送
エポスポイントは永久不滅ポイントとなり、じっくりとポイントを貯めることが可能になります。また、ANAマイルへのレートが0.5倍から0.6倍に上昇するのも、マイルをためている人にはメリットだと思います。とはいえ、決済100万円のボーナスポイント込みでも還元率は1.5%程度ですから、0.6倍しちゃうとマイル還元率は0.9%です。年会費無料ならば悪くはない数字ですが、他にもお得なカードはありますからね…。
また、空港から自宅まで荷物へ配送する場合、手荷物宅配が一つ500円となります。タダとはいかないのが残念ですが、通常価格はだいたい1500円程度だと思いますので、だいぶ安くなりますね。
エポスゴールドカードの発行方法
エポスゴールドカードの発行方法するには、2つの方法があります。
- インビテーションによる発行(年会費無料)
- 直接申込による発行(年会費5,000円。ただし年間50万以上決済すれば翌年から無料)
それぞれの申込方法をみていきたいと思います。
エポスカードを保有してインビテーションを待つ
これは私が入手した方法ですね。エポスカードを保有して一定程度使っていると、インビテーションの封筒が届きます。
私の例にもあるとおり、条件は複雑怪奇でよくわからないのですが、考えられる条件は、
- 支払遅延がないこと
- 一定額の決済があること(年間50万円以上あればほぼ確実)
の二つになります。
なお、インビテーションで申し込むと、年間5,000円かかるエポスゴールドカードの年会費が、永年無料になります。
「永年」無料なので、極端な話、1年間カードを使わなくても無料でゴールドカードを保有し続けることも可能ということですね。これはアツい話ですね!
直接ゴールドカードを申し込む
エポスカードを持っていない方でも、いきなりエポスゴールドカードを申し込むことが可能です。いつわからないインビテーションを来るよりも、一度思い切って直接ゴールドカードを申し込んでみるのも一つの方法ですよね。
インビテーションなしで直接エポスゴールドカードを申し込む場合、年会費は5,000円かかりますが、一度でも年間決済額が50万円以上となれば、翌年度から年会費は永年無料となります。
一度でも超えればいいので、例えば2019年に1年間で50万円以上の決済をすれば、2020年は年会費が無料になりますし、一度年会費が無料になってしまえば、2020年に1円もエポスゴールドカードを決済で利用しなくても、2021年以降も年会費が無料になるということです。
エポスプラチナカードへのインビテーション
エポスカードにはゴールドカードの上に、「エポスプラチナカード」というカードがあります。
エポスプラチナカードの招待条件ですが、エポスゴールドカードを利用し、基準月からの1年間で100万円を達成すると獲得できる10,000ポイントのボーナスポイントが付与された直後に届くと言われています。私も、2016年1月から12月の決済が100万円を超え、2017年2月に10,000ポイントのボーナスポイントが付与された直後、インビテーションのメールとダイレクトメールが届きました。
プラチナカードで年会費2万円というのは、最も安い部類に入るものです。それでもサービスは他のプラチナカードには劣らないと思います。
年会費が2万円で、VISAプラチナコンシェルジュが使えるというコスパの高いカードですが、私は辞退しました。なぜかというと、私は年会費が1万円以上かかるクレジットカードを3枚すでに所有しており、お小遣い制の身ではこれ以上カード維持費をかけることは困難だからです。他の3枚が、JAL JGCの資格付きのCLUB-Aゴールドカード、ANA SFCにするためのANA VISAゴールドカード、そしてメインカードのSPGアメックスなので、優先順位を検討した結果、エポスはゴールドカードで維持することにしました。
なお、私のような低所得者でなく、年会費2万円が払える方々であれば、お勧めカードであることには間違いありません。エポスプラチナカードのメリットの一部を以下に紹介したいと思います。
- プライオリティパス(プレステージ)の発行
- VISAコンシェルジュが利用可能
- エポスプラチナカードグルメ・クーポンが利用可能(アメックス「招待日和」と同等)
- Visaプラチナカード会員優待
基本的にVISAがプラチナカード保有者向けに提供するサービスを受けることができます。その上、世界中の空港にある指定ラウンジに入ることができるプライオリティパスが発行できる上に、高級レストランで二人目が無料になる「エポスプラチナカードグルメ・クーポン」が利用できるとなれば、あっという間に2万円の元は取れるはずです!
まとめ
エポスゴールドカードについてここまで紹介してきました。もし、エポスカードをもっていてインビテーションがくれば、年会費無料で保有できるゴールドカードとして超べんりなカードになります。
なので、もしエポスゴールドカードがほしいと思ったら、まずはエポスカードを発行し、積極的に決済で利用して、インビテーションが届くのを待ちましょう。年間50万円くらい決済すれば、インビテーションが届くことも多いようです。
また、インビテーションを待ってられない!すぐほしい!という人であれば、初年度5,000円の年会費はかかりますが、直接エポスゴールドカードを申し込み、すぐに50万円の決済利用をすれば、翌年からは年会費が無料となります。この方法も一つの方法かなと思いますので、お試しください。
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araseさま
コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。修正させていただきます。