2020年9月に北海道旅行をしたあと、福岡にたちよって、私が数年来保有している「エポスゴールドカード」を「JQカードエポスゴールド」に切り替えしてきました。
エポスゴールドカードよりもJQカードエポスゴールドのほうがポイントとして使いやすいので、エポスゴールドカード保有者で九州にいく予定のある方は、切り替えてみてもよいと思います。
目次
JQカードエポス(ゴールド)とは
JQカードエポスやJQカードエポスゴールドは、エポスカードがJR九州と提携して発行しているクレジットカードです。
マルイなどで割引の優待を受けられ、海外旅行保険としても超優秀なエポスカードと、アミュプラザでの割引が受けられるなどのJQカードのメリットを統合した、とても便利なクレジットカードになります。
【エポスカードのメリットはこちら】
JQカードエポスはネット上で発行することが可能ですし、JQカードエポスゴールドについては、JQカードエポスを継続的に利用するとJQカードエポスゴールドへのインビテーションが届きます。
エポスカードを持っている方は多いと思いますが、エポスカード保有者であればJQカードエポスに、エポスゴールドカードであればJQエポスゴールドカードに切り替えをすることが可能です。
JQカードエポス(ゴールド)に切り替えるメリット
JQカードは九州で利用することを想定されたクレジットカードのため、九州以外の人が利用するメリットがそこまでないように見えるのですが、九州以外の人もJQカードエポスゴールドに切り替えるメリットがありますので紹介できればと思います。
貯まるポイントがJRキューポになる
エポスカードやエポスゴールドカードの場合、カード利用で貯まるポイントはエポスポイントですが、JQカードエポスやJQカードエポスゴールドの場合、貯まるポイントはJRキューポとなります。
そのため、カード切り替え時には、JR九州のアカウントを保有する必要があります(これは切り替えの際にカウンターのお姉さんが手伝ってくれます)
JRキューポはエポスポイントと相互交換できるほか、TポイントやPontaなど、エポスポイントでは交換できない交換先にポイントを交換することが可能です。
エポスポイント | JRキューポ | |
---|---|---|
交換可能なポイント | JALマイル ANAマイル dポイント スターバックスカード |
Tポイント Pontaポイント Gポイント |
多くの交換先をもっておくことは、特定のポイント限定のレートアップキャンペーンが行われる際に有利になったりします。
なお、すでに持っているエポスポイントは、JQポイントに自動的に移行されるわけではなくエポスポイントのままとなります。
ANAマイルの交換レートが上昇する
エポスポイントの場合、ANAマイルに交換する際のレートは100ポイント⇒60マイルと、60%になっています(直接交換可能)。
一方、JRキューポの場合、セゾンの永久不滅ポイントを通じてANAマイルに交換すると、最大70%のレートで交換することができます。
- 「あれ?JRキューポって永久不滅ポイントに交換できたっけ?」
- 「あれ?永久不滅ポイントからANAマイルへの交換ってレート60%じゃなかたっけ?」
はい。そうなんです。通常JRキューポから永久不滅ポイントには交換できませんし、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換レートも60%です。
なので、交換するには特別な提携クレジットカードが必要となります。
JRキューポから永久不滅ポイントに交換するには、「JQカードセゾン」というJR九州とセゾンが提携しているクレジットカードが必要になります。
また、永久不滅ポイントをANAマイルに70%で交換するには、ANAとセゾンとみずほ銀行が提携している「みずほマイレージカードANA」というクレジットカードが必要になります。
このように、JRキューポから70%の交換率を目指すには、別途2枚のクレジットカードと、みずほ銀行の口座が必要になります。
エポスゴールドカード保有ででエポスポイントをANAマイルに交換する際も60%の還元率で交換できるので、正直ここまでやるか?という問題もありますが、JRキューポをがっつり貯めていて、還元率最大を目指すのでば、ここまでやるメリットもあると思います。
Tポイントをたくさん貯めている方であれば、この2枚のカードを持っていると、同様に70%の交換率でANAマイルに交換できるので、選択肢としてもっておいて損はないです。
その他のメリット
エポスカードからJQカードエポスに切り替えると、JQカードの特典である、アミュプラザ等でのお得な優待・割引特典や、JQカード会員限定のお得なきっぷを利用することが可能になります。
例えば博多駅にあるアミュプラザやデイトスでは常に5%オフとなるほか、年に数回10%オフとなります。
JQカードエポスに切り替えるデメリット
基本的に、エポス(ゴールド)カードの機能の上に、JQポイントの機能をのせて、貯まるポイントがJRキューポになった、というのがJQカードエポス(ゴールド)です。そのため、デメリットは結論からいうとほぼないです。
カード利用で貯まるポイントはエポスポイントからJRキューポに変わり、JRキューポは有効期限が2年と短くなるのですが、エポスポイントに交換すれば無制限になりますのでそこまでデメリットではありません。
また、エポスポイントにも等価で交換可能なため、マルイやモディなどでの買い物でも使えますし、JRキューポよりもレートの良いモンテローザ商品券に交換することもかのうなんです。
また、JRキューポは有効期限が2年なのですが、エポスポイントに交換して、さらにJRキューポに交換することにより、実質的に無期限になります。
強いてデメリットを挙げるとすれば、万が一の場合の再発行手続きが、エポスカードよりも煩雑なことです。
JQカードエポス(ゴールド)を使っていて、磁気不良などでカードの再発行が必要になった場合、エポス(ゴールド)カードならば、丸井の店舗にいって即新しいカードを発行することが出来ますが、JQカードエポス(ゴールド)の場合はそれができません。
この場合、カードを郵送して、後日再発行という形となります。
また、JQカードエポス(ゴールド)に切り替えると、カード番号が変わります。定期的な引き落としにエポスカードを利用されている方にとっては、少し手続きがめんどくさくなってしまいそうです。
エポスゴールドカードをエポスJQゴールドカードに切り替える方法
ただ、デメリットというわけではないのですが、エポス(ゴールド)カードからJQカードエポス(ゴールド)への切り替えには手間がかかります。
その手間とは、ネットや電話での手続きが出来ず、必ず九州にある窓口で手続きしなくてはならないことです。JQカードエポス(ゴールド)を発行する際には、JR九州が運営するアミュプラザに足を運ばなくてはなりません。
これだけが唯一めんどくさいことですかね。
切り替えに必要なものは、エポス(ゴールド)カードのみです。手続きには身分証明書やその他の本人確認書類も不要です。実際の本人確認は、手続きに使用するタブレット上で、暗証番号4桁の入力をすることにより実施しています。
博多のアミュプラザのカウンターで交換してきた
それでは、エポスゴールドカードをJQカードエポスゴールドに切り替えた私が具体的にその手続きを紹介したいと思います。
JQカードカウンターは九州に5箇所あるわけですが、今回私が訪れたのは福岡・博多のアミュプラザです。UAマイルを使って札幌から東京に帰る際、福岡に一度たちよって交換してきました。
JQカードカウンターはアミュプラザ博多の地下1階「Peace Valley Street」の中にあります。場所が若干わかりにくいのですが、地下鉄で博多駅に到着したら、中央口からエスカレーターを上り、地下1階のところで左に入ると、カウンターがあります。
JQカードカウンターで、エポスゴールドカードをJQカードエポスゴールドに交換したい旨を伝えると手続きをしてくれます。
私は東京都内に在住ですが、無事に切り替えることができました。ただ、所在地東京というと、「マイルのこととかですか?」とか聞かれましたよ…。どんだけみなさん交換しているんだ…という感じでした。
手続き開始から20分後、新たに発行されたエポスJQゴールドカードを無事にゲットできました。手続きにはあまり時間がかかりません。JRキューポのアカウントをもっていれば、もっと時間はかからないと思います。
チケットがもらえる
JQカードエポスゴールドに切り替えの際、アミュプラザ福岡で使える商品券をもらうことができました。博多の場合は1,000円だったのですが、他の記事を読むと小倉は500円だったりするので、もらえる金額とかは、店舗や時期によって違うのかもしれません。
私が手続きしたのが9月で、印字されていた期限が12月末でした。お住まいの方ならともかく、旅行の場合は旅行中に使い切る必要があります。
一番てっとり早いのがアミュプラザ内のレストランで使う方法ですが、他の場所で食事の予定が入っている場合はそうもいきません。
そんな場合はお土産の購入に使うことが可能です。博多の場合、新幹線乗り場の横にある「博多デイトス」のお土産屋エリア「みやげもん広場」でこのチケットを利用できます。
デイトスのみやげもん広場は朝8時から営業しており、アミュプラザがオープンする前の早い時間から空いていますので、午前中の飛行機に乗る場合でも利用することができるでしょう。
まとめ
エポスゴールドカードをJQカードエポスゴールドに切り替えるメリットとその手続きについて説明してきました。
基本的にエポスカードの機能にJRキューポのポイント機能を追加したカードなので、エポスカードのメリットが消えることはありませんから、デメリットは細かいといころ(紛失時対応、カード番号変更)以外はないと思います。
JRキューポは手間はかかりますがANAマイルに70%に交換できますし、エポスポイントでは交換できないTポイントなどにも交換できますので、ポイントの使い勝手はよくなると思います。
エポス(ゴールド)カードをもっていて、九州にいく機会のある人は、行かれた際に切り替えしてみてはいかがでしょうか。
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