JALマイルの新たな使い道、「どこかにマイル」で羽田から、大阪から日本各地へ

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日本の魅力、再発見!行先はお任せ、マイルを使ってどこかに行こう!
JALが新たなマイルの使用方法を提案してきました。「どこかにマイル」という企画です。少ないマイルで全国各地のどこかにいけるというミステリーツアー的なやつですね。発表時にはマスコミにも取り上げられたこのサービス、2016年12月12日申し込み開始ということで、早速申し込んでみました。その概要をお伝えします。

サービス開始当初は羽田発に限られていた「どこかにマイル」ですが、なかなか好評のようで、2017年4月以降、大阪発の取り扱いも始めました。関西圏の方は、これを機にどこかに参ってみてはいかがでしょうか。

必要マイル数は一律6000マイル

往復6000マイル 通常の半分以下のマイル数で特典航空券と交換できます
JALマイルには原則として36ヶ月の有効期限があるので、特典航空券の発券に必要な万単位でたまらずに失効してしまう人、止むを得ずWAONなどに交換してしまう人もいると思いますが、この「どこかにマイル」で必要なマイル数は6000マイルです。6000マイルならヨーロッパにエコノミークラスを利用したツアーでいっても貯まるマイル数、ハワイでもキャンペーンなどを併用すれば1往復でたまるマイル数です。

陸マイラーなら、貯めにくいJALマイルとはいえ、美味しい案件ならばクレジットカードを1枚発行するだけで場合によっては達成してしまうレベルです。そんな6000マイルで、日本のどこかに旅行できるというものです。

時間指定も羽田発は5つ、伊丹発は3つの「枠」で可能なので、比較的使いやすいと思います。

ちなみに、羽田発でふだん必要なマイル数は以下のとおりとなります。

行先 必要マイル
秋田・山形・名古屋・小牧・大阪 9,500~12,000
石垣・宮古・久米島 20,000
それ以外 11,500~15,000

これをみれば、いかに6000マイルというのがお得なのか理解できると思います。

行先は4箇所からJALが決定。申し込み後3日で決定する

肝心の行先ですが、JALがたぶん搭乗率の悪い便に決めてくれます(笑)

4つの行先リストの例

公式サイトをみると、4箇所の候補地が表示され、それに納得ができれば申し込める仕組みになっていることがわかります。この4箇所で気に入らない場合は、再検索のボタンを押すと、別の候補地が表示されるようですね。今回でいえば、山形、石垣、札幌、高知の4か所ですね。これで気に入らなければ再検索のボタンを押せば、別の4地点がでてくるということになります。

これを繰り返して、「この4箇所ならどこに当たってもいいかなぁ」と思えたら申し込める仕様になっています。そして申し込んだら3日以内に、JALから決定通知がくる仕様になっています

ちょっとネックなのが、申し込みが1か月前からであることです。空席予測と連動しているからなのでこういう仕様なんでしょうが、1か月前だとホテルの予約が取りにくいことがあるかもしれませんね。

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実際にどこかでマイルを申し込んでみた

※本記事では、自分の興味や過去の訪問地により、行きたいところがある上で、自分が思ったまま記載しています。特定の地域を否定する意図があるわけではありませんので、その旨事前に申し上げておきます。

さっそくサービス開始2日目の12月13日に上記サイトから申し込んでみました。といっても私も一応仕事しているし家庭もあるので暇ではありません。年内で対応できるのが某日の夕方羽田発、翌日夕方羽田着になります。この条件で検索してみました。

行先として表示されたのは北九州、山口宇部、徳島、札幌新千歳の4か所
うーん、この組み合わせですか。徳島や山口宇部は、効率よく観光するには車がないと動きにくいし、札幌は寒いし、北九州は福岡に出れればいいけど…ということで「再検索」のボタンを押しました。

その後の組み合わせはこんな感じです。

回数 候補地
1回目 岡山、徳島、山口宇部、青森
2回目 徳島、青森、北九州、山口宇部
3回目 青森、岡山、札幌、北九州
4回目 青森、岡山、徳島、札幌

同じ行先がたくさんでてきますね。間違いなく、空席情報と連動しているんだと思います。何度か再検索した上で、私は以下の4候補の時に申し込みをしました。

高松、松山、北九州、宮崎

まずどこも寒くない(笑)これが何より大事です。寒いのが大嫌い。そして車なしでも周りやすい場所が多いのもGOODな感じです。後日談ですが、この日は北海道方面が猛吹雪で、夕方以降の北海道行はほぼすべて欠航でした(第一ターミナル北ウィングは大混乱でした)。結果として、冬の北海道を避けることができたのは大きかったかなぁと思います。

高松でうどんを食べるか、宮崎で地鶏を食べるか、このあたりが楽しみですね。他の2か所でも個人的に楽しめそうなのでこれで申し込みボタンを押します。北九州だったら福岡か別府にいこうかなーなんて思ってます。欲を言えば、行ったばかりの松山ではなく、ここに大分が入れば最高だったのですが、そこまで贅沢はいってられません。

申し込むとJALから早速メールが来ました。

いつもJALホームページをご利用いただき、ありがとうございます。
【どこかにマイル】のご利用申し込みを受け付けました。
ご搭乗便は12月16日までに決定し、マイルの引き落としをさせていただきます。

三日後までにメールで通知がきます。なお、申し込み時点ではマイルの引き落としは行われていません。

余談ですが、なぜ開始2日目かというと。初日に検索結果が寒いところが2箇所以上入っていたりするなど、納得できる結果が出なかったので、何度も再検索していたらこんな画面が出ました。

検索しすぎるとエラーメッセージが表示される

みなさま再検索はほどほどにしましょう(笑)

結果はこうなった

JALさんから14日の午後にメールが来ました。3日以内ということで16日までと言われていましたが、一日半後には届きました。メール本文に行先が書いてあるわけではなく、HPで確認する必要があります。

HPを確認したところ、行き先は宮崎に決まりました。なお、この段階で座席指定が可能です。非常口座席も往復ともあいていたので迷わず予約です。当日あいていればクラスJにアップグレードしようと思っていますが。

さて、これからクソ高いホテルの予約しますかね…。Kaligoを使ってみますか。記事にするためにも。

どこかにマイルで申し込んでもチケットの扱いは通常の特典航空券と同様

往復6000マイルと破格の「どこかにマイル」ですが、発券してしまえば、通常の特典航空券と何ら変わらない扱いとなることを確認しています。したがって、

  • 即座に座席指定可能
  • 当日、早い便への振り替えが可能
  • 差額支払いでクラスJ、ファーストクラスへの変更が可能

となります。一時期ダメになりましたが、現在は当日早い便への振り替えが可能なので、遅めの便を指定しておけば、早く帰りたくなった際に早く帰れるかもしれませんね。

まとめ

今回JALはおもしろい企画をいれてきたなーというのが率直な感想です。少ないマイルなので、数万マイルを貯めきれない人であってもWAONに交換せずに特典航空券に交換できるのは非常によいことだと思います。大阪発も新たに設定され、より有効に活用できるでしょう。

ユーザーとしては、お得なマイル数で新たな魅力発見の旅に出れること、JALからすれば搭乗率の低い路線で特典航空券利用の促進(JALからすれば消化)、就航都市からすれば新たな観光客の掘り起こしや交流人口の拡大という、3者がWINの関係になれる企画だと思います。

6 件のコメント

  • こんにちは!!
    実際やってみたんですね。格安なマイルで旅行に行けるってすごくやってみたいサービスに感じます。
    どこになるか気になりますね。

  • こんにちは、私もやってみたんですけど、何回もトライできて、やりすぎると上限があるんですね、勉強になりました。ありがとうございます。

  • 旅するいわおさま
    コメントありがとうございます!
    早速やってみました。無理な日程なんですが(笑)
    ぜひうまくマイルと時間があるならやってみるといいと思いますよ。

  • だいだいさんさま
    コメントありがとうございます!
    はい、何回もやり直しはできますが、100回とかやると規制がかかります。その場合は翌日やり直すことができます、

  • 詳細な検討結果ありがとうございます。
    目的地が出てくるまで試してみたいと思います。
    って帰省に使うのには難しそうですね

  • だいだいさんさま
    帰省は無理ですね(笑)気になるところが多くなったら躊躇わずにポチるといいですよ!

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