沖縄の新しい水族館「DMMかりゆし水族館」まとめ。アクセス、みどころ、料金などを紹介。

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新型コロナウイルス感染症の影響で開業が遅れていましたが、沖縄の南部、豊見城市に新たに「DMMかりゆし水族館」が、2020年6月にオープンしました。

2020年7月に私もいってきましたので、早速、DMMかりゆし水族館へのアクセス方法やみどころ、入場料金などについて紹介していきたいと思います。

DMMかりゆし水族館とは

DMMかりゆし水族館は、2020年6月19日(金)に開業した新しい水族館です。

DMM.comのグループ会社である株式会社DMM RESORTSが運営しています。実は「沖縄美ら海水族館」もDMM RESORTSが現在運営しており、これに次ぐ2館目の水族館でもあります。

確かに運営会社なので何んも言えないのですが、ちょっとDMMという冠がドーンとたっていると、会社のイメージが悪すぎて「うーん」という感じですよね(笑)子供に、DMMってなあに?と聞かれてタジタジするお父さんたくさんいそうです

DMM水族館へのアクセス

DMMかりゆし水族館は、那覇の南にある豊見城市の大型複合商業施設「iias(イーアス)沖縄豊崎」の中に入っています。

沖縄南部に位置し、那覇空港や中心部からは車でまっすぐ走るとおよそ20分ほどで到着する距離のところにあります。沖縄の水族館といえば美ら海水族館がありますが、あれは那覇から車で2時間近くかかります。こちらは20分ちょっとで到着するので、美ら海水族館までいく時間がない人でも訪れることが可能です。

水族館までの行き方としては車やタクシーのほか、バスでも行くことができます。ここでは、私も実際に利用したバスでのアクセス方法を紹介しておきます。

注意
なお、ゆいれーるは各種ICカードが対応するようになりしたが、バスでは沖縄のICカードしか使えないので、現金を用意する必要があります。

那覇空港から直通バスがある

那覇空港からは、DMMかりゆし水族館の近くにあるアウトレットモール「あしびなー」を経由して、水族館のあるイーアス沖縄豊崎までの直行バスがでています(空港あしびなー線)直行バスですから乗り換えも不要で、空港からまっすぐ水族館に向かうことが可能です。

バスは那覇空港国内線の4番バス停から出発し、本数は1時間に2〜3本ありますので、あまりダイヤを気にする必要はありません。所要時間は20分と公式サイトには書かれていますが、渋滞もするので、だいたい30分程度と考えておきましょう。

バスの料金は大人300円、子供150円となっています。

那覇中心部との路線バス

イーアスへの直通バスは空港からしか走っていないのですが、ゆいレールの県庁前駅(県庁北口バス停)や旭橋駅(那覇バスターミナル)といった那覇の中心部や、赤嶺駅などからは、イーアスから徒歩5分ほどのところにある「道の駅豊崎」というところまでバスで行くことが可能です。

私は水族館からの帰り、赤嶺駅前までバスを利用しました。

使えるバスは「98:琉大線」、「56:浦添線」、「55牧港線」になります。本数は1時間に4~6程度ありますので、こちらもそこまでダイヤを気にする必要はありません。

バスの料金は赤嶺駅まで大人390円、子供200円になります。

DMM水族館の入場料・チケットについて

DMMかりゆし水族館の入場料金は以下のとおりとなります。

  • 大人(18歳以上):2,400円
  • 中人(13~17歳):2,000円
  • 小人(4~12歳):1,500円
  • 3歳以下:無料

大人が2,400円ということで、この値段は正直ちょっと割高だと感じます。水族館としていわゆる「大物」だったり、ショーのある水族館であれば妥当な値段なんですが、そういったものがないので…。

ちなみに、同じ沖縄にある美ら海水族館の入場料金が大人1860円、東京の水族館ですと、スカイツリー内にあるすみだ水族館が2050円、品川にあるマクセル水族館2300円ですから、これらと比較しても割高感はあります。

現在は割引チケットはない

定価だと正直割高なDMMかりゆし水族館ですが、期待されるのが割引チケットです。

ただ、20207月現在、DMMかりゆし水族館には誰もが使えるようなお得なチケットなど、割引料金はなさそうです。また、年間パスもありません。

今はオープン直後だからお客さんも入ってくると思いますが、これ本当に大丈夫かな…。

チケットは事前にネットで購入可能

DMMかりゆし水族館では、チケットカウンターや券売機に並ばず、入館ゲートにQRコードをかざしそのまま水族館へ入館することが可能です。

チケットの購入に際しては会員登録なども不要なので、手軽に購入できます。券売機で密を避けるためにも、事前にチケットを購入しておくことをお勧めします。

【チケット購入はこちらからどうぞ】

DMM水族館のみどころ

それでは、DMMかりゆし水族館の中を一部紹介したいと思います。

DMMかりゆし水族館は、イーアス豊崎の2階から入ります。アクアリウム棟側出口というところから入って、事前に購入したQRコードをスキャンして入場します。

水族館のコンセプトですが、館内は “最新の映像表現と空間演出を駆使した新しいカタチのエンタテイメント水族館” をメインテーマとした水族館づくりとなっているため、3Dシアターをみることになります。

「亜熱帯気候が織りなす常緑の森」「多彩な生物が息づく澄み切った海」を中心とした様々な海洋生物と最新映像技術をコラボさせた3分ほどの映像が上映されます。

中に入るとアプリのダウンロードを求められる標識があります。そう、ここDMMかりゆし水族館では、場内の解説は全てスマホでみることになります。紙のパンフレットも案内板も基本的にないんです。アプリを使いながら、表示される魚を探して行ったりする楽しみがあります。

最初に登場するのは、大きな水槽で中にはたくさんの淡水魚が泳いでいます。

次のゾーンには巨大なガジュマルがあって、ウッドデッキに上ると上から眺めることが可能です。水槽には淡水魚がいるほか、爬虫類や両生類もいて、森を再現しています。

小さな海水魚が泳いでいるバックに、沖縄の海のような青い空、青い海、白い雲を再現した空間です。打ち寄せる波の音も流れています。

これは初めての体験ですが、床一面透明なガラス張りで、1階の大水槽を上から見下ろすことができるというやつです。まるで水面を歩いているような体験をしながらエイやサメなどをみることが可能です。

続いて1階へ。1階の最初は熱帯魚がいるエリアです。海中トンネルや大小さまざまな大きさの水槽には、たくさんの熱帯魚が展示されています。

海中トンネルでは、まるで海中に身を置いているかのような気分になり、海の世界を存分に楽しむことができます。また、子水槽では砂や岩に隠れて、本当に小さな生物をみることも可能です。

続いてクラゲのエリア。巨大な円柱水槽の中にはたくさんのクラゲがいます。クラゲって幻想的な雰囲気ですよね

2階で、ガラス張りでみた大水槽です。サメやエイなどがいる、大きな水族館になっています。グルクマの群れなどもいたりします。

最後がこちら。これ、5枚のアクリルパネルによるバーチャル水槽なんです。魚の群れのほか、ダイオウイカやジンベエザメといった大物もときどき登場します。

これで終わりです。水族館として、新たなテクノロジーを使った楽しみ方はあるんですが、大物がいないこと、ショーがないことをなどを考えると、チケットの欄でもコメントしたとおり、正直これで2,400円というのは高いかもしれません。

水族館そのものは全然ダメな水族館というわけではありません。やはり、メインとなるものがいないというのが割高感を出してしまっているんだと思います(これはすみだ水族館と同じですね)。

DMM水族館近くのみどころ

せっかく沖縄本島南部に位置するDMM水族館に来たのであれば、近隣の見所も回ってみてもよいと思うので紹介したいと思います。どちらも歩ける距離にある施設です。

美らSUNビーチ

DMM水族館から道路を挟んですぐのところに、美らSUNビーチがあります。さすがに北部のリゾートビーチには敵わないものの、那覇近くではかなり透明度の高いビーチです。

那覇周辺、沖縄南部にお住まいの方々住人の憩いの場にもなっているようです。

南浜は遊泳禁止のエリアなので、ゆっくりと海を眺めることも可能です。人も少なめなのでのんびりしたい場合はおすすめです。また、ビーチのそばには東屋があるので、ここで私は空港で買ってきたぽーたまを食べました。

一方、北浜には遊泳可能なエリアもあります。ちなみに一番奥みえる島は瀬長島ですね。

また、美らSUNビーチは那覇空港第1滑走路の真南に位置するため、那覇空港に離着陸する飛行機をよく眺めることもできます。割と真上を飛んで行きますので飛行機好きな人にもおすすめです。

アウトレットモールあしびなー

沖縄唯一のアウトレットモール、「あしびなー」が水族館から数百メートル離れたところにあります。

中は普通のアウトレットで、1階にブランドものを含めたショップ、2階にはレストランが入っています。ここは、一時期は外国人観光客で埋め尽くされていたアウトレットですが、今は外国人がいないので、快適に買い物をすることが可能です。

ちなみに、歩けない距離ではないですが、イーアスとあしびなーの間は無料のシャトルバスが走っていますので、暑い時はぜひ利用しましょう。

まとめ

2020年6月に新たに沖縄県に誕生した水族館「DMMかりゆし水族館」がオープンしたので、そのアクセス方法やいってみた感想などをお伝えしました。

まぁ、正直、美ら海クラスを期待していったらやっぱりがっかりします。それで値段も水族館にしては少しお高めなので、ちょっと残念でしたね。

とはいえ、新たなテクノロジーを利用したり、水槽の上を歩いたり、新たな体験をすることもできたと思います。那覇からも近いので、美ら海にはいく時間はないけど…という方がいれば、訪れてみてはいかがでしょうか。

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