2023年の夏、家族3人で札幌・小樽を回ったのですが、このとき泊まったのは、中島公園のダイワロイネットホテルでした。
この夏は札幌のホテル価格が早い段階(半年前)から高騰しており、正直、新しめなところで、洗い場のあるホテルから割と価格などから消去法的に決めたホテルだったのですが、実際に宿泊すると、実は子連れ旅行におススメなホテルということがわかりました。
そこで、今回はそんなダイワロイネットホテル札幌中島公園を、子連れの視点から紹介させてもらえればと思います。
目次
ダイワロイネットホテル札幌中島公園の概要
ダイワロイネットホテル札幌中島公園は、2022年夏に札幌市に誕生した新しいホテルです。
ダイワロイネットホテルは、ビジネスにも観光にも利用しやすいということを意識しているホテルチェーンであり、部屋に少し余裕があり、多くの都市にあることから出張で利用されることも多いかと思います。
ここ札幌中島公園は、多くの部屋で洗い場つきの風呂場がある一方、ダイワロイネットでは珍しく大浴場が設置されていたり、25平米以上の部屋が多数で、他のダイワロイネットホテルに比べ更にゆとりがあるなど、ビジネスホテルでありながらファミリー層を意識したホテルになっています。
- 住所:札幌市中央区南9条西5丁目1-1
- 電話番号:011-530-6755
- アクセス:地下鉄南北線「中島公園」駅より徒歩5分
- 駐車場:1泊1500円
- チェックイン・アウト:15時/11時
ホテルへのアクセス
ダイワロイネットホテル札幌中島公園の最寄駅は地下鉄南北線の中島公園駅になります。中島公園駅からは徒歩5分程度になります。
中島公園は札幌駅から地下鉄で3駅目。大通、すすきのの次の駅になります。少し中心部から外れているのではないかと思うかもしれませんが、すすきののニッカおじさんがいる交差点からも歩いて15分はかからない程度の距離ですし、この距離だと札幌駅や大通公園あたりからは割り切って地下鉄に乗ると思うので、歩く距離自体はあんまり変わらないのかなと思います。
家族連れポイント
立地自体は中島公園ということで札幌の中心地からは少し離れているのですが、その分静かな環境です。
すすきの近辺は賑やかすぎますし、いかがわしいお店かホテルのすぐ近くにあったりします。私が一人で札幌に行くときはSFC会員ということもあり「ANAホリデイインすすきの」がファーストチョイスですが(最近高いので泊まってませんが)、あそこはすぐ近くに風俗店とかあるので家族でいくときにはあまり選択肢にならないなと、個人的には思います。
同じく静かな環境だと札幌駅と大通公園の間くらいにいくつかホテルがありますが、このエリアに比べるとホテル代はかなりリーズナブルだと思います。
向かいにセコマがあるのもうれしい
そして、何よりもホテルの目の前がセイコーマートというのもポイントが高いですよね。セコマならレジ袋もらえるからエコバッグ気にせず手ぶらで買い物にもいけますし、パンなどの種類も豊富です。
ブログ後半に紹介しますが、北海道のホテルにしては朝食がちょっと弱いので、いっそコンビニでパン買えばいいやという感じになりますから、その点でも近くにセコマがあるのはありがたいです。
スタンダードツインの部屋を紹介
今回宿泊したスタンダードツインの部屋を紹介できればと思います。
部屋が25平方メートルありますので全体的に広々とした作りになっています。そりゃ、ブランドのあるシティホテルに比べれば狭いですが、「ホテルでのんびり」と過ごすような場所でもないので、これだけの広さがあれば十分だと思います。
ベッドは稼働式、ツインですが間に動かないテーブルなどがないため、自由に動かすことが可能です。壁に寄せるもよし、ハリウッドツインのように使うのもよしという感じになっています。
ちょっと写真では見ずらいですが、ベッドサイドに電源もしっかり備え付けられています。
テレビは大きく、また様々なアプリに対応しているほか、大浴場やコインランドリーの使用状況も部屋で確認することができます。そう、このダイワロイネットホテル札幌中島公園はコインランドリーもありますので、これもまた子連れにはありがたい設備になります。
窓側には一人掛けのチェアーが二つと丸い机が一つあります。
ここまで紹介した部屋のデメリットとして、pc作業をするような机ないんですよね。今回はパソコン持ってこなかったのでいいんですが、確かに作業するスペースが皆無。丸い机も、これだと14インチのPCが限界かなという感じです。
お水が部屋に2本備え付けられているほか、充電器も部屋にありました。
部屋着がセパレートタイプなのは個人的には高ポイントです。どうしてもワンピースの寝巻があまり好きではないんですよね…。
続いてお風呂場。最初に紹介したとおり、このホテルは洗い場があるのがポイントです。お風呂含めけっこう広く作られています。子供が小さい場合など、大浴場にいけない時でもこのお風呂なら安心です。
歯ブラシやくし、体を洗うタオルなどのアメニティは基本的に室内に備え付けられているので下から取ってくる必要がなく、これは助かります。最近エコ重視でフロントからとっていく必要があるホテル増えましたよね…。
シャンプーやボディーソープは花王のjurisが採用されています。
家族旅行のメリット
今回泊まったスタンダードツインでもおふろに洗い場のある25平方メートルの部屋です。洗い場は特に子供が小さい時に役立つというか、これの有無でホテル検討するレベルだと思ってるので、後で紹介しますが大浴場のお湯が熱目のため、ゆっくり部屋でお風呂にはいるのもありだと思います。
また、ベッドが動かせるし、壁に寄せることも可能なので添い寝がしやすいというのも大きなポイントですね。子供が小さければ壁に寄せて落ちないようにしないといけないですし、そこそこデカくなれば、ツインのベッドに2人寝るのはしんどいので、2台のベッドをくっつけてキング扱いとし、3人で寝ることも可能です。割と使い勝手がいいかなと思います。
子供向けのアメニティーもちゃんと用意してくれています!ビジネスホテルとしては充実していますね。
お風呂
ダイワロイネットホテル札幌中島公園は、ダイワロイネットでは数少ない大浴場が2階にあります。温泉ではないのですが、広いお風呂につかることができるのは観光やビジネスの際にもありがたいですね。今回は夏の訪問でしたので必ずしもなくてもいいかなというところもありますが、寒い冬の季節であれば、よりうれしかったと思います。
大浴場はそれなりに広く作られており、またホテル自体が新しいため、清潔感があります。少しお湯は熱めだったため、子供とゆっくり入ることはできなかったのですが気持ちよかったです。
また、湯上りのアイスキャンディーのサービスもあります。4種類くらいあったかな?これは某ドーミーインをパクリ参考にしたものでしょうかね。
子連れ推奨理由
お風呂の洗い場なんですが、ふつう3つ洗うスペースがあるところ、2つのスペースになっているところがあるんですよ。
こちら公式サイトの写真を使わせていただきましたが、こんな感じで洗い場が比較的広く作られているところがあります。なので、親子並んで一つの洗い場で体を洗うことができるんです。これビジネスホテルの大浴場では初めてみたような気がします。こういう細かいところに手が届いてるのがすばらしいですね。
朝食は少々残念
最後に少しダイワロイネットホテル札幌中島公園の朝食を紹介しておきましょう。
今回、素泊まりで2泊宿泊しましたが、1泊は朝食を利用してみました。料金は大人1,500円、子供1,000円、5歳以下は無料となります。
味噌ラーメンやじゃがいも、サーモンフライなど地のものもあるのですが、レベルの高い札幌の朝食からすれば相当劣るというレベルだと思います。出張で来たついでに地のものを食べるというくらいならこれでいいんだと思いますが、札幌に観光に来た人にとっては、いくら他よりも朝食代が安いとはいえ、少々いただけないなという感じですね。
これなら、ホテルを出て二条市場などで朝食をとってもいいですし、向かいのセイコーマートで調達してもいいかなと思いました。結局我が家も初日はホテルの朝食を利用しましたが、2日目はセコマ朝食としました。
まとめ
ダイワロイネットホテル札幌中島公園に家族旅行で行ったのですが、思いのほかファミリー向けに作られていたのでよかったと思い、紹介しました。
立地や部屋の広さ、お風呂なども含めて意外と家族向きなので、家族旅行で札幌に行かれるかたは、検討してみてもよいかもしれませんね。