ハワイ・オアフ島に旅行する際、パックツアーならバス送迎がありますが、個人手配の場合はワイキキやその他の宿泊施設までの移動手段を考える必要になります。
2018年現在、ホノルル空港には公共交通機関が乗り入れていない(バスは乗り入れているのですが、スーツケースを乗せることができません)ので、市内までの移動は車が基本となります。
なんだかんだで一番便利なのはタクシーですが、メータータクシーで向かうとチップ抜きで40ドルくらいかかります。ただ、チャーリーズタクシーを事前予約すると、チップ抜き29ドルでワイキキの希望の場所まで行くことができます。
これはメッチャお得です。今日はその予約方法を説明したいと思います。
目次
ホノルル・ダニエルイノウエ空港からワイキキへの移動手段
ホノルルの空港からワイキキへの移動手段としては、タクシーのほか、シャトルバス、レンタカー、Uberが挙げられます。レンタカーを利用する人はレンタカーだと思いますので、それ以外の3つの交通手段について説明しますね。
シャトルバス(ロバーツハワイ)
ロバーツハワイは、ハワイでシャトルバスといえばロバーツハワイと言われるくらい有名シャトルバスです。車に相乗りで複数の目的地の方が乗って、順番にホテルを回っておろしていくというスタイルです。なので、自分のホテルが最初に到着するのか最後に到着するのかによって所要時間がけっこう変わってきます。
私は空港からワイキキ市内に向かう際に使用したことはないのですが、空港から外に出てすぐのところにロバーツハワイのプラカードを持って待っている人がいますから、その人に声をかければ大丈夫だと思います。
魅力は料金の安さで、料金は片道16ドル、往復で30ドル程度ですから、1人で利用する場合は最もお得になります。ただし2人であればタクシーと同額程度、3人で利用するならタクシーの方が圧倒的に安くなりますね。
ロバーツなどのシャトルバスの場合、特にホテルから空港に向かう際は、かなり早い時間にお迎えが来てしまいます。私はこの前のハワイで、フライトの4時間前を指定されてしまい、空港でめちゃくちゃ暇になってしまいました(笑)
Uber(ウーバー)、Lyft(リフト)
Uber(ウーバー)やLyft(リフト)とは、アメリカ発祥の配車アプリです。スマホを操作するだけで車が迎えにきてくれます。スマホで配車、行き先設定をして支払いまでできちゃうので、海外ではとても活躍します。その場でのチップのやり取りがない(後でチップはスマホで払うことができます)のも便利ですね。
今までも市内からホノルル空港への乗り入れはできたのですが、空港出発は規制されていました。それが、2017年からホノルル空港からUberを利用することが可能となりました(一応、建前上は2018年8月末まrでの「試行的実施」なんだそうです)。
ホノルルの空港から市内へ向かう際の料金は、空港手数料が入るみたいで、今回紹介するチャーリーズタクシーからやや安い~やや高い程度となるそうです。配車アプリの利用料金は需給関係によるところがあるので、厳密にいくらと決まっているわけではありません。
ただ、ホノルル空港にはフリーのWi-fiがないので、アメリカで使えるSimカードを日本で調達するか、Wi-Fiルータを日本でレンタルするか、はたまたソフトバンクのアメリカ放題を利用するかしないと、配車に手間取ります。
一方、ワイキキからホノルル空港までは空港手数料が入らないですし、ホテルのWi-Fiを使えば配車もスムーズですので、便利に利用できそうですね。
タクシー
ホノルル空港からメータータクシーを利用すると、ワイキキ市街地までは道路状況にもよりますが、だいだい40ドルくらいになります。これにチップが必要となりますので、料金としては50ドル弱になります。ちょっと高いですよね。
ただ、チャーリーズタクシーという大手タクシーでは、空港からワイキキ市内までの定額タクシーサービスを予約制で行なっており、これがなかなか料金的にもお得なので、日本で予約してから利用するのが非常にお勧めです。
チャーリーズタクシーの予約方法
チャーリーズタクシーは、ハワイではメジャーのタクシー会社です。日本語に対応しているというのも便利な会社です。
チャーリーズタクシーの、空港からの片道料金は以下のとおりとなっています。
片道(往路・復路共に同料金)
ワイキキ:$29(通常メーター料金:$35−38)
アウラニ:$55(通常メーター料金:$65−75)
ハワイ大学マノア校:$29(通常メーター料金:$35)
カカアコ:$25(通常メーター料金:$30)
ダウンタウン:$20(通常メーター料金:$25)
メーター料金で35~38ドルのワイキキまでの料金が29ドルと、かなり安くなります。ちなみに、メーターのタクシーでは、ちょっと渋滞してしまうとワイキキまで40ドルを超えます。ホノルルの高速道路はしばしば渋滞しますし、私は事故渋滞にまきこまれたときもあります。
この点、定額タクシーは渋滞でメーターが跳ね上がることがないので安心ですね。
この定額送迎サービスを利用する場合、以下の注意点があります。
割引価格の定額料金はタクシー1台につき、片道料金で、寄り道や経路変更はできませんのでご注意下さい。お客様のご要望により、途中下車、経路変更された場合には通常のメーター料金となります。定額料金タクシーのご利用は1台につき、定員4名様までとなります(荷物は1人につき、スーツケース1個と機内持ち込み手荷物1個まで)。他の割引との併用不可。料金にチップ、消費税は含まれておりません。
定額タクシーなので、途中で目的地を変えることができませんし、例えばホテルに向かう途中に、ショップなどに寄ってもらうことはできません。寄ってもらった段階で、メーター料金に変更となります。
チャーリーズタクシーを日本で予約するにはこちらを利用します。日本語サイトですから、英語が苦手な方でも問題なく予約できますよ!
名前、メールアドレス、携帯電話番号を入力します。携帯番号は、国際電話なので頭に+81をつけて、最初のとって入力します。(例:090-1234-5678の場合、+81-90-1234-5678という感じに)
次に、タクシーの配車情報を入力します。私は基本的に空港からホテルのみ予約しますので、「空港から宿泊先までの片道」を選択します?
空港から市内まで向かう場合、利用する飛行機の情報と、目的地のホテルの情報を英語で入力します。フライト番号は、航空会社を表す2文字のアルファベットと、フライト番号の3桁を入力します。例えばANAの184便であれば、”NH184″と入力します。
これらを入力すると、予約確認メールが24時間以内に送られてきます。
Aloha ●●●,
Thank you for your request. We have input your reservation into our system for arrival on 【飛行機の到着日、時間】 We do ask that you call our dispatch as you exit US Customs. Our main dispatch line is 1-(808)-531-1333. You may also call our toll-free number 1-(877)-531-1333, or our Japanese speaking toll-free number 1-(844)-531-1331, for free from any public phone. The dispatcher will direct you where to meet the driver. (click here for a picture) Our flat rate is $29.00 (+ tax) to the 【ホテルの名称と住所】. Please look for the taxi with the orange dome “CHARLEY’S”
Please note: the flat rate is for straight transfers with no stops and no detours. It also includes 1 suitcase + 1 carry on per person.
Please call our dispatch if you have any last minute questions or changes.
Thank you,
送られてくるのは英語メールです。到着したら日本語コールセンターに電話してね、ってことですね。
実際にタクシーに乗車する方法
チャーリーズタクシーを日本で予約して、ホノルル空港に到着し、入国審査を終えたら、個人出口に向かいます。
ホノルル空港には、団体出口と個人出口がありますので注意しましょう。
個人出口を出たら、チャーリーズタクシーの日本語コールに電話します。メールにも書いてありますが、フリーダイヤル で(844) 531-1331 へ電話をしましょう。
ソフトバンクのアメリカ放題や現地SIMやを持ってない人は、個人出口を出た左側に公衆電話がありますのでこちらを利用しましょう。
かける電話番号はフリーダイヤルですが、一度お金をいれなくてはなりません。公衆電話はコインしか使えないのですが、この写真の左側に両替機がありますので、お札しかもっていない人は、こちらで両替しましょう。
ちなみに私が訪れたときは使えなかったので、友人の社用携帯を使いました(笑)日本語コールセンターが混み合っていたら、英語のコールセンターに繋いでも大丈夫です。
電話をすると、個人出口の前にある道路を横切った駐車場に向かうように指示がありました。この写真は個人出口を出たところの正面からとった写真で、横断歩道の奥にある建物になります。駐車場の中にはスタッフがいますので、名前と行き先を伝えれば大丈夫、あとは誘導してくれます。
他の記事などによると、二つある横断歩道の一つ目を渡った右側にボックスがありますよね。そこで待つように指示される場合もあるようです
順番がきたら指示された車に乗り込みます。運転手さんにはスタッフさんが行先を告げてくれるので、念のため確認したら出発です。移動中、メーターは回っていますが気にする必要はありません。このときはワイキキでも比較的ダイヤモンドヘッド寄りのマリオットホテルに向かいましたが、余裕で40ドルを超えていました。
タクシーが目的地に到着したらお金を払います。私はチップ込みで35ドルを現金で払いました。カードも使えますが、チップの額を自分で決めてサインをしたりしないといけなくて意外と手間取りますので、35ドル、お釣りのないように用意して渡すのが個人的にはおススメです。
JAL便の場合はチップ込みで事前決済可能
ちなみにJAL利用の場合、このチャーリーズタクシーの予約を、チップ込みで事前にネットで決済することが可能です。
以前こちらの記事でも紹介しましたが、JALのハワイ行き国際線航空券をJALホームページから購入する(特典航空券でもOKです)と、JALOALOカードという、提示するとレストランやお店などで割引を受けることができるカードを発行することができます。手続きが若干めんどくさくて、自分で申請しなくてはならないのがめんどくさいのですが、もらっておく価値はあります。
このカードの特典の一つとして、チップ込みで35ドルでワイキキの好きな場所にいけるチャーリーズタクシーの送迎特典ががあるんですね。
チップも含めた料金自体は直接チャーリーズタクシーのホームページで申し込むのと同じですが、事前に決済をすませることができますから、チップの額を気にすることがないので、チップに不慣れな人にとっては非常に安心してタクシーに乗ることができますね。
さらに、JALOALOの特典として予約した場合は、空港の個人出口を出たところに、基本的にはカウンターがありますので、そこで予約したことを申し伝えれば大丈夫です。よって、ホノルル空港での電話も不要です。これもまた便利ですねー。これがあるから、ハワイはJALで行きたいと思ってしまいます。
ごくまれに、個人出口を出たところにカウンターがない場合がありますので、その場合は電話で呼びましょう(笑)
余談:ハワイに電車ができる
現在は空港から市内までは、ほぼ車での移動に限られますが、この流れが近々かわることになります。
現在、オアフ島では慢性的な渋滞対策として、鉄道の建設が進んでいます。このルートですが、カポレイ地区からホノルル空港を抜け、カカアコ地区を通りアラモアナセンター付近までを結ぶことが予定されています
もともと2018年一部開業だったのですが、伸びに伸びて、現在は20252022年に全線開業を目指しているようです。まあ、これもいつになるのか怪しいのですが(笑)
実はこのモノレール、ワイキキ中心部まで延伸計画はあるものの、実現はは難しいと思います。どこ通すんだよ?って感じですし、既存の観光業界から大反発がありそう(笑)
とはいえ、空港からアラモアナまではモノレールでいくことができるようになるんですねー。そこから先に、スーツケース持ちでも乗ることができるバスが設定されれば面白いのではないかなーと思います。
料金もおそらくThe BUSと共通チケットとなるでしょうから、格安でアラモアナセンターまで向かうことができるようになるのでしょう。
アラモアナ近くにはたくさんのコンドミニアムもできていますし、このモノレールの開通は楽しみです。
まとめ
個人旅行でハワイに到着した際、空港からワイキキなどへ向かうに際は、チャーリーズタクシーを事前に予約して利用するのがお得だと思うので紹介させてもらいました。
ハワイはUberなど色々あわせて、ハワイ旅行をお得にできればなと思います。
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