マイルをたくさん貯めている人が持っているカードがどういうものか、みなさんは気になりますか?
フライトではなく日頃の生活でマイルを貯めるのに大事なことは、クレジットカードで決済することではなく、「定期的にクレジットカードを発行してポイントをもらうこと」です。
私も2016年に陸マイラーを初めたので、すでに4年と少しが経過しました。発行したクレジットカードは、もともとポイント度外視でほしかったので保有し続けるもの、ポイント目当てで発行したものの意外と便利でその後も使うもの、少ししたら解約するものにわかれますが、今日は私が2020年5月現在保有しているクレジットカードの紹介をしたいと思います。
目次
- 現在保有しているクレジットカードを紹介
- 解約するか真剣に悩んでいるソラチカカード
- 引き続き解約するか検討しているSPGアメックスカード
- IDが便利で使っているANA VISAゴールドカード
- マルイの買い物と海外保険として活躍してもらうエポスゴールドカード
- JALの上級会員資格を維持するためのJAL OPカードクレジットCLUB-A JGC
- メインスーパー、西友で活躍するウォルマートセゾンカード
- 2年目の年会費発生前に解約し忘れたエムアイカードプラスゴールド
- 現在のANA陸マイラーには必須のANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- キャンペーンに乗って作ったセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス
- 還元率1.2%でnanacoチャージも可能なリクルートカード
- ポイントキャンペーンに乗っかったセゾンブルーアメックス
- まとめ
現在保有しているクレジットカードを紹介
前回、2019年にも同様の記事を書いていたのですが、そのときに保有していたクレジットカードは以下の通りです。
- ソラチカカード
- SPGアメックス
- ANA VISA SFCゴールドカード
- JAL OP CLUB-Aクレジットカード
- エポスゴールドカード
- ウォルマートカード(家族カード)
- 楽天カード
- 三井住友エブリプラスカード
- dカードゴールド
- エムアイカードプラスゴールド
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
前回の記事から約1年が経過し、持っているカードにも再び変化が生じました。
この10か月で新たに3枚のクレジットカードを発行する一方、3枚のクレジットカードを解約しました。保有カードは現在11枚で、昨年と同じ枚数ですね。
まずは、それぞれのカードを持ち続けている理由などについて、簡単に書いていきたい思います。
解約するか真剣に悩んでいるソラチカカード
- 保有歴:2016.2~
- 国際ブランド:JCB
- 普段ある場所:財布
ANAの陸マイラーであれば2019年までは必ずといっていいほど保有していた「ソラチカカード」。私もANA陸マイラーとしてデビューした2016年2月から保有し続けています。まずはこのカードを発行することが、陸マイラーの入り口ともいわれていましたね。
ところが、2019年12月から、ソラチカルートの「入口」の最後の砦であった、LINEポイントからメトロポイントへの交換が完全に封鎖され、ANAマイルをためるために保有し続けることは必ずしも必要ではなくなりました。
残っているメトロポイントもあったのですぐには解約しませんでしたが、2020年5月上旬に、最後のメトロポイント交換が終了します。これにより、マイルをためるという意味では、ソラチカカードの保有の必要性がなくなったということですね。
一応、私がよく利用する新宿のメトロ食堂街で、ソラチカカードを提示するとサービスがあることや、渋谷の「しぶやちかみちラウンジ」で使えることや、PASMOとしても使っているのでまだ解約すると決めたわけではありませんが、解約の候補の一つであることは事実です。
ちなみに、「渋谷ちかみちラウンジ」は、特に待ち合わせの時間調整が入るような場合、カフェ難民になりやすい渋谷でゆっくり座れる場所は非常に貴重な面もあります。
引き続き解約するか検討しているSPGアメックスカード
- 保有歴:2016.10~
- 国際ブランド:AMEX
- 普段ある場所:財布
3年前くらいからの爆発的なブームにより、巷では【旅行好きなら絶対に保有すべきカード】の筆頭になったSPGアメックスカードです。いつの間にかこんな市民権得たんだ。
私も、それこそSPGがマリオットに統合される前から興味をもっており、マリオット統合が発表したことにより、より利用価値が高まると判断して発行しました。
3万円の高額な年会費は無料宿泊券で年会費がペイできますし、還元率1.25%で海外のマイルが貯められることとステータスに魅力を感じていました。
SPGアメックスのメリットは以下の記事をご参照ください。
ただ、度重なるカテゴリー上昇により、年会費をペイするための無料宿泊券の選択肢が狭くなり始めたのも気になるところです。2020年からは、私自身、最後の砦と思っていたシェラトングランデ東京ベイがカテゴリー7へ上昇し、無料宿泊券が使えなくなりました。
マリオットプラチナチャレンジもCOVID-19のせいで未達になってしまいましたし、マリオットと一線を画すことも検討しています。
そこで、最近は年会費が1万円を切り、無料宿泊はないものの朝食が無料となるヒルトンVISAゴールドカードの発行を検討しています。
IDが便利で使っているANA VISAゴールドカード
- 保有歴:2017.2~
- 国際ブランド:VISA
- 普段ある場所:定期入れ
ANAの上級会員になるために2017年に発行したANA VISAカード。一時期財布の外にいたこのカードですが、やはりこのキャッシュレスの時代iD付与が便利で、財布ではなく定期券入れに鎮座しているカードです。
とはいえ、決済額もそう多くないですしズボラなので、まい・ペイすリボで金利を発生させてボーナスマイルをもらうなんてことはやっていません。多くのマイラーさんは手間を惜しむくらいの価値はあるんでしょうが、私の決済額ではそこまで変わらないのが実情です(笑)
一時期、ワイドゴールドカードからワイドカードへのダウングレードも検討していましたが、そこまで大きな年会費の差がないため、引き続きゴールドカードで継続しています。
来年の更新の前にまた少し考えたいと思います。
マルイの買い物と海外保険として活躍してもらうエポスゴールドカード
- 保有歴:2016.1(エポスカードは2010.8~)
- 国際ブランド:VISA
- 普段ある場所:海外旅行用の財布、ときどき普段の財布
相変わらず保有を続ける、局所局所で超便利なクレジットカードです。
エポスゴールドカードは、インビテーション(招待)を受けた場合、年会費が普通カードと同様に無料となっています(自分で作る場合、年会費5,000円)。年会費無料のゴールドカードって珍しいので、重宝しています。
丸井にお出かけ時に利用するほか、実は街中のあちこちで特典があったりするのでその都度使いますし、さらに海外旅行ではキャッシング用として私の海外旅行に同行してもらっています。
ちなみに、私のような海外旅行好きな人にとって、エポスカードの最大のメリットは海外旅行保険でしょう。
年会費無料ながら、保険は自動付帯で病気・けがとも治療費が300万円まで補償されます。さらにキャッシュレス診療にも対応しているので医療費の立て替え払いも不要です。
このようなメリットから、海外旅行には真っ先に連れていくカードになります。というか海外旅行行く人は必ず作っておくべきカードだと思っています。
ちなみに、2016年にはエポスゴールドはかなり使ってみましたので、感想・メリットは以下の記事に書いてあります。
JALの上級会員資格を維持するためのJAL OPカードクレジットCLUB-A JGC
- 保有歴:2014.6~(JGC付与前は2007〜)
- 国際ブランド:JCB
- 普段ある場所:基本タンス、JALに乗るときのみ登場
陸マイラーを始める前までは、ほぼ全てJALカードで決済していました。JGC機能なしのカードを含めるともう15年近く保有しているカードです。
【JALカードの選び方はこちらにまとめています】
最近は他のクレジットカードを使うことが多くなったので、基本は持ち歩いていません。また、JALカードのオプションに「ツアープレミアム」と「ショッピングプレミアム」の2つがあるのですが、最近はJALを利用した有償フライトも多くないですし、買い物でも使わないので、今はどちらも外しています(2年くらい前までは両方ともつけていましたが、5,000円もったいないので)
メインスーパー、西友で活躍するウォルマートセゾンカード
- 保有歴:2016.10~
- 国際ブランド:AMEX
- 普段ある場所:財布
西友での買い物が常に3パーセント割引になるウォルマートセゾン。最寄駅には西友があり買い物をすることも多かったので妻が発行し、その家族カードとして発行してもらい、家計に計上する買い物は基本的にこのカードにつけています。
ただ、西友以外で普段の家計の買い物をウォルマートセゾンカードで払うのは、還元率が0.5%(それも永久不滅ポイント)であることを考えると、勿体無いなぁと思ったりもしています。一枚、自分名義で妻の家計口座を引き落としにするカード作るかな…。
2年目の年会費発生前に解約し忘れたエムアイカードプラスゴールド
- 保有歴:2018.12
- 国際ブランド:VISA
- 普段ある場所:タンス
もともとはポイント獲得のために作成したエムアイカードプラスゴールド。最近ポイントの高騰が大きく、年会費は1万円かかりますが、ポイントサイトでの還元は2万円相当をこえることも多々あります。まだ発行していない人はタイミングをみて発行しましょう!
過去には、エムアイカードゴールドプラスでは、海外での店舗の利用で10%ポイントバックという熱いキャンペーンを実施しています。今このご時世なのでこんな企画できませんが…。
エムアイポイントは50%のレートでJALマイルに交換できますので、純粋にJALマイルが5%還元と考えれば、とてもお得なカードになります。
2019年の北欧旅行の際にこのキャンペーンを使いエムアイポイントを10%もらって、あとで解約しなきゃと思っていてしばらく放置し、思い立ったらすでに2年目の年会費の請求日があがっていました…。
ということで保有し続けていますが、次こそ解約し忘れないようにしないとですね!というか、夏の海外旅行も難しいとなれば、今のうちに解約しちゃってもいいのか…。でもまだあきらめきれない…。
現在のANA陸マイラーには必須のANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- 保有歴:2019.7~
- 国際ブランド:MASTER
- 普段ある場所:タンスの中
2019年6月、ひっそりとドットマネーからTOKYUポイントへの交換が開始されたこと、12月にソラチカルートが封鎖されたことに伴い、ANA陸マイラーには必須な地位を得たクレジットカードです。
このカードを持っていると、ドットマネーのポイントを等価でTOKYUポイントに交換し、TOKYUポイントからは75%換算で、ANAマイルに交換することが可能なんですね。
ソラチカルートが2019年12月に封鎖されたため、現在、ポイントサイトを使ってANAマイルをためるのであればほぼ必須といってもいいクレジットカードでしょう。
ANAマイルを貯めるための新たなルートであるTOKYUルートについては、以下の記事を参考にしてください。マイルがたまっていきますよ。
キャンペーンに乗って作ったセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス
- 保有歴:2019.9~
- 国際ブランド:アメックス
- 普段ある場所:タンスの中
2019年の夏、50,000円相当のポイント付与という大キャンペーンがあったため発行したクレジットカードです。年会費20,000円ですが、50,000円分のポイントをもらうことができるのであれば非常にお得だったので発行しました。
さすがに年会費が高額なだけあってカード自体のスペックは高めで、コンシェルジュサービスやプライオリティパスなど、プラチナカードで非常に便利な特典ついていたりします。
プライオリティパスはJGC、SFCをもっていればそう出番はないのですが、2020年2月の東南アジア旅行の際には、クアラルンプールからダナンまで、アライアンスに未加盟のマリンド・エアを利用したため、プライオリティパスを提示して、ラウンジを利用しました。
還元率1.2%でnanacoチャージも可能なリクルートカード
- 保有歴:2020.2~
- 国際ブランド:JCB
- 普段ある場所:財布の中→たぶんタンス行き
2020年2月にじゃらん会員限定の大きなキャンペーンがあり、リクルートポイントが12,000ポイント+ちょびリッチ10,000ポイント(5,000円分)もらうために発行しました。
リクルートカードの強みはなんといっても年会費無料で還元率が1.2パーセントという還元率の高さでしょう。楽天カードでも通常のお買い物では1パーセントですから、高額な買い物になればなるほど、リクルートカードのほうがざくざくポイントがたまるということになります。
さらに、リクルートカードは、nanacoへのチャージでも月額3万円を上限にポイントを貯めることが可能です。
一時期はいろいろなクレジットカードからnanacoへのチャージでポイントを貯めることができましたが、楽天、ヤフーなどのクレジットカードが次々とポイント付与対象外となってしまったため、1パーセント以上還元のクレジットカードでnanacoチャージでポイントがたまるのは、リクルートカードくらいになってしまいました。
ポイントキャンペーンに乗っかったセゾンブルーアメックス
- 保有歴:2018.X~
- 国際ブランド:AMEX
- 普段ある場所:基本はタンス
年会費初年度無料で、4月の後半にポイントサイトで8,000ポイントになったので、完全にポイント目当てで作成したセゾンブルーです。とりあえず発行したばかりではありますが、大変申し上げにくいのですが…リストラ候補です。
セゾンプラチナ・ビジネスアメックスを解約するにあたり永久不滅ポイントを引き継ぐために発行したという面もあります。
いきなりリストラ対象なんて書いてしまっていますが、セゾンブルーはランク的には普通カードですが、利用付帯とはいえ海外旅行保険の疾病・障害保険が上限300万円と比較的高額だったり、空港から自宅までのスーツケース宅配が無料だったりと、ゴールドカード並みの待遇があるというメリットはあったりします。
あとは私が通うヘアサロンであるAshで割引があることを知ったので、そこでちょっと使ってみようと思います。割引されるのかな?
まとめ
2020年現在の、陸マイラーである私の保有カードを紹介しました。
今年は去年と比較してもあまり変わりがないのですが、ソラチカルート廃止やSPGアメックスの解約により、来年は場合によってはクレジットカードのラインアップが大きく変わりそうですね。確実に来年のこの時期まで所有し続けると言い切れるカードは、ANA VISA SFCゴールド、ANA TOKYU、JAL JGC、エポスの4枚くらいでしょう。
さてさて、今後のカード発行ですが、やはりこのご時世ですから企業の広告宣伝費は削減され、ポイントサイトにもなかなか高還元案件で出にくくなりそうですね。
なので、とりあえずアメックスプロパー系で何か1枚発行しようと思います。アメックスグリーンか、ANAアメックスゴールドかのどちらかの予定です。その際は誰かに紹介してもらうことにしようと思います。
あとは、いい案件をみつけていったり、生活に合わせたクレジットカードの再構築を考えたりしてこうと思います。