海外旅行での楽しみってみなさんなんでしょうか?世界遺産をみる、美しい景色、貴重な美術品、ビーチでのんびり、おいしい食事…色々あると思います。
もちろん、私も様々な楽しみを求めて海外に出かけるのですが、そのほかに海外旅行での楽しみの一つがカジノです。カジノを楽しんで旅の思い出を増やしてみませんか?
カジノは「ちょっと興味ある」という人、「ギャンブル怖い」と思っている人、色々いると思います。そんなみなさんに、カジノの魅力、注意点などからプレイ方法までをまとめたページを作ってみようと思いました。まずは、カジノに対しての疑問もあると思うので、そのあたりについて今日は少し書いていきたいと思います。
目次
カジノってどこにあるの?
ご存知のとおり、日本では2017年現在、「合法的な」カジノがありません。今後観光立国を目指していく際にどうなっていくのかは今後の議論になっていくと思うのですが。なので、我々日本人は海外旅行に行ったときしかカジノができません。
では、具体的にカジノがある国(都市)というのはどこでしょうか。カジノの街として有名なのはラスベガスとマカオの2つだと思います。これら2か所へは、カジノが主目的で旅行をされる人も多い国ですね。これら以外にもカジノのある国、都市はいっぱいあります。
▲シンガポールのセントーサ島入口にあるカジノ。実はマレーシアの企業が作った、シンガポール初のカジノです。
アジアですと、お隣の韓国にもソウル、釜山にカジノがありますし、シンガポールにも大きなカジノが2つあります。そのほか、フィリピンもカジノが多く、日本人観光客も多いセブ島にもカジノがあります。カンボジアもカジノ大国で、国境を接するタイやベトナムがカジノ禁止国のため、国境の都市にカジノがあったりします。
▲ヘルシンキのカジノです。外見は華やかというよりは普通のヨーロッパの建物で、あまり目立たない作りになっています。
ヨーロッパはカジノ先進国なだけあって、メチャクチャありますね。ドイツのバーデンバーデンやモナコ、ベニスのような、貴族が遊ぶような格式高いカジノもありますし、町中にゲームセンターがあるようにカジノがある国もあります。オランダはアムステルダムをはじめとして大都市に1つずつある他、アムステルダムのスキポール国際空港の中にもあったりします。
フィンランドのヘルシンキに至っては、ヘルシンキ中央駅のすぐ横にカジノがあったりします。中央駅のすぐ横って立地、すごくないですか?規模は違えこそ、東京駅の大丸のあるあたりにカジノがあるようなものですからね。そのほか、ブリュッセルのカジノも、ブリュッセル証券取引所のすぐ近くにあったりするんです。
オーストラリアも、都市ごとにカジノがありますね。ブリスベンのカジノが一番格式高いようですが、そのほか、日本人観光客の多いシドニー、ケアンズ、ゴールドコーストにもカジノがあります。
こうみると、いかにもギャンブルを彷彿とさせる場所以外にもあったりもするんです。そもそも、世界中をみれば、日本のようにカジノが非合法な国の方が少ないのです。
カジノが禁止されているのは、イスラム教が国教である国(ただしマレーシアにはあります)や、仏教の信仰が厚い国。なので、バンコクにはカジノはありません。バンコクでカジノ!と言われたらそれは裏カジノです。そんなところにはいかないようにしましょう!!
カジノは治安悪くないの?
「カジノってなんか怖いし近寄りがたい」と思っている人もいるかもしれません。どうも日本の裏カジノのイメージとか、そういったものがあるのかもしれませんね。怖い人が経営しているイメージでしょうか。
結論から言うと、カジノは(金銭面を除けば)怖くありません!むしろ華やかです。
一般的に観光客がいくような有名なカジノは、大きいホテルの中だったり、リゾート統合施設だったりします。またヨーロッパのカジノはそれ単独の施設のところも多いですが、大通りに面していることも多く、危ないことはありません。
もちろん、いわゆるマカオの古くからある場末のようなカジノは「賭博場」的なところもあります。これらは近寄りがたい空気なので、初心者はいかない方が無難だと思いますが…。それから、カンボジアのポイペトなどのように、無法地帯にあるところもありますので、こういったところも注意する必要はありますが、日本人観光客がいくような、ラスベガス(ホテル内)、マカオ(ホテル内)、シンガポールなどのカジノであれば心配する必要は全くありません。
カジノに入るにはパスポートチェックもありますし、イカサマ防止のためにカメラがいっぱいついていますので、セキュリティは問題ありません。また日本のパチンコや競馬場のような、ちょっと…という格好や風貌の人も基本的にはいません。やかましい中国人はたくさんいますが…。
カジノの中って快適なの?
カジノの中では、広々としたスペースの中で熱い戦いが繰り広げられています(笑)
ちなみに、ソフトドリンクやコーヒーは基本的に無料で提供されています。例えば、シンガポールのマリーナベイサンズにあるカジノだと、ファミレスなどにあるフリードリンクの機械がおいてあり、そこで自由に飲み物を手に入れることが可能です。食事も、カジノ内には食事ができるスペースがあり、外にでなくても、24時間お店があいていますので夜中の腹ごしらえをすることが可能なんです。また、お酒を提供している店もあり、例えばマカオのベネチアンホテルにあるカジノの場合、カジノの中にシャンパンバーが入っていたりもするんです。
公共施設内での喫煙が禁止されているシンガポールですらカジノ内でたばこを吸うことが可能なので、場内が少し煙いという点、タバコが苦手な方は辛いですが、シンガポールのマリーナベイサンズは1階(地下1階?)が喫煙フロア、2階(1階?)は禁煙というふうに、分煙がなされているところもあります。 マカオの分煙は全く意味がなくて困りましたが…。
カジノを楽しむのにいくらかかるの?
結論から言うと、1円も賭けなくても楽しむことは可能です。
カジノの入場料ですが、アジアは基本的に無料です。ヨーロッパの場合、入場料を取るところもあります(私が体験した限り、ブリュッセルとアムステルダムは入場料がかかりました)
中に入ると、とても華やかな環境に圧倒されると思います。ここでは、別にふらついているだけでも誰もとがめません。なのでゲームをせずに雰囲気だけ感じるのもありだと思いますし、いきなりゲームをやるというのは非常にハードルが高いかもしれません。私も何度もカジノにいってますが、まずはカジノのフロアを1周して、気分を高めてからプレイをすることにしています。
そのうえで、プレイをする気になれば、思い出程度でもプレイをしてみてもいいかもしれませんね。
具体的にいくらからプレイできるかという話ですが、私が2017年に訪れたシンガポールとシドニーの、1ゲームあたりの最低掛け金は、ルーレットで1ゲーム1,000円程度、ブラックジャックで2,000円程度になります。なので、1万円くらいあれば、とりあえずは遊べると思います。
なお、カジノで遊ぶときは、必ず予算を決めて遊びましょうね!!。まけたからといって、取り返すべくATMに走るという行為はよろしくありません。しょせん、旅行のお遊びですからね!!
と、記事を書いて自分を戒めています(笑)
カジノでぼったくられることはありえない
「カジノって必ず親が勝つように作られているんでしょ?」、「ディーラーが最初は勝たせて調子乗らせて後でがつんと回収するんでしょ?」、「カジノで負けた話は聞くけど勝った話を聞いたことがない」と思っている人も多いです。実際のところはどうなのでしょうか。
結論からいうと、カジノは必ず親が勝つように作られています。じゃなきゃあんな豪華な施設の維持や投資の回収はできません。
ただここで一つ付け加えると、カジノのルールは、確率論的に親が有利にはできていますが、子がゲームの主導権をもつことが出来るし、イカサマをするのはかなり難しいです。
例えば、ルーレットであれば、ディーラーが投げてからも賭けることができるので、ディーラーが狙って投げることに意味はありません。もちろん、ディーラーはある程度狙ったところに落とすスキルを持っていると思います。ですが、狙うことに意味がありませんし、0にばっかりいれていたら客は引き、結果としてカジノの利益にならないのでそんなことはしません。
ブラックジャックであれば、カードの順番を仕込んでセットしたところで、仕込んだ後にプレイヤーの参加や離脱があれば全部崩れてしまいます。イカサマだろ!と思いたくなるような手札には何度もであいましたがね!特にマカオのリスボアでは!!(笑)
我々のような小銭客は、一時的にプレイヤーが勝っても、もともと親のほうが有利なルールですから、数をこなせば自動的にカジノ側が儲かるのです。だからこそ、イカサマをする必要がないといえます。
ただ、「カジノで勝った」という話はなかなか聞かないですよね。それは、一時的には勝っている人はそれなりにいるんですが、そこでやめられず、最終的にはみんな負けているんだと思います。予算5万円だとして、一時は1万円くらい買っていても、そこで止めずに続けて、結果としてマイナスになっているパターンが多いのではないかなぁと思います。それか、たかられるのを避けるためにあえて負けたと嘘をついたかのどちらかと(笑)
一例として、ヨーロピアンルーレット*1の赤か黒かを賭ける勝率をみてみると、11回やってプラスになる確率は46.3%あるんですが、101回やってプラスになる確率は35.5%、1001回やると19.6%とどんどん低下します。つまり10ゲーム終了時と100ゲーム終了時では勝率が全然違うのだから、「最初は勝たせて後で回収」というのは、論理的に当たり前のことなのです。これはイカサマでもなんでもないのです。
カジノに行くときの恰好はどうすればいいの?
カジノは大人の社交場です。決して日本の競馬場のような雰囲気ではありません。となると、ドレスコードとか気になるところですね。しかし、身構える必要はありません。バーデンバーデンやモナコ、ベネチアののような、ヨーロッパのフォーマルなカジノを除いては、以下の格好をしていけば大丈夫です。
- 男性なら襟付きシャツ、ズボン、スニーカーで大丈夫です。ハーフパンツにサンダルとかだとアウトかもしれません。
- 女性はカーディガン羽織ってスカート履いてもよし、あるいは女子の最強アイテムことワンピース
※ 実際にはTシャツの人とかもいますし、そこまで厳密ではありません。
着るものよりも、冷房がきつくて冷えるので女性はストールなどを用意したりとか、後は大きい荷物が持ち込めないことを意識して身支度してください。カジノに大きな荷物はもちこめません。クロークかコインロッカーがあるので、そこで預けることはできます。
それこそ、カジノに行く際はパスポート、財布と携帯電話だけ持ってくる、くらいの身軽な恰好で訪れるのがよいと思います。
まとめ
カジノは怖くないし、華やかだし、プレイをしなくてもいいですし、ぼったくられることもないです。ぜひ、カジノがある都市にお出かけの際は、気軽に寄ってみるといいと思います。
次の記事では、実際に「やってみようと思うがどうしたらよいかわからない」「せっかくやるからには少額でも勝っておいしいものでも食べたい」という人のために、カジノのゲームの仕方について書きたいと思います。
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