別府温泉の地獄めぐりを体験!実際に回った感想とコツを伝授します

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2018年5月に、大分県の別府温泉に行ってきました。なかなか行く機会がなくて残念だったのですが、今回ようやく行くことができ、これで無事に?47都道府県制覇することができました。

別府といえば「地獄めぐり」が有名ですので、私も回ってきましたので、その時の様子や、ちょっとした回り方のアドバイスを書いていきたいと思います。

地獄めぐりとは

別府地獄めぐり(べっぷじごくめぐり)は、大分県別府市の別府温泉に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を、定期観光バスなどで周遊する定番の観光コースである。また、これらの地獄の総称としても使われる。海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は、2009年(平成21年)7月23日に、別府の地獄として国の名勝に指定されている。
地獄巡りは、別府の温泉が自然に湧き出る源泉である「地獄」を回るものです。「地獄」は7箇所あります。
  1. 海地獄
  2. 血の池地獄
  3. 龍巻地獄
  4. 白池地獄
  5. 鬼石坊主地獄
  6. 鬼山地獄
  7. かまど地獄

の7つから構成されています。このうち、海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄、鬼山地獄の5つは、国の名勝に指定されています。

各地獄とも入場料金は400円で、共通観覧券は2,000円になります。なので、6つ以上の地獄に訪れる場合は共通観覧券を購入した方がお得となります。

補足
温泉が吹き出るところを7か所も観るかよ…と思って私は共通券を買わなかったのですが、意外とそれぞれ特色があるので、時間がある人は買って全部回ってもいいと思います。買わなかったことは、ちょっぴり後悔しています(笑)

7か所の地獄は、大きく分けて2つの拠点から回ることになります。一つが鉄輪温泉のエリアに5つあります。この5つは歩いて回れる距離です。

もう一つが、JR亀川駅近くに、血の池地獄と龍巻地獄2つの地獄があります。「血の池地獄」というバス停の目の前で、この2つも隣り合わせています。

地獄巡りは亀川駅スタートがベスト

上に書いた通り、7箇所の地獄は、鉄輪温泉内に5つと、亀川方面に2つ、2箇所に別れています。

なので、単純往復よりは、亀川駅~血の池地獄(2か所)~鉄輪(5か所)~別府駅まわるのが効率的です。

どちらから回った方がいいか私なりの意見ですが、地獄めぐりそれなりに歩くので疲れるのですが、亀川駅のまわり、休むところないです(笑)なので、亀川駅から始めて、別府駅をゴールにした方がいいです。

亀川駅には、大分から普通電車が走っていますし、大分空港から直接来ることも可能です。空港から別府のバスに乗れば、亀川駅前にも止まります。

実際に回ってきました

私は朝イチの飛行機で大分空港に到着しました。

バ別府経由大分行きのバスに乗り込み、亀川で降ります。ちなみに別府行きは亀川の駅前に止まりますが、大分行きだと国道沿いになりますので、亀川駅までとことこと歩く。バス停はこの駅前にあります。なお、立命館アジア行のバスが大量に来ますが、乗っていいバスは亀の井バスの26番ですので、お間違いなく。

亀川駅の駅前にはファミリーマートがありますので、飲物はここで補充するのがよいと思われます。

地獄1 龍巻地獄

まず、地の湯地獄のバス停に降り立つと目の前に行列が。私はてっきり地の湯地獄かと思ったのですが、どうやら龍巻地獄らしい。

地の湯地獄と海地獄はマストとして、他の場所は気分で入るか入らないか決めようと思っていた私はこの行列に並んでしまったところ「まもなく始まりますよー」とのこと。全く予習していなかったため、

何が?

と思ってしまい、とりあえず入って見ました(笑)

なお、ここで運命の「周遊券を買うか」という選択に迫られます。うーん。

うーん。

ファイナルアンサー。

買いませんでした。たぶん6箇所は入らないかなーと思ったので。400円払って入場します。

始まるといってたのは温泉の噴射。間欠泉というらしく、どうも自然に、40分おき程度に噴射するらしい。最初はアトラクションかと思ってたがこれが天然らしい。

まー、噴射してそれで終わりです(笑)正直ちょっぴりがっかり。

地獄2 地の池地獄

さて、今回本命のひとつに考えていた地の池地獄へ参る。龍巻地獄のすぐ隣ですね。

さっそくお出迎えの門は、「地獄への入口」。さぁ無事に帰ってこれるのか(違)

地獄に到着です。さすが「地の池地獄」というだけ、温泉が赤というか赤茶色というか。なお、現在は噴き出ていません。

爆発って…。けっこう高いところまで爆発したんですね。

高台から眺める血の池death。天気がなかなかよくてよかったです。奥には別府湾も見えます。

ちなみに、地の池地獄に限らず地獄への入り口にはお土産屋さんがある。お土産屋を抜けないと地獄へ行けないのである。

実は私は買いたいものがあって、帰りにお土産を探していたのだが、あったあった。
毎日が地獄です。

本当はミニサイズのベビー用Tシャツがほしかったのだが、どうやら今は売っていないようなので、仕方がなくうちわを購入。これを職場で上司に見えるように飾るのだ。職場でのアピールも大切ですから。(洒落の利く上司ですし、こんなことしても許されるくらい毎日コキ使われています(笑))

血の池地獄には足湯もあります。この色の温泉に足をつけるのも、なかなかないのではと思いつけてみた。なかなか人気で席がぎっしりなので、写真はこんな感じしか撮れなかった。タオルはあらかじめもってきていたが、200円で買うことが可能です。

地獄3 海地獄

残りの地獄は鉄輪温泉にありますので、バスで移動します。こちらには地獄が5つあり、さらに、最初の決断で共通券を買わない決断をしたので、全部は回れない(別に回れるけどなんか悔しい)

こういうときは、行きたいところから行こう。ということで海地獄へ向かう。

海地獄の温泉を使って、熱帯性の睡蓮が育っておりあちらこちらにあります。ここには、睡蓮の横にお賽銭みたいなのがあって、そこにお金を投げ込んでいた。ここはトレヴィの泉か。

地獄はこちら。海のような色合いになっているんですが、血の池地獄を見た後だと、あまり地獄感がないですよね(笑)

地獄の裏にもまわれます。水蒸気が冷えていますので、実は冷たいです。

足湯もあります。こちらも20人くらい入れるのだが、血の池地獄との違いは、お湯が熱いことです。実際に足をいれると、熱い風呂大好きな私ですが、うーんちょっと熱い。

みんな入ると「あっつー!」と言ってました(笑)

地獄4 鬼石坊主地獄

海地獄からさらに坂を上ると、鬼石坊主地獄があります。

こちらには、地獄巡り7箇所のうち、入浴施設が唯一あるのです。そろそろ汗もかいてきてさっぱりしたいところなので、温泉に入ってみたいと思います。

温泉と地獄は完全に別なので、温泉に入りたいひとは入場料は不要です。なお、温泉施設にいく間に、茂みの隙間から地獄は見れますので、温泉に入るひとは地獄には入らなくていいと思います。ちょっとお得な気分。

奥の温泉「鬼石の湯」です。温泉は内湯と露天風呂が2つあって、入浴料金は620円、その他タオルの購入、レンタル費用がかかります。タオルさえもっていれば、かなりリーズナブルに温泉を楽しむことができますね。

お客さんは少なかったものの、中は撮影禁止でしたから写真はありません。外で入る露天温泉はなかなか気持ちいいのですが、景観はまぁあまり…というとろでしょうか。

残りの地獄には入らず

ここで地獄を4つみて、温泉に入ったら時間はもう一時半近くなりました。あと3つほどありますが、お腹もすいたのでこのあたりで切り上げます。

かまど地獄です。ここはなかなか広そうで、お湯の実演とかあるので楽しそうですね。戻ってから「行けばよかった」と後悔しています(笑)

鬼山地獄です。ここは地獄の中にワニを飼っているという、おもしろい地獄です。

白池地獄です。こちらは中が日本庭園になっているみたいですねー。ちなみに白池温泉向かいのソフトクリーム屋さんがめっちゃうまったのだ…。

こうみると、1番いかなくてよかったのは竜巻地獄だったかもしれない(笑)

地獄めぐりはバスがお勧め 一日乗車券は(地獄巡りだけなら)不要

地獄巡りをするときに、車以外でまわる場合は亀の井バスを使うことになりますが、亀の井バスは一日フリーきっぷを900円で販売しています。

補足
余談ですが、日本で初めてバスの一日乗り放題きっぷを作ったのは亀の井バスなんだそうです。戦前に、1日1円で別府の乗り降り自由のチケットを販売していたそうな。海地獄にあった「地獄巡りの歴史」てきなところに書いてあった。

ただ、地獄巡りをするだけであれば、フリーきっぷは割高です。まぁ亀川では買えないので買う機会がなかったんですけど(笑)

地獄めぐりのバス運賃
  • 亀川駅前~血の池温泉:140円
  • 血の池温泉~鉄輪:190円
  • 鉄輪~別府駅:340円

足すと670円なので、一日乗車券よりも安いんですね。というかバス安いです。

バスの本数も、亀川駅~鉄輪は30分に1本、別府駅~鉄輪は10~15分に一本はありますから便利です。観光シーズンは駐車場渋滞するので、バスでの観光がおすすめです。

まとめ

弾丸ではありますが別府の地獄巡りをしてきました。全部まわると一日弱かかるでしょうか。とはいえ、なかなか見れるものではないものが見れますし、バスの本数が多いので回りやすくなっています。

今回みれなかった地獄も、またいつか見に来たいなーと思いました。

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