ブリティッシュ・エアウェイズのaviosを使ってJAL国内線特典航空券を座席指定をする方法としては、昔はコールセンターに電話するか、JALの北米サイト経由で指定する必要がありました。
現在は、JALの日本サイトでも座席指定をすることが可能となっています。BAのサイトでは相変わらず座席指定ができないので、今回は、2022年最新の方法を、キャプチャ画面を使いながら説明したいと思います。
目次
BAのaviosで発券したJAL国内線の座席指定方法について
ブリティッシュエアウェイズ(以下、BAと略します)でJAL国内特典航空券を発券する際、BAのサイトでは2022年2月現在、座席指定を行うことができません。
短い時間であれば座席がどこだろうとまあ許せますが、長時間であれば、窓側や通路側、それぞれ人によって好きな席はあると思いますし、希望の席に座りたいですよね。また、非常口座席があいていれば、足の長い人などは好むかもしれません。やっぱり国内線の座席は狭い…。
それに、BAで発券したときに暫定的に割り振られる座席がまぁひどかったりします。私ごとですが、この前、空席だらけだった羽田→宮崎便で、3列席の真ん中にセットされていました…(この後紹介する座席指定の方法をした際に分かったのですが…)
そういうこともあるので、ちょっとめんどくさいのですが座席指定はしておいた方がいいかもしれません。
今回は、具体的にBA特典航空券をJALサイトを使って座席指定する方法を順に説明していこうと思います。
座席指定には英数6桁の予約番号が必要
座席指定する際に必要なものは一つだけあります。BAの特典航空券を発券したら、このようなメールが届くと思いますが、こちらに記載のある予約番号(Booking reference)6文字をメモしましょう。この6桁の英数字のみ、事前に準備します。
一度ログアウトして予約番号で検索
BAのホームページでは座席指定ができないので、実際に搭乗するJALのホームページを使って予約、JALのホームページにアクセスしたら、まずはログアウトしてください。
そうなんです。自分のJALのFFPに紐づけるのに、まずはログアウトする必要があるんですね。これがちょっと分かりにくいというか、「普通そんなことしないだろ!」と思ってしまう部分ですよね。でもそうやるのでとりあえずログアウトを…。
ログアウトしたら改めてJALのホームページに入り、「予約管理」をクリックします。
今回、JALの国内線に搭乗するわけですが、BAが用意した6桁の予約番号は国際線仕様のため、「国際線航空券」をクリックします。
クリックすると「JMB会員のお客様」と「JMB会員以外のお客様」が表示されますので、今回は「JMB会員以外のお客様」からフライト情報を読み出します。
必要な情報となる便名、搭乗日、氏名(アルファベット)およびBAで発券したときに表示された6桁の予約番号を入力します。
読みだした予約から座席を指定する方法
予約情報が合致すれば、このように予約内容、予約便が表示されますんので、「サービス申し込み座席・機内食」をクリックします。
すると、座席指定の画面が表示されますので、「座席を指定する」をクリックします。
するとシートの空席状況が画面が表示されますので、好きな座席を選択すればOKです。選択した後最後に「確定」を押し忘れないでくださいね!(私よく押し忘れるやつです)
座席指定ができるのは、出発24時間前までとなっています。
余談ですが、このとき座席指定ができなかった行きの沖縄便は、結局年配の方々の団体旅行の中に紛れることとなりました。やはり事前に座席指定は行えるものであれば行っておくに越したことはないですね…。
JMB番号を紐づけることも可能
さて、座席指定をしたついでに、このBAで発券した航空券を、座席指定のついでにJALマイレージバンクの番号に紐づけておくことも可能です。
その方法も少し紹介しておこうと思います。
メリット:予約番号が搭乗時に不要
BAの特典航空券でJAL国内線に搭乗する場合は、直接セキュリティゲートに向かうのではなく、一度JALのカウンターに寄って搭乗券を発券してもらう必要があります。
このとき、JMB番号を事前に紐づけておけば、カウンターではJMB番号がわかるもの(JALカード、JMBカードなど)を提示すれば、スムーズにチェックイン・搭乗券発行をすることが可能です(BAの予約番号が当日不要になります)。
先ほど表示された座席指定のボタンの下に、「お客さま情報とご連絡先」という項目がありますので、こちらで「お客さま情報更新」をクリックします。
すると、マイレージプログラムとお客様番号を入力する欄が表示されますので、こちらからJALの番号に移しておきましょう。
この処理をすると、BAのアプリから予約の表示が消えますが、これはデータがJALに移ったためだと思っただけなので安心してください
デメリット:航空券キャンセル時の手間が煩雑
ただし、JAL側に予約を移した場合あとにキャンセルの手続きをしようとすると手続きが煩雑になります。JAL側はもちろん手出しができず、BA側もWebではキャンセル手続きできず、電話をする必要がでます。
ただ電話がまた面倒で、BAの日本のコールセンターは平日の昼間しかあいていません。そしてBA側での手続きも少し大変なようです。
こういったリスクも考えると、「キャンセルはしない!」とほぼ確定した段階で、BAからJALに紐付けを変えるのがよいと思います。
あと、これも一つの考えですが、JALに紐付けようと紐づけまいと、BAのaviosを使ったJAL特典航空券の場合、当日カウンターによる必要があるのですから、無理に紐づけなくていいという考え方もあります。
UAマイルを使ったANA特典航空券の場合は、ANAに紐づけることより、カウンターに寄らなくてもチェックイン機だけでチケットが発券できるので紐付けを変えるメリットがあるのですが、BAの場合、紐付けを変えるのは自己満足だけなような気もします(笑)
紐付けをBAからJALに変えれば予約番号6桁が不要にはなりますが、BAのアプリをインストールしていれば、メールをさかのぼらなくてもすぐに予約番号を見せることができますし。
まとめ
ブリティッシュ・エアウエイズのaviosを使ってJALの国内線特典航空券を発券する際、ウェブ上で座席指定をする方法について説明しました。
以前は電話による座席指定やJALの北米サイトを利用しないと座席指定ができなかったのですが、現在は簡単に座席指定をすることが可能となっています。
今までめんどくさがって座席指定されなかった方も、この手順なら従来よりも簡単ですし、やってみてはいかがでしょうか?