クレジットカードでマイルを貯める、SFC修行をする前にSFC用として発行するなど、さまざまな理由でANAマイレージファンが発行するANA VISAカード。
ANAカードの場合、JCBやアメックスブランドの場合は定期的にキャンペーンが行われ、カード発行で大量マイルを獲得することができましたが、やはりANA VISAカードを持ちたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
相変わらず、ANA VISAカードの発行元である三井住友カードではキャンペーンが実施されませんが、2020年3月から、ANA側で大型のキャンペーンがあるため、今なら比較的ANA VISAカードの作成がお得になりますので、紹介したいと思います。
目次
ANA VISA/MASTERカードがJCBやアメックスより年会費が安い
ANAカードにはたくさんの種類があって、ANA VISA/MASTERカードのほかにも、JCBカードだったり、アメックスカード(ANAアメックス)だったり、ダイナースのカード(ANAダイナース)もあったりします。
このようにさまざまなブランドがある中で、まず持っておきたいANAカードは、ANA VISAカードだと個人的には思っています(可能であればゴールド)
その理由ですが、ずばり「年会費が安いから」。
例えばANA VISAゴールドカードの場合、通常年会費は14,000円ですが、「マイ・ペイすリボ」に登録して年に1回以上決済をすることと、Web明細サービスを利用して年6回以上請求書ができあがることが条件にはなりますが、年会費は9,500円にすることが可能です。
また、SFC機能をつけた、ANA VISAスーパーフライヤーズカードの場合、通常16,500円の年会費が11,500円と5,000円も値下げされるほか、家族カードも8,800円が6,600円に値下げされます。
このような値下げサービスはJCBにはないですし、アメックスの場合は、年会費がそもそも高いです。
2020年のANAカード発行キャンペーンの内容
今回2020年のキャンペーンは、最初にもちょっと触れましたが、三井住友カード側では行っておらず、ANA側のみ設定しています。なので、このキャンペーンはVISA/MASTERだけでなく、JCBなどのほかのブランドでも適用することが可能です。
獲得最大マイル数は、ANAカードプレミアムで43,000マイル、SFCを目指す人の多くが発行するであろう、ANAゴールドカードの場合、最大35,000マイルとなっています。
JCBやアメックスの場合、このキャンペーンとは別にカード会社側のキャンペーンも実施していますので、獲得マイルはより増えることになります。VISA/MASTERにこだわりがなく、たくさんマイルをもらうことにメリットを感じる人であれば、最後にキャンペーンの紹介をします。
それでは、今回のキャンペーンの内容についてみていきたいと思います。まず総括表をご覧ください。
連番 | キャンペーン名 | 獲得マイル (一般) |
獲得マイル (ワイドゴールド) |
|
---|---|---|---|---|
1 | 入会ボーナス(通常) | 1,000マイル | 2,000マイル | |
2 | ご搭乗+参加登録 | 1,000マイル | 5,000マイル | |
3 | ANAカード利用実績に基づくボーナス | 最大27,000マイル | 最大27,000マイル | |
4 | ANAファミリークラブ入会 | 500マイル | 1,000マイル |
1点注意ですが、今回のキャンペーンは、ANAのホームページでキャンペーンに登録しないと適用されません。
ホームページのmyキャンペーンから、「入会/切り替え」の中にある「ANAカード 入って!乗って!使おう!キャンペーン2020」を「登録済」の状態にしておきましょう。
搭乗+参加登録で最大2,000マイルプレゼント
キャンペーンに登録し、2020年8月末までにANAグループ運航便(国内線・国際線問わず)に搭乗すれば、2,000マイルのボーナスマイルが付与されます。
- 対象期間:2020年3月2日(月)から2020年8月31日(月)ご搭乗分まで
- 事後登録は、2020年9月15日(火)23:59(日本時間)積算分まで
- 対象運賃:マイル積算対象運賃
- 対象路線:ANAグループ運航便
8月までに1回ANAに乗ればいいだけですから、これは楽勝でしょう。ただし、対象運賃が「マイル積算対象運賃」ですので、特典航空券での搭乗は対象外になります。いくらマイルをためているとはいえ、一度は有償で搭乗しましょうね。
コードシェア便の扱いですが、国内線でAIR DOやソラシドエア、スターフライヤーなどに搭乗した場合ANA便名がついていれば対象となりますが、国際線は必ずANA運航便である必要があります。
カード利用で最大27,000マイルプレゼント
2番目は、発行したANAカードの利用状況に応じて、クレジットカード会社が付与するポイントのほか、マイルがもらえるというキャンペーンです。
この決済の期間が注意で、発行時期にかかわらず、2020年8月末までの決済金額によって付与マイルが決まってきます。
決済金額と付与されるマイル数は以下のとおりです。
決済金額 | 付与マイル数 |
---|---|
20万円以上50万円未満 | 3,000マイル |
50万円以上100万円未満 | 10,000マイル |
100万円以上 | 27,000マイル |
はいどーん。27,000マイルもらうには、100万円の決済が必要になります。これちょっと大変かもしれませんね。特に私のようにお小遣い性の方の場合、家計の財布を配偶者がもっている場合はなかなか厳しいのではないでしょうか。
まぁ、クレジットカード決済がノルマのときは、私はとにかく積極的に立て替え払いで切っていきますね。出張費用も、私はもう下を連れていく立場になりましたが、私が手配しちゃっていますし(笑)、歓送迎会などは積極的に幹事しています。
搭乗+参加登録で最大2,000マイルプレゼント
ANAには、家族間でマイルを共有する「ANAファミリークラブ」というサービスがあります。これに登録すると、最大で1,000マイルをもらえます。
今回登録する人がプライム会員(親会員)となり、2親等以内の家族をファミリー会員にすることが可能です。マイルを共有化できるのは、メリットがけっこう大きいですよー。
ファミリー会員にできるのは、そもそもクレジットカードを持てない18歳未満の子供を除いて、ANAカード保有者に限られます。
ANAカードを持っている家族をファミリー会員として登録すればいいのですが、もっと手っ取り早いのが、今回発行するANAカードの家族カードを発行してしまうこと。
実は、ファミリー会員の設定にあたっては、郵送手続きなどめんどくさい部分があるのですが、唯一プライム会員の家族カード会員だけは、Web上で手続きが可能になります。
将来的にSFCを考えた発行であれば、家族にもSFCのステータスをもたせるため、家族カードを発行する人も多いと思うので、今のうちから家族カードを作っておけばいいわけです。
ANA VISAカードをポイントサイト経由で発行する
ANA VISAカードを作成しよう!と思ったら、ポイントサイトを活用してみましょう!と言いたいところですが、最近、あまり高いポイントをくれるサイトがないんですよね…。
2020年3月現在だと、私が実際に登録しているサイトでは「GetMoney」が1,500円分の還元となっている程度で、他のサイトは軒並み1,000円にも満たない状態となっています。
なお、ポイントサイトごとのポイント付与数は、日々変動しますので、申し込みの際は下記リンクをご参照ください。
「ANA VISA」は、どこのポイントサイトを経由するとお得? – 案件比較検索 / どこ得?
まとめ
今回、ANAカードの入会キャンペーンを利用することにより、ANA VISAゴールドカードの発行で最大35,000マイルが獲得できることになりました。
6月までに申し込めばいいのですが、何月に申し込もうと、最大27,000ポイントを獲得することができる利用に関するキャンペーンの〆が8月のため、カードの発行を考えている人がいれば、早めに発行してしまうのがよさそうです。
ANA VISAゴールドカードについては、クレジットカードでマイルをためるにもよいカードですし、ANAの上級会員であるSFCを維持するカードとしても、非常に便利です。
ぜひ、この機会にANA VISAカードを作成してみてはいかがでしょうか。
さて、ANA VISAカードのうち、東急と提携しているこのカードをもつと、魔法のようにマイルがざくざくたまっていきます。ANA VISAカードとの2枚持ちも可能ですので、ぜひこちらのカードについても知っておくと、マイルが今まで以上にたまりますよ?