ANAの2025年夏ダイヤ国内線特典航空券は28日予約開始！一斉予約開始は今回が最後

2025年3月末から10月末までのANA特典航空券の予約が、１月28日から順次始まります。

海外でぱーっといきたい人も多いかと思いますが、円安ということもあり、年末年始などは国内旅行を検討している人も多いと思います。ハイシーズンであれば航空券は高いので、やはり特典航空券をうまく活用したいものです。

また、一斉予約は今回が最後となり、2月3日からは355日前から特典航空券の予約が開始されますので、そのことにも少し触れたいと思います。

ANA国内線特典航空券は年２回まとめて予約開始

現在、ANAの特典航空券は、年に２回、約半年分をまとめて予約開始という形で受付をしていました。具体的には、

• 10月下旬から翌年３月下旬：８月下旬に予約開始
• ３月下旬から10月下旬分：１月下旬に予約開始

という形になっています。そのため、現時点では3月29日（土）までしか国内線特典航空券の予約をすることができません。

ちなみに、JALは360日前から予約開始という形になっています。ANAは現時点では10月末までの特典航空券しか発券できませんが、JALはすでに来年の夏ころまでの特典航空券の発券が可能となっています。

ここは大きな違いなので、もしJALで春以降の特典航空券を狙っていた人がいれば、すぐに予約をするようにしましょう。

9月10日からJALの国内線は有償航空券も特典航空券も330日前から発券可能に。チケット発券を見逃すな！

2019-09-06

2025年夏スケジュールの特典航空券は3月28日から順次予約開始

そんな2025年の3月30日（日）から10月25日（土）までのANA特典航空券の予約が、1月28日（火）から順次開始されます。

今回は珍しく火曜日発売です。多くの方が火曜日の午前中お腹が痛くなってトイレにいくんでしょうね…（笑）

ゴールデンウィークや夏休み期間の国内線特典航空券も、この時期に一気に予約開始します。先ほど紹介したとおり、すでにJALは予約開始しており、ハイシーズンの特典航空券はすでに刈り取られていたり、必要マイル数が大幅に上昇している感じです。

まだ旅行の計画していないけどマイルで旅行したいという人であれば、今から行先や日程を計画し、このANA特典航空券の争奪戦に参加し、しっかりと予約することをお勧めします。

私も宮古島とか、宮崎とか予約したい案件がいくつかあったりします。

予約開始スケジュール

予約については、ステータス順に予約開始時間が定められています。やはりここでもステータスの力が現れるところです。

まずはダイヤモンド会員だけが１時間半ほど先に予約することが可能となっています。この１時間半で割と超人気の石垣・宮古などは刈り取られてしまいますので、ダイヤモンド会員以外の方は、フライトの候補を幅広く考えておくといいでしょう。

その後、プラチナ、ブロンズ会員とSFC会員の予約が始まります。ダイヤから遅れること１時間半、ダイヤ様のおこぼれを探すべく奮闘する時間です。

SFC会員の私からみると、個人的にはこの一時間半の差はけっこうあると思っていて、11時にアクセスしてもかなり人気路線は刈り取られてしまっています。なので、超人気日などからは少し日程をずらすとか戦略は必要になると思っています。すでに刈り取られている日の空席を検索している時間は無駄ですからね…。その間にライバルに席をとられてしまうということを考え、ピークの無謀な争奪戦には参加しないのも一つの手です。

あと、代案はいくつか持っておいたほうがいいですね。私なんかは第３希望くらいまで書き出しておいて争奪戦に参加します。

必要マイル数

非常に残念なお知らせなのですが、ANA国内線特典航空券の必要マイル数が、2024年10月28日以降の便から増加しており、2024年10月28日からの１区間あたり必要マイル数が下の表になります。

最も多い区間である301～800マイルの場合、ローシーズンで往復14,000マイル、レギュラーシーズンで17,000マイル、ハイシーズンだと21,000マイルが必要になります。往復で考えると、2,000～3,000マイルも必要マイル数が上がりました。今まで、ハイシーズンが相対的にお得なのでいずれは手が入るかなと思っていましたが、レギュラーやローシーズンも必要マイル数をしっかりあげてきた感じです。

最近、燃油サーチャージが高いことからマイルは国際縁エコノミークラスで利用するよりも国内線で利用した方が単価が高くお得ということもありましたが、この改悪でまたちょっと流れが変わりそうです。

片道8,500マイルの便を発券するにあたり、セールで狙って1万円台前半で購入できる路線であれば、正直スカイコインに交換して購入する方がお得ということにもなるかなと思います。もちろん、この後に紹介するようにキャンセルポリシー的には特典の優位性はかわりませんが、単純な金額でみると、いろいろ思うところもでてきています。

たかが1,000マイルかもしれませんが、結構損益分岐点はかわってくるような気がします。

ANA国内線特典航空券の特徴

ここからは、ANAの国内線特典航空券の特徴について少し触れておこうと思います。「そんなん知ってるよ」という人は、軽く読み飛ばしていただければと思います。

予約や変更は前日までOK

特典航空券の予約や変更は前日まで可能というのが、私個人的には特典航空券を使用するときにとてもありがたい制度だと思っています。

例えば「明日猛暑だから札幌に逃げよう」とかそんなふざけたようなことも、マイルがあれば特典航空券で発券してしまえばいいわけです。直前の航空券はとても高いですが、マイルであればANAの場合必要マイル数は変わりません（枠があいているかの問題はありますが）

また、予約変更の柔軟さも子連れにはありがたい制度。子供が熱を出して旅行をキャンセル（延期）しなきゃいけない場合でも、コールセンターに電話する必要もなく変更することが可能です。また変更回数に制限がないので、とりあえずその場では先の方に適当に変更しておき、改めて日程が決まったら、もう一度変更するなんてことも可能です。特にJALは特典航空券の変更ができなくなったので、この点はANAがかなり優れているところです。

予約変更は発券日を基準として１年間可能

これも非常にありがたい制度で、予約した特典航空券の日程を変更したい場合、最初に発券した日から１年先までの、特典航空券の枠に空きのある便に変更することが可能です。

なので、旅行に仮に行けなくなってもチケットを先延ばししてしまえばよいのです。この後紹介しますが払い戻しは3,000マイルかかってしまいますので、とりあえず先の日程に変更してしまえばいいのです。

ただし、上限が１年間なので、そこに近くなってきてしまって急遽いけなくなってしまった場合は、特典航空券の払い戻しを行う必要があります。

キャンセル手数料は3,000マイル

特典航空券のキャンセルをする際は、キャンセル手数料として3,000マイル発生します。正直とりすぎじゃねーかと思うところもありますが、変更ルールが緩いので、あまりキャンセルすることはないのではと個人的には思っています。そのとき乗らなければ、とりあえず先の日程に変更しておけばよくて、またあとで乗るでしょ、と…。

ANA国内線特典航空券の予約が355日前から開始に

そんなANAの特典航空券ですが、2025年2月3日から、搭乗日の355日前の9:30から発券開始というルールに変更されるというのものです。

今まで、特典航空券は年に２回の予約開始でしたが、これからは国際線と同様に毎日、１日ずつあいていくという形になります。サイトの混雑は避けられる一方で、特定の日の特典航空券を狙っている人は、その航空券がいつから予約開始なのかというのはしっかりと把握しておき、発券開始日に速やかに抑える、ということが必要になってくるということでもあります。

また、これに伴いダイヤモンド、プラチナ、SFC会員の特典航空券の先行予約も終了となります。今後はセール運賃等と同様、ダイヤモンド会員から平会員まで、完全に平等に予約争奪戦に参戦することになります。上級会員のメリットの一つが消えてしまうのは、上級会員（特にダイヤモンド会員）にとっては残念なところでもあるかなと思います。

2月3日はANA国内線特典航空券の大量解放！見逃すな！

で、予約方法が実際に切り替わる2月3日の9:30だけは、10月26日から2026年1月24日までの予約が一斉に解放されるということですからしっかり注意しておく必要があります。1月28日に予約が半年分解放されるのですが、１週間もたたずにさらに４か月分の予約が解放されるということになります。

さらにここからはダイヤモンド会員だろうがなんだろが配慮は一切なし。よーいドンで全会員が予約開始となります。年末の特典航空券の争奪戦も開始されますので、9:30スタンバイがまた必須になります。

まぁ、心配なのはJALのホームページが落ちないかということですね。つながるといいのですが…。まぁ半分あきらめていますけど

まとめ

2025年夏ダイヤのANA国内線特典航空券の予約が1月28日から開始します。2025年度前半の国内旅行に必要な特典航空券がゲットできるチャンスですので、しっかり旅行計画をたてていければいいと思います。

また、一度にまとめて半年の特典航空券を解放するのは今回が最後で、2月3日からは355日前から特典航空券を予約できるようになります。なので、このルールに切り替わる初日はだけは、一斉開放日と同様に一気に2025年度後半の特典航空券が開放されますので、こちらにもマイルを確保しておく必要がありそうです。