お決まりの発券報告です。
2021年の夏休みは、すでに家族旅行でハワイに行くことを決めていましたが、もう一つ、個人旅行用の夏休みも取得する必要があります。いや、必要不可欠ではありませんが取りたいです。
ビジネスクラス以上の特典航空券を利用して海外旅行をする場合は1年前から計画したいもの。そんな中、今回はノリと勢いで地中海のリゾート・マルタにしてみました。
目次
特典航空券の争奪戦は1年前から
国際線特典航空券の予約は、ANAの場合出発日の355前から始まるので、マイラーの一部の方、特に家族旅行を考えている方でビジネスクラス以上を利用したい場合は、1年前から旅行先を考えたりします。
私もすでにハワイは家族3人分の特典航空券を押さえました。今年いけないうっぷんを晴らす人たちが多いせいか、3席ともなるとSFC会員では全然席を確保できず、プレミアムエコノミーで妥協しましたが…。
家族旅行の確保が終われば次は個人旅行。やはり年に1回は個人旅行もしたいものです。
俺とヨーロッパ旅行
私ははじめての海外旅行が大学の卒業旅行でイタリア・フランスに行ったんですが、そこで海外旅行にハマり、それ以降ヨーロッパには、子供が生まれるまでは年に1回程度、エコノミークラスで行っておりました。
子供が生まれてからはしばらくいっていませんでしたが、2019年の夏休みには4年ぶりのヨーロッパ旅行ということで、スウェーデン、フィンランド、エストニア等の北欧を周遊しました。
やっぱりヨーロッパ楽しんですよ。そう考えて暇をみてはANAのスマホサイトを使って空席検索を開始しました。
嫁との駆け引き開始
一応2021年はハワイ旅行で家族旅行を予定しているとはいえ、さすがにふらっと週末に行く東南アジアあたりと違い、ヨーロッパにもなると嫁の事前許可は必要です。
2019年にはクロアチア旅行を敢行しようとしたものの、クロアチア行ったら家の鍵にチェーンをかけると言われ、泣く泣く断念した過去の記憶を思い出します。
妻いわく、なぜ私と子供を置いて私の行きたいところにいくのかと。そりゃそうですよね、すみません。
妻子と帰省しないの?とよく聞かれますが、妻の実家は子供が独り立ちをした際にダウンサイズしたため、私は基本的に泊まることができません(寝る場所がない)。私が妻の実家にいくときはわざわざ妻と子供もホテルに泊まっています。
そのため、嫁の興味のなさそうなエリアをひたすら探す作業です。アメリカなら嫁は興味がそこまでないはずなので大丈夫でしょうが、なんかアメリカに行く気が今回起きず、ヨーロッパで探し始めました。
いくつか見ましたが、イタリアは嫁も行きたいだろうし、ドイツは子供がケルン大聖堂のスノードームを割って悲しくなり、「大きくなったらケルン大聖堂に行ってスノードーム買う」と言ってるのでいけません…。そもそもどちらも一度は行っている国です。
そんな中、行先として急遽ひらめいたのがマルタ。地中海に浮かぶ島でのんびりするのも悪くないかなと思いました。確かTwitterのフォロワーさんも何人かいってて「良かった」と言っているし。
そこでマルタ行のお許しをいただけるとかどうか、おそるおそるお伺いをたてると、「クロアチアほどではないからいいや」ということで承認が下りました。よかったよかった。
ルーティング開始
マルタに向けてルート探しを開始です。私の条件はそんな大きなものはなく、日本(アジア)からヨーロッパ便はビジネスクラス以上を利用したい。ただそれだけの条件です。
さすがにヨーロッパは遠くて10時間以上のフライトがあることから、アジアからヨーロッパの間はビジネスクラス以上がいいなと思い、ここだけはこだわって発券しました。これ以外はまぁ行先も比較的出てきたところでいいやーと思いながらルーティングしていました。
ただ、いくら1年近く前から探しているとはいえ、今年海外旅行にいけない鬱憤を晴らそうとしている人は多いと思われるため、この縛りこそが厳しく、なかなか希望する時期のビジネスクラスの空席を探すのに苦労しました。
そんな中で発券したのがこのルートになります。
往路はイスタンブール経由で
往路はイスタンブール経由でマルタに向かいます。ANA便に空きがなかったため、利用する航空会社はターキッシュエアラインズです。
ただ発券したあとに知ったのですが、ターキッシュエアエアラインズって、未だにビジネスクラスのシート配置が2-3-2なんですね。
これはびっくりしました。ターキッシュエアラインズってけっこう豪華なイメージがあったので、全席直接座席に出入りできるようなシート配置だと思っていました。フルフラットにはなりますが、中央列3席のビジネスクラスって今どき…。
私は人が通るのを極度に気にするタイプなので、座席はD列を選びました。来年までにシートのリニューアルとかないかなぁ…。
とはいえ、ビジネスクラスの食事はいろいろきくとよさそうですし、2019年に新しく完成した世界有数の大きさを誇るイスタンブール空港にあるターキッシュエアラインズのラウンジは、とっても豪華と耳にしているので、今からとっても楽しみにしています。ラウンジの鬼を少しは見習って楽しみたいと思います(乗り継ぎ時間、3時間もないですけど…)。
帰りはThe Roomのビジネスクラスを利用
マルタからの帰り、とりあえずフランクフルトに出たあとは、東京行きの空席がなかったため、ウィーン経由でオーストリア航空に乗って東京に戻ろうという計画を考えていました。オーストリア航空は欧州内でしか乗ったことがないため、いい機会だなぁと思っていたんです。
ほぼほぼルートを決めた日、昼間にマイラーさんと溜池山王のビュッフェにいってて、そのときも「もうANAのビジネスクラス飽きたでしょ」と言われました。あぁ、さすが飛んでる人は違うなーと思ったところです(笑)
そんな中、帰ってから発券しようと思って検索していたら、見事に帰国予定日にフランクフルトからの東京までのANAビジネスクラスに空きがありました。確かにANAのビジネスクラスには何度かもう乗ったので、当初の予定どおりオーストリア航空に乗ってみもいいかなと思ったんですが、フランクフルトー東京便には順次新しいANAのビジネスクラスシートであるThe Roomが導入されているため、こちらにしました。
ということで、初めてドア付きのビジネスクラスシート、The Roomに乗ることができそうです。ビジネスクラスで個室ってすごいですよね。うまく席を配置したことにより、横幅にかなり余裕があるって広そうですし楽しみです。行きのターキッシュが横7列ありますので、大きな違いですね。
ちなみに、今回のThe Roomは進行方向後ろ向きの座席が半分あります。私は前向きの座席を確保できましたが、これ後ろ向きってどんな感じなんでしょうかね。
急遽空きが出たんですが、これ、確実に往復ビジネスクラスでの特典航空券を予約する人が、ハワイ行きビジネスクラスでやるような同日発券を行い、復路を希望日に変更したことにより生まれた空きか何かかなぁなんて勝手に思っています。
今回はあまりひねらず素直な発券にした理由
スターアライアンス特典航空券の場合、国内、国外で2回ずつトランジットができるとか、ストップオーバーが一回可能だとか、特典航空券のルールを使って、たくさんの飛行機に乗ることが可能です。
実際、2019年には、往路が福岡→東京(ストップオーバー)→バンコク→コペンハーゲン→ストックホルム、復路がタリン→ワルシャワ→フランクフルト→名古屋というルートで発券しました。
ですが、今回は珍しく?往復ともに乗り継ぎ1回、それもどちらも空港から出ないと思われる時間での乗り継ぎになっています。
これですが、2019年の往路、最後ストックホルムについたとき、遅延もあってもう疲れて、このときマイラーになって初めて「もうこんなに飛行機乗りたくない!」と思ってしまったんですね。なので、今回は寄り道せずに少しおとなしくしようと思います。
あとは、コロナがどうなるか分からない中、コロナが落ち着いても航空会社の経営も厳しいものになり、路線の整理が考えられるところですから、多くの路線を予約すること自体がリスクになるかなぁと思いました。
欧州に行くするための便やマルタに向かう便が欠航や休止・廃止されるならまだ諦めもつきますが、寄り道した便が欠航になり、それで計画が崩れるのは勘弁いただきたいところです。
そのため、なるべく2021年はシンプルなルーティングにすることを皆さまにもオススメいたします。
まとめ
2021年の夏休みの予定は紆余曲折しましたが、なんとかマルタにいくことができそうです!あとは休みが取れればですが、ここは緩社畜の名に誓って休暇をとってやろうと思っています。
今回の旅行は、単純にマルタ往復、現地に4泊という、私にしては珍しく一つの場所にとどまる旅行です。観光でワタワタすることもなく、のんびりしてこようと思います。あとカジノ現役復帰戦にもなりそうです!楽しんできたいと思います!!
実はこの記事書いたあと、2019年の発券報告の記事を見て、「あぁノルウェーのフィヨルドという選択肢があったか…」と思ったのは内緒で…。毎回後悔しています(苦笑)
ちょっと失敗してしまったような気もしますが、まぁ発券時には思い出せなかったので仕方がないでしょう。
さて、このように夏休みにビジネスクラスでヨーロッパ旅行なんてするには、ANAマイルをたくさんためておく必要があります。ANAマイルはいくらあっても足りないくらいですので、ぜひどんどんためていきましょう。私も今回の発券により、2022年に家族3人で行くフロリダまでのビジネスクラスに必要なマイルがすっからかんになってしまったので、この一年間頑張っていこうと思います!!
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