さて、2018年7月に、母親と二人でニューヨーク、ワシントンDCを旅行してきました。
母親との旅行は3度目で、今までヨーロッパと東南アジアに連れていったのですが、いつか「死ぬ前にニューヨークに連れていけ、トランプが暗殺されたら」と言い出しました。記事執筆時点ではそのようなことは起こっておりませんが、連れていくことになりました。
目次
全体の旅行行程
今回は母親と2人で特典航空券を利用してアメリカに向かう計画でした。なんとか往路はビジネスクラス発券できたものの、復路はエコノミークラスすら当初はなかなか空席が出ず、復路はワシントン DCからのエコノミー便となりました。
タイミング次第では予約を切り替えようと思っていたのですが、帰りのビジネスクラスに空席がでても、結局今の予約を切り崩したタイミングで、行きのビジネスクラスがキャンセル待ちの人に流れてしまうため、行きのビジネスクラスが空席ありか、キャンセル待ち0人にならないと切り替えられんのですよ。最後まで粘ったものの、これがうまくタイミング合わず、帰りはエコノミークラスとなりました…。
やっぱりANAさん、はよ片道発券認めてください(泣)
成田空港までは始めてLCCバス「アクセス成田」で向かう
今回は初めて東京駅・銀座駅と成田空港を結ぶバス「ザ・アクセス成田」で成田空港に向かいました。片道1,000円、予約不要がウリになっているバスです。
今まではもっぱら京成線を利用していたのですが、前回のハワイ旅行の帰りに乗った際、こりゃ安くて便利だということに今更ながら気づき、初めて利用しました。
結論からいうと、これめっちゃ楽でお得だわ!と思いました。
東京駅から乗車したのですが、八重洲南口のバスターミナルに止まっており、窓口にも寄らずに乗り込めるのは非常にメリットだなと思いました。支払いもSuicaを使うことができるので、無理にお札を崩す必要がないのも助かります。
当たり前ですが、既存のリムジンバスと所要時間は変わらず、約1時間で到着します。既存のリムジンバスに乗る気がなくなりますね。
座席もそこまで狭いとは感じず、一時間程度なら十分耐えられるくらいですね。
さすがに成田空港のバス停はリムジンバスに追いやられ、ターミナルの一番隅にはなりますが、それでも鉄道で地下から上がってくるよりは楽ですねー。
第一ターミナル北ウィングにバス停がないので、利用する人は第2ターミナル南ウイングで降りてから歩いていくことになります。第1ターミナルは2か所とまるんですけどね…。
母親とミーティングスポットで合流し、出国。
成田空港の第1ターミナル南ウィングのミーティングスポットで母親と合流。目の前にはゼーーット!ということで、マイラーの皆様にはお馴染みのZカウンターがありますが、もちろん庶民の私はこちらを利用することができません。ビジネスクラスチェックイン後、プライオリティレーンから出国していきます。
プライオリティレーンを通過したとき、母親から、「なんであんたは『いつも』ありがとうございますって言われるの?」と言われました(笑)それは過日放送された沸騰ワード10を見ていただきたいところです。
出国後はANAラウンジに向かいます。特に成田空港ではJALを利用することが多いため、成田空港のANAラウンジの場所がわかりにくいと思うのは私だけでしょうか?JALの場合、出国したら真正面にラウンジがあるのに対し、ANAラウンジは、一番奥の方にあるわけで…。
今日はこの後ビジネスクラスに搭乗しますので、ラウンジではほとんど食べずビール1杯のみ飲んでゆっくりと休みます。しかし母親がいると、ラウンジをパシャパシャしていると何事かと思われてしまうため、おとなしめに行動していました(笑)
NH10便でニューヨークに向かう
それではNH10便でニューヨークに向かいます!今回、往路は生意気にもビジネスクラスを使わせていただきました。とても買うことは出来ませんが、マイルがあるからこそなせる技です。
今回搭乗したのはボーイング777-300型という、ニューヨークやロンドンなどの高単価路線で使う機材のため、ビジネスクラスの座席も一番「格上」のスタッガードシートになっています。フルフラットになりますし、独立性が保たれている構造になります。もちろん、全席が通路にアクセスしていますので、通路に出る際に人の前を通る必要はありません。今回は1-2-1列の、真ん中の2列を確保しました。写真は窓側の席です。
今回の機内食は洋食を選択しました。
搭乗したNH10便は若干遅れて出発しました。出発ののち、しばらくすると食事の時間となります。長距離便のビジネスクラスということで、けっこう食事は楽しみですねー。
洋食と和食がありますが、私は洋食を選択。メニューはこちら!
【アミューズ】
エゴマのチーズスティック、チキンときのこのパテ、トマトのピクルスとチーズ ハーブオイル【アペタイザー】
海老と大根のラヴィオリ見立て 蜂蜜檸檬ドレッシングで 鶏モモ肉のコンフィーの冷製 ピペラードを乗せて【スープ】
コーンスープ【メインディッシュ】
・ 牛フィレ肉を焼き賀茂茄子に乗せて万願寺唐辛子と島根 匹見産花わさびのコンディメント [360 kcal]
・ オマール海老のムースを巻いたスズキ ブイヤベースソースで [219 kcal]
・ 焼きトウモロコシのキッシュ バジルの香る彩り野菜のサラダを添えて[257 kcal]【ブレッド】
セモリナ・トマト バゲット オニオンブレッド【デザート】
・ エモーション アンヴィ(カシスの実入りコンポート、スミレ風味クレームプリーズ、スミレ風味バニラのマスカルポーネクリーム、カシスのジュレ)
・ ANAオリジナルデザート(タルトミルティーユ)
やっぱり豪華ですよねー。ちなみに母親は和食にしたようです。
アミューズ3点がこちら。シャンパンをいただきながらつまむにちょうどいい感じになっています。
アペタイザーはエビとチキン。
合間にコーンスープをいただきます。
メインは牛フィレ肉をいただきました。機内で食べるには十分すぎるクオリティです。お肉もおいしかったけど茄子がおいしかったですねー。
デザートはタルトをいただきました。どうもエモーション アンヴィはピエールエルメだったのでちょっと興味はあったんですが、なんか見た感じが自分の好みではなかったためパス。
母親とも話したのですが、「お酒飲まない人にはちょっと量多くない?」と言ってました。母親はお酒は飲むんですが、機内では飲まない主義なのだそう。それでも、少しずつ色々なものを食べたようで、満足してくれたようです。
ニューヨークまでの道のりは長い…
食事が終わって、あとニューヨークまで10時間。先がなげぇ…。
ANAの機内で見るものと言えばなんといっても「水曜どうでしょう」ではないでしょうか。え、それ私だけ?
去年のシドニー行きでは西表島の対決に爆笑し、今年のホノルル行きではヨーロッパリベンジ編を楽しみました。
今回は2001年放送の列島スイーツ対決だったのですが、なんとANAさん、今回は第2話の青森対決までしか載せてないんですよ…。西表島編は全部載せていたのでぶっ通しで楽しめたのですが、非常に残念でした…。寸止めプレイされ、帰国後に続きをみたのは言うまでもあるまい…。
この後はビジネスクラスの特権?で、フルフラットのベッドで休ませていただきました。時差ボケ対策としては、この時間に寝るのはあまり好ましくはないのですが、少しは寝ないと体がしんどいのでね。
三時間くらい寝て、U-nextにダウンロードしておいた映画をみて…とやっていると到着まであと3時間。ここで2回目の食事を頼みました。今回は洋食でも和食でもなく、一風堂のラーメンにしました。
ANAビジネスクラスでは、1回目の食事の後は好きなときに軽食を頼むことができ、その中にこの一風堂のラーメンがあるんですね。今までラーメンを食べる機会はなかったのですが、今回はちゃんと食事をするほど食欲もなかったので、ラーメンで済ませることにしました。
ちなみに、味はまぁお店で食べるのとそんなに変わらないですよ。
そんなかんなでニューヨークに到着します。
ニューヨークの入国審査が大行列 そしてマンハッタンへ
ニューヨークには定刻よりも若干早く16:20頃に到着します。さぁ早く着いたしホテル向かうぞー!と気合をいれたものの、待っていたのは入国審査の大行列!
いやー、ニューヨークの入国審査は時間がかかるとは聞いていましたが、想像を超えていましたねー。結局入国審査の列には2時間以上並びました。
ちょうどこの日はJALの特典航空券の改正が発表された日で、あまりに暇だったためスマホで記事の下書きしながら過ごしていました。
入国後、私たちはホテルがマンハッタンのど真ん中であったため、”NYC Airporter”というバスでポートオーソリティ・バスターミナルまで出ようと思っていたのですが、バスの乗り場が、ANAが到着する第7ターミナルからは出ていないことがわかり、入国審査でもう疲れていたので、Uberで向かうことにしました。
Uberでマンハッタンに向かっている途中、ラガーディア空港のあたりから、正面にマンハッタンの高層ビルが見え始めてきました。ついに世界の中心がみえてきた!
JFK空港から車でちょうど1時間、ついにニューヨーク・マンハッタンの中心部、タイムズスクエアに降り立ちました!すごい人!
ここが世界の中心じゃー!とばかりに興奮します。しかし人が多いですねー。そして意外とそこまで暑くなくて安心しました。
次回はニューヨークで3泊したホテル「ニューヨーク・マリオット・マーキス」を紹介したいと思います。