私にとってのシンガポール最大のお楽しみといえばカジノです。これに異論は認めます(笑)。せっかく海外にいったのであれば日本ではできないカジノをやらないといけません。この日は、ガーデンズバイザベイのショー前と、食事の後にいってきました。結果はどえらいことになりましたが…
〈前回の記事〉
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目次
マリーナベイサンズのカジノは分煙化
シンガポールにはカジノが2箇所あり、一つはセントーサ島のリゾートワールドセントーサ内、もう一つがマリーナベイサンズです。マリーナベイサンズの特徴としては、2階がまるまる禁煙エリアであることです。これは嫌煙家にも愛煙家にもお互いメリットだと思います。
ちなみに、マリーナベイサンズのカジノの中にはドリンクバーがあって、ソフトドリンクは飲み放題です。また、ペットボトルの水も自由にもっていけるので、カジノのプレイをしなくても、水を補充できたりします(笑)
テーブルゲームのほか、ゲームセンター感覚のマシーンゲームもある
カジノには、大きく分けて以下のゲームがあります。
- ディーラーと向き合うゲーム(ブラックジャック、ルーレット、バカラなど)
- 機械と向き合うゲーム(スロット、ルーレット、バカラなど)
機械と向き合うゲームといえばスロットを思い浮かべますが、ルーレットや大小、バカラは、前でディーラーが黙々とプレーする様子がパーソナルモニターに中継され、タッチパネルでベットするゲームがあります。イメージ的にはゲームセンターの競馬ゲームが近いですかね?同じゲームでも、機械でやる方がミニマムベット(最低掛け金)が低いので、初心者はまずはマシーンでお試しすることをお勧めします。
私の主戦場はルーレットとブラックジャックなので、最初はマシーンでルーレットをやり勝負勘を回復させつつ、テーブルのルーレットでドカンと稼ぎ、今日はとりあえず200ドル稼ぐことが目標でした。ブラックジャックは翌日に、という流れで。
簡単にルーレットのルールを説明します
ルーレットのかけ方は、以下の方法があります。
インサイドベットの場合
- 一つの数字にかける
- 接する二つの数字にかける(5と8とか。この場合間にチップを置く)
- 一列、三つの数字にかける(25〜27とか。この場合その列と外側の境に置く)
- 接する四つの数字にかける(17.18.20.21とか。この場合4つの数字の真ん中に置く)
- 接する2列、合計六つの数字にかける(31〜36とか。この場合、外側、2ラインの間に置く)
倍率は、36からカバーしているマスの数で割ったものです。
アウトサイドベットの場合
赤or黒、奇数or偶数、1〜18or19〜36のほか、36の数字を3分割したエリアに置くことができます。
また、ルーレットにはタイプが2つあります。
- アメリカンタイプ(0と00がある、38マス)
- ヨーロピアンタイプ(0のみ、37マス)
当たり前ですが、両方あればヨーロピアンタイプで打つべきです。ただし両方ある場合、アメリカンタイプのミニマムベットが低いなど、差をつけていたりします。そうしなきゃみんなヨーロピアンで打ちますもんね。
勝負その1 100ドルのコーラを飲まされる
実はこのとき、ブロガーののんびり (id:nonbirimile)さんとトート (id:Tort)さんが先にシンガポールにいまして、お二人ともカジノに殺られたようなので、私が日本のマイラー代表として取り返す予定でした。
夜景みにいくまでの時間つぶしにウォーミングアップとして、15ドル程度をアウトサイドベット(赤か黒)に掛けることで勝負勘を取り戻そうと考えました。機械なので、お札をテーブルに入れればよいです。ゲーセンやパチスロと同じです。ゲームを終えるときは、CASH OUTのボタンを押すとレシートがでてくるので、それを近くにある支払い用の機械に入れればお金がでてきます。
負けたら次の掛け金を倍にすることで、資金が尽きない限り勝てる戦法(マーチンゲール戦術)もあるのですが、ウォーミングアップからそんなことはやってられません。前提条件である資金が尽きます。
当初は50ドルくらい勝っていたんですが、後半ダメダメでしたね。100ドル失ったところでウォーミングアップを終了し、ドリンクバーに向かい、コーラを飲んで撤収です。決して負け逃げではない、このあとガーデンズバイザベイのショーがあるからだ、と心に言い聞かせながら…。
このときは、2ラウンドに期待していましたが…
勝負その2 200ドルのコーラを飲まされる
中華を食べて満腹になったところで勝負再開です。先ほどタッチパネルのルーレットで勝負勘をとりもどした(?)ので、満を持してテーブルに向かいます。
テーブルのミニマムベットは以下の通りでした
機種 | インサイド | アウトサイド |
---|---|---|
アメリカン | 2.5ドル | 12.5ドル |
ヨーロピアン | 5ドル | 25ドル |
チップはテーブルで交換します。ルーレットの場合、カラーチップというミニマムベットにあわせたルーレット専用のチップと交換します。もちろん、普通のチップとも交換できますが。
最初はヨーロピアンタイプのルーレットで勝負しました。私はテーブルにいくとインサイドベットが基本になります(というか、テーブルでアウトサイドに貼る人はほとんどいない)。ミニマムベットが5ドルですので、5か所にチップを置けば25ドル。4回で来なかったら100ドルのマイナスです。けっこう激しい。
ここでも当初はプラス100ドルくらいはいきました。ただし、すでに100ドル負けているので、プラス100ドルなんてスタートラインです。こんなところでは引き下がれません。そんなこんなで、アッという間に100ドル分のチップは紛失しました。
あまりに早く飛んだので、ミニマムベットが2.5ドルになっているアメリカンタイプにテーブルを移動し、100ドル札をディーラーに投げ(やけくそ表現ですが、手渡し厳禁なのでこれが正しいのです)、チップの補充をするもトントンで進んでいきます。
このままでは埒があかないので、最後は全チップを赤に張ったものの玉は無常にも黒いところに落ちて試合終了。再びコーラとコーヒーを飲んでホテルに撤収です。この日の損失は300ドルなり。
陸マイラー三連敗ですからね。個人的にもちょっとありえないペースでの負け方ですし、このときは相当弱気になっています。カジノなんて負けるのが当たり前だ、というひとも言いますが、私は負けるつもりはこれっぽっちもなく勝負していますので。
深夜11時ですが、マリーナベイサンズからマリーナマンダリンまで外を歩いてホテルまで帰りました。徒歩15分くらいでしたが、大通りを通り、ホテル群の横を抜けていく感じですので、特に危険を感じることはありませんでした。人通りはあまりありませんが、欧米人?は歩いてますしね。夜景もきれいです。
とはいえ、海外の深夜なんて危ないのが基本なので、タクシー利用の方が無難かもしれません。距離的にかなり微妙なのですが…。
まとめ
お小遣い制の私にとって、初日から300ドルの損失はなかなかのものです。明日はセントーサ島のカジノにもいくので、ここで取り返す必要があります。
この日はカジノ終了後、おとなしくホテルで寝ました。翌日は朝からセントーサ島にある世界最大級の水族館に向かいます。
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