2006年の卒業旅行で訪れた、海外旅行デビューの旅行です。当時のブログを基に作ったHPを移行するにあたり、再編集して載せてみようと思います。全10回の長編になります。
卒業旅行で男6人で行ったイタリア・フランス。事件あり、感動ありの13日間!初日は移動のみですが、初日から海外の勝手の違いにはめられました。そのころ考えていたことをいかすため、極力、そのときの文言でお送りできればと思います。
そもそも、なぜイタリア・フランスなのか
大学4年の夏くらいから卒業旅行は考え始めました。学部のクラスの6人で行くことは決まっており、ほとんどヨーロッパに行くことだけは決まっていました。当時、卒業旅行といえばイタリアというイメージがあり、場所だけは先に決まっていたんですよ。
その中で、「ヨーロッパでサッカーを観る」というのがテーマに上がったんですね。その当時ははっきり言って興味なかったので、ふーんって感じだったのですが、うまくミラノでチャンピョンズリーグの日程にあい、チケットの確保のめどがたちそうだったので、その日にミラノにいるツアーを選びました。ちなみに使ったのは、今もあると思うんですが「ガクタビ」です。卒業旅行生専用のツアー。
そのツアーは、「イタリア周遊10日間、お買い物も観光も楽しもう」みたいなやつで、現地は基本的に全部フリーでローマ3泊、フィレンツェ3泊、ミラノ2泊のツアーで、フィレンツェ滞在中にはアウトレット2か所(The MallとPradaのアウトレット)に連れて行ってくれるツアーでした。オプションでパリ3泊がつけれるというものでこれもつけ、11泊13日の長旅になりました。
さて、この11泊13日のツアー料金がいくらだったかというと、なんと17万円(サーチャージ込み)!もちろん食事は一切ついていませんが、激安ですよね。それも往復JAL直行便です。今、この値段でJAL往復で取れるなら全力で取りに行きますよ(笑)
では、当時の旅行記に入っていきたいと思います。
旅行初日のおはなし
さて旅行初日。
11時に成田第二ビルに集合の予定だったんだが、俺と横浜市内に住む友人は見事に2人して約束の時間に遅刻するという。横浜から成田までの直行電車に乗るつもりだったんだけど、乗り遅れたので船橋から京成に乗り換えることに。この乗り換えが6分。普段なら余裕なんだろうが、スーツケース持っての移動。なんとか間に合う、って感じでしたね。
こんなところからこの旅の不安の暗示があったな…。
そして成田に着くものの、両替やチェックインに時間がかかってしまったため、12時のツアーの集合に見事に遅刻。なんか友人によると名前呼ばれまくってたらしい(笑)
今後、ちょくちょく友人というのが出てきますが、実は同じツアーにゼミの友達がいたんですよ。事前にゼミで卒業旅行の話をしていたので、このときはお互い同じツアーにいることは知っていたのですが、最初話していた時はびっくりしましたねー
ちなみに、ツアー参加者の男女比がほぼ1:1だった。これは正直言って意外だったね。アウトレットのツアーだけに、女の子が多いかなぁと思っていたので。
といっても、今回の旅行は別にナンパが目的でもなんでもなく、ウチのグループは他のグループと仲良くしようという気もなかったため交流は皆無。このメンバーは、大学でも言われていたのですが、社交性ゼロ、自分大好きな連中ですから(笑)ちなみに、旅行終盤になると男女間でも仲良くなっているグループがあったりしました。
今回の飛行機は奇跡的にも往復ともJALの直行便。ガクタビで直行便って、ちょっと珍しいみたいなんですよね。
機材がボーイング747で、今回は2階席へ。すっごく圧迫感あった。この時が初めての国際線ですが、エコノミー席はとにかく狭いんだね。
当時は、ローマにもミラノにもボーイング747を飛ばしていたんですよJALは。すごい時代だ…
機内食もこの時は写真を撮っていなくて、和食を食べたんだが、ウワサに聞いていた通りうまくない。ただ、あまりに腹が減っていたので完食はしたけれど。
写真は空からのものです。ロシア、長いですよねー。飽きる。
機内では寝たり、「男たちの大和」を見たり、「地球の歩き方」を読んだりして過ごす。ただ、行きは映画とかはオンデマンドではなかったので途中から見たりすることになるので正直よくわからなかったりもしました。
初の海外、イタリア・ローマに到着
そして現地時間18時頃にローマの空港に降り立つ。初の海外。日本語のない世界。ただ、下り立った時には感動がなかったな。
そうそう、ローマで飛行機から降りるとき、ゼミの友達からサッチーこと故野村佐知代氏が乗っていたことを聞く。そして確かに空港内で目撃。が、あんまり嬉しくない(笑)
ここからホテルまでバスで移動。始めて海外に来た実感をかんじたのは、パスポートにはんこを押してもらったときよりも、車が右側を通っていることで、この時海外に来たことを激しく実感。
さあて、ここで急に話が変わりますが、添乗員・通称ナターシャ氏の紹介。本名?忘れたよ(笑)
添乗員としてはいい人だと思う。バス関係のアルバイトで添乗員の人とは交流したけれど、適当な人多いからね。少しでもいい旅行にしよう、とちゃんと考えてくれている人ですね。まあ適当なところも多いけど。
交渉力:それなりにある方だと思う。←7日目にでてきます
語学力:英語は問題ないけどイタリア語できません。←8日目にネタ的にでてきます。
現地事情:特急に無賃乗車させてました(爆)←8日目に詳しく。
1時間弱でホテル到着。今回泊まったのは、ホテルフレミング(写真のとおり)。
立地★★★☆☆
部屋★★★☆☆
サービス★★☆☆☆
朝食★★☆☆☆
ってとこでしょうか。
で、部屋に入った後、外出するために外の階段を使ったんだが、ここで初の試練。降りたはいいものの、外の階段からでは外に出れないので上まで戻ったんだが、扉を開けようとしても、
ガチャガチャ!開かね!!
となってしまいました。運よく、ガラスの扉の向こうに日本人がいたので、なんとか気づいてもらって内側から開けてもらったんだが、もしいなかったらと思うとぞっとする。海外初日から何やってるんだか。
ただのアホですね
明日からは観光だ。時差ぼけもそんなに感じずに頑張れそうです。
今振り返って思うこと
なんて社交性のない連中だ!って感じですね。せっかく40人くらいいて、同じ年の連中が集まったんだから、もっと仲良くなっておけばという感じですよね。出会いがあったかもしれないし(爆)
この後、添乗員つきツアーは3回利用したのですが、(トルコ(友人と)、ヨーロッパ周遊(親と)、チュニジア(友人と))トルコとチュニジアではそれなりに仲良くなりましたよ。友人は同世代の女の子と連絡先ちゃっかり交換してたし!(俺の知らないところで)
そんなこんなんで、初日はただの移動だけでしたが、翌日からはがっつり観光していくことになります。
とりあえず、卒業旅行に行く若い人に告ぐ。同年代でわいわい行く旅行はこれが最後だから、仲良くなれそうならなっておけ!
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