北海道の玄関口となる新千歳空港。新千歳空港のターミナルには、たくさんの施設が入っており、個人的には国内で最もターミナルが充実していると思います。
空港って、お土産を買って、食事して、飛行機に乗る場所くらいの感覚が普通だと思いますが、ちょっと新千歳空港は次元が違くて、大人から子供まで楽しめる空港となっています。そんな新千歳空港に、ひょんなことから6時間滞在した私が紹介したいと思います。
目次
まずは新千歳空港の歴史を ヒストリーミュージアムへ
ターミナルの3階には、新千歳空港の歴史を振り返る展示コーナーがあります。旧千歳空港から新千歳空港の発展の経緯を学ぶことが可能です。コンパクトに内容がまとまっており、短い時間で空港の歴史を学べるのはいいですね。
空港の歴史だけでなく、JALの歴代CAユニフォームの展示や、いくつかの機材についての解説も触れられています。個人的には5代目CAユニフォーム(右から3つ目)がお気に入りです(誰も聞いてない)
展望デッキに向かう
ヒストリーミュージアムの奥にある階段を上るとそこは展望デッキ。展望デッキではフライトの発着をみることが可能です。ちょっと天気が悪かったのは残念ですが、天気がよいときには眺めもよさそうですね。北海道の新鮮な空気を吸いながら飛行機を眺めるのは贅沢だと思います。
私が展望デッキにあがったときは、バニラエアが離陸し、手前ではエアドゥがけん引されているところでした。国際線も多い空港ですので、様々な航空会社の飛行機を眺めることができます。
大空ミュージアムは子供が喜びそう
大空ミュージアムは航空の体験をするとともに、飛行機に携わる人の仕事を学ぶスペースとなっています。
このように4つの職種の解説があったり、子供サイズのCAさんの制服をみにつけて写真を撮ることができるエリアがあったります。
飛行機のエンジンやタイヤが展示され、その大きさを体感することができたり、その横にはフライトシミュレーターがあります。
そのほか、様々な航空会社のお土産も販売しています。子供向けのおもちゃも売っており、もう少し大きくなったら買い与えたいと思う親ばか心でした(笑)
スマイルロードは子連れには最高のエリア
国際線ターミナルと国内線ターミナルをつなぐエリアにあるのが、「スマイルロード」というところです。こちらには、「ロイズチョコレートワールド」、「ハローキティハッピーフライト」と「どらえもん わくわくスカイパーク」の3つの施設があります。
ロイズチョコレートワールドは限定チョコやミニ工場見学が可能
ロイズチョコレートワールドは、チョコレートで有名なロイズのお土産が購入できるほか、ベーカリーや工場が併設されているスペースです。ベーカリー併設ということで、その場でパンなども食べることが可能です。
私も一番人気のチョコクロワッサンを、サッポロクラシックとともにラウンジでいただきました。やっぱりチョコレートの会社が作るクロワッサンなだけあって、チョコレートが濃厚でおいしかったです。サッポロクラシックに合うかどうかは置いておいて…。
また、チョコレート工場が併設されており、空港の中でプチ工場見学をすることが可能なんですね。さらに、この工場で作成された商品が限定で販売されていたりもします。今回お土産でも購入してみました。
このほか、チョコレートの歴史を学ぶコーナーもあります。その昔、チョコレートは飲み物からスタートして、チョコレートを「食べる」のは、ここ200年ほどの歴史なんですね、とか学べます。
ハローキティハッピーフライトでキティちゃんと旅にでる
ハローキティハッピーフライトは、有料ゾーンと無料ゾーンがあります。今回はわたくし1人ですので、無料ゾーンだけをちらっとみてきました。
有料ゾーンは、CAに扮したキティちゃんが、世界のあちこちで待っているサンリオキャラクターを訪れながら、世界中をまわるというコンセプトで、旅気分を味わえるフォトスポットを楽しむことができるようです。女の子とかなら喜ぶのかな?
また、無料ゾーンにもキティちゃんと遊ぶスペース(ハッピーフライトパーク)や、カフェなどもあり、キティちゃん好きならたまらないエリアでしょう。
ドラえもん わくわくスカイパークでドラえもんの世界へ
ドラえもんわくわくスカイパークもハローキティと同様、有料ゾーンと無料ゾーンがあります。
有料ゾーンは、そこまで飛行機や旅と密接したものではなく、ドラえもんのアイテムにまつわる体験やミニゲームなどがあったり、グリーティングゾーンがあったりといった要素のようです。
また、キティちゃん同様、無料のゾーンでも遊ぶことができます。
こちらにはドラえもんカフェもあり、ドラえもんが描かれた料理や、たい焼きも販売されています。このあたりはばっちりですよね(笑)一部はテイクアウトできるようです。
4階には温泉と映画館 もはや空港を超越している
4階には映画館と温泉があります。映画館は地元の方向けなのかな?さすがに、通常運行のときは観光客が空港で映画をみるとは思えませんが、雪で欠航しているときとかは大混雑になるのでしょうね。
本格的な入浴施設の新千歳温泉もあります。
足湯がある空港はいくつかありますが(北九州空港・鹿児島空港など)、温泉施設がある空港は日本では新千歳空港だけではないでしょうか。なかなか本格的な施設ですよね。
入浴料は1,500円と決して安くはないですが、中は大江戸温泉のように浴衣に着替えてリラックスできるようになっており、非常に快適に過ごせました。
ラーメン横丁では10店が出店していて好みの味を楽しめる
北海道といえばラーメン!ということで、ラーメン横丁もちゃんとあります。出店しているのは全部で10店舗です。
- 弟子屈ラーメン
- 鷹の爪
- らーめん空
- けやき
- 一幻
- 梅光亭
- 開高
- 白樺山荘
- あじさい
- 雪あかり
なおぶっちぎりで一番混んでいるのか一幻でした。
今回どのお店のラーメンを食べるか悩んだんですが、今回は朝から天ぷらを食べ、ANAのプレミアムクラスで昼食を食べてそこまで食欲がなかったので、塩ラーメンをいただくべく、函館のあじさいさんでいただきました。
やっぱり塩ラーメンはあっさりしてて安心します。
なぜかこの前日に、同行者のとある趣味により福岡空港で食べた時の写真なのですが、弟子屈ラーメンも出店しています。ネギが入っていないことには触れないであげてください!
お土産購入エリアも広い
新千歳空港のお土産エリアは非常に広いですねー。そして北海道お土産は本当に悩みます。
私の今回のお土産はこんな感じです。先ほど紹介したロイズのチョコレートのほか、現在北海道みやげで大人気のハスカップジュエリー、そして黒い恋人を購入してみました。「恋人」に「黒い」をつけると、腹黒い恋人みたいな感じで嫌になってしまいますが、ここはネタで(笑)いや、おいしかったですけどね。
また、北海道限定グッズの一環として、北海道の萌キャラである雪ミクのお店もあります。また、向かいのプロント(カフェ)では、雪ミクとコラボしたメニューが販売されていました。
おまけ ノーザンパークもバスで無料で行くことが可能です。
新千歳空港から15分ほど離れたところに、ノーザンホースパークという施設があります。これは、競馬で有名な「ノーザンファーム」が運営しており、気軽に馬と接することが可能な、さまざまなアクティビティやイベントを催している施設になります。
例えば、ポニーのショーが開かれていたり、有名な馬の展示があったり、はたまた一部の引退した競走馬をみたりすることもできます。
競馬関係の施設以外にも、サイクリングコースがあったり、パターゴルフができたりと、自然のアクティビティを楽しんだりすることもできるんですね。
この「ノーザンホースパーク」までは、新千歳空港から無料送迎バスが1時間に1本でていますので、千歳から訪れると非常に便利になります。
まとめ
新千歳空港を全力で楽しんでみました。大人も楽しめますが、とにかく子供が楽しめる空港です。あっと言う間に半日潰せると思います。
遊び、食事、癒やしと何をとっても日本の空港でナンバーワンでしょう。北海道観光は盛りだくさんで、空港で遊んでいる時間なんてないかもしれませんが、ぜひ、新千歳空港での滞在時間を作ってみてはいかがでしようか。
わざわざその映画館で映画観ましたよー。
聖地巡礼としてw
とーますさん
コメントありがとうございます!
聖地って!やはりブログを書くには映画を一本みておくべきだったか(笑)