2017年7月に、SFC修行のためバンコクにいってきました。このとき、タイの禁酒令と重なりましたので、そのときの状況も併せて記事にしたいと思います。
目次
タイの禁酒令について
仏教国のタイは、仏教のイベントによって変動する祝日があります。これらの祝日のうち、いくつかは禁酒令とされており、お酒の販売、提供が禁止されます。以下に2017年と2018年の禁酒日を列挙します。
2017年の禁酒令の日
- 2月11日(土)(満月の日) マカブーチャ(万仏祭)
- 5月10日(水) ヴィサカブーチャ(仏誕節)
- 7月 8日(土) アサラハブーチャ(三宝節)
- 7月 9日(日) カオパンサー(入安居)
- 10月5日(木) オークパンサー(出安居)
2018年の禁酒令の日
- 3月 1日(木) マカブーチャ(万仏祭)
- 5月29日(火) ウィサカブーチャ(仏誕節)
- 7月27日(金) アサラハブーチャ(三宝祭)
- 7月28日(土) カオパンサー(入安居)
- 10月上旬 オークパンサー
※このほか、国政選挙があると前日と当日が禁酒となるようです。
禁酒令は年に何回かあるんですが、今回、年に一度の「二日連続禁酒令」とバンコク修行がぶつかってしまいました。うーむ、発券前なら日程を変更しますが、気づいたのはキャンセル料ががっつりかかるタイミング。もう行くしかありません。
旅作を利用した修行
今回は、旅作を利用したバンコク修行を行いました。旅作とは、ANAのHPで購入できる、「航空券とホテルのパッケージ」です。自由に便とホテルを選んで商品にすることができます。ただし、ホテルに2泊することが条件となっています。最低2泊以上の行程をたてる必要があります。
で、この旅作ですが、なぜか普通に航空券を購入するより安くなることがときどきあります。今回はSFC修行上、最も効率のよいプレミアムエコノミークラスでみていきたいと思います。
例えば、この日程でプレミアムエコノミーをとると12万円台になっています(実際にはこれに数千円の諸税が乗ります。)
一方、同じ便を選択して航空券を買うと、15万円台になっていますね。航空券だけを購入するより、ホテルも一緒のパックツアーの方が安いという逆転現象が起こります。もちろん、ANAの場合であれば獲得できるPPはどちらも100%換算なので同じになります。
確か、私が選んだ日も、航空券単独だと13万円台でしたが、旅作で航空券+最も安いホテルを選択すると12万5千円だったんです。
旅作のデフォルトで表示されるホテルは、お世辞にも快適とはいえないホテルなんですが、航空券単体よりも安かったので旅作で申し込みをし、ホテルを別途予約しました。
なお、使わないホテルも一応チェックイン、チェックアウトをしましょう。このようなパック旅行のルールは、往路航空券、ホテル、復路航空券を順番に使うことが条件で、ホテルを使わない場合、ツアー離脱とみなされ、復路航空券の使用ができない可能性があります!
今回の修行では、前後に沖縄を挟むのがだるかったので、東京~バンコクの往復のみとしました。合計9,406PPを獲得し、費用はホテル込みで125,000円程度でした。PP単価は13程度になります。ちょっと単価が高いですが、スカイコインで支払っていますし、バンコクに行きたかったのであまり気にしていません。
NH849便でバンコクへ
当日は早出出勤に切り替え、16時に仕事を終わらせました。お酒の販売がされないということで、最初、モニターで購入した頂を持ち込もうと思いましたが、荷物になるのでさすがにやめました。
早速羽田空港に向かいます。今回、プレミアムエコノミーを利用したSFC修行のため、ANAラウンジを利用することができます。そこで、ラウンジで軽くカレーを食べながらお酒をいただきます(グラスはジントニックです)。
夏の夜行便にかかせないのがシャワーですが、カウンターに利用を申し出たところ、大混雑で39人待ちでした。今回は一度家に帰って、シャワーを浴びてから羽田空港にきましたから、最悪浴びれなくても大丈夫ですが、これが沖縄タッチを挟んでいたら酷いことになっていたでしょう。
ANAラウンジにシャワーは7ブースありますので39番目だと6回転になります。自分の番が来たのは2時間45分後でした。搭乗30分前、なんとかシャワーをあびて出発です。
【羽田国際線のカードラウンジでシャワーを浴びることができます】
www.issy-style.com
シャワーを浴びたら急いで搭乗口に向かいます。ちょうど優先搭乗が開始されたところでした。今回、ダイヤモンド優先搭乗は最終的に15人くらい、プラチナステータス、ビジネスクラスの数は数えるのが面倒になりました。それくらいANAの上級会員が多いということですね。
今回もPP換算率が100%のプレミアムエコノミーを利用しています。食事は朝も含めてパスすることをCAさんに伝え、飛行機に乗り込んだら速やかに就寝しました。
スワンナプーム到着
スワンナプーム国際空港には、定刻よりも少し早く到着しました。しかし、バンコクの入国審査は非常に時間がかかります。ビジネスクラス搭乗の場合、ファストレーンのチケットをもらうことが可能ですが、プレミアムエコノミーではもらえませんので、大人しく大行列に並びます。入国カードを紛失して書き直したりしたため時間がかかり、入国まで1時間近く要してしまいました…。
ちなみに、禁酒令が始まっていますが、スワンナプーム国際空港の入国前エリアではお酒を売っていました。ここまでは禁酒令は及ばない様子です。もし必要であれば、こちらで購入することをお勧めします。
入国後、現地通貨のタイバーツを入手するため、空港の地下で両替をします。バンコクの空港の両替レートは酷いぼったくりなのですが、空港地下の両替所(Happy RichやSuper Richなど)は市内と同レベルの優良レートです。はっきりいってキャッシングよりもレートがいいので、こちらで両替することを強くおすすめします!
両替終了後、鉄道の始発までしばし待ちます。私はバンコクのタクシーが大嫌いなもので…。朝6時が始発です。
シェラトンホテル
今回泊まったのはスクンビットにあるシェラトングランデです。詳しくは別記事に書きましたので、そちらをご参照ください。
なお、禁酒日情報ですが、シェラトンのホテル内は、一部レストランはクローズ、残りのレストランはノンアルコールで営業とのことでした。
ミニバーのお酒は飲むことが可能です。プライベートエリアまで規制があるわけではありません。
夜はルネッサンスバンコクでお酒を嗜む
昼は子供服を調達したり、ホテルのプールでぼーっとしたり過ごしていました。とにかくシェラトングランデのプールは快適です。プールサイドベッドで熟睡してしまいました。
少しバンコクを散歩したのち、「ルネッサンスバンコクラッチャプラソーンホテル」に向かいました。実はこのときバンコクに滞在している、おたふくさん(id:i-yuki123emon)、さくさん(id:starflight) と食事をするためです。
禁酒令中なので食事の場所もどうするか悩みましたが、ルネッサンスバンコクラッチャプラソーンホテルのラウンジは、禁酒日ですがお酒が提供されていましたので無事に乾杯をすることができました。お会いしてみたかった美女2人と食事ができて、とても幸せな気分になりました。
2日目はスパを受ける
二日目は、バンコクを訪れたらいつも行く「マイ・スパ」にいってきました。
場所はバンコクの中心部、Asok駅のすぐ、泊まっていたシェラトングランデの隣のビルの3階に入っています。とても便利な立地です。
今回も、前日にお店に電話をし、以下のメニューをお願いしました。電話は日本語対応しています(日本語直通:+66 81 620 8723)
JCBジェントルマントリートメント(3時間10分)
通常料金3700THB ⇒JCB優待料金 2700THB
<内容>
- ドライサウナ&ソルトorミルクバス(30分)
- ディープティシュースポーツマッサージ(100分)
- マンフェイシャル(60分)
相変わらずの激安です。9,000円でこのコースを受けることが可能なのですから。
前回訪問したときと比べ、サウナがミストサウナからドライサウナに変わっていましたが、他は特に変化はありませんでした。なお、JCBのホームページからこのクーポンは消えています(たぶん改装して一時休業した際に消えたものと思われます)が、現在もこのクーポンを利用することができましたので、電話で予約する際に、「JCBのジェントルマントリートメントコースで」とお願いすれば大丈夫だと思います。
もちろん女性向けのコースは非常に充実しています。詳しくは以下のオフィシャルHPからご確認ください。オーナーの女性は日本人ですし、施術される方も簡単な日本語は分かるようです。
my-spa.com
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マリオットホテルへ移動
今回はホテルホッピングということで、1日目と2日目でホテルを変えてみました。2日目に泊まったのは、「バンコク・マリオット・ホテル・スクンビット」ホテルです。中心部から若干離れるものの、値段の割に豪華ということで人気のホテルです。
マリオットゴールドを保有しているので、部屋もアップグレードしてもらいました。やはり快適な部屋での滞在は幸せな気分にさせてもらえますね。
夕方になったので、お酒を楽しみに夕方のカクテルタイムにラウンジにいってみたものの、こちらのホテルは禁酒日ということで、お酒の提供がありませんでした。同じマリオットグループでも、昨日のルネッサンスとは対応が違うのですね。
なおラウンジでの食事は日本食フェアなのか、日本食ばかりでした。かにかまサラダ、寿司、野菜天ぷら、照り焼きチキン、〆はうどんです(笑)
夜、再びオフ
2日目の夜は、同じホテルに泊まっていたエドさんとオフ会をしました。
twitter.com
会場はマリオットホテルの屋上にあるルーフトップバーという、とてもおしゃれな場所にしました。男2人の密会の場所に適しているかは別問題ですが…。
もちろんお酒は提供してもらえないのでノンアルコールカクテルで乾杯です。
エドさんはエアチャイナを活用した修行に励み、色々と痛い目にあっているようで、色々とお話を聞くことができました。今回バンコクに来る際もディレイしたとか…。自分が順調にエアチャイナ修行をクリアしたので、失敗談を直接聞くことができたのは貴重でした。
アルコールなしでは若干物足りないので、エドさんに連れていかれて中心部にあるコリアンタウンへ向かいました。こちらでは、禁酒日でも隠れてお酒を出してくれるお店があると、タクシーの運転手に教えてもらったいうことで連れて行ってもらいました。お店に迷惑がかかるので伏せますが、店舗の2階ではビールを提供してもらえました。
タイガービール、おいしかったですねぇ…。
帰国へ
飛行機が9:50の便なので、5時半に起床し、6時からラウンジで朝食です。もともとあまり朝は食べないので軽く。デニッシュとベーコン、そしてマンゴーのみいただきました。
その後6時半にチェックアウトしました。空港まで、普段は鉄道を利用するのですが、今回は雨も降っていたのでタクシーを利用しました。タクシーの値段交渉は本当に疲れますね…。当初、500バーツとかふっかけてきたのですが、雨も降っているので400バーツで妥協しました。ただ、高速を使わず下道で空港に向かいましたが…。
帰りのフライト、特に変わったことはありませんでしたが、隣の座席の人が、CAさんにやけに偉そうな物言いをしていて不快だったことを一筆添えておきます。おかげで最後不快になりました…。
まとめ
バンコクのプレミアムエコノミー修行、単価は12~13程度と決してよくはないですが、ホテルライフを楽しむことができました。バンコクに修行で出かける方は、ぜひホテルライフを楽しんでもらえればと思います。
また、スパも非常にお勧めできます。男性でもぜひ受けに行ってみてください!
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美女!?笑
身にあまる光栄なお言葉、ありがとうございます!
バンコクオフ会、楽しかったですねー!issyさんとお会いできて良かったです♪
さくさん
コメントありがとうございます!
バンコク、短い時間でしたが楽しかったですね!ありがとうございました。
話足りないことも(私は)ありましたので、もしよければまたの機会によろしくお願いいたします!