プリンススマートイン那覇宿泊記 その名の通りスマートな滞在ができました

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2024年の6月に沖縄・那覇にあるビジネスホテル「プリンススマートイン那覇」に宿泊しました。

那覇はビジネスホテルが非常に多くどこに宿泊するか悩みます。今回宿泊したプリンススマートインはその名の通り、非常にスマートな感じのホテルでした。旅行客にも色々便利だったので紹介できればと思います。

プリンススマートイン那覇の概要

プリンススマートイン那覇は、2022年に那覇・美栄橋エリアに新しくできた宿泊に特化したホテルです。

プリンススマートインはプリンスホテルのブランドの一つで、機能性と利便性を重視し、宿泊に特化したシンプルなホテルになっています。

プリンススマートイン那覇の概要
  • 住所:沖縄県那覇市松山2丁目4-13
  • CHECK-IN 3:00P.M.~
  • CHECK-OUT ~11:00A.M.
  • 客室タイプ:スタンダードツイン (17㎡/115室)、スタンダードダブル (14㎡/32室)、ユニバーサルツイン (25㎡/2室)

特徴としては、ビジネスホテルクラスの価格帯のホテルではあるのですが、客室はツインが多く115室もあります(全体の7割)。ということで、宿泊特化ということでビジネスホテルにも思えるのですが、割と旅行でも使いやすいお部屋になっているともいえるホテルです。

実際、私が宿泊したときはお友達で来てるのかな?という感じの方が日本人・外国人を含めて多かったですね。

アクセスは良好

プリンススマートイン那覇の立地ですが、ゆいレールの美栄橋駅から徒歩4分と非常に便利なところにあります。国道58号線沿いということもあり、車でのアクセスも抜群です。

美栄橋駅周辺ってどこに行くにも便利な場所なんですよね。ホテルからは、松山の繁華街まで徒歩5分、国際通りまで10分強と食事には困らないです。また、県庁前まで徒歩10分なのでビジネスにも利用しやすいですし、美ら海水族館にバスに行くにしても県庁北口のバス停まで15分程度、離島にいくにしてもとまりんまで徒歩5分と、お出かけするにもよい立地と言えるでしょう。

松山周辺のように治安が悪かったり夜中まで賑やかだったりもせず、落ち着いて過ごすことができます。

値段帯も比較的廉価

ホテルの宿泊価格は1万円程度の日が多く、ハイシーズンでもそこまで爆上がりしないイメージです。表示しているのは2024年7月に一休でスクショした9月の2名1室の料金なのですが、連休であってもツインで1泊1室15,000円以下となっており、平日であれば1万円以下となります。

那覇は明らかに安いビジネスホテル(ロコイン等)がありますが、最近、ホテルの価格は総じて高くなっている中、軽朝食もついていますし、2か月前でこの値段であれば、比較的お手軽な金額ではないでしょうか。かなりコスパがよいと思います。

実際に泊まってみた

では、実際に宿泊したときの様子について、簡単にではありますが紹介していきたいと思います。

美栄橋から歩いてホテルの中に入るとホテルがみえてきました。周りにもいくつかホテルがあるのですが、それらに比べて外観からおしゃれだったりします。

ロビーは新しいホテルということもあり、とてもスタイリッシュになっています。天井が広いので非日常感があります。待合スペースもありますし、奥のほうには滞在中にお客さんと会うにも便利なカフェスペースがあります。

撮影したのが宿泊客のない夜中なので暗いですが、昼間は全面窓ガラスになっていますのでもっと明るい感じになっています。

チェックインは自動チェックイン機のみでの対応となっています。人手不足対策でしょうかね。

私は別予約2本で1泊ずつ取っていたのですが、こういった面倒な案件についてはスタッフを呼んで対応してもらうことも可能です。今回はホテル側のご厚意により、予約を1本にまとめてもらい、遠しで2泊同じ部屋を利用することができました。ありがとうございました。

注意
無人チェックイン・チェックアウトのため、エアポーターなどの手荷物空港発送サービスは対象外になります。

また、チェックイン前、チェックアウトの後に荷物をロッカーに預けることも可能です。30以上ありますのでそこまで争奪戦にはならないかなと思います。大きさもスーツケースを想定していることから大き目に作られています。

チェックインの前に荷物を預ける場合はチェックイン機で、チェックアウトの後の場合は、スタッフの方に別途QRコードを発行してもらい、それを機械にかざして使用します。

アメニティは1階のエレベーター横から持っていく形になります。

パジャマや歯ブラシのほか、この後触れますがペットボトルのお水やコップも部屋にはないのでこちらから持っていくことになります。逆にいえばペットボトルはビジネスホテルだとあっても1人1泊あたり1本かなと思いますがご自由に、という感じになっています。南国沖縄ではとてもありがたいことです。

また、電気ケトルも部屋には備え付けがないため、お湯は一回のポットでもらっていきます(一応備品レンタルとしてはあるようです)

部屋の様子

今回宿泊したのは、ホテル全体の部屋の7割を占めるツインルーム(17平方メートル)になります。

部屋全体がコンパクトにな作りになっています。17平方メートルということで部屋自体は広くありませんが、天井が高いことと機能的なつくりになっているので狭さを感じることは滞在中ありませんでした。天井が打ちっぱなしになっているのは最初びっくりしましたが、確かにその方が天井高くなりますしね。

ベッドの寝心地も硬すぎず柔らかすぎずでちょうどよい感じ、万人好みな感じになっていると思います。

部屋も清潔感があり、きれいですごく快適でしたね。2連泊しましたが掃除もばっちりしていただけました。

ベッド周りに電源がないようにみえて一瞬焦ったんですが、ベッドの上にコンセントとUSB-Type-Aのプラグがありました。引き出さないと見えないんですよねー。Type-Cのプラグはなかったのでそこは注意が必要です。

テレビは部屋の大きさの割に大きくてGoodです。BSも含めて視聴することができるほか、新しいホテルなのでYouTubeやAbemaなどもみれます。ホテルでゆっくりテレビを見たりする方はこれいいですね。BSが入ってれば週末の競馬も楽しめる(笑)

また、ファイヤースティックなどを刺すHDMIも刺しやすいところにあるのも便利です。最近壁掛けのテレビが増えてうまく刺せないホテル多いんですよね…。一方でミラーリングには対応してなさそうな感じでした。

どうしても部屋が狭いのでソファ等が入りませんが、小さいテーブル1つとイスが2つあります。パソコン作業はできる程度のスペースと電源プラグ2つがありますので、仕事もここでできそうです。

洗面台は廊下に設置されています。タオルやドライヤー、石鹸の設置はありますが、ここでびっくりしたのがコップがないことです。さすがにコップがないのはびっくりしましたね。

紙コップが1回のアメニティセットのところにあるのですが部屋にコップないので必要であれば必ず持ってくる必要があります。

冷蔵庫、セーフティーボックスのほか使い捨てタイプのスリッパはあります。

一般的なビジネスクラスのお部屋と比較してないのが電気ケトルでしょうか。一応レンタル備品の中に記載はあったのですが、部屋には備え付けがありません。お湯が必要な場合はレンタルするか、1階のアメニティ

試しにホテルのWi-Fiの速度を測定してみましたが、なかなかの速度を記録しました。

シャワーはブースタイプになってます。個人的にはシャワーカーテンが苦手なので、ブースタイプなのはとっても嬉しいです。沖縄であれば湯船に入ることもあまりないので全然ありだと思います。ホテルに大浴場はないので、お風呂に浸かりたいという人は選択肢から外れるかなと思います。

ただ、ブースタイプの数少ないデメリットとして脱衣スペースがないんですよね。一人利用なら全く気にしなくて気づかなかったのですが、執筆時によくよく考えてみたら一緒に行く人によっては色々困るんじゃないかなと思いました。一応、部屋と廊下の間にカーテンがあるので、そこで仕切ることは可能ですが…。

シャワーがブースになったのでトイレもバスと別になります。これもありがたい。

ちなみにトイレは電気がセンサー感知による自動照明になっているのですが、姿勢によっては反応せずに真っ暗になり困りました(笑)

館内設備について

ここからはお部屋以外の施設について紹介していきます。プリンススマートイン那覇は滞在に特化したホテルですので、プールやジムといった施設はありません。また夕食を食べられるようなレストランも入ってはいません。

5階にはコインランドリーが2つあります。料金は洗濯から乾燥までの基本セットが600円、洗剤は自動投入なので不要です。

部屋のテレビから利用状況を確認することが可能です。二台しかないのでなかなか混み合いがちになりますのでこれは便利ですね。

4階には自動販売機と電子レンジがあります。料金はそこまで高くないので、コンビニにでなくてもここにある飲み物であればよさそうですね。

一方で自動販売機での販売物にお酒はありません。お酒飲みたい場合は、ホテルを出てすぐ横にコンビニ(ファミリーマート)があるので、こちらで購入することになるかなと思います。

全員提供の軽朝食はパンとコーヒー

プリンススマートイン那覇は、宿泊者全員に朝食が提供されます。朝食提供時間は朝6:30~9:30となっています。

朝ごはんは宿泊者全員に提供されます。1階にあるALLY’S 58street Cafeで宿泊のカードキーを提示することで提供されます。

食事はホットドッグやエッグドッグなどの調理パンとコーヒーやなどのドリンクのセットになります。ドリンクは追加料金でラテなどに変更することも可能です。

私が滞在した日にはなかったですが、他の方の宿泊記をみるとタコスサンドなども見かけるので、メニューは入れ替わってる模様です。

そう、私がビジネスホテルの朝食に求めるものはこれなんですよ。ビュッフェではなく、おいしいパンとコーヒーがあればそれでいいんですよ。

リゾートホテルや高級ホテルであれば、種類が多くて質の良いビュッフェを楽しんでもいいのですが、言葉は悪いですがビジネスホテルの中途半端なビュッフェなら、こちらの方が個人的には嬉しいです(もちろんJALシティ宮崎など、ビジネスホテルでも朝食メッチャ頑張っているところもありますのでそういうところではしっかり食べます)

前日の夜もお店を梯子したり、またお昼ご飯もおいしいものを食べにいこうなんて考えているとこれくらいで私にはちょうどいいのです。

まとめ

沖縄に2022年新しく誕生した宿泊特化型ホテル「プリンススマートイン那覇」に滞在したところ、なかなかアリかなと思ったので紹介しました。

宿泊特化型ホテルということで、自動化やエコ対策で若干不便なところはありますが、機能性は最新ビジネスホテルのように高く、部屋はビジネスホテルより一回り広くオシャレで快適な滞在になるかなと思います。脱衣場問題や朝食がっつり食べたい人問題はありますが、この2つさえクリアできれば特に他に気になることはなかったです。

立地がよく値段的にも比較的コスパがよいので、次回以降の宿泊候補地にもなるかなと思っています。