2019年の初夏に、JALマイルを使ってハワイアン航空のビジネスクラスに搭乗してきました。
2018年にJALとハワイアン航空の提携が始まった直後、特典航空券がなぜか取れ放題だった時期がありまして、「これは!」ということで勢いでマイルで3人分のビジネスクラスを発券したやつです。
ビジネスクラス搭乗ということで航空会社のラウンジが使えるわけですが、ハワイ出発時にはコードシェアをしているJALのサクララウンジは使えないため、ハワイアン航空のプルメリアラウンジを利用してきました。
そこで今日は、ハワイのホノルル空港のビジネスクラスラウンジであるプルメリアラウンジを紹介したいと思います。
ホノルル空港プルメリアラウンジの入室資格
ホノルル空港プルメリアラウンジの入室資格は、
- ハワイアン航空ビジネスクラス利用者
- ハワイアン航空エコノミークラス利用者で利用料(30〜40ドル)を支払った人
- プライオリティパス所有者
になります。
プルメリアラウンジは、ハワイアン航空のビジネスクラスに搭乗する場合のほか、エコノミークラスに搭乗する場合でも、利用料(一般40ドル、上級会員30~35ドル)を支払えば利用することが可能です。
また、プルメリアラウンジは、2016年からプライオリティパスでも利用できるようになりました。
プライオリティパスを持っている人は、航空会社や搭乗クラス(ビジネスクラスか、エコノミークラスか)を問わず、無料でプルメリアラウンジを利用することができます。
プライオリティパスとは、世界中の500の空港の1,200ものラウンジが利用できるパスです。主にプラチナカードに付与されいていることが多く、このカードのうち「プレステージ会員」であれば、ラウンジの利用が無制限で使い放題になります。
楽天プレミアムカード、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード、MUFGプラチナカードなど、多くの上級ゴールドからプラチナ級カードには、プライオリティパスのプレステージ会員になる権利がついています
ホノルル空港プルメリアラウンジの場所
ホノルル空港のプルメリアラウンジの場所は、われわれ日本人が行くには、ちょっとわかりにくい場所なのでまずは地図で説明したいと思います。
ハワイアン航空のプルメリアラウンジは、地図右側にあるハワイアン航空のメインターミナルであるターミナル1の、A15とA16の間あたりにあります。
一方、ハワイアン航空でも日本に向かう飛行機は、ターミナル2のLOBBY4にチェックインカウンターがあります(2019年からターミナル2に移設されました)。
ということで、日本行きの飛行機に乗る人がプルメリアラウンジを使う場合、出港後エリアでターミナル2からターミナル1(地図でいうと左上から右下の方向)に移動しなくてはなりません。
この距離がなかなか遠いんですよね。私は子連れで歩きましたが10分以上かかりました。
あと、出国審査を抜けてからプルメリアラウンジの標識が途中まで一切ないので迷子になります。
方向としては、ひたすらゲートAの方向に進みターミナル1に入ればラウンジの標識があります。
そんでもって、ハワイから日本に向かう便は、ターミナル2に近いエリアからの出発が多かったりします。今回、私が搭乗したハワイアン航空の羽田空港行きは、ゲートD1からの出発ということで、再びターミナル2に戻ることになりました。
ホノルル空港プルメリアラウンジに潜入
かなり遠くてバタバタしましたが、無事になんとかプルメリアラウンジに到着しました。
とはいえ、搭乗開始25分前ですので、ささっと滞在したいと思います。
先ほども書きましたが、プルメリアラウンジは、ターミナル1という離れたところにあるうえに、表示されている階段からかなり離れたところの、とにかくわかりにくいところにありました。
それでも文句を言っていては始まりません。受付で航空券を提示し、中に入りましょう。
私が訪れた時間は、ラウンジの中はガラガラでした。というのも、日本行きの飛行機に乗る人はもう搭乗口に向かってしまっていますからね。
まあ、ガラガラなのでブログ用の写真撮影ができたというメリットもあったんですけど。
ほかの方が書いた記事などを読むと、「混んでいた」なんて書いてあるのもありますので、こればっかりは行ってみないとわからないところです。
座席はテーブル席が多く、そのほかにソファー席など、小さいラウンジではありますが、家族連れ、一人旅など、さまざまなシーンによって使い分けられる配置になっているなとは思いました。
食事は航空会社のラウンジとしてはかなり少ない方の部類に入ると思います。
サンドイッチパンやマフィンといった軽食がおいてあります。
続いておかれているのはカット野菜です。ユナイテッド航空のラウンジにもありますが、アメリカ人はカット野菜って酒のつまみに食べるんですかね?
まあ、確かにスティック野菜って居酒屋やスポーツバーなどでよくありますね。
なぜかハワイやグアム、あるいは一部の東南アジアののラウンジではカップラーメンが置いてありますよね?安定の味ではありますがなぜなんでしょうか。
それからその横にはハワイのライオンコーヒーがありました。
ソフトドリンクは一般的なドリンクバー形式で、コカコーラのベンダーが用意されていました。コーラやファンタなどの炭酸飲料を飲むことができます。
お酒は赤ワインと白ワインが用意されていました。残念ながらみんな大好きなシュワシュワ(スパークリングワイン)はありませんでした。
おいおい、酒はワインだけかよ!ビールないのかよ!と最初思いましたが、冷蔵庫の中にはマウイビールが冷やされています。
まさかビールがないのか?と思い焦りましたが、低いところにあったので気づきませんでした。
ベンダーには炭酸飲料しかありませんでしたが、冷蔵庫の中にジュースもあります。
今回、我が家は時間がなかったのでラウンジではくつろげず、ソフトドリングを一杯もらい、子供のおむつを交換しただけでそそくさと搭乗口に戻りました。ほとんどブログを書くためにきたような感じです。
一応、ラウンジでゆっくりするため、空港には出発の2.5時間前に到着しましたが(我が家ではこれでも比較的早い方です(笑))、保安検査が混んでいたこと、出国審査場からプルメリアラウンジまで距離があること、そしてハワイアン航空の搭乗開始時間が早かったこともあったためです。
そして、ここまでご覧いただければお分かりかもしれませんが、プルメリアラウンジは正直いって微妙なんですよね。とはいえ、アルコールを含むドリンクがあって、綺麗なトイレが使えれば、それで十分といえば十分ですが。
ホノルルの空港ラウンジでは、ユナイテッド航空のラウンジが酷評されていますが、最近は食事も少しずつ充実してきましたし、なによりも窓が広くて明るいというのがあります。それに比べても、プルメリアラウンジはこじんまりとしているという感じですね。
まとめ
ホノルル空港ハワイアン航空ラウンジ「プルメリアラウンジ」の紹介をしました。
空港で出国審査を終えたあと、十分に時間がある場合、ハワイアン航空のビジネスクラス利用者やプライオリティパス所有者で、ゆっくり過ごしたい方にはありがたい施設だと思います。
ラウンジの質は、正直なところANAラウンジやサクララウンジに比べるとレベルが高くはないので、無理をしてまでいくところではないかなぁというのが感想です。
特に搭乗ゲートから遠くなるフライトで、子連れの旅であれば、ゲートからラウンジまでの行き帰りで20〜30分近く使ってしまう可能性もありますので、おとなしく搭乗ゲートの近くで時間を潰していたほうがいいかもしれません。