深夜便の国際線に搭乗する際、可能な限りシャワーを浴びたいものですよね。JALやANAの上級会員の人や、ビジネスクラスに搭乗する場合は航空会社のラウンジにシャワーがありますから、そこで浴びることが可能です。
でも、航空会社のラウンジに入れない人や、入れてもシャワーが大混雑で搭乗までに浴びれない場合もあります。そのとき、羽田空港では、有料ですが誰でもシャワーを浴びることができるラウンジがあります。それがSKY LOUNGE ANNEXです。
ANAラウンジの混雑は目に余るものがある
特に、深夜の羽田空港ANAラウンジの混雑はなかなか激しいです。そして、深夜便の場合、ラウンジを利用する人の数に対し、シャワーを浴びる人の割合が昼間に比べて上がるため、シャワーが大混雑します。
私は5月の金曜日夜に30人待ち、7月の金曜日に39人待ちといわれました。ANAラウンジにはシャワーブースが7つあるので、39人と言われると6回転です。20分の利用+10分の清掃で計算すれば、3時間待ちということになりますね。実際、7月の39人待ちの際は、出発直前、申込からは2時間45分後に呼ばれました。
7月は時間に余裕があった上、夜に一度自宅でシャワーも浴びていたことから最悪シャワーなしでも大丈夫でした。それでも浴びましたが。5月はSFC修行で沖縄から来てシドニー行きに90分で乗り継ぎのため、どう考えても30人待ちではANAラウンジでシャワーを浴びることができないという事態になりました。
しかし、朝から仕事して昼から沖縄往復して、ということですでに汗かいていますし、朝からシャワー浴びていません。どうしてもシャワーが浴びたい。そこでANAラウンジに見切りをつけて、SKY LOUNGE ANNEXに向かいました。
SKY LOUNGE ANNEXでシャワーが浴びられる
夏場など、シャワーなしに深夜便に乗れない場合は、羽田空港には有料でシャワーを利用できるカードラウンジがあります。それが、SKY LOUNGE ANNEXです。羽田空港の国際線カードラウンジは4つあるのですが、唯一シャワーを浴びることができるラウンジになります。
こちらのラウンジは、114番ゲートの方になります。JALやANAのサテライトラウンジや、キャセイパシフィック航空のラウンジが入っているエリアですね。この時間、JALのサクララウンジアネックスはオープンしていますが、ANAのラウンジはクローズになっています。
ラウンジがあるのは4階です。5階にもカードラウンジがありますので、間違えないようにしてください。そちらにはシャワーがありません。
カードラウンジですので、指定のゴールドカードを持っていれば無料で利用することができます。対象となるゴールドカードは以下のとおりです(2017年5月現在です)。
- VJAグループ(三井住友VISAゴールドなど)
- JCB
- Diners Club International
- DC
- UFJ
- NICOS
- MUFG
- UC
- AMERICAN EXPRESS(緑も可)
- JACCS
- エポス
基本は、セゾン以外の信販会社系+エポスカードのゴールドカード以上であれば、入室できると考えておけばいいでしょう。海外旅行向きのエポスゴールドカードや、マイラー向けのANA VISAゴールドカードもここには含まれています。これらのカードを持っていない場合、1,030円支払うことで、ラウンジに入ることが可能です。
【エポスゴールドカードは海外旅行に必須のカードです】
www.issy-style.com
一方、楽天ゴールドやイオンゴールドカードでは無料で利用することができません。その他、プライオリティパスも非対応なので注意が必要です。
さて、この「ゴールドカードで無料」」というのは、あくまでラウンジの利用分であり、シャワーを利用する場合は別途1,030円が必要になります。これはゴールドカードを保有していてもかかります。シャワーの受付は、ラウンジの受付になりますので、ここでシャワー利用料を支払うことになります。
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気になるのが混雑時間です。5月にANAラウンジで30人待ちの際に駆け込んだ際は、全て使用中で埋まっていたものの、他に待っている人はいなかったので、15分くらいでシャワーを利用することができました。おそらく、お金を払ってシャワーを浴びる人はそこまで多くない(乗継の人以外は家で浴びてから羽田に来る?)のではないでしょうか。ただし真夏はもう少し混むかもしれませんね。
シャワーブースはこんな感じで、ボディーソープやシャンプーは航空会社のラウンジとは違い共用のものになっています。なので、気にされる方は手荷物として機内持ち込みの荷物にアメニティを入れておくことをお勧めします。
洗面台はこんな感じです。ちゃんと必要最低限のものはあります。
このシャワーブースに、ラウンジ利用料とは別に1,030円払う価値があるのか?と言われると、すぐに首を縦にふることはできないかもしれません。ただ、やはり夏場の夜行便でシャワーを浴びないわけにはいきません。必要経費として割り切りました。
もちろん、ここはラウンジですので、シャワー以外にゆっくりくつろぐこともできます。上級会員を持っていない方、エコノミークラスを利用したSFC/JGC修行中の方であれば、ゴールドカードさえあれば無料で出発まで休むことができます。
窓側の席からは、飛行機を眺めることももちろん可能です。
ソフトドリンクのドリンクバーが設置されています。
アルコール類とおつまみが有料で販売されています。、
まとめ
羽田空港発の深夜便でシャワーが浴びたいけどANAラウンジが混雑していて出発前に浴びることが絶望的な場合、TIATのラウンジを活用してはいかがでしょうか。ゴールドカードをもっていれば、1030円でシャワーを浴びることができます。
決して安くはないですが、これからの暑い季節、汗を流して快適なフライトを楽しみましょう!
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