シンガポールで最も高級なホテルであるラッフルズホテル。このホテルにあるロングバーはシンガポールスリング発祥の地です。
さぞかし格式高いバーなのかと思いきや、全然そんなことはないのでご紹介します。シンガポールに行かれる方は、ぜひ行ってみてください。
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ラッフルズへの道のり
昨日もギフトショップに来ましたが、今日もまた向かいます。最寄駅はサークル線のエスプラネード駅か東西線、南北線のシティーホール駅です。今回はエスプラネードから向かいました。最寄りの出口としてはF出口になります。
案内はこのようになっており、F出口には「ラッフルズホテル」の記載はありません。また、G出口に似た名前の「ラッフルズシティ」という場所がありますので、間違いないようにしてください。G出口からもいけますが。
F出口を出ると、標識案内にようやくラッフルズホテルが出てきます。ここで出すなら、駅構内の案内から出してほしいのですがね。
今、周辺が工事中でちょっとわかりにくいのですが、ここから先はラッフルズへの矢印案内があるのでこれに沿って進むと、道の反対側にラッフルズの白い建物がみえてきます。
ラッフルズのドレスコードについて
ラッフルズほどの高級ホテルであれば、ドレスコードが存在します。日本人は本当にドレスコード悩みますよね。特に男性。女性は困ったらワンピースという最強アイテムがありますが…。
ドレスコードは、公式としては以下のようになっているようです。
店舗名 | ジャンル | ドレスコード |
---|---|---|
バー&ビリヤード ルーム | ヨーロピアンビュッフェ | スマートカジュアル |
アーテンズベーカリー | 軽食・デザートカフェ | カジュアル |
ロングバー | カクテルと軽食 | カジュアル |
ロングバー ステーキハウス | ステーキ | スマートカジュアル |
ラッフルズコートヤード | イタリアン | カジュアル |
ライターズバー | カクテル | スマートカジュアル |
ラッフルズグリル | フレンチ | スマートカジュアル |
ティフィンルーム | カレー・ハイティー | スマートカジュアル |
私はロングバーしかいったことがありませんが、確かに皆さんカジュアルです。昼間ならTシャツ一枚でも平気です。夜でも襟付きシャツで問題ないです。
ちなみに、ラッフルズでハイティーというセレブごっこをしたい場合はティフィンルームというお店になりますが、ここはスマートカジュアルですね。「スマートカジュアル」ってすごい難しくて、「襟付きならばOK」という場合から、「ジャケット以上必須」という人までいますよね。ラッフルズのホームページでは、「水着、ジーンズ、スリッパ、ショートパンツ、野球帽でのご入店はご遠慮ください。男性のお客様は襟付きシャツ、丈の長いパンツ、つま先が覆われた靴をご着用ください」となっているので、襟付きシャツ+長ズボン(ジーンズは避けた方がよし)+靴(暗い色)でOKでしょう。
シンガポールスリングとは?
ところで、「シンガポールスリング」ってなんだ?と思った人も多いと思います。簡単にいえば、ジンベースで、パイナップルジュースとライムジュース(他にも入ってます)で割ったカクテルの1種なんですが、wikipediaで「シンガポールスリング」と調べると以下のとおりの記載となります。
その名の通り、シンガポール生まれの名カクテルである。1915年、シンガポールのラッフルズ・ホテルのロングバーのバーテンダーであった、厳崇文(嚴崇文、Ngiam Tong Boon)が最初に作ったのが始まりである。なお、シンガポール・スリングのスリング(Sling)とは、ドイツ語のSchlingen(飲み込む)からきていると言われ、スピリッツに甘みと酸味を加えて水で割った飲み物。他にもジン・スリング、ウォッカ・スリングなどがある。このシンガポール・スリングも、本来そのバリエーションの一つである。2015年、100周年を迎えた。
ということで、女性が飲みやすいお酒を開発しよう、と厳崇文さんが考えてできたカクテルです。甘いので女性向けですが、男性でもいける味だと思います。ただ、意外とアルコール強いのでご注意を。
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ラッフルズのロングバーで昼酒をする
この日は、セントーサ島から帰ってきて14時頃にラッフルズに到着したかと思います。昼酒には素晴らしい時間ですね。ホテルの横から入り、ギフトショップの方を目指して歩いていくと、2階にあるロングバーに続く階段があります。
ロングバーの中に入ります。昼からなってなかなかの賑わいです。カウンターも半分以上が埋まっていました。今回はテーブルに座りましたが、カウンターの方がやはり雰囲気はあると思います。特に夜はお勧めです。
こちらがシンガポールスリング。31ドルしますが、高級バーですので、場所代も込みと考えましょう。私は甘いお酒が苦手ですが、ここまで来たらこれを飲まないと。苦手と言いながら、なかなか美味しくいただきました。ちなみにノンアルコールカクテルも言えば作ってもらえます。
左の袋の中身はピーナッツです。これがまたおいしくて止まらず、カクテルを飲み終えてもつまんでいました。なお、この殻は、「床に捨てるのが流儀」なんだそうで、バー内の床はナッツの殻が大量に落ちています。
もちろんビールもあります。暑い昼間なら、ビールも進みますよね。もちろん夜でも進みますけど。ドラフトだとハイネケンとタイガーがあり、お値段は、ハイネケンが20ドル、タイガーが18ドルでした。このほかにボトルのビールもあります。
夜のロングバーの様子(2012年)
私たちは2012年の初シンガポールの際は、深夜11時頃にロングバーに来ました。夜になるとバンドの演奏があったりして、非常に賑やかなバーになります。ピアノとか管楽器ではなくて、ドラムとギターにボーカルなんです。ちょっと「あのラッフルズのバー」とは異なるイメージですよね。
そのときは、ジュリアナ世代と思われる日本人女性を中心に踊りだしたりしていました。また、バンドマンとも写真を撮らせてもらったりして楽しかった思い出があります。
まとめ
ロングバーはカジュアルな雰囲気で、決して敷居が高くないことがわかると思います。普段180円のビールを新宿で飲んでいる人間からすれば2500円のカクテルは高いですが、これも経験値ということで楽しんでみましょう。
また、バーにですが昼から営業していますので、昼酒ができるのも大きなポイントです。シンガポールの夜は、ディナー、夜景、ナイトサファリなど、色々と楽しみが多いと思うのでロングバーまで回らないよ、という方は、昼にいかれてはどうでしょうか。
この後、三連敗のまま日本に帰るのは許されないので、最後のカジノ勝負を行い、最後の食事に向かいます。
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