ANAのHPで申し込める旅作でバグがあったために格安で申し込めたシンガポール旅行。前回は成田空港のANAラウンジまでお伝えしましたが、今回はANAビジネスクラスの搭乗記とホテルについて書いていきます。
<前回の記事はこちら>
フルフラットのビジネスクラスに搭乗
NH801便シンガポール行きにこれから搭乗します。ここでもビジネスクラスなので優先搭乗ができます。それでも、ビジネスクラスの座席数よりもかなり多い人数が並んでいましたので、ANAの上級会員の多さを実感させられます。
今回搭乗する機材は、ボーイングの大型機である「B777-300」と呼ばれるものです。前回の記事でも書きましたが、スターウォーズ(BB-8)塗装の機材でした。正面からみるとかわいいですね。
今回使ったB777-300は、ニューヨークやロンドンなどの高単価路線でも使う機材のため、ビジネスクラスの座席も一番「格上」のスタッガードシートになっています。フルフラットになりますし、独立性が保たれている構造になります。もちろん、全席が通路にアクセスしていますので、通路に出る際に人の前を通る必要はありません。今回は1-2-1列の、真ん中の2列を確保しました。写真は窓側の席です。
ビジネスクラスは、機材によって座席が大きく異なります。ひどい場合、同じ路線でも便によって機材に大きな違いがあることがあります。なので、予約する際には、飛行機の機材を確認することも大事だと思います。
詳しい座席の情報は、ANAのサイトをご覧ください。
www.ana.co.jp
離陸前にウェルカムドリンクです。シャンパンかオレンジジュースから選べますので、私はシャンパン、妻はオレンジジュースをオーダーしました。プラスチックのコップなのが若干さみしいところですが、離陸時に何かあって割れたら大変ですもんね。
機内食は洋食を希望 ひと悶着あり
ビジネスクラスのお楽しみの一つが食事です。機内食のメニューは事前にHPから確認できます。
今回洋食を希望しました、希望したんですが、CAさんから、
「本日は洋食をご希望のお客様が多数で…和食に変更していただくことは可能でしょうか?」との打診。他の人に声をかけていた様子がないので、バグ運賃で乗ってる筆者を狙い撃ちでしょうか?そうでなくても、ツアービジネスはブッキングクラスが一番下ですが…。ただここで引き下がれません。ここで和食に変えたら、メインが絶対NGな料理(好き嫌いが多いのです…)のため、「どうしても洋食が食べたい」旨を伝え、ごり押ししたらどうやら他の人が換えてくれたそうです。
今回の洋食のメニューはこちら!
アミューズ
銀鮭の昆布巻き 彩り穴子寄せ ターメリック風味のマヨネーズソース
コーンテリーヌ ミニグリッシーニと生ハム
2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに
アペタイザー
フォアグラとチキンのパテ パイナップルのコンフィチュール キヌアサラダと鱸のマリネ
メインディッシュ(どちらか一品をお選びください)
・ 和牛のロール仕立て シャリアピン風オニオンソース 大葉の香り
・ 海老のソテー スパイシーカレー
ブレッド
蒜山ジャージーバターとオリーブオイルとともにデザート
マンゴーとヨーグルトのムース または 桃のムースタルト
メインはもちろん肉にしました。ちなみに妻も洋食で、メインはカレーにしたようです。
アミューズの3種です。テリーヌが特においしかったです。
アペタイザー、パイナップルのソースがとてもおいしかったですね。
メインに選んだ和牛です。ちゃんと暖かく、お肉も柔らかかったのでとてもおいしかったです。
こちらは妻がオーダーしたエビのソテースパイシーカレーです。エビがぷりぷりで、カレーは妻いわく「辛くはないんだがスパイシー」で、おいしかったようです。
最後にデザート。CAさんがワゴンに乗せてきて好きなのを選べる形になっていました。マンゴーとヨーグルトのムース・桃のムースタルトがあったので、迷いなくマンゴーをいただきました。おいしかったです。
おいしい食事のあとは映画タイムです。今回は「さらばあぶない刑事」をみていました。相変わらずのやんちゃぶりに楽しませてもらいながら過ごしていたら、あっという間に到着です。
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無事シンガポール到着
出発から約7時間、現地時間0時にシンガポールに到着しました。さっそく入国審査ですが、シンガポールにはビジネスクラス専用レーンがありませんので、通常のレーンで待ちます。少し時間がかかります。入国審査では滞在日数くらい聞かれたかなぁ?あまり覚えていないので、大したことは聞かれていないのでしょう。その後荷物を取りに行きますが、ターンテーブルから荷物はすぐに出てきました。やはりビジネスクラスは違います。
シンガポールドルをこの後作りにいきました。シンガポールの空港のレートは町中とほぼ同じのため、基本的にここで両替してしまってかまいません。なお、キャッシングのマシーンも多数あり、レートは若干キャッシングの方がよいと思いますが、カジノ資金をキャッシングで確保するのは個人的にはゲスだと思ったので現金で両替しました。
両替を終えたらとっととタクシー乗り場に向かいます。向かったタクシー乗り場は混雑していましたが、別の乗り場がすいているからそっちの方が早いよ、と教えてもらえ、スムーズに空港から脱出することができました。
タクシーでホテルに向かいます
シンガポール空港から市内に出る際の交通手段はMRT(地下鉄)、空港シャトルバス、タクシーの3択です。このうち、MRTは深夜運航していませんので、シャトルバスかタクシーになります。空港シャトルバスは一人9ドルとお手軽なのですが、乗り合いでいつ出発するかわからないのでタクシーにしました。
タクシーの運転手に最初はマリーナマンダリンホテルというと「?」という感じで通じませんでしたが、「マンダリンオリエンタルの隣」「マリーナスクエア(ホテルに隣接しているショッピングモール)」というとわかってもらえました。
これは私の発音が悪かっただけかもしれません。だいたい通じるようなので。
シンガポールのタクシーは非常に安全で、先週さんざんやられたタイと違ってぼったくられることもありません。ただし、時間や通行場所による料金体系が非常に複雑で、メーターのメインの部分の料金が、到着すると急にあがったりするので少しびっくりします。ただ、深夜料金やピーク料金のほか、「この部分をこの時間内に通ったらプラス○ドル」とかがあるので、ぼったくられているわけではありません。
今回は深夜0時を過ぎていたので50%増料金でしたが、マリーナエリアにあるマリーナマンダリンホテルまでは約25ドルで到着することができました(50%増にしては安すぎるなーと思いました。まだ設定が25%になっていたかもしれません(笑))。マリーナエリアは、空港から市内に向かうと一番手前ですので最もタクシー代が安くすむエリアです。マリーナエリアにMRTに向かう場合、2回乗り換えが必要になりますので、昼間でも荷物があればタクシーをお勧めします。
ホテルはシャワーが弱いものの快適
今回泊まった「マリーナマンダリン」です(翌日昼間撮影)。ツアーにはもっと安い「フレグランス」や「ホテル81」などもありましたが、これらのホテルは個人的にはやめた方がいいと思ってマリーナマンダリンにしました。
シンガポールは非常に高いホテルが多い中、マリーナベイサンズやラッフルズホテルが徒歩圏内ということで立地も悪くなく、比較的お手頃なホテルですので、「コスパ」という概念からすれば、非常におすすめできるホテルだと思います。日本語が通じるスタッフとは会いませんでしたが、簡単な英語で話しかけてくれますし、高級ホテルのスタッフらしく、こちらの意図をすぐにくみ取ってサジェスチョンしてくれますので、英語が苦手な私でも問題なく過ごせました。
今回アサインされた部屋は17階でした。デラックスルームの中はこのようになっています。なぜかエクストラベッドが入っていました。二人で過ごす分には十分ひろい部屋です。なお、「部屋指定なし」にしていましたので、この部屋からは思いっきり街が見える部屋でした。もう夜中だったし英語力に自信がないので、部屋の場所についての交渉は一切しませんでしたが、空いていれば、交渉次第ではマリーナベイサンズ側(マーライオン側)の部屋へのアサインも可能かもしれません。気力と英語力のあるかたは交渉してみてはいかがでしょうか?
シャワールームです。「世界さまぁリゾート」で恒例の「シャワーチェック」ですが、少し水圧が弱かったですね。あくまで日本との比較です。海外だったらこんなもんかもしれません。けれど少し物足りないのは事実です。ドライヤーやアメニティには問題ありませんでしたので、特に持っていく必要はないと個人的には思います。バスローブもあります。
シャワー浴びたらもう深夜2時ですのでとっとと寝ます。翌日からは観光旅行です。
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