東南アジア旅行記2 シェムリアップを1日で観光する

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2016年7月のカンボジア・タイ旅行記のその2です。旅行ブログ用のダイジェスト版でお届けします。この日は、シェムリアップを1日ですべて観光するという超弾丸の日。ガイドさんの力を借りて効率的に観光することができました。

【前回の記事はこちら】
www.issy-style.com

1日ツアーを利用してシェムリアップを観光

シェムリアップは公共交通機関がなく、流しのタクシーもあまりないので車をチャーターせざるを得ません。そこで今回はガイドさんの力を借りました。おかげでアンコールワット観光で悩む「お土産問題」も解決し、大満足でした。

今回使ったツアーは以下のものです。ディナーショーと朝日鑑賞をオプションでつけました。
www.veltra.com

4:30 アンコールワットの日の出にでかける

アンコールワット観光の中でも人気が高いのが、日の出のアンコールワットをみることです。
これがもう本当に美しいということで、早起きをする価値はあります。
今回、筆者はツアー参加ですが、自力でいくには車かトゥクトゥクをチャーターすることになります。

ですがいくらなんでも4:30は早すぎた(笑)ま、日が長い季節なのでしょうがありません。
車で迎えに来てもらい、アンコール遺跡の1日入場券(20ドル)を買ってから向かいます。

あ、ちなみにカンボジアはリエルという独自通貨はありますが、観光地は全て米ドル表記ですし米ドルで全部片付きます。

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まだ日が昇る前のアンコールワット。これもなかなか幻想的で素敵な感じですね。

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日が昇った後のアンコールワット。この日は曇っていたので、太陽を拝むことはできませんでした。でも朝焼けが十分美しいものなので、感動しましたね。ここまで来てよかったと思えました。

 

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帰りに世界遺産マークをパシャリ。これで51個目の世界遺産ですね。「マイルで100の世界遺産!旅行記」のトートさんの足元にも及びませんが…。

日の出鑑賞が終わったらホテルに戻ります。ここでガイドさんから、「出発時間何時にする?今日はあなた一人だから何時でもいいよ」との提案。

ガイドがマンツーですか。なんて贅沢な!でも食事のときは一人だからちょっと寂しいぞーとも思う。とりあえず8時半にセットし、迎えにきてもらうことになりました。

この後ホテルで朝食をとり、出発まで少し休憩。

8:30 ガイドさんと合流しアンコールトム観光

来たガイドさんは、ベルトラの口コミにもときどき出現するサンポさん。写真がお上手な方で、実際、iPhoneを使ったパノラマ撮影が非常に上手でした(コツをおしえてもらい、その後のシンガポール旅行ではiPhoneが大活躍しました)

まずは今日の日程整理ということで、サンポさんと相談して以下のようにアレンジしました。

  • (高所恐怖症なので)気球はいかずに遺跡に直行する
  • 代わりにお昼の前にDFSでギフト買う時間を作る
  • プノンバケンの夕日は2時間現地で待つ上にたぶんスコールになるのでいかない
  • 代わりに近くの夕日が綺麗なスポットにいく

けっこうアレンジしましたねー。ただ、結果としてこのアレンジは大正解でした。

実は7月はまだアンコールワットはオフシーズンです。観光客少ないので、ガイドさんが専属になることも多いとか。お盆すぎ以降、観光客が増えてきて、冬がピークのようです。

まずは「アンコール・トム」に向かいます。アンコールワットよりも古い、12世紀にできた「都」です。
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南大門です。入口は5か所あるようですが、実際にこのような形で残っているのはここだけのようです。ここからアンコールトムに入ります。

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中心部にあるバイヨンです。ここがアンコールトムの中心地。

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バイヨンの第1回廊には、さまざまなレリーフが刻まれています。日常のものから、戦時のものまで、たくさんのものがあります。こういうのって、ガイドさんいたほうが解説付きで楽しめますよね。

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アンコール王朝はヒンドゥー教と仏教が融合したような形でできた都です。ここはもともと仏教の寺院なので、中には菩薩もいっぱいあります。ここ、ガイドさんに教えてもらった、三つの菩薩のみえるポイントです。

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バイヨンからでて、散歩しました。ライ王のテラスがここです。みんなで支えているモチーフが描かれています。

この時点でかなり暑い!一通り見学したのでタプロムに車で向かいます。

10:30 タプロムへ

アンコールトムの観光が終わると、続いてタプロムにやってきました。ここもアンコール3大遺跡の一つです。

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タプロムといえばがじゅまる。この遺跡は本当に長時間眠っていた遺跡なので、大半が壊れていたり、このように根がはりついていたりという状態になっています。
他の遺跡と違って、一部はインドなどの復元があったものの、基本は自然のまま残してみせています。

なお、筆者はこの時間ですでにばててしまいました。やはり体調がすぐれない…。

11:00 DFSと昼ごはん

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この後、食事まで少し早いので、シェムリアップのDFSによりました。明らかにシェムリアップでは異質の建物です。ちなみに、中は「普通」のDFSです。お値段もカンボジアだからといって安いことはありません(苦笑)特にくる必要はないかなと思います。お土産もそれほど魅力的なものはなかったなぁと感じたところです。

 

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お昼ご飯は、「イートアットクメール」というところでクメール料理を食べました。よくある、「ほとんどツアー客のレストラン」ってやつです。
食事も決まったものがでてくるので提供が早い。
出てきた料理は以下のとおりです。

  • 揚げ春巻き
  • 魚のアモック(ココナッツ風味)
  • 牛肉のサラダ

どれも可もなく不可もなく、という味でした。魚は個人的に口にあわなかったかなぁ。お昼を食べて、ホテルに戻り仮眠しました。

14:00 アンコールワット観光

昼寝が終わって時間になると、サンポさんがロビーで待っていました。ここからアンコールワットの観光です。

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アンコールワットは午後のほうが逆光にならず美しいといわれます。なので、午前にアンコールトム・午後にアンコールワットとなっているツアーが多いんですね。

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もともと図書館だったそうです、ここは。

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第一回廊は、さまざまな絵が刻まれており、それぞれにストーリーがもたれています。少し勉強してからいったほうが楽しめるかなと思います。これがけっこう長いので。

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第2回廊は省略し、第三回廊に向かいます。ここは高いところになっていて、入場制限があることから昇るのに並びます。これは上からの眺めです。アンコールワットが数百年もの間、森に眠っていたことがよくわかります。

こちら、月に4日ほど入れない日があるようですので行く際は注意してください。

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アンコールワットの8本ある塔のうちの一つです。

この後夕日のお時間でしたが、東門からアンコールワットを出たところで雨が降り始めました。一応、目的地まで車を走らせたんですが、完全なスコールで道も完全にドロドロになってしまい、まともに外に出られない状態に。雨はあがるかもしれないが、日がでてくることはないとの判断で撤収し、少し早いけどアンコールクッキーのお土産を買いにいくことにしました。

16:30 アンコールクッキーはアンコールワットのお土産にお勧め

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夕日が絶望的なので、市内に戻り、クッキー屋さんに寄ってもらいました(ここは予定通りの場所です)。場所は6号線の北側なので、中心部から歩いていくのは少し遠いかな…というところですね。

その名も「アンコールクッキー」。オーナーが日本人のクッキー屋です。なんでも、昔観光ガイドをしていたオーナーさんが、日本人にアンコールワットのお土産を聞かれ答えられないもどかしさから、メイドインカンボジアのクッキーを作って名物にしたようです。

完全に日本の観光客向けになっていますが、そもそも大衆に配れる食品のお土産がほとんどないカンボジアにおいて、個包装のおみやげを探すのは大変です。職場のばらまきはここで調達しました。ただクッキーの値段は決して安くはありません。20枚入りが10ドル+税。日本の観光地のクッキーと大して値段がかわりませんね。ただ、それでも「安パイ」なのは間違いありません。

クッキー以外にもmade in カンボジアのお土産がありますので、時間がない方はここでカンボジアのお土産はそろえてしまってもいいのかもしれません。アンコールビールとナッツのセットまで売っています。

18:30 ディナーショーへ

シャワーを浴びたあと、ディナーショーへ向かいます。「クーレン2レストラン」というところですが、ホテルの3軒隣です。律儀にも車で送迎されました(笑)

食事はビュッフェ形式になっており、東南アジア料理からイタリアンまであるんですが、味は正直いただけないですね…。焼きそばとか屋台っぽく作っているところもあるんですが、全体的に味は平均以下。そのうえ、レストランが広いのでけっこうとるのに時間がかかります。

普通にいくと12ドル(飲み物別)らしい。ショーの価値はともかくとして、シェムリアップで12ドルあれば、パブストリートなどの観光客向けのお店でももっとおいしいものが食べれると思います…。

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19:30からはカンボジアの伝統芸能である、アプサラダンスが始まります。アプサラスというインドの神話に出てくる天女の名前が語源になっていると言われている踊りです。ポルポト政権時代に踊り子が大量虐殺されてしまった悲しい歴史を乗り越え、今踊っている踊り子がいるのです。踊りは素晴らしかったです。

結論からすると、カンボジアの伝統芸能に触れたいとかそういう理由がなければ、オプションでつけなくていいかなーというところですね。それくらい食事が残念。なので、ここでは食事は最低限ですませ、それよりも、次のチャプタにでてくる「パブ・ストリート」で食事したほうが楽しいかなと思います。

21:00 パブストリートで1杯やる

ツアーが終わって、このまま寝るには少し早いということでシェムリアップの街に繰り出してみました。

夜の出歩きは、女性一人だとさすがに危険ですが、男性なら大丈夫だと思います(このあたりは自己責任でお願いします。不安ならタクシーや信頼できるトゥクトゥクを使用しましょう)

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シェムリアップの一角に「パブ・ストリート」というのがあります。このエリアだけ外国人向けの食事やマッサージ、お土産屋などが並ぶエリアですね。特に白人が多かった印象です。筆者が泊まったプリンスダンコールからは徒歩で10分くらいの距離です。この距離だと乗り物使うには微妙な距離なのもあって歩きました。

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今回訪れたお店は「レッドピアノ」というところ。

ここ、アンジェリーナ・ジョリーが『トゥームレイダー』のロケでシェムリアップに滞在した際通ったお店といわれ、また向井理もシェムリアップに来るさいには使うと言われるお店です。

ビールが1.5ドル、カクテル2ドルなど、これでもカンボジアの物価からすれば高いですが、観光地価格にしては十分安いのでお勧めです!

ちなみに私はジントニック2ドルとポテト2.5ドルの合計4.5ドルで退席。安あがりです。だって食事してきたんだもの。普通に飲み食いしても20ドルあればお釣りはくると思います。

今日のまとめ

アンコール遺跡、3か所とも素敵でした。本ブログは旅行情報を中心に書きたいので遺跡の写真はあまり乗せませんでしたが、どれも素敵でした。行った人が勧めたい旅行先でいつも上位に入るのもわかりました。

やはりツアーを使うと効率的に回れますので、2日以上滞在する方も、初日はツアーを使って、2日目以降は自由に車やトゥクトゥクをチャーターして回るのがよいと思います。あと少し予習していったほうがいいですね。ただ食事はちょっと残念だった。食事はなんとかしないといけないですね。

翌日はもうバンコクに向かいます。シェムリアップ空港の情報、タイの入国情報なども書ければと思います。

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